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派閥解消→自民党液状化→”本物”の出番(堺のおっさん) [現状把握]

おもしろくなってきた。

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「人は法によってのみ再び平等となる」(モンテスキュー) [メモ]

今日の『陥穽』は312回目。伊達小二郎(陸奥宗光)は、偶々立ち寄った大阪の刀剣屋で、死の三日前の坂本龍馬が、小二郎に呈すべく研ぎに出した脇差と偶然の出会いを果たす。この小説、場面の転換が極めて激しいのだが、ありがたいことにその日の内容に関連する場面に連れ戻してくれる仕掛けがある。関連する4回分が毎日紹介されているのだ。そこで312回から240回へ、遡ること10年、そこで小二郎が龍馬に示した論稿の言葉、《自然状態におきて人自ずから平等なものとして生まれども、人、自然に止まることを得ず、必ず社会(Society)を成す。社会必らず平等を失わしめる。そして、人は法によってのみ再び平等となる。実はこの言葉、先にモンテスキュー『法の精神』の一文として225回で既出だった。→「苫米地英人『超国家権力の正体』」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-11-02《「自然状態では、人間は確かに平等なものとして生まれる。だが人間は、自然状態に止(とど)まることは出来ないであろう。社会は平等を失わしめる。そして、人間は法によってのみ再び平等となる」》)

「人は法によってのみ再び平等となる」再三のめぐりあわせに、今あらためてじっくり噛み締めねばならない言葉のように思えてきた。徳田さんの「生命だけは平等だ」の言葉とともにあわせ考えたい。

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『議会だよりvol.176』の「訂正とお詫び」について [議会]

訂正とお詫び.jpg本日発行の『議会だよりvol.176』の13ページに、白岩孝夫市長と伊藤英司議会報編集委員長の「訂正とお詫び」が掲載されました。

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訂正とお詫び

 10月16日発行の本誌13ページの一般質問の記事の内容について。 一部補足を要する部分がありましたので、白岩市長の補足説明を以下のように掲載いたします。
《市長補足文》
  誤解を招く点がありましたので、市長の真意を補足いたします。
 質問の中での「ワクチンは医療業界にとって一番金になる」との指摘は違います。
 ワクチン接種の目的は、市民が感染症で苦しむことを軽減し予防することです。 また、病気がまん延して医療が逼迫し、市民が必要な医療を受けられなくなることを防ぐためです。
 膨大な労力を割いてワクチン接種にご協力いただいた医療従事者の皆様に改めて感謝と敬意を表します。

 「コロナで潤った人がいるということも確か」との指摘は、いつどこで誰が幾らもうけたのかと言うことがなければ、風評の域を出ないものです。
 質問に対する答弁が舌足らずで誤解を招いたことにつきまして、率直にお詫びいたします。
 そのうえで「議会だより」が、職場での議論を市民の皆様にわかりやすくお伝えする重要な機能を今後も発揮されますよう期待いたします。

南陽市長 白岩 孝夫

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 議会報編集委員会では、記事の正確性に留意し、市民の付託に応えられるよう努めて参ります。

委員長 伊藤 英司

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私が問題を知った時点で、「9月議会一般質問市長答弁をめぐって」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-11-30-1 の記事で事実の経過をそのまま記していますが、一部補足も必要なのであらためて記しておくことにします。

問題の発端は、9月議会の私の一般質問に対する市長答弁です。「おかしなことを言うもんだ」というのが率直な感想でした。ワクチンの問題について真正面から受け止めてもらえないことに対する不満もあり、議会報にそのまま載せました。「風評云々」については、決算委員会で事実確認をしたことでもあり、あえて省きました。その後「風評」の語を入れてくれとの申し入れがあったのですが、それは拒否しました。私が出席しない最終校正で、「利益を得た方が多くいるかどうかは事実確認が必要だ。」の一文を入れてもいいかと、委員長から電話での要請があったので了承し、10月16日に全戸配布なりました。

