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石城山行① 半霊半物質 [神道天行居]

11年ぶりの山上修法参加でお山に居る。朝食を終え廊下の机の前。東向きなのでちょうど朝日が差す。7時57分。天気が心配だったが大丈夫のようだ。(11日の朝、スマホでここまで慣れない文字入力)
10日の朝8時25分のつばさで出発、16時22分田布施着。帰りは12日15時17分田布施発、23時03分赤湯着。1341キロの行程、2回の乗換え(東京・徳山)だけで8時間足らずで行けるようになっている。初めて行ったのが昭和60年の春だった。2023.11.11田布施駅前.jpgあの頃から比べてずいぶん便利になったが、田布施駅が無人駅になっているのに驚いた。のぞみの乗客も大阪を過ぎるとどんどん少なくなる。山口県の風景は昔とちっとも変わっていないように思える。古くなった分寂れているということか。以前は駅前にタクシーが待っていたのに、前のタクシー会社の車庫も空っぽ、事務所には人もいない。たまたま来た別のタクシー会社の車をつかまえた。
2023.11.11本部の朝.jpg2023.11.11本部前.jpg11年の空白を感じない変わらぬ本部、「また来ることができた」の感慨。周囲の風景、全てが懐かしい。(写真は11日の朝撮影したもの)本部神殿で中林梧竹の絵と書を確認したのもうれしい。(東北神咒奉唱大会(1)梧竹の書https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-06-17-1
中林梧竹 竹図.jpg2023.11.11中林梧竹.jpg
ゆっくりふりかえっておきたいと思うが、今回も多くを得た。
ちょうど行きしなに見たマドモアゼル・愛さんのユーチューブ(ゆっくりお話しさせてください①https://www.youtube.com/watch?v=gDjOD1rCPMA/ゆっくりお話しさせてください②https://www.youtube.com/watch?v=oAwcr2g9pMgで聞いた「半霊半物質」の言葉が生きた。愛さんは言う。黄道12星座はこのプラトン年の長きにわたり、一星座期間2160年づつを受け持っているわけですが、その中のふたつの星座にプラトン年が来た時代が、地球ユートピア時代と言われます。それがしし座の2000年間、そしてみずがめ座の2000年間なのです。 そして私たちは宇宙のめぐり合わせにより、何と、みずがめ座のプラトン年の2160年を今、迎えようとしているわけです。 言い伝えによれば、その期間は地上天国が到来し、本物のユートピア時代が訪れると言います。しかし、そこは、通常の地球とは異なり、その合計4000年間は、物質性と霊性が五分五分の状態となって維持されると言うのです。これが、よく言われるところの「半霊半物質」の世界です。人間も肉体が半分でありあとの半分は霊性となり、その状態でないといられなくなる、そうした地球が訪れるというのです。それももうすぐ、長くても数十年以内のことであり、いや、それどころかまさに今のことだと思われます。》
38年前の春、1週間ほどここで過ごした初めての修斎会、私には神棚の中で過ごした日々だったと仲間に伝えた。そのうちの何人かが同じ体験をした。その一人竹さんは今もかけがえのない相棒だ。本部神殿に坐る体験がその中核なのだが、今回坐っていて「半霊半物質」の言葉が浮かんだ。本部神殿のその場に坐ってさえ思う自らの不完全性を「半霊半物質」で納得した。すべてが氷解する気がした。完全はあり得ない、志向性があれば、それでいいのだ。対自的存在としての人間の業を思った。生きている限り、それでいいのだ。明るくなった。ありがたい体験だった。
本部神殿 .jpg
◎天行居信条(及心得)第二十七条
神典の天照大御神様と須佐之男神様とのウケヒの章に明記してありますところの「一心清明」は私どもの修養の極致でありまして、そこには一切の名義あることなく善悪もなく正邪もなく清明も亦た無き清明でありまするが、併し此の清明心(アカキココロ)を不断相続することは容易なことではありませぬ、ですから只ただ敬神利生を第一と致すのでありまする、これ平凡なる方便の如くにして実は宇宙の神秘、断じて此外に出でない真理の躬行でありまする

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