SSブログ

新・mespesadoさん講義(143)イベルメクチンと味の素 [mespesado理論]

イベルメクチンについては、「ワクチンなんか打たんかったら良かった。イベルメクチンがあればワクチン、いらんやん」》という医師の意見がある一方で、《劇薬ではあるのだから、医師の処方が必要と私は考える。》とする獣医師の意見もある。

前者は「イベルメクチンの予防的内服」https://ameblo.jp/drminori/entry-12723295700.html


飲尿獣医さんの後者情報提供に始まったmespesadoさんとのやりとり、mespesadoさんの《実際の使用に当たっては、少しずつ使っては様子を見ながら慎重かつ敬虔に判断を積み重ねていくのがよい》し、《「実際にどうなっているのか」という話は、まさに現場で直接自分が日々体験している人にしかわからない。》というのが順当な落ち着きどころのようです。

山の味 里の 1.jpg最近見た、宮内生まれの料理家酒井佐和子さんが最初に書いた本『山の味 里の味』(1956)の本文の最後が「味の素の使い方」。《味の素を使用しない料理は塩なし料理にも等しく、野菜、魚類、肉類、煮出しなどすべての物が本当の味の80パーセントぐらいの味しか出ません。どんな名人上手な板前でも100パーセントの味を出すことはむづかしいだろうと思います。ましてや、吸いものなどのような味の薄い料理のこんぶ、カツオ節、塩のうまさを100パーセント引出し生かしてくれるのは、なんといっても味の素の力です。》とありました。料理家が味の素の効用をこんなにはっきり言い切ったのに驚いたのですが、なぜかイベルメクチンと味の素が重なりました。イベルメクチンも、なんだかんだ言われながら、人の暮らしになくてはならないものとして根を下ろしていくような気がします。

【追記 2022.5.1】

mespesadoさんによる、味の素の有害性の検証議論を追記しました。→894

*   *   *   *   *

285 名前:飲尿獣医 2022/04/25 (Mon) 05:34:25
ひかたまのブログの人気記事第1位が以下の記事だった。


メモ:駆虫薬↓
http://shindenforest.blog.jp/archives/85465154.html?ref=popular_article&id=6402485-2907907

ホリスティック医学を追求する獣医師の記事であるから、安易なイベルメクチンの服用に警告を発することは理解できるのだが
(予防的に服用というのは論外)
薬用量に関しての警告には(200μg/kgを高容量とする事)少し疑問を感じる。
確かに犬フィラリアでは6μg/kgで殺虫効果が見られるが,猫疥癬では200μg〜400μg/Kgは通常投与量である。
だから、人に対する12mgの服用量も驚くほど(あまりに怖い量というほど)のものではない。
勿論、劇薬ではあるのだから、医師の処方が必要と私は考える。

昨朝、息子の嫁の陣痛が始まり、息子は嫁を産院に送り届け、その足で子供をウチに連れてきた。
私が午前の診療しているうちに出産と報告が来た。
あっという間の事だった。

昨朝から鼻水が止まらず、娘の方の孫の風邪が移ったようだ。
発熱もなけれがば喉の炎症もないが、ちょっとヤバイ事になった。
あと数日もすれば嫁も退院して来るし、アチラの両親もやって来るのだ。
尿飲んどけば、自然に症状も治まるのだろうが
イベルメクチンを試したくなった。
1.2ml(200μg/kg)動物用を飲んでみた。
結構苦かった。

私は昨年から3頭程の猫風邪にも試してみたのだが
劇的な回復を見るまでには至らなかった。
現在、尿療法で奇跡的回復をしたラブのエルくんのガン症例にも服用させている。
その経過を近く報告したい。