ワクチンよりも免疫力.jpgところが、この市長発言に対して医師会からクレームがついたということなのです。だいぶ強硬な内容だったらしく、市長もかなり大変だったと聞きました。舩山議長宛に市長名の下記文書が届いています。11月24日付です。それをうけての今回の「訂正とお詫び」です。

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泉房穂氏の「救民内閣構想」への期待 [日本の独立]

鮫島タイムスが、泉房穂氏の「救民内閣構想」の可能性と課題について詳しく取り上げた。一読、希望が湧いてきた。

・「「橋下という人間の悪質(あくしつ)さ」(副島隆彦)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-07-19
・「「小沢一郎が、動き出した。日本も変わる。この流れを作れ。」(副島隆彦)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-06-25-2

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台湾の選挙結果をどう読むか(田中宇) [現状把握]

田中宇の国際ニュース解説会員版「米中逆転の現実化と台湾」要約:《【2024年1月14日】「ウクライナとガザの次は、台湾での米中戦争だ。だから台湾の選挙が大事だ」と、マスコミが喧伝するが、それは意図的な歪曲話だ。米国は台湾支持の第一歩である「一つの中国」の否定すらやらない。米中がこっそり結託して進める東アジアの転換まで、まだしばらく時間がかかる。台湾民衆党の柯文哲は、ゆっくり政権をとっていけばよい。》

以下、ダイジェスト。田中氏の「多極化論」、あらためてストンと肚におさまりました。

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裏金問題、立件見送り [現状把握]

能登の震災ですっかり隠れてしまっていた「裏金問題」、立件見送りで決着のようです。
※参考
・「森元総理をどう見るか」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2024-01-12
・「加藤の乱→「絶対に負け戦をしてはダメ」」(岸田文雄)https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2024-01-04
・「安倍派潰しの真相」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-12-29
【追記 1.15】
「安倍派の裏金事件はやはり国策捜査だった!東京地検特捜部、5人衆ら派閥幹部は立件見送り〜安倍派壊滅で麻生氏ら主流3派を後押しする政治目的は達成!」https://samejimahiroshi.com/politics-abe-20240115/
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鮫島浩ジャーナリスト『朝日新聞政治部』『政治はケンカだ!』『SAMEJIMA TIME』
東京地検特捜部の裏金捜査はそもそも麻生氏ら主流派の意向に沿って安倍派を狙い撃ちする国策捜査だった。 安倍派壊滅という政治目的を達成した以上、安倍派幹部の立件を見逃す代わりに屈服させる方が都合がよい検察は今年の自民党総裁選に向け麻生氏ら主流派の権力闘争を後押ししたのだ。 検察を「正義の味方」として持ち上げ、検察のリークをそのまま垂れ流してきたマスコミ各社も、麻生氏ら主流派の権力闘争に加担したことになる。検察べったりの報道姿勢は、時の権力者に加勢することになるのだ。マスコミの記者たちはそれに早く気づくべきである。 検察は「正義の味方」でも「国民の味方」でもない。「時の権力者の味方」であることを再認識する必要がある。

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希望(猿都瑠) [イハトビラキ]

猿都瑠さん:残酷なまでの選別が今、地球上で始まっているのである。

2024年の新月を境に、その勢いは加速することはあっても、減速することはない。

/溜め込んだ富もやがて平等に分配され、全員が同じ条件になった時から、地球上に残った人類はスタートするのである。

決して遠い未来ではない。》

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森元総理をどう見るか [現状把握]

裏金問題で”悪の総元締め”的扱いを受けている森喜朗元総理。捜査の手がそこまで届くかどうかが大きな関心事のようだ。《「森さんは『お山の大将』じゃないと気が済まないタイプ。安倍さんがいなくなって事実上の派閥ボスですから、みな従わざるを得なかったでしょう。執念深いので敵に回したら大変ですし、逆に任せておけば人事のポストなど『よしなにしてやる』という空気だったのではないか。かつて清和会に所属していた議員から、『森さんは集金力拡大にとりわけ熱心だった』と聞きました」》http://www.asyura2.com/23/senkyo292/msg/863.html

