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人類の問題の根源はまさに男女問題(マドモアゼル・愛) [神道天行居]

月食天王星食1.jpg月食天王星食拡大.jpg

昨夜、皆既月食でした。「天王星が見える!」の息子の声に外へ出て、カメラのレンズを通して月に隠れる寸前の天王星を確認しました。今、マドモアゼル・愛さんの昨夜のyoutubeの題を見て驚きました。《男女の神話的解決なくして次の世界は開けない》https://www.youtube.com/watch?v=cM8qc3lIXSM  7月30日に熊野大社で斎行した「白頭山天池遥拝祈願祭」にぴったり重なりました。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-08-02  黄泉比良坂の故事、伊弉諾神と伊弉冊神の行き違い、その場は菊理媛の取りなしの言葉でことなきを得たものの、真の和解には至らぬまま今に至ることが諸々相克の因を為す。あらためて菊理媛の御出動を願うべき秋》ゆえの祈願祭だったのです。

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白頭山天池遥拝祈願祭 [神道天行居]

2022.7.30御神饌.jpg7月30日、みよさしのまにま熊野大社御神前において「白頭山天池遥拝祈願祭」が斎行された。「白頭山天池神璽八十六周年祭」を現地において挙行できたのが3年前だった。(https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2019-12-31

今回の御神事名称、「祈願」の言葉に特別な意味が込められていた。黄泉比良坂の故事、伊弉諾神と伊弉冊神の行き違い、その場は菊理媛の取りなしの言葉でことなきを得たものの、真の和解には至らぬまま今に至ることが諸々相克の因を為す。あらためて菊理媛の御出動を願うべき秋なのではないか。その話がE氏から出された時、冊二神を御祭神とする当熊野大社に、白山神社 .jpg夫婦杉.jpg末社として白山神社が祀られて在ることをE氏はご存じなかった。その後、事は不思議に順調に運んでその日を迎えた。白山神社菊理媛様には丁重に御挨拶申し上げ、拝殿前での御神事に入った。斎主を務められたE氏、渾身の祝詞だった。(←白山神社とその向かい側にある夫婦杉)

万有和合世界霊化.jpg翌日届いた『古道』8月号の巻頭言がちょうど「万有和合、世界霊化」。《私どもは二つのものを抗争させようとするものでなく、何とかして二つのものが一つにまとまらぬものかと念じて居るものであります。万有和合、世界霊化といふこともその大願であります。もとより本源的には「もの」といふ古言が意味するごとく「もの」は霊でもあり物でもあるのです。唯心論とか唯物論とかの抽象的対立はありません。資本主義と共産主義との思想的対立も本源的な人間性の把握の上にはあり得ないことであります。その対立以前に立ち戻って、すなはち元元本本ですが、本を本とし始めを始めとして、そこに唯心論と唯物論、資本主義と共産主義とを否定即肯定する大道の面目がある筈であります。そこを万有和合、世界霊化と申して居るのであります。》(友清歓真「春風遍路」)神と仏、東洋と西洋等々にも敷衍されるが、その原点は夫婦和合なのだ。

シンクロニシティということでは、昨日8月1日のラジオ体操が石川県白山市からだったのも驚いた。

いつものことだが、物事は終わってからその意義がだんだんわかってくる。とりあえず以下の記事。あらためてのホツマツタエもうれしい。→「ホツマツタエのおもしろ記事」http://divinehuman.blog.fc2.com/

・菊理姫(くくりひめ)とは?日本書紀にたった一度だけ記される縁結びの神について解説https://amaterasu49.media/archives/12693

・ホツマツタエのおもしろ記事(34) 菊理媛神 http://divinehuman.blog.fc2.com/blog-entry-44.html

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◎菊理姫が登場する日本書紀の一文

菊理姫(くくりひめ)とは?日本書紀にたった一度だけ記される縁結びの神について解説https://amaterasu49.media/archives/12693

菊理姫の名前が唯一登場する日本書紀の一文です。

【原文】
及其与妹相闘於泉平坂也、伊奘諾尊曰、始為族悲、及思哀者、是吾之怯矣。時泉守道者白云、有言矣。曰、吾与汝已生国矣。奈何更求生乎。吾則当留此国、不可共去。是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之。乃散去矣。

この一文しか名前が登場しません。
以下、解釈文です。

日本の神様で伊弉冉(いざなみ)と伊弉諾(いざなぎ)の二人の神様の夫婦がいました。
この夫婦は大変仲が良く、伊弉冉は多くの神様を産みました。
しかし、ある日火の神を産んだことから伊弉冉は黄泉の国へ旅立ってしまいます。
一人になった伊弉諾は寂しさのあまり、伊弉冉に会いに黄泉の国を訪れます。伊弉諾は黄泉の国の扉越しに、伊弉冉に「どうか戻ってきて欲しい」と懇願します。
伊弉冉は「それでは何とか戻れないか、相談してみましょう。私が良いというまで覗かないでください」と伝え、黄泉の扉を閉めてしまいます。
しかし、伊弉諾は伊弉冉との約束を破り、黄泉の扉を開けてしまいます。その扉の向こうには変わり果てた姿の伊弉冉が。
驚いた伊弉諾は、恐怖のあまりその場から逃げ出します。変わり果てた姿を見られたくなかった伊弉冉は、約束を破った伊弉諾を追いかけます。伊弉諾は命からがら逃げますが、途中の黄泉平坂で追いつかれてしまいます。
黄泉平坂で激しく口論をする伊弉冉と伊弉諾。そこへ泉守道者(よもつちもりびと・黄泉平坂の番人)が現れ、「伊弉冉が現世に戻ることはできない」と伊弉諾に伝え、口論している二人を取りなします。
その最中、そこへ今度は菊理姫がやってきて、伊弉諾に何かを伝えます。伊弉諾は菊理姫の言葉を聞くと、急に機嫌が良くなり、泉守道者と菊理姫の二人をたいそう褒め称えて帰っていきました
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青葉神社 片倉宮司のお話 [神道天行居]

