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9月議会一般質問市長答弁をめぐって [議会]

議会だより 175号 一般質問.jpg今日から12月定例会です。10月16日発行の9月定例会「議会だより」、私の一般質問に対する市長答弁が問題になっているようです。ちょうど今日「南陽市議会会議録」が渡されたので、事実の経過をたどっておきます。

まず市長とのやりとりです。

【追記 12.2】9月定例会議事録アップなってました。→http://www.city.nanyo.yamagata.jp/up/files/giyousei/sigikai/gikaikaigiroku/05-9-2.txt

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●9月5日一般質問
○高岡議員
 これを言っちゃおしまいだよということなんですけれども、結局ワクチンは医療業界にとって一番金になる。 普通の薬は病気になった人しか使ってくれないけれども、ワクチンは健康な人に使ってもらえる。その意味で無限の金のもととなるという。 これを言っちゃおしまいだよということで言ったんですけれども、やっぱりその辺も頭の片隅に置きながら、これは確かにそう言われてしまえば、なるほどな、って思わざるを得ない。
 今回、ファイザー社、モデルナ社がどの程度ワクチンでもうかったか知らないですけれども、あるいはいろんな、新型コロナで金銭的にいい思いをした人はたくさん、我々大変な思いをする一方で潤った人がいるということも確かなわけで、その辺も残念ながら、今の世の中では現実なのだということも頭に置きながら、いろいろなことを考えていかねばならないなと、自分なりにも思っているところなんで、市長、その辺についてちょっと、市長なりのお考えを最後にお聞きしたいと思います。
○市長
ワクチンは、お医者さんにとっては非常に望ましくないといいますか、 利益を追求するお医者さんにとっては望ましくないものです。なぜかというと、病気が、議員がおっしゃるように撲滅されていくからです。 永久にもうけるためには、ずっと病気が発生していなければいけないのを、先ほどおっしゃった例のように、撲滅されてしまえば自分の診療報酬 にはつながらない、その点は逆であります。
 それから、もうける人がいっぱいいるということについては、いつどこで誰が幾らもうけたのかということがなければ、風評の域を出ないものと考えております。
○高岡議員
 予防接種にした予算、例えばここで去年の 報告書では6,620万2,089円。この金額というのがどこにどう流れたか、その辺をちょっと私なりにまた探って、改めてお尋ねしたいと思いますけれども、その辺を最後に言わせていただきまして、今日の質問を終わります。
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あまりに思いがけない市長答弁に詭弁性を思いつつ、私には「風評の域を出ない」と断じられたのが心外でした。そのことから9月15日の決算特別委員会での質疑になります。こうも言っていました。私のこの間、一般質問で、このワクチンについて問題にした経緯があります。/それで、その最後にその金がどういうふうな、結局このワクチンの背後には医療業界の大きな動きがあって、何とか収入につなげたいといったそういった動きがある。 そういったふうなことを指摘しましたところ、市長のほうは、それは具体的にどういうようなところから調べてみる必要があるんではないかと、そういうふうなことを最後に言われましたので、そういったこともありまして、先ほど私、南陽市内の医療機関にどれだけ、どういうふうな形でこのワクチンの金が流れているかと、そういったふうなことを先ほどお聞きしたところでした。》けっこう長い決算特別委員会での質疑でしたが、議会だよりでは ↓ のようにまとめています。(質疑の全文は下に掲載)
議会だより 175号 決算委員会  ワクチン接種2.jpg
さて議会報編集委員会。各議員の一般質問は基本的に議員提出の原稿通り掲載されます。問題の質疑部分、初出はこうでした。
議会だより 175号 一般質問 修正前.jpg
当局校正で「風評の域を出ない」との文言を入れてほしいとの申し入れがありましたが、「風評」論については決算委員会の質疑によって反論したつもりでした。編集委員会の議論を経て、私も了解した上で次のように改めました。
議会だより 175号 一般質問 .jpg
以上が私の立場から言える事実の経緯です。それがどう問題になっているかについては私自身確認していないのでふれません。
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石城山行③ 山上修法 [神道天行居]


このたびはじめて右旋行進委員の任を得た。大麻奉持の第三回担当。大麻を先頭に、4人の右旋行進委員がそれぞれ神衣、天上神物、神乃伊振を捧持して斎火の周りを右旋する。その間、総員10分間の十言神咒(トコトノカジリ)奉唱。それを3回繰り返す。私は最後の第三回担当。(写真は神道天行居HPよりhttp://tenkoukyo.jp/katudou.htmlより)