しかし、先に「安倍派潰しの真相https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-12-29」の記事で、ウクライナ支援への政策変更(6500億円拠出)のために、プーチンと良好関係にある森元総理をはじめとする安倍派勢力排除が必要だったという、山口敬之氏の論をとりあげた。今朝のQuoraダイジェストに、その議論を補強する、なるほどと思える森喜朗元総理論が出た。2014年クリミア危機に際し、日本のアメリカ及びEUとの協調的(同調的)対ロ経済制裁の時は総理や閣僚はもちろん、高級官僚なども一切伴わずモスクワに渡航して直接プーチンに事情を説明、事なきを得ています。経済制裁してきた国の人間とプーチンは笑って会談に応じてくれたんですね。・・・まず第一は日本のロシアへの窓口が塞がれないようにしていると考えるのが妥当でしょう。プーチンは猜疑心の強い人物のように見えますがそんな人物からも森氏は信頼されている。信頼とは好き・嫌いの彼岸にある感情でこれが無いと話も出来ないし、話が出来たとしてもその言を信用しては貰えません。・・・

そして「ロシアとウクライナ、どっちが悪でどっちが善だ、どっちが勝つとか負けるといった問題ではないぞ 。ウクライナの戦争がどんな結果になって世界がどう変わろうとも、その後の日本と日本国民が困窮せず苦しまない為に何が出来るか、何をするべきなのかをもう一度能く考えておけ」と警告しているのです。/政治家の本分は例えいっとき有権者に批判され、嫌われたとしても自分が禄を食んだ国家の平和と国民の安寧を実現しこれを守ること。/彼は自分の役どころを”わきまえている”のです。》

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基本的人権にとっての重大危機 [本]

コロナワクチンに騙された.jpg鳥集(とりだまり)徹著『コロナワクチン 私たちは騙された』 (宝島社新書)について、昨日の記事とは視点を変えてアマゾンにレビューしてきました。

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コロナワクチンの危うさについて『女性セブン』で、早くから一般啓蒙にチャレンジしてきた著者としてよく知り、これまでもありがたい思いをしてきた。この著の要点をわかりやすく紹介した動画を見た。問題がよく整理されており、押さえておくべきデータも貴重に思え、Kindle版をもとめて目を通した。

《いかに「メリットがリスクを上回る」と言っても、それによって健康を損なう人が出てしまっては本末転倒なのです。 「ワクチン」と謳うかぎり、リスクは限りなく「ゼロ」でなくてはなりません。もし一人でも死亡事例が出れば、いったん接種を中止して安全性を確認すべきなのです。これまでのワクチンでは、それが常識でした。/ところが、このコロナワクチンは、健康だったはずの多くの人を傷つけてしまっているのに、接種が続けられています。 現在進行形で「薬害」を拡大し続けているのです。 政府・厚労省、医学会、大手メディアの責任は、非常に大きいと言わざるを得ません。/あなたやあなたの大切な人が薬害に遭わないためにも、コロナワクチンによって薬害が現在進行形で起こっている実態を知ること。 そして、接種を推奨し続けている政府・厚労省、医学界、専門家、大手メディア等の情報を鵜呑みにせず、安易に接種を続けないこと。これが一番肝心であると言えるでしょう。》要はここに尽きると思うのだが、2021年春にワクチン接種が始まって以来、ほとほとそのことの困難さを痛感させられてきた。まさかここまでワクチン接種が浸透するとは思ってもいなかったのだ。

最後の章で、WHOが進めるパンデミック条約と国際保健規則(IHR)の改定問題が取り上げられる。これが通ると、勧告だけの諮問機関であるWHOが、国家主権を超えて法的拘束力をもった統治機関に変わるという。ワクチン接種の強制化もありうる。現実がその方向に進んでいるとしたら怖ろしい。

