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「2類相当から5類へ」請願活動総括(9月議会) [議会]


◎経過
 8月16日に米沢市で開催された井上正康氏講演会後、今後の取組みのひとつとして「コロナ禍を収束させる山形県民会議」を結成して、県内市町村議会への請願活動に取り組むことが確認されました。ただちに「新型コロナウイルス感染症の取扱いを指定感染症二類相当から五類感染症に引き下げることを求める意見書提出についての請願書」を用意して行動を開始。9月議会の請願締切りが迫っている中、新庄市、南陽市、川西町、飯豊町の各議会に提出することができました。

 この請願は、ワクチン推進派、反ワクチン派に関係なく、早くコロナ禍を収束させたいと願う人であればだれでも理解していただける内容で、政治的立場に関係なく超党派で取り組めるはずでした。

 新型コロナを指定感染症2類相当からインフルエンザ並みの5類にすれば、どこの診療機関でも診てもらえるので医療崩壊の心配はなくなり、いろんな規制からも解放され、マスクの必要もなくなり、ワクチン接種もほんとうにしたい人だけすればよくなり、コロナ禍以前のくらしに戻ることができます。80年前の日本が体験した戦時中とも重なるがまんがまんの毎日から早く解放されたいと思うなら誰でも賛成してくれるものと思っていました。しかし、9月議会の段階では、南陽市と新庄市は不採択(新庄は1票差)、川西町と飯豊町は継続審査という結果に終わりました。

◎反省(なぜ賛同を得られなかったか?)
①「新型コロナは怖い病気」という固定観念
 マスコミ情報を鵜呑みにする前に、まず身の回りの事実から判断してほしいと言い続けてきました。「新型コロナが怖いのはその病気そのものよりも、陽性判断による風評被害が怖い」。しかし、新型コロナ騒ぎが始まった時の「恐ろしい病気」という先入観からの解放は容易ではないことを痛感させられました。「怖くない」ということで、かえって反発を買ってしまうこともありました。
②規制がなくなることで感染者、発症者が増加するという不安
 陽性者は必ずしも感染者ではないし、感染者が発症者になるとは限りません。にも関わらず、陽性判断者を「感染者」として報道され、国民はその数に一喜一憂させられています。いち早い予防対策が求められる2類相当指定感染症であるためです。これまでの事例から、発症した段階で対処すれば十分な病気であることがわかっも、最初の刷り込みが効いています。
③治療薬がないという思い込み
 アフリカ諸国において、ワクチン接種が10%未満なのにコロナ感染が少ないのは、日本人ノーベル賞生理学者大村智博士発見の経口駆虫薬イベルメクチンのおかげともいわれます。日本でも多くの臨床結果が出ています。ファイザー社などが新たに開発している新型コロナ治療薬もイベルメクチンとそのしくみは同じです。今後、それらの高い治療薬が安価なイベルメクチンを押しのけて市場を席巻していく動きです。
④治療費が自己負担になる
 新型コロナは2類相当指定感染症ということで医療費の一切は公費負担となっています。5類になればインフルエンザ同様自己負担となることが賛同を得られなかった大きな理由となりました。
⑤ワクチン接種圧力の強さ
 世の中はおしなべて「ワクチン接種当然」の空気です。その中でワクチン接種に対する疑義を含むということから反感を招き、理解を得にくくなる面がありました。

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めい

Dr.和の町医者日記
http://blog.drnagao.com/2021/10/post-7748.html

感染症法に「時間」という概念を加えたい
2021年10月18日(月)

日本の感染症は、「感染症法」という法律で取り扱われている。
しかしこの法律には、致命的な欠陥があることを指摘しておく。
「時間」という概念が無い事だ。法律が沢山の人命を奪ってる。

日本は法治国家である。
真面目な日本人は法律をしっかり守る。
その法律が人を殺してきたことに気が付いている専門家は一人もいない。

そもそも、感染症法のカテゴリーは7つある。 復習!