286 名前:mespesado 2022/04/25 (Mon) 09:14:30
>>285
 貴重な情報ありがとうございます。
 イベルメクチンの功罪ですが、考えてみれば、今回のコロナ問題については、イベルメクチンに何を期待して服用するのかというと、要はウイルスという人体にとっての「外敵」を「駆逐する」ために服用するわけで、自分の体を構成する細胞以外の細胞を「殺す」もしくは「繁殖不能にする」効用を利用するわけですよね。つまり、自分の体を構成する細胞には危害を与えないで、外敵である細胞には危害を与える、という、考え方によっては、実に「虫のいい(駆虫薬だからにw)話」を期待しているわけだから、副作用が問題になるのは、考えてみれば当たり前の話ですよね。で、イベルメクチンの場合、無脊椎生物と脊椎生物の違いを「利用」して、前者のみがもつ特徴に作用するからこういう選別が効くわけだけれども、じゃあ後者に全く影響が無いかというと、そうではなくて、脊椎生物の中枢神経には、無脊椎生物の持つ特徴と類似の特徴が存在するために、そこに副作用が働く可能性がある…。そういう話しであると理解しました。実は、この話は例のナカムラ・クリニックさんも全く同じ点に警告を鳴らしているところです。
 ご紹介いただいたサイトの過去記事も見てみましたが、「手を洗う」ことの功罪や、「清涼飲料水」の害の話もあり、なかなかよいサイトでした。
 しかし、そもそも論なんですが、ある薬やサプリや食品が「体に良い」とか「体に悪い」って何?これって、典型的な「二元論」じゃないですか。そもそも体のメタボリズムというのは、「体をよくしてやろう」と「意図」して作用しているわけではない。物質Aが体の仕組みのBの部分とこうこうこういう作用を引き起こす、というのは人間が観察して初めてわかること、というか、人間が勝手にそう「解釈」しているだけで、物質は、ただ物理法則に従って淡々と動いているだけで、別に個々の原子が「体に良い作用をしよう」とか考えているわけではない。もちろん医学と言う学問を否定しているわけではないです。物質が生体にどういう機序で働きかけているかを解明する作業は確かに人間の知識を増やすし、そういった知的作業は大切だと思います。でもそれですべてを知ったつもりになるというのは、あまりにも自然というものに対して傲慢すぎる。やはり、薬にしてもサプリにしても、科学によって解明された効用は効用としてありがたく利用しつつも、実際の使用に当たっては、少しずつ使っては様子を見ながら慎重かつ敬虔に判断を積み重ねていくのがよいのだろうな、と思っています。

288 名前:飲尿獣医 2022/04/25 (Mon) 22:04:02
>286 mespesadoさんコメントありがとうございます。

>イベルメクチンに何を期待して服用するのかというと、要はウイルスと
いう人体にとっての「外敵」を「駆逐する」ために服用するわけで、自分の
体を構成する細胞以外の細胞を「殺す」もしくは「繁殖不能にする」効用を
利用するわけですよね。<

おっしゃる通りで、今回のイベルメクチンも抗ウィルス薬としての可能性に期待というお話なんですけど、
未だ白黒ハッキリしたものでないことは承知の上での人体実験なんです。
薬である以上副作用も承知しております。
イベルメクチンというのはもう何十年にも渡って小動物臨床においても使われてきたものであり、私は今回新たに出てきた薬よりは副作用の点においては信頼しております。
それで、実験の結果ですがw、午前の診療中は白衣のポケットにテッシュを忍ばせて、飼い主さんの目を盗んで鼻水を頻回に拭く行為を繰り返したのですが、午後からはかなり改善してきました。
劇的改善とは言い難いですが、朝から飲む尿が非常にマイルドなところを見るとイベルメクチンの飲用に悪い作用は無いようです。
尿の味は体調のバロメーターなんです。
今夕再度服用してみました。
これで実験は終了の予定ですw。


290:mespesado :2022/04/26 (Tue) 09:55:15
>>288
> イベルメクチンというのはもう何十年にも渡って小動物臨床においても
> 使われてきたものであり、私は今回新たに出てきた薬よりは副作用の点
> においては信頼しております。

 貴重なご自身の体験に基づく情報ありがとうございます。
 そうなんですよね。いわゆる「リクツ」の部分は読者一人ひとりが自分の頭で考えて判断すればよい。けれども「実際にどうなっているのか」という話は、まさに現場で直接自分が日々体験している人にしかわからない。ですから飲尿獣医さんの↑の体験談はとてもありがたい。例の尼崎の長尾医師のイベ話が何で貴重かというと、それで多くの患者をご自身で現実に救っているからです。別に長尾先生の人格がどうのとか信奉できそうなカリスマ性があるからとかじゃない(実際、ウクライナ問題で、この点は残念な人であることが露呈してしまいましたよね)。なので、飲尿獣医さん、今後もどんどん現場からの体験に基づく情報をお願いします(誤解の無いように言っておきますと、飲尿獣医さんは、今までの書き込みを読む限り、長尾先生のような残念なところというのは全く感じることがありません)。