「アマテラスオホミカミ」の大音声の中、斎火の熱を右身に浴びながら、一歩一歩大地の感覚を確かに感じつつ踏みしめてゆく。この時の感覚をしっかり記憶しておきたい。おそらく「一心清明」に通ずる、至上の感覚だった。太鼓を合図に行進を終えるが、そのままつづけていたかった思いの感覚が今も残る。

思い起こして安藤昌益の「自然(じねん)」の感覚がリンクした。(「気張らず自然(じねん)で通すこと」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-30-1/「安藤昌益は「神道思想家」に近い!」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-10-05)この世に生きるヒトとしての立脚点、原点感覚とも言えるかもしれない。昌益は「自然ノ世」の骨子のひとつとして《「転定(てんち=天地)モ人倫モ別カツコト無キ「天心一和」の調和》『安藤昌益事典』207p)と言っている。

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ずっと続くガザ戦争 [田中宇]

要約:《【2023年11月25日】パレスチナの大義にこだわらなければ、ガザ市民がエジプト人になり、西岸市民がヨルダン人になっても生活的には問題ない。(英国の詐欺に騙されたままの)思想信条に拘泥しなければ、西岸パレスチナ国家は要らない。》

ダイジェスト:アラブ諸国は、パレスチナの大義を理由にパレスチナ人を西岸とガザに押し込め続ける。悪いのはイスラエルだ。文句はイスラエルに言ってくれ。イスラエルはパレスチナ人を追い出そうと、攻撃や嫌がらせ、殺傷や焼き討ちを過激化する。/イスラエルは、しだいにひどい人道犯罪を常態化し、アラブ諸国や欧米の人権重視なリベラル派が「人道犯罪国家イスラエル」「アパルトヘイト国家イスラエル」への非難や敵視を強める。アラブ諸国はパレスチナ人を閉じ込めることで、イスラエルの人道犯罪をよりひどいものに仕立てることに成功してきた。
これに対してイスラエルは、米諜報界により深く入り込み、米国の政界やマスコミ権威筋をイスラエルの傀儡にする策略を強めて、イスラエルがパレスチナ人に対していくら人道犯罪をやっても「悪いのはハマスなどアラブやイランのテロリストだ」という話になるよう歪曲を強化した。》

以前のイスラエルは、パレスチナ人の人権を最低限認めてきた。だが最近のイスラエルはパレスチナ人の人権を認めなくなり、むしろ虐殺など明らかな戦争犯罪を積極的に展開し、それによってパレスチナ人を恐怖のどん底に陥れ、殺されぬようエジプトやヨルダンに出ていかざるを得ないように仕向けている。 /イスラエルは今回のガザ戦争で、わざと戦争犯罪を重ねている観がある。イスラエルはガザ北部のシファ病院を、ハマスの司令部として使われていると言って攻撃・破壊し、重大な戦争犯罪を犯したと世界的に非難されている。・・・イスラエルはわざとひどい戦争犯罪を犯し、世界から戦争犯罪を非難されても屁とも思わずガザ市民を虐殺できるぞと示唆し、ビビった世界とパレスチナ人たちがエジプトを加圧してラファの国境を開けさせるように仕向けている。》

今回のガザ戦争の隠れた本質のもう一つは、以前から書いている「ガザ市民がエジプトに追い出されると、エジプトでハマス=ムスリム同胞団が活発化し、米傀儡の軍事政権を再び倒すアラブの春が再演される」ことだ。/ハマス(同胞団ガザ支部)がイスラエルによってガザから追い出されることで、同胞団はガザよりはるかに大きなエジプトの政権を得る。イスラエルガザの土地を接収し、パレスチナ問題のくびきの半分から解放される。ハマスエジプトを得る。 /表向き仇敵どうしのハマスとイスラエルは、この「ウィンウィン」のシナリオで事前にひそかに合意したうえで今回のガザ戦争を展開している可能性がある。》

パレスチナ国家は、西岸とガザでなく、エジプトとヨルダンを転換して作られる。それはまさに昔からイスラエルが言ってきた「詭弁」でもある。/だが、すでに述べたように、ヨルダン川の東岸がパレスチナで西岸がイスラエルになるはずが、詐欺師な英国が東岸をハーシム家に与えてしまったという歴史が語られないことの方がインチキだも言える。2国式は、英国の詐欺に立脚している。》

