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気張らず自然(じねん)で通すこと [日記、雑感]

マドモアゼル・愛さんが「悪魔と人間世界」という衝撃的な文章を書かれた。https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12739961569.html 現代では悪魔などと言うと物語の世界での出来事のように思われがちですが、つい100年ほど前の世界では、悪魔の存在は当然のように語られていたと思います。・・・今では(ボスニアヘルツェゴビナと)似た形がウクライナにあるように思います。ここにも悪魔が関与していることは確実でしょう。・・・この世は霊の戦いの場であり、最終的にはイエスと悪魔との戦いの場であり、それは人間の魂の奪い合いという様相を帯びているのかもしれません。この観点から物事を見ていくと、悪のやり方は嘘がうまく、巧みで、作り事を本当に見せる習慣があることがわかります。はかり事は彼らの特徴であり、魂の目がないと人はそのことを見抜くことが難しくなるのかもしれません。》

一方、今朝読んだIn Deep氏のメルマガ 第192号、《「無用な者たち」という概念は、 世界経済フォーラムとディープステートに通じる最大の概念であり、「その人たちをどうすればいいか」  ということが、この何十年ずっと考えられてきたのかもしれません。》という陰鬱なテーマで、フランスの未来学者ジャック・アタリと『サピエンス全史』の著者ユヴァル・ノア・ハラリがとりあげられている。

アタリは、40年前のインタビューでこう言った。《 人口削減はまず高齢者から始めます。なぜなら、60~65歳を超えると、人々は生産性がない状態で長生きし、それは社会に多大なコストがかかることになるからです。/次に弱者、次に役に立たない人たち。彼らは数は増えるが、社会の役に立ちません。そして何よりも最終的には、愚か者が対象です。/これらのグループを対象とした安楽死をおこないます。安楽死というものは、すべての場合において、私たちの将来の社会において不可欠な選択肢でなければなりません。》(アタリ『未来の人生 L'Avenir de la vie』)アタリはマクロン大統領擁立の中心人物だった。愛さんの言う「悪魔」とアタリが重なった。

さらに、ハラリのプーチン非難の文章が紹介されていた。日本語訳もあったがあえて原文を機械翻訳してみた。愛さんは「悪魔のやり方」として、「嘘がうまく、巧みで、作り事を本当に見せる習慣がある」という。まさにハラリの文章がそれだった。

In Deep氏は、文章の内容も、全然歴史家でも冷静な分析家でもなく、シュプレヒコールを叫ぶ活動家そのものになってしまっています。》として、「なんか、世界経済フォーラムもアセッてる」。「悪魔」に処するには、先ずは気張らず、自然(じねん)で通すこと。

安藤昌益チラシ小.jpg自然を「じねん」と読むことについては、安藤昌益の『自然真営道』関連で以前こう書いた。《明治22年生れの祖父がいつも言っていた(ような気がする)「じねーんと」という言葉がよみがえってきた。ものごとあわててもどうにもならないことはどうにもならない、いずれじねーんとなるようになるものなのだから・・・、そんなニュアンスが込められていたと思う。「気揉まねで、じねーんと」。の「自然」とはその「じねん」だったのだ。》(「安藤昌益は「神道思想家」に近い!」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-10-05『自然真営道』の「自然」は「じねん」だと思う。「悪魔に対してどう対処するか」が、思いがけなく安藤昌益にリンクした。→「安藤昌益」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/archive/c2306152777-1

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「円安」で考えること(付 「備忘録No.24」) [現状把握]

図表(円安・原油高、家計に年6万円の負担 輸出恩恵も低下).jpg円安が進む。ロシアvsウクライナの影響による燃料等資源高に加え、世界的な食糧不足予想もあって、目の前に突きつけられる値上げラッシュ。鈴木財務相も「悪い円安」と明言。しかし日銀は、放任の姿勢を崩さない。安倍元総理も「原材料の価格上昇によって起こるインフレが続くなか、金利を上げるのは間違っている。燃料高などに対しては、財政支出で対応していくべき」と言う。どう考えればいいのだろうか。

以下、今朝の日経社説。

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資源高・円安には腰を据えた対応を

日銀は28日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。物価上昇率は目標の2%に迫るが長続きせず、むしろ資源高が新型コロナウイルス禍からの経済回復に水を差すとの判断だ。

