冬を迎える菊片付け [宮内]
今年は霜が降りなかったので、片付けるにはまだもったいないような菊の片付けを今朝終えました。霧の深い朝でしたが、街より高いところの畑に行くと、朝日に輝く西の山並みがきれいでした。明日あたりから寒くなる予報で、いよいよ冬を迎えます。雪囲いも始まっています。
泉親衡を祀る和光神社(「鎌倉殿の13人」) [宮内]

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『飯山市史』にこうある。《英岩寺境内に和光明神が祀られている。この本地は三宝荒神で、泉親平が鎌倉で一乱後、ゆくえをくらましていたが、その後文和年中八代の孫飯山入道氏重が兵火にかかった小菅八所権現の造営、五束の大宮諏訪大明神の社殿修復をし、泉八家の祖和光明神を八幡宮とともに尾崎の地に祀った。その後政重により再興、父重歳がこれを飯山城に移したが、長尾景虎出陣して城を修復のさい、英岩寺境内に移したという。慶長三年上杉景勝の会津移封のさい、尾崎氏に奉ぜられて移った和光明神は山形県宮内町に現存している。》(上巻「第4節 仏教の展開」の「和光明神」355p)泉親衡は尾崎家の祖なのだ。かつてこの和光神社に関わる奇跡を体験したことがある。→「和光神社が結ぶ歴史的奇遇」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2010-04-02 ドラマの展開で「熊野起請文」が重要な役割を果たしていたのもおもしろい。


《御烏さまという特殊な御守札。日本三熊野(紀州三熊野・軽井沢熊野・羽州熊野)のみが、昔から頒布しているものであって他所にはない。》(北野猛宮司著『熊野大社年中行事』https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-12-20)
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ちょうど昨日アップなった「泉親衡の乱」の記事があったので、ウィキペディアと併せて転載しておきます。
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宮内公民館基本設計修正案が提示されました [宮内]
21日の議会全員協議会で、宮内公民館基本設計の修正案が提示されました。8月8日の市民説明会(「熱気溢れた宮内公民館改築説明会」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-08-10)で出された案は全て取り入れたとの社会教育課長の説明でした。
いい講演会でした/初披露「甚句 宮内町自慢」 [宮内]


そもそも20数年前、早坂暁さんが女相撲の取材で山形を訪れたことがきっかけとなってYBC制作部のEさんと遠藤さんのお付き合いが生まれ、今回の講演会はその延長上での実現でした遠藤さんが今年の7月、山形新聞への投書で「宮内の菊まつりに行ってみたい」と書かれたことから始まりました。
女大関若緑 講演会 本日3時から [宮内]
今日3時から、熊野大社證誠殿で、女大関若緑の次男遠藤泰夫氏の講演会です。申込不要でどなたでもお聴きいただけます。会費1000円。高校生以下は300円です。A4フルカラー16ページ、内容盛りだくさんの資料も用意します。
なお、終了後遠藤氏を囲んでの懇親会を行います。まだ席に余裕がありますので会場でお申し込みください。
宮内歴史を語る会(粟野収吉会長)の主催です。
菊まつり、始まりました [宮内]
◆宮内会場 10月7日から10月16日/◆花公園会場 10月17日から11月6日
ちょうど「秋雨二フル菊」という作品がありました。喜多方市の密井康一さんの作品です。
女大関若緑の子息「遠藤泰夫氏講演会」 [宮内]

と き:令和4年10月9日(日)午後3時
ところ:熊野大社證誠殿
会 費:1,000円(資料代共)
ところ:熊野大社證誠殿
会 費:1,000円(資料代共)
◆終了後、遠藤氏を囲んで懇親会を行ないます。参加ご希望の方は、℡0238-47-2202(高岡)までお申し込みください。(会費3,500円 / 申込期限10月5日)
主催:宮内歴史を語る会(代表 粟野収吉)
問合せ先:0238-47-2202(高岡)
黒江太郎宛茂吉書簡発見(山形新聞) [宮内]

宮内小創立百五十周年記念誌に用意した原稿です。↓
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イルミネーション点灯祭り [宮内]



40年ぐらい前には80世帯あった粡町地区も近年は40世帯すれすれになって子供会も成り立たなくなっていたのですが、数年前からこの年末まで新たに若い人の家が5軒新築、子どもの数も増えています。かつて「若い衆」だったはずの商店街メンバーも平均年齢がもう後期高齢者、一人抜け二人抜けだった中、世代交代の兆しも見え始めてきました。ありがたいです。
宮内を去る山形銀行 [宮内]

田中宇氏の最近記事(会員版)は「★消えゆく米銀行界」。《今や銀行は、主な預金者である中産階級も、融資先である中小企業も失いつつある。銀行は時代遅れの産業になっている。QEのせいで預金金利はゼロだ。人々が銀行に金を預ける意味が失われている。資金は中産階級による預金でなく、巨額のQEを続ける米連銀からくる。コロナによる経済難の長期化で、融資先の企業がいつ潰れるかわからないので、融資のリスクも増大している。高リスクは融資の際の高金利になるが、その一方でQEによる債券市場全体の金利低下を受けて社債金利が下がっている。それらの矛盾が激化し、銀行は本業をやっていけなくなっている。投資の顧問をするだけなら、巨大な銀行の組織や設備は要らない。銀行のもうひとつの業務として、社会で流通する現金(紙幣や貨幣)の管理があるが、その分野も世界的に現金廃止・通貨のデジタル化の進展が予測されている。銀行は全面的に「要らない産業」になっている。》
日本の銀行については《日本など他の先進諸国の事態は、そこまでひどくない。日本の銀行界は、戦後一貫して事実上政府傘下の機関であり、純粋な民間企業でなかった。日本政府は、銀行に合併や統廃合、合理化を進めさせるものの、米国のように銀行を業界ごと見放したりはしない。日本政府は、現金廃止・通貨デジタル化の動きも進めたがらない。通貨をデジタル化すると政府が全国民の日々の通貨の使用を把握できてしまい、それが自民党など政治家による独裁強化に使われかねない。日本の権力を隠然と独裁してきた官僚機構は、政治家の側に権力を奪われたくないので、通貨デジタル化もマイナンバーシステムの強化もやらないようにしている。》のであり、三橋貴明氏が警鐘を鳴らす「銀行法『改悪』」も銀行救済の一環だ。(「新・mespesadoさん講義(42)銀行こそ「ゾンビ企業」?」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-05-16-2)しかしいずれ、《銀行は全面的に「要らない産業」になっている》ことはまちがいない。

それにしても、今あらためて読んだmespesadoさんの言葉は深い。以下再掲。
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