BRICSを主導する中国もロシアも、2国式の実現が目標だとか、平和的な外交解決が必要だとか言っている。戦争や経済制裁でイスラエルを潰すのでなく、平和的な外交解決をやっている限り、2国式は実現しない。
いや正確には「西岸に2国を作る」のでなく「西岸はイスラエル、東岸とエジプトはパレスチナ」の拡大2国式に事態は向かう。プーチンや習近平が言っている「2国式」は、この拡大2国式のことなのか??。違うだろう。だが、現実は拡大2国式に向かう。》

私はこれまで「イスラエルが2国式に沿ってパレスチナ国家の運営を許さないと、米覇権衰退後の非米化・多極化した世界でイスラエルが受け入れられず、国家存続を許されない」と考え、イスラエルは最小限の2国式(オルメルト案=トランプ案)を受け入れるのでないかと予測してきた。 /だが、その予測は外れた。イスラエルは、パレスチナ国家の存在を全く許さず、ガザと西岸からパレスチナ人を追放する策をやり続ける。ハマスにエジプトとヨルダンを与え、それらをパレスチナ国家に仕立てようとしている。》《パレスチナの大義にこだわらなければ、ガザ市民がエジプト人になり、西岸市民がヨルダン人になっても生活的には問題ない。(英国の詐欺に騙されたままの)思想信条に拘泥しなければ、西岸パレスチナ国家は要らない。(あえてはっきり書いてみた)》

今後の世界は多極型であり、これまでの米英覇権体制に比べ、覇権国から他の国々に対する強制力が少ない。イスラエルはそれを踏まえた上で、これみよがしに戦争犯罪を重ねている。/「イラクの大量破壊兵器」「イランの核兵器開発」など、米英覇権は気に入らない国に戦争犯罪の濡れ衣を着せて潰す策をやってきた。イスラエルもその策に加担してきた。中露BRICSは、そのような米英覇権の世界を是正するために非米的な多極型体制を形成している。/そのような中露BRICSが、これからイスラエルをどう扱っていくのか。英米が遺した難問をどう解決するのか。拡大2国式の具現化を容認し、旧来2国式(西岸2国式、パレスチナの大義)にこだわる勢力をなだめて安定化するのか。それともイスラエルの戦争犯罪を裁くことにこだわるか。これは、今後の多極型世界がどういうものになるのかを象徴する事項になる。》

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昨日の秋まつり、今朝の梨郷朝市 [日記、雑感]

2023.11.25 秋祭り 2.jpg
11月25日、熊野大社秋まつり。新嘗祭にあたります。北野猛先先代宮司の『熊野大社年中行事』に《十一月二十三日に国祭日として全国一斉に行なわれた。春の祈年祭に対し神恩感謝の心をささげる報賽のための祭りである。・・・この案内状には、あらかじめ氏子会長から神酒や神饌品や直会用の煮染やモチ米を寄進するように書き添えてある。特に神社のお祭りには従来男子のみが参列し、お祭りは男子のみの祭りの感のあったことを遺憾として、女子の参加を呼びかけているので、今日では相当数の御婦人が参加されるようになった。》とあります。昭和38年の著です。https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-12-21-3
斎主祝詞。斎主は北野淑人禰宜が務めました。
昨日の大銀杏。雪を待つばかりです。
2023.11.25 大銀杏 2.jpg2023.11.25 大銀杏 1.jpg
【追記 12.2】12.1朝の大銀杏と神社。11.30初雪でした。
12.1朝 大銀杏.jpg12.1朝 神社.jpg
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12月議会一般質問 ”愛郷心” [議会]

今日正午締切の一般質問通告書を提出してきました。

今回は難産だった。そして産まれたのが ”愛郷心”。なんとかうまく育て上げたい。

激安ニッポン .jpg日本経済30年の停滞について考えつつ、『激安ニッポン』を読んだ。《「世界最安値」のニッポン》《「日本人全体」が貧しくなっている》《成長していないのは「日本だけ」》《なぜ、日本企業は儲からないのか》《時代に合わない「日本株式会社」のビジネスモデル》・・・といったネガティブな見出しが並ぶ。では30年前と比べて暮らしは「大変になった」のだろうか。そこで2018年の野村総合研究所の調査結果を見つけた(https://www.sbbit.jp/article/cont1/37152)。1万人の生活者の意識調査の結果、「日本人の生活レベルは着実に向上している」と結論づけられている。とくにインターネット活用度の高い人ほど生活満足度が高い傾向にあるという。デジタル化によって「楽になった」ということだ。「消費者余剰」の言葉に納得した。すぐ思い浮かんだのがプリントパックだった。どれだけ恩恵に与ったかしれない。『宮内小学校創立150周年記念誌』A4フルカラー160pの印刷代が@240円だった。学区内全戸配布が可能となった。8年前読んだ『限界費用ゼロ社会』がリンクした。「オカネ」本位の資本主義から「共感に満ちたかかわり」本位の資本主義へ。昨夜はここまで。
朝目覚めて布団の中であれこれ思い巡らした。「共感のよろこび」をどうやったら行政につなげるか。そして思い至ったのが「共感の土台としての”愛郷心”」だった。ここからどう展開させることができるか。登壇は12月5日(火)の午前10時からの予定。

