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無念、最後の議会だより(1) [議会]

市議を10年務めて(1992.4~1998.3 2020.4~2024.3)この間ずっと議会報編集委員だった。編集委員としての最後の議会だより(177号)が手元に届いた。それを見て非常に口惜しい思いでいる。

3月4日の編集委員会を前にして病院に運ばれた。1日まで斉藤頭取の葬儀で走りまわって、私の受けもち原稿の残り分(私の一般質問と南陽の歴史発掘)は2日と3日で仕上げるつもりだった。パソコンの使えないICUに入ってしまったので、一般病棟に移り次第書きあげる旨を家族を通して議会に伝えたはずだった。どうもこの辺からこちらの意思が編集委員会にうまく通じなくなってしまったようだ。その後選挙が終わって3月26日が第一回の校正。終了後事務局から私の一般質問校正の写真送付。私の出した原稿ではない。その後伊藤委員長と電話でやりとり。私の思いを伝えたのが以下の文章。


*   *   *   *   *
令和6年3月27日
議会報編集委員長
伊藤 英司 様
髙岡 亮一
 
私の一般質問校正前記事について
 
 私の不徳の致すところ、いろいろご迷惑をおかけすることになり、ほんとうに申しわけなく思っております。
 昨日戸田君(議会事務局)より、私の一般質問校正前記事写真を送っていただきましたが、それを見た上で、以下の通り申し述べさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 
1. 校正対象記事は私が送った原稿ではありません。私の原稿は3月8日に送っているはずです。(3月2日未明の入院で集中治療室に送られたためパソコン等一切使えず、私の未提出原稿が3月4日の編集委員会に間に合わないこと、パソコンが使える状態になったらただちに作成提出する旨を議会事務局に伝えてくれるよう家族に告げています。)
2.ハイジアをめぐっての議論が、本音にもとづく議論によって議会活性化につながるとの認識に立っての一般質問だったのですが、それが「通告外」の指摘を受けたことについて今以て理解できません。また、当局から「掲載不適当」との指摘があったとのことですが、その旨の文書をお示しください。(参考までに、私なりの一般質問にこめた意図を綴って公開した文章がありますので挙げておきます。《実はこの日の朝ハイジアがどうなっているか見て来ての質問だった。/雨ざらしのA3の張り紙が一枚。「建築物等の解体等の作業に関するお知らせ」とあった。・・・ということで話し始めたら、議長から「ハイジアの問題は通告外」との注意。私としては「身の丈」感覚でハイジア問題をこのままほおっておけば、契約に沿って10年経てば奥山さん側で自由に処分できることになるわけで、そうなればその契約を認めた議会も重大な責任を負うことになる、そうならないためには本音の議論でこの状況をぶち破らねばならない。ハイジア問題をどう解決にもちこむことができるかどうか、それは議会の活性化ひいては市政の活性化そのものの重大問題である、との認識に立っての質問だったのだが、議長には理解してもらえなかったようだ。抽象的な議論をいくらやってもなんにもならない。議会政治の形骸化の一端を垣間見た思いだ。/白岩市長に対して「出張が多すぎるのでは」との批判をしばしば耳にする。たしかに青年市長会の会長を受けて以来、いろんな役職が回ってくるようでそれに伴う会合出席が多くなっていることもあるのだろう。一般質問翌日も東京一泊出張であることを山形新聞の市長今週日程で知り、せっかくの機会、(株)KEN OKUYAMA DESIGNに行って、奥山さんとこれからどうするかについてサシで話してきたらと言いたくてのハイジア問題への言及だった。そのことを告げて、予算委員会であらためて問題にすることにした。》「移ろうままに2」2.24記す)
3.今回の記事は、私の議会人生最後の一般質問となりますので、魂の抜けた内容にしたくありません。もし掲載不適当であればその部分を「通告外のため掲載できません」と記して空白にしてください。
以上
追記 ご指摘を配慮して一部修正の上、あらためて原稿をお送りしますので、よろしくお願い申し上げます。
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そうして送ったのが以下の記事。
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Ⓠカネの面だけをみれば経済格差は拡大の一途だが、実際の暮らしは、金持ちも貧乏人も差は小さくなり、モノやカネを持っている人をうらやむ気持ちもうすくなった。おカネよりも人と人との温かいつながりを大事にできる世の中を目指す政治へと変わってゆく。

投票率の推移は

《選管事務局長》昭和51年の市議選投票率は95%。4年前は60%。


Ⓠ市民の関心を政治に向けるにはホンネの議論が必要。

例えばハイジアの問題。「ハイジアがこのままなら、契約を認めた議会の責任も重い」といった厳しい市民の声を受けている。いつのまにか私自身も「身の丈」に慣れてしまったかと反省している。一郎議員の「アッと驚くような」、板垣議員の「ワクワクドキドキ」という要望に応えきれないところに「身の丈」の限界をみる。そういう姿勢ではハイジア問題の解決など到底覚束ない。このままでは、「四季南陽」が自由に処分できる事業開始10年後がすぐ来る。東京に行くのなら奥山さんと直に会って本気で解決の方途を探る姿勢が必要なのではないか。

《市長》「四季南陽」については放置しているわけではなく。やり取りを続けて具体的な件の調整を図っている段階。議長から「通告外」との指摘もあるので、詳しくは予算委員会で。


Ⓠ新型コロナワクチン被害と認定された死亡件数は453件、新型コロナ以外のワクチン被害認定死亡件数は45年間で151件、このことをどう見るか。

《市長》関連が否定できないものについて広く救済しようという予防接種法の趣旨に沿った認定で、ワクチンが関連あるとは考えていない。 

◎ご自分の判断がおかしいと思ったらいつでも改めてほしい。
*   *   *   *   *
これに対してなんの返事もなかったので、すっかり私の思いを理解してもらったとばかり思い込んでいた。(つづく)

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