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西側メディアは報じない、ロシア軍の実際の戦略 [ロシア]

マスコミ報道を見ていては、ウクライナにおいて、ロシア軍とウクライナ軍がそれぞれどのような意図のもとにどのような戦闘が展開され、そしてその戦況がどうなのか、皆目わかりません。それがかなりわかる記事を読むことができました。地名とその位置を確認しながら読むと、大づかみな全体構図を頭の中に描くことができるようになりました。

西側マスコミの捏造報道が次々明らかになっています。(→「80年前の再現」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-07「市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-09-2)どこまでデタラメ報道を流し続けるのでしょうか。良心が問われています。文字通りの「厳しい時代」が始まっています。

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馬野周二『世界最終戦争論』 [本]

世界最終戦争論のコピー.jpg30年以上前の本、馬野周二著『世界最終戦争論』(1988 東興書院)を引っ張り出してきた。石原莞爾が陸軍大学校時代に構想したといわれ、その後昭和15年(1940)に上梓された『世界最終戦論』を高く評価し、それを現在的視点から敷衍したものだ。

「第4章 人類の前史終る 5 石原莞爾の洞見」にこうある。《われわれ人類は平和な狩猟採取の時代から、戦争が社会の中に嵌め込まれた農業の時代に入り、随分と血を流した揚句、戦争の止揚された平和なユートピアであるべき、第二次工業時代に入りつつある。原子爆弾は、地獄の入口なのではなく極楽の入口であったことを、後世の人達は悟るであろう。》とし、こう言う。科学は神である。熱力学というこの神の託宣によれば、われわれが無心にエネルギーを使って低いエントロピーを生産し続けるかぎり、人類はユートピアに向って進む。/逆さ眼鏡というものがある。これを掛けると上下が逆に見えるのだ。恐ろしいのは、これを掛けっ放しにして二、三日すると頭の中の天地が逆になって、この眼鏡を掛けていても外界が正立するようになる。どうも世の中にはこの手の逆さ眼鏡の人達が多いようで、工業化の進行は、公害、資源不足、人口増大、食糧不足、その他あらゆる悪の根源であると考え、現代工業化文明から離脱しなければ人類は亡びると信じている向きがある。》著者によると「逆さ眼鏡」の典型がローマクラブだ。「成長の限界」の登場は1972年だった。ローマクラブというのがあったが、何だか外国の偉い人が首唱して、日本でもこれに同調して熱を上げた人が多くいた。このクラブは一種の世直しを宣伝した。これは典型的な逆さ眼鏡発想で、こんなものは自然の流れに取り残さざるをえないのだ。このクラブは竜頭蛇尾であったが、自然の理法に反する考えが続くはずがない。》(158-159p)という。ところがどっこい、その逆さ眼鏡発想は「世界経済フォーラム」なる一大組織にしっかり引き継がれ、今や世界の「グレート・リセット」に向けて先陣を切る。コロナパンデミック、ロシアvsウクライナ、いずれもその関わりは深い。この先いったいどうなるのか。

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「平和」を妨げる6つの敵(オルバン ハンガリー首相) [現状把握]

4月3日、ハンガリー総選挙の投開票が実施され、オルバン首相率いる与党の「フィデス・ハンガリー市民連盟」が勝利した。このことについて解説する張陽チャンネルを見た。→【第333回字幕あり】風向きとブチャhttps://www.youtube.com/watch?v=aIzZccdy_Sk

ヴィクトル・オルバンは、ロシアのウクライナ侵攻に対する物議を醸す姿勢と、ウクライナの指導者ヴォロディミル・ゼレンスキーをあざ笑うかのような演説で、選挙戦を締めくくり、ハンガリー首相として4期連続の当選を果たした。・・・日曜日の夜、投票の86%近くが集計され、フィデスは199議席のうち135議席を獲得し、オルバンの失脚を目指して統一戦線を形成した6党の野党ブロックを粉砕して、議会の過半数を増やす勢いだった。・・・与党は3分の2の超多数を維持し、12年間の政権運営でハンガリーの政治と社会政策を再構築することを可能にした。国民投票の結果は、フィデス53.7%に対し、ペテル・マールキ・ザイ氏が率いる野党連合34.4%で、日曜日の夜、敗北を認めた。「キリスト教民主主義、保守主義、愛国主義という我々のブランドが勝利したことを全世界が知ることになる」と、極寒の中、笑顔で威勢のいいオルバン氏(後ろに内閣のメンバーがいる)は、観衆に語った。「私たちはヨーロッパに、これは過去ではなく未来だというメッセージを送っているのです」。》(英ガーディアン紙)として6つの敵をあげる。

