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石城山行③ 山上修法 [神道天行居]


このたびはじめて右旋行進委員の任を得た。大麻奉持の第三回担当。大麻を先頭に、4人の右旋行進委員がそれぞれ神衣、天上神物、神乃伊振を捧持して斎火の周りを右旋する。その間、総員10分間の十言神咒(トコトノカジリ)奉唱。それを3回繰り返す。私は最後の第三回担当。(写真は神道天行居HPよりhttp://tenkoukyo.jp/katudou.htmlより)

「アマテラスオホミカミ」の大音声の中、斎火の熱を右身に浴びながら、一歩一歩大地の感覚を確かに感じつつ踏みしめてゆく。この時の感覚をしっかり記憶しておきたい。おそらく「一心清明」に通ずる、至上の感覚だった。太鼓を合図に行進を終えるが、そのままつづけていたかった思いの感覚が今も残る。

思い起こして安藤昌益の「自然(じねん)」の感覚がリンクした。(「気張らず自然(じねん)で通すこと」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-30-1/「安藤昌益は「神道思想家」に近い!」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-10-05)この世に生きるヒトとしての立脚点、原点感覚とも言えるかもしれない。昌益は「自然ノ世」の骨子のひとつとして《「転定(てんち=天地)モ人倫モ別カツコト無キ「天心一和」の調和》『安藤昌益事典』207p)と言っている。

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