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「タイムカプセル理論」(三都住) [第三の道]


「古風」の由来→サンパウロ日本人街での体験→「タイムカプセル理論」。そしてそのあと、《「タイムカプセル理論」は、もっと長い時間軸において日本列島および日本人にも当てはまる》。そのシンボルがきっと「天皇」という御存在です。そこであらためて思います。

猿都瑠さんの言葉です。《祭祀を行う事は天皇しか出来ないわけではないのだ/これからは人類の一人一人が天皇が独占していた祭祀を行っていくのである。一人一人が神仏と繋がる。そして成仏する。》この言葉の出現、そしてそれに触発された放知技板での議論の展開は目からウロコでした。https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-05
安藤礼二『列島祝祭論』にはこうありました。《明治維新とその後に続いた神道の道徳化、いわゆる「国家神道」化によって、宗教としての神道の中核に位置づけられる「神憑り」は禁止され、同時に神仏習合的な要素を色濃くもっていた民間の芸能も禁止された。さらにはそれら、宗教にして芸能を担っていた修験の徒たちも強制的に解散させられた。神官は世襲ではなく、国家から任命されることとなった。近代国民国家の主権者とされた「天皇」の一族を唯一の例外として、神に仕える者たちはすべて「宗教」から排除されてしまった。》https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-12-29-1ここを元に戻すのです。
m_E38384E383A9E383B3E6B091E6978FE58886E5B883E59BB3EFBC88E4BB8AE5B2A1EFBC89.jpgその時見えてくるのが、日本人の源流としての、ユーラシアに広がる「シャマニズム文化圏」です。https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-12-30-1 これからの世界のカオス的状況の中にあって、日本人の立ち位置はおのずと決まってくるように思えます。こう書いていました。「ツラン同盟論」は、米欧的「西洋覇道」はもちろん、孫文の言う儒教的「東洋王道」とも一線を画す第三の道。その基層に在るのがシャマニズム、すなわち「神懸かり」であり「神々との交感」。今岡十一郎はそれを「皇道」と言う。それはそのまま、葦津珍彦が言うところの「古神道」であり、『列島祝祭論』言うところの「『憑依』を中核に据えた社会」と言っていい。》日本の「タイムカプセル性」ゆえの「第三の道」です。
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