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「紅旗征戎吾事に非ず」 [メモ]

「石城山行③山上修法」を書きつつ、安藤昌益の「自然(じねん)」を思った。
かつてこう書いた。『統道真伝』にこんな生々しい記述があることを知った。「男は外側に進気が覆っているので、その茎を女の内側に挿し入れて動動させる。一方、女は内側が進気なので、門内に男の茎を引き入れて動動する。男は上に覆う から転 (=天)であり、女は下に横たわるのだから定(=地)である。こうして互いに動動するのは、木火の進気のなせる業だ。」(『統道真伝』の「人倫巻(16)●夫婦の交り人倫の太本一真論)なんとあっけらかんとしたことか。》(「『安藤昌益からの贈り物 石垣忠吉の物語』」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-10-13-1狂人日記.jpg副島隆彦著『狂人日記。戦争を嫌がった大作家たち』に通ずる。
「自立の思想的拠点」を探った吉本隆明にしても行き着いたところは、ここだった。・・・残念なことに、どうも俺は鷗外・漱石に比べたら平凡な物書きに終わりそうだな・・・傍から見ても、そばへ寄って話を聞いても、「このうちは本当にいいな。いい夫婦だな。子供もいいな」という家庭を目的として、それで一生終わりにできたら、それはもう立派なことであって、文句なしですよ。・・・それ以上のことはないんです。・・・それがいかに大切で、素晴らしいことかというのは、僕ぐらい歳をとれば、わかりますよ。・・・一生を生きるというのは、結局、そういうこと以外に何もないんだと思います。それだけは間違いないことだから。(2010.6.4)》
そんな折の「紅旗征戎吾事に非ず」。
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陸奥宗光の初恋の人 [本]

佐代.jpg陸奥宗光14歳の時、出羽寒河江(さがえ)柴橋代官所から着任したばかりの代官松永善之助の十歳の娘と八歳の息子の家庭教師となる。その時松永の後妻佐代は27歳。宗光の初恋の人だった。今朝の『陥穽』、《――佐代は船場で裁縫を一年余り教えたあと、胸の病いを発症し、二人の子供を連れて生国(しょうごく)の出羽置賜郡白鷹(おきたまごおりしらたか)の実家に帰り、一年後、深い雪の中で息を引き取った。》

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宮内公民館建設工事安全祈願祭 [宮内]

安全祈願祭 完成図1 1.jpeg

今日いよいよ宮内地区交流センター(宮内公民館)建設がスタート、安全祈願祭が行われた。施工業者は(株)松田組で請負金額5億2119万円、工期は令和7年3月25日。

私にとっての公民館問題は、平成28年(2016)4月、地区長連絡協議会の会長として市長に挨拶に行った時、「南陽市で最後に残った宮内公民館の改築を進めたい」との意向を聞いたことから始まる。当初の思惑とは大きく違う形で進展してきたがそれはそれでいい。足掛け8年、感慨深い。式の最中はテントを打つ雨音が激しかったが、式典を終えて空を仰ぐと青空が見え出していた。虹.jpgそういえば、市当局から初めて素案が示されたのが令和2年(2020)の10月だったが(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-10-24)、その翌日だったか、朝早く建設予定地の蔵楽に行ったら見事な虹が出ていたのを思い起こす。無事の完成を願う。

安全祈願祭.jpg安全祈願祭 .jpg

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イスラエルの戦争犯罪(田中宇流深読み) [田中宇]

要約:《【2023年11月16日】ガザ戦争の開戦時点で、IDFがシファ病院に突入してくることをハマスは予測し、ハマスが病院を使っていた痕跡を消してトンネル網経由で退避していたはずだ。イスラエルも、ハマスが逃げたことを十分予測できたはすだ。それなのに、イスラエルは開戦直後からシファなどの病院群を空爆・射撃し続け、入院患者や避難民をたくさん殺す戦争犯罪をわざわざやらかした。》