米国などとの金利差の拡大を見越して市場で円安が進み、円相場は対ドルで一時1ドル=130円台を付けた。政府・日銀には企業や消費者への影響を見極めつつ、腰を据えた政策運営を求めたい。

日銀は短期金利をマイナス0.1%、長期金利の指標になる10年物国債の利回りをゼロ%程度に導く長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の維持を決めた。10年物国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペ(公開市場操作)も毎営業日に実施し、金利を安定的に抑える

40年ぶりのインフレで利上げを急ぐ米連邦準備理事会(FRB)とは対照的な緩和姿勢で、円相場は対ドルで3月初めから約15円も下落した。黒田東彦総裁は記者会見で「急速な相場変動は経済にマイナス」とけん制する一方、2%の物価上昇率に向け粘り強く金融緩和を続ける姿勢は堅持した。

28日公表の経済・物価情勢の展望(展望リポート)では、2022年度の物価上昇率予想を従来の1.1%から1.9%に上げた。ロシアのウクライナ侵攻による資源高が主因だが、23年度の上昇率は1.1%に縮小するとみる。

資源高は消費や企業活動を下押しするとして、22年度の実質成長率見通しを3.8%から2.9%に下方修正した。金融緩和は円安を招くが、経済に逆風が吹くなかで修正しにくい状況だ。

ウクライナ紛争で加速した円安と資源高のうち、日本経済への悪影響が大きいのは資源高だ。円安は原材料高を助長するが、輸出採算の改善などの恩恵ももたらす。

だが、恩恵は自動車分野など輸出が多い大企業に集中する。企業数で99%強、従業員の数で7割近い中小企業には及びにくい。

資源高と円安の二重苦に見舞われた企業や困窮世帯に目配りは必要で、ここでは政府が中心的な役割を担うべきだ。26日にまとめた物価高対策などで、焦点を絞った効果的な支援を求めたい。

より本質的には化石燃料への依存度を下げるエネルギー政策や、資源高・円安でも競争力をもつ企業の育成が課題になる。長い目でみた成長を促す構造改革に日本全体で取り組む好機にしたい。

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円安のメリットはある。しかし、恩恵は自動車分野など輸出が多い大企業に集中する。企業数で99%強、従業員の数で7割近い中小企業には及びにくい。ではどうするか。長い目でみた成長を促す構造改革に日本全体で取り組む好機にしたい。》「成長を促す構造改革」の言葉が浮き上がって聞こえてしょうがないのは私だけだろうか。そんな発想はもう時代遅れのような気がしてしょうがない。

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「北方領土問題」をどう考えるか [ロシア]

クリル諸島の島の一つ、ウルップ島 - Sputnik 日本, 1920, 25.04.2022
露の極東連邦管区大統領全権代表のユーリ・トルトネフ副首相は、クリル諸島(日本側名称 : 北方領土)をあたかも「不法占拠」しているかのような日本側の声明に対して、「ロシアはクリル諸島の領土の開発を進めることで応える」と表明した。
露のウクライナにおける特殊軍事作戦の開始以降、日本は対露融和姿勢を転換外交青書.jpg今月22日に発表された日本の外交青書では、クリル諸島について、「ロシアに不法占拠されている」という立場を約20年ぶりに復活させた。
トルトネフ副首相は、クリル諸島でのクルーズ船の就航や新規開発計画などに触れ、次のように述べている。

「我々は絶対に日本の声明に応える、単純明快な形でだ。今、クリル諸島ではクルーズ船を就航 させようとしており、すでにどこから船を調達するかはあたりをつけた。とりあえずは手持ち の船を2隻を使い、造船はあとで行う。我々は島々を発展させる。新しい投資プロジェクトに 着手し、団体観光客を呼び、クリルに定住し、働く人々を連れてくる。これを行う根拠となる のは、クリル諸島は疑いなくロシアの領土であるということだ。」

また、トルトネフ副首相は、「不法占拠という日本の最新の声明を聞いて自分の中で生じるの は、おそらくどのロシア国民と同じく、こうした、ごく自然な反応だ」としている。