291 名前飲尿獣医 2022/04/27 (Wed) 05:00:27

mespesadoさんありがとうございます。
>例の尼崎の長尾医師の
>イベ話が何で貴重かというと、それで多くの患者をご自身で現実に救ってい
>るからです。

↑仰るとおりです。
私も飲尿でもって、多くの難病のペットを救ってきました。
その事実、現実を(洗脳から目覚め、偏見を取り除き)冷静な目で見てください
と、言っているのです。

鼻風邪はたった2日で完治しました。
イベルメクチン2回の服用と飲尿量の増量(1日1リットル程飲尿)の相乗効果と考えられます(?)

******
「環境という優しい言葉の裏に闇の世界がある。」
武田先生が語っております。
『ワクチンの闇』

https://youtu.be/zPvvxv439x0

今回のコロナワクチン騒動とも共通する。
先回の、1時間半にわたる携帯での話の中でO先輩は何度も私に訊いてきた。
「なぁ、あなた、一体誰が儲けとると思う?
言わずもがな、の話だが
ソレに気付かぬ人も周りに多いのだそうだ。。


【追記 2022.4.30】

297 名前:mespesado 2022/04/30 (Sat) 11:36:18


https://www.nicovideo.jp/watch/sm40325596

↑イベルメクチンに疑念を持ち、「ルミンA」という物質を推す人の話。 
15分位のところから医学的な話がありますが、「血液脳関門」が劣化している人がイベを飲むと危険だという話なんですが、これもナカムラクリニックさんなどが主張している「イベは中枢神経に悪影響がある」という話とピッタリ整合性があるので、一聴の価値があると思います。
 それから、「接種者から柔軟剤のニオイがする」話にまつわる怖い話。なんと、柔軟剤に含まれる成分が血液脳関門を破壊する働きがある、というのです!すると、接種者からニオイを感じてシェディングだ!と感じてあわててイベルメクチンを飲むのは大変危険だ!ということになるわけです。本当にワ〇チ〇に柔軟剤が入っているのかどうかという疑問はありますが、シェディングに対してイベの利きが悪いという話がありましたが、その延長線上にある話として考慮に値する話だと思います。
 ただ、一般論ですが、反ワ〇チ〇でありながらイベの効果に疑念を持つ人というのは、必ずと言ってよい程代替となる薬品を進める(この人の場合はルミンA)ことが多いので、そこは何だか引っかかるものを感じたのは事実です。


298:飲尿獣医 :2022/04/30 (Sat) 15:14:43 

>297 mespesadoさんありがとうございます。
『ルミンA』非常に懐かしい名前を見ました。
戦前、理化学研究所で開発され、日本陸軍で愛用されたとか、読んだ記憶です。
戦後は、(政木和三さんもいらした)林原で扱うようになり、今でも根強い愛好家はいるようです根w
実は私も15年程前(?)、細胞の修復を早めるとかで、暫く動物に使っておりました。
当時は2ちゃんでもルミンAスレがあって、熱心に情報収集したものです。
(いつの間にか使わなくなってしまったのですが)
あのタコヤキさんwのイベルメクチンに対する評価に関しては
ある動物病院のHPを見て述べているだけで、殊更イベルメクチンの危険性を強調しているようで
あまり関心(感心)はありません。
確かに(以前述べたように)Mf陽性犬でのアナフィラキシー、200μg/kgでのコリー系統種への適用(薬物が血液脳関門を通過する)
で致死に至る危険性はありますが、通常使用では問題ないです。
きちんと投薬する限り、Mf陽性となることはまずありません。
そういう子には検査なしでもウチは出します。

(先日の薬屋さんとの話で、私が「もうココラではフィラリアいないんじゃないの?」と訊いたら
震災の時の野外犬を検査したら、4割が陽性になったそうです。)