Screenshot 2022-04-10 at 05-19-24 【追悼】藤子不二雄A氏にナンパされたときの話【深田萌絵TV】のコピー.jpgScreenshot 2022-04-10 at 05-20-01 【追悼】藤子不二雄A氏にナンパされたときの話【深田萌絵TV】のコピー.jpgScreenshot 2022-04-10 at 05-20-26 【追悼】藤子不二雄A氏にナンパされたときの話【深田萌絵TV】のコピー.jpgScreenshot 2022-04-10 at 05-22-23 【追悼】藤子不二雄A氏にナンパされたときの話【深田萌絵TV】のコピー.jpgScreenshot 2022-04-10 at 05-21-40 【追悼】藤子不二雄A氏にナンパされたときの話【深田萌絵TV】のコピー.jpg

《「我々はヨーロッパに教えているんです。歴史は今回の選挙を永遠に覚えるでしょう。なぜならば、我々は6つの敵を打ち負かしたからです。この6つの敵は①国内左派 ②国際左派 ③ブリュッセル官僚(EU)④ソロス帝国とソロス資金 ⑤国際マスコミ ⑥ウクライナのゼレンスキー」》

カルロ・マリア・ヴィガノ大司教「第三次世界大戦の脅威は、私たち全員に重くのしかかっています」の記事も重い。《プーチン大統領がウクライナに侵攻したのは、彼の拡張主義の野心を支援するためだと言われているが、実際にはロシアの軍事作戦の主な目的は、深層国家とNATOの侵略を阻止することである。プーチンは、私たち全員を人質にしているのと同じグローバリストのエリートに対して戦っているのです。》そして、《聖ヨハネは福音書の中で、「光は闇の中で輝くが、闇はそれを理解しなかった」と語っています(ヨハネ1:5)。なぜなら、闇は光を嫌うからです。光とは真理であり、明瞭さであり、正直さです。光はキリストです。闇とは、嘘、欺瞞、陰謀のことです。闇はサタンの王国である。》として、行動の指針を示す。反グローバリズム同盟を設立する時が来た。大多数の市民の声を代弁し、現在進行中のクーデターを非難し、権力者の共謀、ロビー団体の利益相反、主流メディアの嘘を明らかにする世界的な市民運動である。この同盟は、グローバリズムのアジェンダに反論し、自然法、共通善、良い統治に準拠した具体的な提案でそれに対抗する、独自の明確で共通の目的を持たなければならない。国家間の調和と主権国家の平和的共存を促進する提案である。主権国家は、自らの故郷に住む権利と、他者を搾取せず、搾取されずに自らの未来と幸福を築く権利を認められなければならない。国家の主権、宗教、文化、伝統の保護、生命と家族の擁護に重点を置いた提案。ここ数十年間、私たちの魂と肉体を破壊するためだけに押し付けられてきたイデオロギーの独裁という忌まわしい鎖を、決定的に断ち切る提案です。》以下、全文機械翻訳。

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米国の本音 [現状把握]

へっぴりごしブログで知った「バイデンの軍事指導者たちは下院でウクライナを議論するが、少なくとも一つの非常に重要な話題について」を機械翻訳で読んでみた。米国はウクライナのゼレンスキー大統領がプーチンとの交渉に入ることを許さないだろう。・・・ 米国の立場がウクライナでロシア軍に対して長期的な反乱戦争を遂行することであることを知っているのに、なぜプーチンはゼレンスキーと交渉に入るのでしょうか?》《 「ウクライナの人々を助けることができるのは、戦争の外交的解決だけです。皮肉なことに、それを唱えると......ロシアの工作員と呼ばれることになる」・・・バイデン政権を動かしている一団は、ウクライナでロシアと長い戦争をしたいのだ。 彼らは紛争を終わらせようとは言っていない。 彼らは戦争を継続させたいのだ。》覚悟が必要です。 