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北方領土問題をどう考えるかが、今後一つの焦点になるように思えます。今朝のQuoraダイジェストになぜロシアは北方領土を返還しないのだと思いますか?」があり、よく理解できました。そこからリンクした黒木文太郎氏の「北方領土 日本メディアが「プーチンは一度も【2島なら引き渡す】と言っていない事実」を報じない謎」は、具体的にこれまでの交渉の経過が整理されていてありがたい。要するに、ロシア側の視点も含めて振り返ると、この間、日本の報道でたびたび「交渉進展」と報じられてきたことが、いずれも誤認識だったことがわかります。では、なぜ誤認識になったのでしょうか? 各報道を検証すると、いずれも「日本政府側の情報だけを元に書かれた」形跡が顕著に見られます。つまり、日本政府が交渉進展と誤認識し、それを報道が日本国民に伝えたという図式》だったということ。日本のマスコミ報道のことごとくが、具体的根拠のない憶測に留まる仮説》であった、という残念な事実。感情論に走ることなく、あくまで現実の「いま在る」実態に即して冷静に判断することが重要です。

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新・mespesadoさん講義(143)イベルメクチンと味の素 [mespesado理論]

イベルメクチンについては、「ワクチンなんか打たんかったら良かった。イベルメクチンがあればワクチン、いらんやん」》という医師の意見がある一方で、《劇薬ではあるのだから、医師の処方が必要と私は考える。》とする獣医師の意見もある。

前者は「イベルメクチンの予防的内服」https://ameblo.jp/drminori/entry-12723295700.html


飲尿獣医さんの後者情報提供に始まったmespesadoさんとのやりとり、mespesadoさんの《実際の使用に当たっては、少しずつ使っては様子を見ながら慎重かつ敬虔に判断を積み重ねていくのがよい》し、《「実際にどうなっているのか」という話は、まさに現場で直接自分が日々体験している人にしかわからない。》というのが順当な落ち着きどころのようです。

山の味 里の 1.jpg最近見た、宮内生まれの料理家酒井佐和子さんが最初に書いた本『山の味 里の味』(1956)の本文の最後が「味の素の使い方」。《味の素を使用しない料理は塩なし料理にも等しく、野菜、魚類、肉類、煮出しなどすべての物が本当の味の80パーセントぐらいの味しか出ません。どんな名人上手な板前でも100パーセントの味を出すことはむづかしいだろうと思います。ましてや、吸いものなどのような味の薄い料理のこんぶ、カツオ節、塩のうまさを100パーセント引出し生かしてくれるのは、なんといっても味の素の力です。》とありました。料理家が味の素の効用をこんなにはっきり言い切ったのに驚いたのですが、なぜかイベルメクチンと味の素が重なりました。イベルメクチンも、なんだかんだ言われながら、人の暮らしになくてはならないものとして根を下ろしていくような気がします。

【追記 2022.5.1】

mespesadoさんによる、味の素の有害性の検証議論を追記しました。→894

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厳しい時代の到来 [現状把握]

人口動態2022.4.jpg今年2月の死亡数、前年比19,450名増とのことだった。このペースでいくと今年はどうなるか。昨年1年間の前年比は6,7745名増だった。また、4月24日までの南陽市における3回目ワクチン接種率、18歳以上83.1%、65歳以上94.8%、12〜17歳50.7%。5歳〜11歳、1回目接種率46.5%、2回目接種率27.1%。南陽でもいろんな人が注意を喚起してきたし、私も発言してきた。それでもこれだけの人がワクチン接種してしまっている。そんな中で知った大分県臼杵市議選若林純一候補の落選の報。前回1334票で楽勝だったのが、今回465票という。考えられない。理不尽なマスク強制に対する戦いの挙句、すっかり「悪人」にされてしまっていたのだ。それにしても、このような惨敗、誰か予想しえたのか。若林氏の気持ち、思うだにつらい。切に再起を願いたい。