但し、人間での副作用は知りません。一例の服用が(自分自身)あるだけですからw。

シェディングに関しては私はわかりません。
ウチに来る人はほとんどの人がワクチン打ってますが
私が鈍いのか、それとも丈夫いのかw
感じたことはありません。

(鹿し、あのタコヤキさんwは自分でも童顔と言っていたが、確かに目元なんか見てもとても61歳には見えなかったw)

---------------------------------


【追記 2022.5.1】

894:mespesado :2022/05/01 (Sun) 14:34:38
 はぐらめいさんの「移ろうままに」の4月27日のエントリー↓
イベルメクチンと味の素
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-04-27

に、表題にもある「味の素」についての内容が書かれていました↓


> 最近見た、宮内生まれの料理家酒井佐和子さんが最初に書いた本『山の
> 味 里の味』(1956)の本文の最後が「味の素の使い方」。《味の素を使
> 用しない料理は塩なし料理にも等しく、野菜、魚類、肉類、煮出しなど
> すべての物が本当の味の80パーセントぐらいの味しか出ません。どんな
> 名人上手な板前でも100パーセントの味を出すことはむづかしいだろうと
> 思います。ましてや、吸いものなどのような味の薄い料理のこんぶ、カ
> ツオ節、塩のうまさを100パーセント引出し生かしてくれるのは、なんと
> いっても味の素の力です。》とありました。料理家が味の素の効用をこ
> んなにはっきり言い切ったのに驚いたのですが、なぜかイベルメクチン
> と味の素が重なりました。イベルメクチンも、なんだかんだ言われなが
> ら、人の暮らしになくてはならないものとして根を下ろしていくような
> 気がします。

 さーてw味の素は体に害があるのか無いのか論争に興味が出てきました。で、まず安全だという意見から↓
ちまたにあふれる「うま味調味料」のウソを見破る
[食の安全と健康:第6回 文・松永和紀]
https://oishi-kenko.com/articles/shokunoanzentokenkou06

> Q.化学調味料とうま味調味料、体に悪いと聞きます。なるべく無添加の
> ものを買った方がよいのでしょうか?
> A.体に悪いという説に科学的根拠はなく、世界保健機関(WHO)の組織
> 等が安全性を認めています。

という仮想質疑応答から始まり、味の素が体に悪いという風潮は、味の素が蛇から抽出された成分を使っているというデマから始まった、的な話が出てきます。しかし、WHOのお墨付きがある、なんていう根拠はワ〇チ〇のウソでこれだけ有名になった私達には全然説得力がありませんw
 だがしかし、です。そもそも「危険でないことの証明」なんてのは悪魔の証明であって、そもそも「なぜ味の素は危険だと言われるようになったのか」を知ることの方が先決のはずです。そこで、危険派のサイトを見てみることにしました↓


買ってはいけない味の素!その理由とは?
https://www.free-counter.jp/dby/399.html

> 実は、「味の素」の危険性はそのものよりも、むしろ摂取機会の多さに
> あったんです。

 それだけでなく、実際に危険だったという根拠も書かれていました↓


> グルタミン酸ナトリウムはその昔、小麦グルテンや昆布から抽出された
> 天然の調味料でした。

> しかしその後、大量生産を目的として石油から生成されるようになり、
> その過程で混入した不純物に発がん性があったため、危険な調味料とし
> て一躍有名になってしまったのです。

 なるほど!そういえばそんな時代がありましたね。私も覚えています。しかし「石油からの合成」はその後問題があると嫌われ、今では天然成分から作られているハズです。ところが

> では、現在では安全かというと、実はそうでもありません。

> 放射線を投射して遺伝子を組み換えられた「変異株」と呼ばれるサトウ
> キビから、発酵および合成が行われるのです。

> 放射線というと、東日本大震災で起きた福島原発の事故による放射性物
> 質が問題となりましたね。

 下の2行は「放射線」と「放射能(=放射性物質)」を混同しているのでナンセンスですが、前半は「遺伝子組み換え」と同じリスクのことを言っているように見えました。で、それはともかくとして、味の素の成分の害についての言及が続きます↓