この著の最後を転載させていただく。

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「イスラエルの虐殺戦略 」 [田中宇]

要約:《【2024年1月11日】ガザ戦争の強烈な人道犯罪は、イスラエルでなく、米英覇権の一部だった人道犯罪の断罪システムを崩壊させる。イスラエルが人道犯罪をおかしたのに、米国はイスラエル傀儡だからそれを指摘できない。イスラエルはガザで大っぴらに虐殺と民族浄化をやることで、自国への拘束だったパレスチナ問題を抹消すると同時に、米覇権の衰退に拍車をかけ、世界の多極化を推進している。イスラエルはすでに米覇権を見捨てている。

以下、ダイジェスト。

《パレスチナ抹消の民族浄化を続けるイスラエルは、ICJで有罪になる。ジャーナリズムもイスラエル敵視を強める。米民主党内では、イスラエルを放任するバイデン政権への批判がすでに強まっている。米欧やイスラム諸国で、イスラエルを経済制裁すべきだという声が強まる。米欧日の左翼リベラルはすでに、イスラエルと付き合う企業へのボイコット運動を始めている。
だがイスラエルは、米欧日の企業と取引できなくなったら、中露印度など非米側の企業と取引すれば良いだけだ。イスラエルとの経済的な縁を切る制裁をやることで困窮するのは米欧日の企業や経済の方だ。
こういう機会がなければ、これから米欧が覇権崩壊・経済衰退しても、もともと親米欧なイスラエルは、付き合う相手を米欧側から非米側の企業に変えられなかった。だが米欧から経済制裁されるほど、イスラエルはタイミング良く付き合う相手を替え、経済を非米化していける。むしろ好都合だ。》

世界の主導役になる中露BRICSなど非米側は、敵に人道犯罪のレッテルを貼って潰す策をとらない。非米側はこれまで、米英による人道犯罪レッテル貼り策の被害者だった。/BRICSの中で、イスラエル制裁を強硬に言っているのは南アフリカとイランぐらいだ。南アは、米英の人道犯罪策の構図を利用して黒人が白人政権を転覆し、現政体になった。イランは昔からイスラエルの仇敵だが、中東から米覇権がなくなったらイランはイスラエルと和解する用意がある。ペルシャ人はユダヤ人と同様に賢く、アラブ人を馬鹿にする傾向まで同じだ。イラン訪問記隠然と現れた新ペルシャ帝国)//イスラエルを合法的に軍事攻撃できるのは国連安保理だけだが、常任理事国は英米も中露もイスラエルを敵視したがらない。イスラエルは、ICJで人道犯罪の有罪判決を受けても、実質的に困ることがない。 /ガザ戦争の強烈な人道犯罪は、イスラエルでなく、米英覇権の一部だった人道犯罪の断罪システムを崩壊させていく。イスラエルが人道犯罪をおかしたのに、米国はイスラエル傀儡だからそれを指摘できない。これは米国の覇権低下に拍車をかける。//このような新事態から逆に考察すると、イスラエルはすでに米覇権を見捨てていることになる。イスラエルはガザで大っぴらに虐殺と民族浄化をやることで、自国への拘束・くびきだったパレスチナ問題を抹消するだけでなく、米覇権の衰退に拍車をかけ、世界の多極化を推進している。》

田中氏的深読みの真骨頂→人道犯罪に関しては、ロシア軍がブチャやクラマトルスクで、ウクライナ当局による虐殺でっち上げの被害にあっている。だがロシア政府はその後、根強く反論してでっち上げを潰すことをやっておらず、通りいっぺんの反論をしているだけだ。でっち上げられたのに放置している。/なぜだろう、と私はいぶかっていたが、今回「もしかすると」と思う構図を見つけた。もしかするとプーチンは、イスラエルがいずれガザ戦争を起こし、米英覇権の道具である人道犯罪の断罪システム自体を破壊することを事前に知っていたので、濡れ衣晴らしをせずに放置してきたのかもしれない。》

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