昨日、4月16日馬見ヶ崎河畔での花見で出会った米沢の人のところに招かれて、いろんな方と出会ってきた。なんとか1日も早く子どもたちのマスクを外させたいという運動に取り組んでいる。話しながらもマスクで戦った若林氏のことが頭をよぎる。そして思う、ムダな戦いで消耗してはならない、と。きっとまだ始まったばかりなのだ。これからどんな事態が待っているかしれない。いま在るところにしっかり足を据えて、地道に自分のできることを前向きに積み上げてゆくしかない、そう思う。ジタバタしてもしょうがない。なるようになるし、なるようにしかならない。

以下は、へっぴりごしさん紹介の記事の原文を機械翻訳してみました。厳しい時代の到来を告げています。

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「ノボロシア(新ロシア)建国がウクライナでの露の目標?」(田中宇) [ロシア]

私には田中宇氏の「国際ニュース解説」が最も信頼する情報源だ。この1ヶ月間は3日に2本の記事発信だからすごい。平常時は1週間に1本か2本だった。さっと読める記事ではないので、mespesadoさんの記事同様、いったんこのブログにコピぺしてじっくり読むことにしている。時間もかかるが、時にはゾクゾクするほどの展開もあって、記事の届くのが楽しみだ。飲み込みの悪い私には、ありがたい頭の訓練にもなっていると思う。今回は、マスコミ報道ではわからないウクライナにおける戦況が理解できた。あわせてこれからどうなるかも見えてくる。会員版でないので全文貼り付けた。
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《ロシア政府は、米国側の誤報に対してあまり反論しなくなっている。米国側のマスコミに好き放題にロシア敵視の誤報をさせ、ロシアを極悪だと歪曲報道させている。極悪なロシアを許すなという米国側の世論によって、過激な対露経済制裁が行われ続ける。しかし、石油ガスなど資源の輸入停止を中心とする対露経済制裁は、中長期的にロシアをあまり傷つけない半面、米国側、とくに欧州諸国の経済に大打撃を与え続ける。米国側の対露制裁は自滅的な超愚策である。情報戦争・プロパガンダ戦争としては、ロシアが惨敗、というか不戦敗している。しかしこの不戦敗は、米国側が自分たちの経済を自滅させる対露経済制裁をどんどん進めることにつながり、経済戦争や、米国側と非米側の地政学的な戦いにおけるロシアや非米側(中国やBRICS)の優勢や勝利をもたらす。》《そしてロシアは、軍事的な面でもウクライナにおける優勢が崩れない。米国側のマスコミはロシアの惨敗を描くが、実際のロシアは予定通りゆっくりと勝っている。ロシア国内でのプーチンの支持率も下がらない。この状態が長引くほど、経済面で米国側が崩壊していく。露軍はもっと早くウクライナでの作戦を完了できそうだが、それをやらない。戦争状態が長引くほど、米国側が過激な対露制裁によって経済的に自滅していってくれるからだ。経済の自滅が進むと米国の覇権が低下し、非米側の全体が相対的に優勢になっていく。露軍は、時間をかけた方がウクライナの諸都市の街区を破壊せず、住民を死なせずに作戦を進められる。露軍は予定通り、時間をかけて勝っていく。 》
米国側のいろんな権威筋が、ウクライナ戦争はこれから1-2年続くと予測している。彼らは自分たちの敗北までは明言していない。英国首相が「ロシアは勝ちうる」と発言したり、米国の財務長官が「対露制裁はロシアより欧州を打撃する」と言うなど、状況はわかっているようだが、自滅への道をやめる動きはない。》
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参院選への期待 [日記、雑感]

参政等チラシ面279040777_5277844775593867_6258616247594013406_n.jpg6月22日(水)公示、7月10日(日)投開票、参院選が近い。山形県は自民党が立候補者なしのまま、国民民主党筆頭副代表の舟山康江議員と共産党の新人石川渉氏の戦いでもう決まりだろう。→「【山形】参院選まで3カ月「構図固まらずの現状」県民は」https://news.yahoo.co.jp/articles/832462a1e60400822cdcc8f15b913691e5e445bf

全国で32ある一人区で自民党候補者が決まっていないのは山形のみ。自民党の選対本部長でもある選定の責任者遠藤利明県連会長の胸中はといえば、無理に選挙戦に持ち込んで負けるより、「予算案に賛成してくれた国民民主党に敬意を評してあえて対立候補を立てない」という表向きで通した方がずっと楽に違いない。むしろ、「反自民」の支持者からの突き上げに向き合わねばならない康江議員の方が、はるかに辛い立場だ。プラスに転化できるように乗り切ってほしい。