> まず一つ目は、多量摂取による、頭痛や嘔吐、緑内障や味覚障害といっ
> た脳障害です。

> グルタミン酸ナトリウムは、多量摂取によって、脳の海馬や視床下部に
> 影響を及ぼすことがわかってきました。

> 中華料理を食べた後に、唇のしびれや味がわからないという症状を経験
> したことのある人は、少なからずいるのではないでしょうか。

> 脳の海馬がグルタミン酸ナトリウムにより繰り返し刺激を受けると、味
> に関する幻覚が生じるのです。

> そして、その結果として、唇がしびれたり、味がわからなくなるのです。

> アメリカでは、グルタミン酸ナトリウムの幼児の摂取は禁止されていま
> すが、その理由が上記のような脳障害が引き起こされる恐れがあるため、
> ということでした。

 つまり、大量摂取による害が一つ、ということのようです。それから二つ目↓


> そして二つ目ですが、先ほど述べたように、グルタミン酸ナトリウムは
> アミノ酸という核酸系調味料です。これが蓄積されると痛風の発症率が
> 高くなります。

> 理由は簡単で、痛風の原因が、核酸に含まれるプリン体の代謝産物であ
> る「尿酸ナトリウム」だからです。

> 要は、グルタミン酸ナトリウムの体内への蓄積が非常に危険であり、
> 「味の素」の長期にわたる多量摂取こそ、気を付けなければならないと
> いうことなのです。

 う~む。何か言いがかりのような…。味の素、すなわちグルタミン酸ナトリウムはアミノ酸であり、核酸もアミノ酸だ。核酸の中にはプリン体があり、プリン体の代謝物である尿酸ナトリウムが通風を引き起こす。だから危険だ!
 何じゃこりゃ??まるで牽強付会もいいところですね。全然論理的に繋がってないじゃないかw
 というわけで、全然危険であることの根拠が論理的でない。危険だと言われている本当の理由は、やはり先ほど引用した部分、つまり「昔、石油から合成されていて、不純物が混じっていたから」という所にありそうです。ですから「今は危険か?」という質問に対する答にはなっていないのです。
 で、ここからは私の意見。じゃあ、今は天然物から、しかも昔よりはるかに生成の純度が高い方法で生成されているから安全か?私は逆に、この「純粋」というところにこそ問題があると思っています。
 この味の素だけでなく、今では「白砂糖」や「精製塩」の害が言われています。これらも「摂取し過ぎると善くない」ということが言われていますが、もちろんあまりに多量に摂取すれば害があるでしょうが、それよりも、人体というのは自然と共に進化してきたわけで、その進化のプロセスでは現代のような「純粋」な食べ物というのは存在しなかった。従って、(もちろん自然由来の)不純物が重要な役割を果たしていて、この不純物が主成分単独で摂取した場合の害を「和らげる」働きをしていたことが次第に明らかになって来ています(例えば「にがり」に含まれるカリウムやマグネシウムの役割など)。だって、自然は「主成分」とか「不純物」なんて意識してより分けているわけではなく、それこそ、各物質が「そこにある」からそれを取り込んで体内で「消化」しているだけなのだから、不純物が入っていてアタリマエ。逆に生成し過ぎて、不純物と人間が勝手にレッテルを張った物質が「全然入っていない」物質など、今まで取り込んだことが無かったのだから、体が「なんじゃこの物質?」と機能不全を起こすのがアタリマエ(ちょうどカリウム以外の放射性物質は自然界に存在しないので体が取り込んで機能不全を起こすのと同じカラクリ)。
 つまり何が言いたかったかというと、我々が古来から摂取している塩や砂糖ですら精製し過ぎた純粋物質は体に悪いのですから、グルタミン酸ナトリウムという「生成し過ぎた純粋物質」も同じ問題があるだろう、と考えるのがアタリマエだと思うのです。私の家では白砂糖や精製塩はもう何年も前から使っていません。体が拒否反応を示すからです。なので、「純粋なグルタミン酸ナトリウム」である味の素も同じことだと思うんですね。しかも、この調味料は、現代になって「発明」された調味料であり、塩や砂糖のような「古来から使われていた」ような「天然」の不純物入りの形というものが存在しません。そういうわけで、やはりこれを「安全だ」と言い切って平然と使い続けるのは、少なくとも私は抵抗を感じる、というのが今の私の考え方、ということになります。

nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 1

めい

【追記 2022.5.1】
mespesadoさんによる、味の素の有害性の検証議論を追記しました。

by めい (2022-05-01 17:42) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。