in Deep「西側の制裁によりロシアが儲ける金額」はブルームバーグのアナリストの試算では日本円で約40兆円…。西側が一丸となってロシアの経済を強化する理由は何?」の締めは、《目的はわからずとも、西側を人類史上なかったようなカオスに陥れようとしている。西側自らの手で。/コロナとワクチンから続いているメディアを介しての「認知戦」の手法は今後も続くと思われます。/多くの人が「メディアは正しい」と思い込んでいるうちに気づくとカオスが社会を包んでいる。そして、《しかし、ここまできたら「もはや慈悲なし」という聖書の言葉(どこにあるのかわからないですが)に従うだけで、淡々と数字を分析して、淡々と現実を見つめるだけの悪魔的・合理的・機械的思考で進むしかないような気もします。/偶然にも西側の一員として生まれたのですから、西側の一員として死んでいくしかないです。》

及川さん1649369336762.jpgどのように生きてゆくか、一人ひとりが問われることになります。私は「東西融合」の可能性に希望を見ます。4月3日、及川幸久氏が山形で講演されました。「2類相当から5類へ」請願で頑張っていただいた新庄市議会の山科春美議員にお誘いいただいて行ってきました。出かける間際にふと思い立ち、3年前書いた「置賜発アジア主義」をコピーしてお渡ししてきました。及川氏については、昨年暮れ、副島氏の『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』を読んだ時に、《イギリスのBBC放送やアメリカのCIA情報だと思われる(ウイグル人虐待の)映像を根拠に、とにかく中国の悪口を言い、中国をけなし続ける。だが、そろそろ大きく中国を正面から冷静に見るという考え方を、私たちは身につけなければならないだろう。》という文を受けて、批判的に取り上げています。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-12-17 及川氏も「中国が悪いというのではなく、悪いのは中国共産党」と明言しておられますが、現実中国を率いるのが共産党としたら、頭っからの敵視はかえって危険です。中国侵略に向かったアジア主義とは異質の「置賜発アジア主義」に、「東西融合」の可能性を見たい、その思いあってのことでした。

以下は、米国の本音を伝える記事の機械翻訳。

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80年前の再現 [ロシア]

Screenshot 2022-04-07 at 05-29-05 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpg日本はいったいどうなったのか。いったん街に出れば、お互いを憚って、マスクをしていない人はだれもいない。山新2022.4.6.jpg新聞もテレビは朝から晩まで、「ロシアが悪い」の一方的報道の垂れ流し。

及川幸久氏の最新動画「2022.4.6【ウクライナ】ブチャについて【及川幸久−BREAKING−】」https://www.youtube.com/watch?v=JCouZuaSil8を観ると、まだアメリカの方が正常だ。Screenshot 2022-04-07 at 02-28-49 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpg

Screenshot 2022-04-07 at 02-32-03 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpgScreenshot 2022-04-07 at 02-36-53 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpgScreenshot 2022-04-07 at 02-38-46 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpgScreenshot 2022-04-07 at 02-39-45 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpg

そして最後は、

Screenshot 2022-04-07 at 02-40-46 及川幸久 THE WISDOM CHANNELのコピー.jpg

以下、ロシア発信のスプートニクから転載しておきます。

ロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ公式報道官はブチャの虐殺の煽動について、集団的な西側世界はブラインダーで目や耳を覆い、何にも耳を貸そうとしてはいないものの、ロシア自国の立場を前に出していく構えであることを明らかにした。》

ロシアは、あくまで淡々と事態の進展に即して事に臨んでいる姿勢です。アメリカはというと「もっと大きな悲劇の序章に過ぎないという不安」から、冷静にならざるを得ない感じ。それに対して日本のマスコミは、何の思慮もなくただヒステリックに叫ぶだけ。きっと80年前も同じだったのでしょう。

ふと、吉本の言葉がよみがえりました。《人間は、狡猾な秩序をぬってあるきながら、革命思想を信じることもできるし、貧困と不合理な立法をまもることを強いられながら、革命思想を嫌悪することも出来る。自由な意志は選択するからだ。しかし、人間の状況を決定するのは関係の絶対性だけである。(吉本隆明「マチウ書試論」)そしてこの後こうつづく、ぼくたちは、この矛盾を断ちきろうとするときだけは、じぶんの発想の底をえぐり出してみる。そのとき、ぼくたちの孤独がある。孤独が自問する。革命とは何か。さらに、《もし人間における矛盾を断ち切れないならばだ。》とつづくが、どういうことか。戦後、戦中体験に真正面から向き合って吉本がひり出だした重い言葉です。じっくり考えてみます。

