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『DSとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』(副島隆彦)を読む [本]

DSとの血みどろの・・・.jpg幸福実現党の及川幸久氏を知ったのは副島隆彦氏によってだった。《私が、ひとつだけ、おお、この人は、凄い。この人が、ユーチューブで、語っていることは、冷静沈着で、理詰めで、実に、しっかりした、SNSの報道になっている。それは、及川幸久という人物の Youtube での番組だ。ところが、何と、この人は、幸福実現党の対外局長という役職にある人だ。私は、驚いた。幸福実現党は、大川隆法という教祖を頂点に戴く、多くの出版物を出している、おかしな宗教団体の幸福の科学の、その政治政党部門だ。/ここは、大きくは、統一教会Moonies の 表面団体であり、フロント組織だ。どうして、こんな、私、副島隆彦にとっての警戒対象の組織に、こんな、優れた頭脳をした人物が、いて、今度のトランプ選挙のことで、極めて正確で、緻密な報道、報告をしてくれているのか、私に、今のところ分からない。私の理解を超えている。そのうち、この謎は解けるだろう。 取り敢えず、以下の 及川幸久氏の、最新の11月16日の、ユーチューブ番組を開いて視聴して下さい。/https://www.youtube.com/watch?v=53hoDJwrOD82020.11.16【大統領選継続中[exclamation]?】続ドミニオン疑惑!米24州で票改ざん?!内部告発者が証言?(敵の正体が徐々に明らかに…?)【及川幸久?BREAKING?】》(http://www.snsi.jp/bbs/page/1/view/5704以来惹かれて及川氏の動画を見てきた。及川ファンになったといっていい。幸福実現党にも親近感を抱くようになった。「2類相当から5類へ」の請願でがんばっていただき、親しくなった新庄市議会の山科議員も幸福実現党だ。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-09-25

そんな中での、副島氏の最新刊『ディープ・ステイトとの血みどろの戦いを勝ち抜く中国』2021/12/3)。

《中国政府は、新疆ウイグルで100万人以上のウイグル人を収容所の入れて、ひどい虐待をしていると、言い続ける人たちがいる。だが、現場に行って本当に調べてきた日本人が果たしているのだろうか。/イギリスのBBC放送やアメリカのCIA情報だと思われる映像を根拠に、とにかく中国の悪口を言い、中国をけなし続ける。だが、そろそろ大きく中国を正面から冷静に見るという考え方を、私たちは身につけなければならないだろう。》(228p)私は及川氏に向けられたものとして読んだ。

副島氏の中国本は、私にとっては『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた(上)(下)』が最初だった。「移ろうままに」を始めて間もない2006年、今から15年前のことだ。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-06-19  それ以前から副島氏の「アジア人同士戦わず」には深く共感するようになっていた。自分自身にその根っこをさぐって、「置賜発アジア主義」を書いた。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-02-18  そうした思いがあったから、一昨年白頭山(長白山)に行くこともできた。私の生涯にとってほんとうにかけがえのない体験となった。中国の凄まじいエネルギーを体で受けとめることもてきた。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-07-31
毎年1冊ずつ書いてきたという副島氏このたびの中国本、その集大成として読んだ。これからの中国が次のように描かれている。
《中国は、複数政党制(マルチパーティ・システム)と、普通選挙制度(ユニバーサル・サファレッジ)の2つを導入する。この2つがデモクラシー(民主政治体制)であるために必須だ。/中国共産党としては、今のところは「習近平同志に率いられた中国の特色ある社会主義」である。この市場経済を中心にした政策は、このまま進める。そして、もっともっと中国は豊かになる。第1章で見たように貧しい層の国民を底上げして、やがて欧米先進国並みの豊かな国になる。/と同時に、独裁体制をやめて、世界の多くの国々から納得してもらえるような、前述した2つの制度を導入することで、穏やかなデモクラシーの国家体制に変更せざるを得ない。だから、2022年(20大)の次の5年後の党大会(21人)が開かれる2027年に、デモクラシーに移行するだろう。/この時、李克強首相らの共青団の派は、中国共産党員であることをやめて、中国民主党という新しい政党を立ち上げるだろう。これで複数政党制になる。そして中国全土で普通選挙行うことで、デモクラシーの国となる。この時に、納得ずくで台湾も完全に台湾省という27番目の省になるだろう。》(136p)
この本全体を通じて、このことがよく肚におさる本だった。

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