青葉神社2022.6.5.jpg昨日、仙台青葉神社にて第33回東北神咒(かじり)奉唱大会。平成元年に榴岡天満宮から青葉神社に会場が移って33回目。一昨年はコロナ禍で休んだが、昨年は全国の支部の多くが中止を決める中で決行。そして今年は、決行の連絡が入ったのは2週間前だった。なにごともかむながら、神様のお計らいを思う。世の中はそれだけ切迫しているのだと理解する。

毎年6月の第一日曜日、例年ご神事斎行中、子ども神輿でも出ているのだろうか、遠くから聞こえてくるのが祭りの囃子。そしてこれも必ず聞ける、境内すぐ近くでのホーホケキョ。さわやかな風とともに感じるこの時の空気感はなにものにもかえがたく思う。

直会の席で、青葉神社片倉宮司にご講話いただくのが恒例になっている。

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「天工は人それ之れに代る」 [神道天行居]

「古道」R4.2.jpgいつもタイムリーなのですが、今回とりわけ書き留めておきたかった[古道」2月号の先師巻頭言です。昨日の記事でさらにそう思ったのでアップしておきます。

中村篤史医師が「見える人」と会って話されたことを書いておられます。→「コロナワクチンのスピリチュアル的な意味https://note.com/nakamuraclinic/n/nc85fbabdc47c」コロナ騒ぎがもたらそうとしている今の心配な状況(人口削減に至る問題まで)について、中村医師のなぜ、神様はこういう現状を黙って見ているのでしょう?」の問いに対して「神様のやっていることなので、なるようにしかならない。別にあなたの活動に対して、どうのこうのと言わないよ。ムダだからやめておけ、なんて言わない。あなたの情報発信によって救われた命もあるだろう。それはすばらしいことだ。しかし私としては、人に打てとも打つなとも、いいとも悪いとも言わない。それは結局、長い目で見れば、同じことだから。」の答え。根底に「あまり、そう、死ぬということを大ごとに考えられても困る。俺もあと数年もすれば死ぬだろうが、別に特にどうということはない。人間は死に、そしてまた生まれる。ワクチンで今生を終えて気の毒だと思わなくもないが、必ずまた、ここに返ってくる。そういうのの繰り返しなんだ。」という死生観あっての答えなのですが、たしかにそれはそれとして、「天工は人それ之れに代る」の言葉はありがたく思えます。

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◆布都御魂御発動祈願◆ [神道天行居]

昨日、仙台青葉神社にて東北神咒(かじり)奉唱大会が斎行された。青葉神社御前での斎行は平成元年から始まった。昨年はコロナ禍で休み、今回は第32回となる。全国の支部の多くが今年も中止を決める中で、東北支部は決行となった。「なにごとも神(かむ)ながら」、すべては神さまのお計らいのままにことは運ぶ。東北は、神道天行居にとって特異な地なのである。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-07-14

われわれの御神事に先立ち、青葉神社禰宜による修祓式。打ち鳴らされる太鼓の音に身が引き締まる。伊達政宗公の御臨在を思う。震災のあった10年前、片倉小十郎景綱直系子孫片倉重信宮司がこう語られている。《「3.11の地震で不思議なことがあった。本殿の扉は全部で3つある。正面の扉は外に錠がついているが、両脇の扉は内側から錠前を下ろすようになっている。外から両脇の扉を開けることはできない。その扉が、3.11の地震で錠前が下りたまま内側から開いてしまったのだ。この日はさらに、境内の灯篭一対が倒れ、8メートルの大鳥居が倒れた。灯篭が南側に倒れたのに、鳥居はどういうわけか北に、つまり神社の内側に倒れた。これらのことをどう解するか。実は政宗公から『結界を外したよ』との御神示があった。結界が解かれたことで、神様が本殿の外に出てこられたようだ。天照大神が岩戸からお出ましになられた時も、まず内側から開かれた。つまり「岩戸開き」が行われたのだ。一方、鳥居の倒壊は人間の側の結界が解かれたことを意味する。民の力が鳥居を倒すほどの勢いで神社へとなだれ込んだのかもしれない。神は人に近づき、人は神に近づいた。そして、神と人とが胸襟を開き合う。いよいよ岩戸が開かれたのです。》https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2011-06-15

今回の大会の意義は、祝詞の最後に込められた。曰く《辞別(ことわけ)て白(もう)さく新型コロナなる流行病(はやりやまい)に惑わされて怪しげなる異物(いなるもの)身中(みのうち)に入れるべく世を挙げて狂いおるを天劔(あまつつるぎ)の御力(みちから)によりて速やけく正気(せいき)に還(かえ)りせしめ給へと畏(かしこ)み畏みも乞祈(こいの)み奉らくと白す》

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すめらみこと(鴨居青雲) [神道天行居]

鴨居清雲正恒像.jpgじっくり読みたくて手元に置いていた鴨居正恒先生の文章を書き写しておきます。「古道」今回9月号に掲載なったものですが、初出は昭和41年8月号です。

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白頭山(長白山)行 [神道天行居]

あっという間に大晦日です。ついこの前、年が明けたような気がします。ふりかえれば中身の濃い一年でした。思いがけない白頭山(長白山)登頂がありました。ここに13回にわたって書きましたが、その後1本に整理したのがありますので、アップしておきます。
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