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「もっと大きな悲劇の序章に過ぎないという不安」(米国) [現状把握]

in Deepラニーニャ現象が終わらない : アメリカをはじめ世界の穀倉地帯の干ばつと異常気象がさらに厳しく継続する可能性。その先には「もはや食糧は存在しない」世界が」https://indeep.jp/yes-there-is-no-food/ ロシアとウクライナの戦争が徹底的に長期化する可能性を指摘する人たちが増えていて、今日の米ブルームバーグの意見記事では、「今は、第二次世界大戦前の 1939年と酷似している」と表現されていました。/第三次世界大戦というような言葉が、ブルームバーグのようなメジャー報道でも出されてきています。/以下の記事です。》として 

ウクライナの戦争からの7つの最悪のシナリオ
Seven Worst-Case Scenarios From the War in Ukraine

が紹介されていたので、機械翻訳で読んでみた。


「現物側(非米側)が金融側(米国側)を下克上するという、国家間の国際社会における「革命」」(田中宇)という観方が肚に収まっている私だが、下克上を喰らう米国側では、現時点でどのように受け止められているのかがよくわかった。私はこれがもっと大きな悲劇の序章に過ぎないという不安な気持ちを拭い去ることができない。というのももっともだ。

その中で日本はどう上手く立ち回ってゆくか。決して単純ではない。まずは真相を究めることが第一義である。手っ取り早くは、ロシア・ウクライナに関するマスコミ報道は全て疑ってかかること。→「2022.4.4【ウクライナ】ウクライナ に侵入したスペイン人ジャーナリストの勇気ある現地報道【及川幸久−BREAKING−】」https://www.youtube.com/watch?v=p6HlbilOUz0

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「マスコミだけ見ていても世界の動きが何もわからない」(田中宇) [現状把握]

マスコミ情報のみで世の中を見ている人と議論できる状況ではありません。そのことで消耗するより、自分にとって信頼できると判断した情報で、しっかり自分の「本(もと)」を固めること。そのことと並行して、やがてくる「新しい世界」に向けて、今何をしなければならないかを考え、手立てが必要ならその手立てを講じること。その「手立て」とは、これまでの感覚のたとえば経済的な手立てのどうこう以前に、心構えというか、精神的なことのように思えます。・・・E382B8E383A3E382B1E38383E38388E38080E58685.jpgこう書いて今から30年前、「美(うま)し国 おいたま」というスライドをつくったことを思い出しました。副題は「21世紀、置賜は世界の中心になる」でした。こんな言葉が入っています。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-04-19-1

 《今私たちはとてつもなく大きな夢に捉えられています。
  その夢とは、21世紀の置賜を日本の中心、
  そしてさらに世界の中心にしてしまおうというとてつもない夢です。
  ・・・ただしそれは、20世紀を支配してきた感覚とは全くちがった、
  ややもすれば片脇に押し退けられ、あるいはまた、
  ようやく私たちの意識の中に顔を出しつつある21世紀的感覚によって、
      はじめて見つけることのできる可能性のはずです。
      置賜は、この21世紀的感覚によって世界の中心になるのです。》
そして「21世紀的感覚の芽」を見出すべく、置賜にゆかりある何人かがとりあげられます。寺島求馬(明治の初め、成島八幡宮近くに住む学者)、上杉鷹山公、結城豊太郎、浜田広介、吉本隆明、井上ひさし、ますむらひろしの7人です。
 《置賜にゆかりある方々を取り上げてみましたが、
  共通のイメージが浮かぶとすれば
  それは、心のやさしさ、人の善さであり、
  そして理想主義、高い精神性への強い志向です。・・・
  精神文化の高さを測る物差しは人の心の善意の度合いです。
  20世紀を支配してきた物欲文化、
  より多いモノとカネの追求、
  その根っこにあるのは、
  羨(うらや)み、ひがみ、やっかみ、そねみ、ねたみ、・・・
  それらをすべて善意で浄化した高い次元の世界、
  それが21世紀的世界。
  としたらそれこそまさに、心やさしく人のよい置賜人が
  心の底で芯から望んでいる世の中。
  時代は私たち置賜人の望む方向へ、
  まっしぐらにつき進んでいるとはいえないでしょうか。》