新勢力3426ddf56a20143ab75ac59aa12e2043.jpg今回の参院選、焦点を「既成政党vs新生政党群」というところに定めれば、ものすごく重要な選挙だ。「新生政党群」とは、れいわ新選組も含めて、ネットを基盤にした政党。次々名乗りを上げているのに注目したい。「参院選2022で新たな国政政党が誕生!?諸派から国政への道とは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ」には、4つの政党があがっていた(2/12)。動画の中では「新党くにもり」の名も出ていた。

先日は幸福実現党の立候補予定者及川幸久氏の講演会に行ってきた。→「米国の本音」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-08

5月5日には参政党の松田学立候補予定者の街頭演説とタウンミーティングがあるとのことで案内をいただいている。行ってみたい。→https://www.sanseito.jp/news/4244/  タウンミーティングに先立って、11時から12時まで霞城セントラル前で街頭演説とのこと。武田邦彦先生が立候補予定者になり、井上正康先生がアドバイザーという参政党については早くから関心を持っていたが、「おっ」と思ったのは、神谷宗幣氏の街頭演説を聴いてだった。→https://duckduckgo.com/?q=%E7%A5%9E%E8%B0%B7%E6%B0%8F%E3%81%AE%E8%A1%97%E9%A0%AD%E6%BC%94%E8%AA%AC&t=newext&atb=v285-1&iar=videos&iax=videos&ia=videos&iai=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DM3OPE54AdHM&pn=1山本太郎氏に対するのとはまたちがった共感があった。素直に聴けた。

「政府の赤字はみんなの黒字」安藤裕前衆院議員は「新党くにもり」からの出馬。仙台で開催される安藤裕講演会の案内もいただいている。→https://miyagivision.blogspot.com/2022/02/blog-post.html  その「くにもり」が参政党を批判しているようだがそれはそれ、いろんな争点が明確になればかえって政治への関心が高まる。とにかく既成政党に愛想尽かししている層を投票所に足を運ばせることができるかどうかが鍵だ。

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プーチンが挑む「金融的果たし合い」 [ロシア]

田中宇氏「権威筋や米国覇権のゾンビ化」(会員版)。 
《ゾンビの中で最もわかりやすいのはQEによる金融覇権のゾンビ化だ。米連銀(FRB)など中央銀行群による買い支え策(QE)がないと相場が暴落する、今の米欧日の株や債券など金融市場・金融システムは丸ごとゾンビである。米国中心の先進諸国の金融システムは、2008年のリーマン危機でいったん大きく崩壊(凍結)した後、しだいに反騰して史上最高値を更新しており、蘇生したように見えるが、それは中銀群がQE策で資金を注入し続けたからであり、QEが米欧日の金融をゾンビ化・植物人間化した。二度と自力で蘇生できない植物人間と同様、先進諸国の金融システムがQEなしの自力で蘇生することは二度とない。英加などの中銀は昨年末からQEをやめてQTに入っているが、本当にやめているのか疑問だ(QTでなく債権の隠密償却をやっているのでないか)。米連銀は資産がいまだに微増しており、QEを辞めたと言いつつやめてない。ゾンビが重層化している。この事態の中でプーチンが非米諸国を金資源本位制にいざなって、米国側に金融的な果たし合いを挑んでいる。》
そもそも経済面の米国覇権は、1971年のニクソンショック(金ドル交換停止)で金本位制が崩壊していったん崩れた後、1985年の金融自由化以降、債券金融システムが拡大し続けることで再生した。(この拡大・再生をバブル膨張と考えるなら、これ自体もゾンビ化だが、それを言ってしまうと金本位制以外すべてゾンビだ。実際そうなのだが)。リーマン危機は、その債券金融システムのバブル崩壊であり、冷戦後に金融主導になった米国覇権の崩壊だった。そして、リーマン危機で崩壊した米金融覇権は、QEというゾンビ化によって見かけだけ蘇生している。今の米国覇権は金融面でゾンビである。》
要するに「金本位制以外すべてゾンビ」。プーチンが目指すのは、金資源本位制化によって、債権金融ゾンビシステムを崩壊させること。田中氏は、プーチンは「米国側に金融的な果たし合いを挑んでいる」という。私は、「持ってナンボの経済」から「使ってナンボの経済」へ、と言ってきた。
「へっぴりごし」さん紹介の記事を端緒に、この件に関するロシアの動きを遡ってみた。
ロシア銀行がルーブルを金にリンクさせ、商品決済をルーブルにリンクさせるという動きは、西側メディアがまだよく把握していないパラダイムシフトである。ドミノ倒しのように、これらの出来事は様々な形で反響を呼ぶ可能性があります。現物の金に対する需要の増加ペーパーゴールド市場の暴落金価格の再上昇米ドル離れが進む米ドル以外の通貨による非欧米諸国間の商品二国間貿易の増加。》
"ロシア制裁 "の意図しない結果として、世界的なエネルギーや食料価格の記録的な高インフレ、アフリカでの食料不足と飢饉、返済不能な膨大な債務、通貨の堕落や切り下げ(ローマのデナリウス(銀貨)の銀含有量を盗む)、大量検閲、適正手続きの放棄、法の支配、そして、「良くても世界経済の後退、最悪は経済恐慌」などを指摘した。"ロシア制裁は、"世界経済の後退、最悪の場合は、経済恐慌を引き起こす"。》

