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新・mespesadoさん講義(139)「一般常識」と「事の真相」 [mespesado理論]

定例会が終わると「議会だより」編集の仕事がある。メンバーは6人。今日(4月1日)2回目の校正を終え、4日が最終校正。今月は15日に全戸に届けられるはずだ。一般質問については、原則として質問者が提出した通りの掲載となる。今回の一般質問を次のようにまとめた。

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SDGs(持続可能な開発目標)の源流であるローマクラブ「成長の限界」以来の「人口削減計画」の一環としてワクチン接種が行なわれているとして、どう受け止めればいいか。
〈市長〉仮定の話には答えられないが、個人としては、増えすぎた地球上の特定の生物について、自然の意志として減らそうと考えることはあるかもしれないとは感じるところもある。
厚労省人口動態速報値によると、令和3年の死亡者数が、前年に比べ67、445人多い。ワクチン接種の影響との説もあるが。
〈市長〉南陽市の場合は459人で前年比5人増にとどまり必ずしも整合性はない。また、大阪府のようなコロナ感染が拡大した地域に、超過死亡数増が見られる。あるいは、ワクチン接種効果発現以前の超過死亡とも考えられる。
世界の感染対策状況を見ると、多くが規制撤廃の方向で、日本だけが厳しいままがつづいている。とりわけマスクについてどう思うか。
〈市長〉ほとんどの人がマスクをつけているのは異状。ただ、日本人の公衆衛生観念の高さともいえ、その結果死亡者数、感染者数の増加を防いでいる。
〈教育長〉特に小さい子どもにとって、表情が読み取れないというのは大きな問題。ただ、命を守ることとどちらが大事となると、命を守ることが大事と認識している。
マスクをつけることが、感染予防以上に従順さの指標のようになっている。あたりまえに考えれば負けるのがわかっていた戦争に精神力で立ち向かった80年前を思わせる。異状を異状と思わなくなることが怖い。

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一般質問の詳細については、以下に記した。
・「一般質問報告(1)ロシアvsウクライナ問題」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-08-2
・「一般質問報告(2)人口削減計画①」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-09-1
・「一般質問報告(3)人口削減計画② 再質問」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-11
・「一般質問報告(4)ワクチン副反応など」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-12-1
・「一般質問報告(5)マスクについて等、再質問」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-15-1 

編集委員会、第一校の段階で読み合わせをする。私の一般質問を読んだ時、ちょっとした波紋が起こるのを感じた。一般常識的に善である「SDGs」と一般常識ではあり得ない「人口削減計画」が、その源流において同じであるとの指摘に、空気が変わったのだ。当然私の議論は議場で聞いていたわけだが、その時はおそらく頭の先っちょをかすめただけだったのかもしれない。読み合わせをすることでいささかそれが心に刺さったようなのだ。思えば、市長答弁にしてもそれなりに真摯に受け止めての答弁だった。こうして薄皮を剥がすように少しずつ事の真相に近づいてゆく。ロシアvsウクライナもそうなるであろうことは、今朝マドモアゼル・愛さんの明解な文章を読みつつ、そう確信できた。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-01

真実は横並びから選び取るのではない、足元を深く掘り進むことで見えてくる、私にはそう思えます。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-24-1

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「これから二年にわたる通貨戦争が始まる」(マドモアゼル・愛) [現状把握]

マドモアゼル・愛さんが、「これから二年にわたる通貨戦争が始まる」ということで、現状と今後をすっきり説明してくれています。→https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12734871615.html
追伸として《岸田総理はサハリン2から撤退しないと明言しました。岸田さん、本当はよくわかっています。》と書き添えていますが、私は、マドモアゼル・愛さんがボロクソに言う安倍元総理も「本当はよくわかっている」と思えます。岸田総理と安倍元総理が連携しているのは、危機に臨む国家の中枢として当然です。
日刊ゲンダイの「<プーチンをつけ上がらせ、狂乱円安を招いた大罪>安倍晋三元首相 このまま野放しでいいのか(日刊ゲンダイ)http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/135.html 」という安倍元総理への批判記事を読みました。
平野貞夫氏のコメントが入っています。27日書いた「ロシア(露中)主導の新世界秩序作り」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-27-2 のコメント欄に平野貞夫氏も、「安倍氏に確固たる政治理念があり、本気で東アジア共同体の構築を考えていたのであれば、行き過ぎと言われたプーチンへの接近も理解できなくはない。しかし、彼はそういった理念もなかった上、ロシアの歴史にも無知だった。つまり、何もなかったわけで、それをプーチンに見透かされ、手玉に取られた。ロシア外交うんぬんというより、政治家になるべき人物ではなかったのです」と、安倍元総理に対してボロクソのような日刊ゲンダイの取り上げ方だが、私にはそうは思えない。覚醒後の世界に向けた安倍氏なりの判断があるにちがいない。平野氏の言葉の前段、「本気で東アジア共同体の構築を考えていたのであれば、行き過ぎと言われたプーチンへの接近も理解できなくはない」を重く受け止める。》と書きました。阿修羅板のコメント欄にも書いておきました。→2022年4月01日 04:15:32
https://oshosina.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_e75/oshosina/E98086E38195E59CB0E59BB3-9b3dd.jpg
5年前、「『東アジア動乱』(武貞秀士)を読む」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-10-11に、ユーラシア大陸側から見れば、日本列島は太平洋のフタの位置に在ることから説き起こし、《東アジアに動乱の兆しあり。/しかし、そのまま傍観していてはいけない。対立と紛争を防止するための鍵は日本が握っている。》(235p)で締めくくるこの書は、東方経済フォーラムにおけるプーチン提案の地政学的背景を納得させてくれるとともに、このフォーラムへの安倍内閣の積極的関与におおいに期待と希望を抱かせてくれる。》と書いていました。
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