1)1類 ペスト エボラ出血熱
2)2類 結核  SARS MERS
3)3類 コレラ 腸チフス
4)4類 狂犬病 E型肝炎
5)5類 インフルエンザ 梅毒
6)指定感染症 仮置き場 期限は1年  俗に2類相当と言われている
7)新型インフルエンザ等感染症 1類以上に厳しい  期間は無期限 

新型コロナは、昨年1月から1年間は6)の箱に、そして今年2月からは
7)の箱に入れられて、現在も7)の箱に入れられたまま、現在に至る。

そもそもコロナの特徴は、「ステルス性」にある。
発症前2日間と発症後2日間が最も感染力が強い期間である。

感染拡大防止という観点からは、「発症前2日間」に捕捉することは通常不可能。
できることは発症後2日以内に迅速診断して、その場で治療することだ。

しかし現実には、当初は診断までに数日もかかっていた。
そして診断されてもさらに数日間、「放置」されていた。

そんなやり方では、感染拡大は止められないし、
重症化する人は重症化するのは当たり前である。

コロナは、感染拡大防止の観点からも、重症化予防のためにも
とにかく「早期診断&隔離、そして即治療」に尽きる、のだが。

しかし現実には、保健所が介入するために、それがまったくできない。
だから沢山の犠牲者が出たわけで、僕が「人災」だと思う理由である。

なんでそうなるのか?

感染症法分類は、そもそも「結核」がモデルになっている。
1とか2とか3という数字は、「病原性」に基づいている。

しかし「結核」という病気は、慢性病の代表で、日にち単位で変化する病気ではない。
結核は保健所が介在しても、大きなロスが生じないけども、コロナは全く違う病気だ。

コロナ対策は、「時間」という概念が、きわめて重要だ。
崩壊している保健所を通すこと自体が、そもそも間違い。

しかし第五波でも、時間という概念が無いどころか、沢山の「放置」を放置。
それは時代遅れの感染症法の建てつけを眺めると、当たり前の帰結である。

以上を一言で言うならば、日本のコロナ対策の一番の間違いは
急性疾患であるコロナを慢性疾患である結核と同じ扱いにしていること。

昔、結核になれば、結核病院(サナトリウム)に年単位で隔離された。
そんな呑気法律で、コロナにも対応することにしている法律が間違い。

僕は、今回のコロナのような「ステルス性」や「短期間に重症化」を
有する感染症を想定して、「時間」という概念を重視すべきだと思う。

もしも保健所が介入するのであれば、そこに大量の医師と看護師を配置して
24時間365日体制で対応するような仕組みに変えないと、犠牲者は減らない。

とりあえず、7番目の箱を保健所が介入しない「救急対応感染症」にすべきだ。
あるいは保健所を「救急対応」できるように、政治が根本的に組織変革すべき。

コロナ対応のカギは「病床数」ではなく、「時間」である。
1年半経っても誰も指摘しないので、僕が指摘しておこう。

「早期診断、即治療」

国会の前に貼っておきたいな。
国会でこの言葉は皆無だった。

by めい (2021-10-18 02:43) 

めい

「抗ガン剤としてのイベルメクチン」に関しての数々の論文を知る
投稿日:2021年10月25日
https://indeep.jp/effects-of-ivermectin-for-cancer/
《イベルメクチンに抗ガン剤としての作用があることがずいぶんと以前から知られていたことを初めて知りまして、ご紹介させていただいた次第です。/不思議な薬ですね。》


by めい (2021-10-25 03:31) 

めい

・安倍元首相が新年早々「コロナ5類扱い」発言 医療崩壊の“元凶”また政権に口出しで批判噴出(『日刊ゲンダイ』)
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc8128c78350a7d9cb88556d39942d9569cf73ec

・安倍元首相が新年早々「コロナ5類扱い」の解説
https://www.youtube.com/watch?v=j7NNYamJlwA


by めい (2022-01-07 14:33) 

めい

「5類」引き下げ意見書否決 新型コロナで大阪市議会
2022/2/10 19:02 産経WEST
https://www.sankei.com/article/20220210-W3JXM7B7NJODLORYQ7Y5FXGNXE/

大阪市議会は10日、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、危険度が5段階で2番目に高い「2類相当」から季節性インフルエンザ相当の「5類」に引き下げるよう政府に求める意見書を反対多数で否決した。保健所業務の逼迫(ひっぱく)などを理由に政治団体・大阪維新の会が提出したが、自民や公明両党などの賛同を得られなかった。

意見書は、現行の分類のままでは政府への全数報告や療養場所の特定が義務付けられ「保健所に過度な負担がかかっている」と指摘。感染者の急増で保健所の対応が追い付かず「危険度の高い感染者に医療提供が遅れ、保健所を通す今の法体制がかえって市民に影響を及ぼすことになりかねない」と問題提起した。

大阪維新前代表の松井一郎市長も、オミクロン株の重症化率が低いなどとして、分類見直しが必要だとの見解を一貫して示している。

by めい (2022-02-11 07:20) 

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