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「タイムカプセル理論」(承前) [第三の道]

三都住さんの「タイムカプセル理論」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-16 のつづきです。目先の喧騒から離れ、ともかくいったん肚に収めて、そしてあれこれ思わされます。
「廃仏毀釈」に反応しています。ただ現実に確認できることとして、明治維新後、廃仏毀釈が行われた。何の必要性があるのか合理的な説明を聞いたことがない。仏教僧は還俗され、寺院は廃され、日本仏教は壊滅的な打撃を受けた。一方、神社もそうだ。神社も統廃合が進められ、村や集落の社は廃され、統合された。宮崎や鹿児島に行ってみるといい。神社も寺も驚くほど少ない。/世界の例、日本の例からわかるのは、彼らは意図的にその国の精神文化を消し去ろうとしてきたことだ。なぜならそれこそがそこに住む人々の心の力の根源であるから。》ウイキペディアには、小西孝司によれば、2019年(令和元年)9月時点で鹿児島県内には『宗教年鑑』平成30年版の引用で481寺あるが、国宝や重要文化財の仏像は1点もないとしている[13](「廃仏毀釈」)とある。それに比べて、この地域はゆるかった。宮内熊野大社には阿弥陀如来、薬師如来、観世音菩薩の旧本尊が残り(熊野考古館)、梵鐘もあって今も朝夕時を報せている。獅子冠事務所の祭り前10日間の精進潔斎は仏式だ。→宮内熊野に探る「祭り」の意味 (8)」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-12-21-4  一時は平田国学流に「不純さ」を思うこともあったが、今は素直にありがたいことだと思うようになっている。
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「濡れ衣をかけられ続けるロシア 」(田中宇) [ロシア]

田中宇氏は、あえて濡れ衣を晴らそうとしないロシアに、長期戦の構えを読み取ります。腰を据えてじっくり考え行動してゆかねばなりません。頭の先っちょに振り回されずに。それぞれの肚(ハラ)が問われているのです。「連帯」があるとすれば、「肚」でつながる連帯です。先日の花見で感じた心地よさは、その可能性を感じたからに違いありません。→「最近、岩戸は少し開いている」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-17-1

ウクライナ戦争は第2段階に入り、ロシアの傘下に入った東部のドンバス2州に駐留するロシア軍と、2州とウクライナ側の新たな国境線に沿って展開するウクライナ軍との戦いになっていく。ウクライナ軍はすでに各地で露軍に包囲されており、戦いは長く限定的なものになる。米国側のマスコミは戦争を誇張し続ける。この戦争が続く限り、米国側と非米側の劇的な対立も続き、米国側の経済が崩壊していく。ロシアは自らにかけられた濡れ衣を放置し、すべてプーチンのせいにされた状態で、米国側の衰退と非米側の台頭が進む。》

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