物欲文化の行き着いた先に開けてくる世界です。今朝アップした「「これからは人類の一人一人が天皇が独占していた祭祀を行っていくのである」(猿都瑠)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-05 とも重なります。今しがた読んだ田中宇氏の「ドルを否定し、金・資源本位制になるロシア 」(会員版)の射程は、私にはそこまで及んでいるように見えます。以下抄録です。 

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「これからは人類の一人一人が天皇が独占していた祭祀を行っていくのである」(猿都瑠) [現状把握]

放知技板で複数スレッドにわたって目からウロコのすごい議論が展開されました。整理してみました。

猿都瑠さん:《祭祀を行う事は天皇しか出来ないわけではないのだ/これからは人類の一人一人が天皇が独占していた祭祀を行っていくのである。一人一人が神仏と繋がる。そして成仏する。》

抱き茗荷さん:グローバリズム→ナショナリズム→ローカリズム、そしてプランデミックをきっかけにパーソナリズムという個に収縮する方向に向かっている流れを感じる今日この頃ですが、『これからは人類の一人一人が天皇が独占していた祭祀を行っていくのである』/この事は自分の中で気付けなかった違和感天皇の宮中祭祀の独占を顕にしたものです。/これは政治や地方自治他、日常生活にも言えるような気がします。/田畑を自ら耕し始める方も増えてるように思いますし、メディアコンテンツも自ら選択出来る時代となってきています。/特定の政治家や活動家に何かを期待する時代は最早終わりを迎えはじめており、それぞれが自分を治めなければならない時がもう遠くないと感じます。》《砂時計をひっくり返した新たな流れの創造・・・神から民の時代

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貴香さん:新しい時代の三種の神器》《今迄の時代は「鏡」「玉」「剣」です。/1、鏡→宗教、信じること、従うこと、真似て演じることを表しています。/2,玉→お金、多く持つ者が尊敬され名誉や地位を得ることを表しています。/3,剣→力の強い者が人々を従わせ、その上に立ちます。力によって統治することを表しています。・・・新しい時代になると「本」「侖」「器」に変わります。/1,本→本人、本物、自立することを表します。/2,侖→侖は宇宙のルールです。そしてグループを表し、輪、和、少人数の気の合う仲間、自在に動くことを表しています。/3,器→容れ物、うつわの大きさに合わせて与えられます。また、器という文字を観ると上の口口を大きくして下に下ろします。つまり上(天)から来たモノをより大きくする、或いはより良い物にして世の中に出します。》

mespesadoさん「自分の外」にある「権威」に寄りかかって自分達を守ろうとするのは無理がある。だからこそ、新しい「三種の神器」をってこと》

「新しい時代」だからといって決して気負うことなく、あくまで「本」をしっかり固めつつ、わかり合える仲間を大事にして、そこで得た確かなものをしっかり世の中にお返ししてゆく・・・そんな生き方が見えてきます。

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「人間を紙切れ通貨で縛ってきた勢力が消えていく」(マドモアゼル・愛) [現状把握]