ダイジェスト:米国が覇権を行使して人類の善悪観を支配していた以前なら、米国を裏から牛耳るイスラエルがいくら悪いことをしても、それに戦争犯罪のレッテルが貼られることはなかった(極左やイスラム過激派の偏向した指摘として扱われてきた)。/だが米国覇権が低下している今は、イスラエルの戦争犯罪がしだいに公式に問題にされていく。エスタブやマスコミ、国連などの権威筋がイスラエルの戦争犯罪を問題にしていく。イスラエルはハマスに対し、軍事的に勝っても、倫理的に惨敗している。これまでハマスはテロリスト扱いされてきただけに、これは画期的なことだ。》《ハマスはまだ勢力の大半を温存している。イスラエルがハマス掃討に成功したと宣言した後、ハマスは再びイスラエルに攻撃を仕掛けてくる。ガザ戦争は長期化する。イスラエルは軍事・倫理の両面で苦戦し続ける。》

これらの超愚策の連続は、意図的なものなのか??。意図した超愚策なら、何のためなのか??。
意図した超愚策として、米国の覇権自滅策である隠れ多極主義がある。米国は、自らの覇権を消失させたいが英国など同盟諸国によってがんじがらめにされているので、ベトナム戦争やイラク戦争、ウクライナ戦争など、米国側を弱体化させ、露中など非米側を強化する自滅的な隠れ多極主義の策を断続的にやってきた。》 《今回のガザ戦争の開戦日は、第4次中東戦争の開戦日からちょうど50周年の記念日だった。開戦日を設定したのはハマスだ。ハマスとネタニヤフが密通し、最終的な和平につなげる今回のイスラエルの意図的な敗北策を50周年の記念日にやり出したともいえる。》《稚拙な戦争犯罪をわざとやりまくって最終的な和平につなげる、などという策があり得るはずがない、と思う人が多そうだ。戦争犯罪の濡れ衣を丸呑みして本気で信じ込むことしかできない日本人(やドイツ人の、とくに左翼)の頭では、想像もつかないことだろう。
戦争犯罪のイメージを自由に操って敵性諸国に次々と濡れ衣をかけた挙げ句、最後は自国を戦争犯罪の構図にはめ込んで和平策として使う。ユダヤ人はすごい。こっそりネタニヤフを応援したい。皆さんは私を妄想屋として扱うぐらいが良いです。(笑)》田中宇流深読みもすごい!

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徳洲会グループ創立50周年記念式典 [徳田虎雄]

徳田名誉理事長.jpg11月16日、ホテルニューオータニ「鶴の間」で開催された「徳洲会グループ創立50周年記念式典」に行ってきた。「ふるさと南陽のつどい」はこの会場を半分に仕切っての開催だったが、今回は全開放、800人ぐらいか。
参加の目的は二つ。ひとつは、徳田さんの現状を知りたかったこと。もうひとつは、「立ち上がれ!徳洲会」をなんとか徳洲会内部に伝えたいという思い。

徳田さんの現状については、東上理事長による冒頭挨拶が言いつくしてくれた。→「昨年理事長に就任して徳田さんに会いに行った。20年に及ぶ闘病生活で高次機能低下は避けられないと考えていた。ところが徳田さんは、”数字合わせ”という徳田さんがこだわり続けた徳洲会の合言葉に、明らかに瞼を開いて反応した」というのだ。あらためて生命を保ち続けておられることの意味とありがたさを思わされた。(→「徳田理事長訪問記」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2009-02-26

二つめ、4万人のスタッフをかかえる徳洲会、現場ではワクチン接種をめぐってさまざまな思惑が渦巻いているのではないだろうか。新型コロナそのものの後遺症については、全国に広がる徳州会の12万症例に及ぶ電子カルテ情報を活用し、大規模調査が行われたとの報道がある(https://www.sankei.com/pressrelease/prtimes/NUDLGQWSWNKIFLHOCV6HSAHNRI/)。なんとかワクチン接種後遺症の実態を徳洲会のデータから明らかにしてほしい。出かける間際に思い立って、「立ち上がれ!徳洲会」の記事のコピーと、置賜獅子の会についてあとがきに記した『「光の子ども」たちへ』をバッグに詰め込んで出かけていた。5冊づつ茶封筒に入れていたので、帰り際見送りの職員に「徳洲会へのメッセージを持ってきたので、東上理事長と石川本部長に渡して」と頼んできた。山形徳洲会病院の事務部長を長く務めた石川本部長には、記事を書いた時、電話で話していた。今後の動きを見守りたい。

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