youyubeがBANされたマドモアゼル・愛さん、ふっ切れたようにしての堂々の正論展開です。《金融勢力を一掃する鍵が、現物を持っている国なら可能である点に気づき、それを実行しようとしているのが、今回の金本位制の復帰なのです。 ・・・もともと、通貨とはゴールドのことでしたので、今度もまた、無責任に大量発行できる紙の通貨から資源の価値を信用とする通貨に切り替えたいとの闘いが金本位制になります。》
供給量が無限に増大する経済発展の過程で、金本位の「兌換紙幣」から、現物担保のない「不換紙幣」に替わるのは時代の必然でした。かつての「金本位制」そのままではない、これからの時代に合った新しいいあり方があるはずです。そのことについて、放知技板で先日議論されました。→「新・mespesadoさん講義(138)いま日本は崖っぷち」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-31-1
mespesadoさんの次の考えが軸になっています。のような「資源の量が限定されている」ような現物だと、貨幣の総量がその現物の総量で上限が抑えられてしまうため、産業革命以降は供給量が飛躍的に伸びて需要が右肩上がりになると、貴金属のような資源が有限な現物による兌換貨幣では貨幣として充分機能しなくなっており、更に現代のような高度情報化社会では、多くの商品がソフトというコピー可能物であるために供給量は事実上無限大なので、無限の需要に対応しなければならず、従ってそもそも総量に上限がある現物によって貨幣の価値を担保するということ自体が不合理で時代遅れになってしまいました。ですから国債基軸通貨である米ドルが兌換貨幣から不換貨幣に切り替えられたのは、ニクソンショックという「歴史上の大事件」のせいではなく、そんな大事件が起きようと起きまいと、産業革命から情報革命に至る経済発展の中では必然の変化だったのです。そして、不換貨幣になった後のドルが価値を維持しているのは、単に石油の取引にドルを使うように規制しているからに他ならない。だから、この制約を脅かすような出来事が起きれば、直ちにドルの価値は乱高下することになります。そういう中、貨幣の価値をこのような不安定な何かに依存しない、ある意味とても安定的に価値を維持している不換貨幣があります。それが、我が国の「円」です。円こそは、その通貨圏である日本の技術力による生産物の品質という価値に支えられて世界における需要が高く、供給能力も十分あるという意味で極めて「真っ当な方法で貨幣価値が担保されている貨幣」です。ところが、ほとんどの貨幣がこのような形で貨幣の価値を安定させることができないでいるということに多くの人達は気付いていないように見えます。もしネサラ・ゲサラ話の発案者が、以上のことを真に理解している人間であったなら、通貨の価値の担保をを「金本位制」に依存する、というような話にはせず、供給能力と製品の品質で担保された貨幣、という着想にしたのではないか、と考えます。ですから、ジェサラのような、日本版のネサラ・ゲサラを考えている、というのであれば、貨幣の価値担保は、「金本位制」などという古めかしいものにはせず、このような「発行主体が属する集団が生産する製品の品質に裏打ちされた貨幣」という形にすればいいのにな、とは思います。》531)今まさに崖っぷちの日本ですが、希望を繋いでくれるmespesadoさんです。その後、suyapさんが絡んで議論が深まります。今後のMMTを考える上でも重要な議論です。
Screenshot 2022-04-04 at 06-19-04 mespesadoさん講演録「本当のオカネと経済の話 」のコピー.jpgmespesadoE6B08FE8AC9BE6BC94E4BC9AE38381E383A9E382B7.jpgmespesado理論の真髄理解のためには、3年前南陽市で開催したmespesadoさん講演会のyotubemespesadoさん講演録「本当のオカネと経済の話 」」https://www.youtube.com/watch?v=xVJ-PuxWxF4 をあらためてじっくりご覧になることをお薦めします。(講演内容を要約された出世外人さんの発言を先に聴いていただくといいかもしれません。→1:56:20〜2:00:15)3年経っていよいよ輝きが増しています。
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ギリギリのせめぎ合い(田中宇) [ロシア]

ロシア「天然ガスが欲しいなら、ロシアの銀行でドル・ユーロをルーブルに両替してルーブルで支払え」

ドイツ「そんなことしたら、『没収された資産を回収します』ということで、ガス代として使わせてもらえなくなったら大変。うっかり乗れる話ではない。」→ロシア資産を凍結・没収している限り、ガスが買えない。→《欧州経済は大混乱》は必至。

日本外国政府の資産を没収できる法律がないのでロシア資産凍結・没収はできません。」→ロシア銀行にルーブル両替のためのドルを差し出しても、『没収資産回収』の名目で取り上げられる心配しないでロシアとの取引可能。「法律がありません」と無能な小役人を演じる日本政府は、実は賢い。》

今後、最終的に欧州や日本は、ルーブルでガス代を払うことになる。もしくは金地金など、ロシアがほしがる他の資産で支払うことになる。米国側は、プーチンの言うことをきかないわけにいかないことを露呈していく。この展開を見ている中国やインドや中東アフリカ中南米などの非米諸国は、ロシアとの関係を切らずに維持する傾向を強める。 》

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