改憲の動き [緊急事態条項]
だいぶ前になってしまいましたが、12月10日市民の会主催の舟山やすえ参院議員国政報告会に行ってきました。その時の質疑、テープを起こさねばと思いながらそのままになっていました。
* * * * *

舟山:《はい、いま、あれですよね。一部で話題になっている、いわゆる、こう、まあ日本ではあまり知られていないんですけれども、世界的な感染症の時に、そのー、なんだろう、ワクチン接種などに対する対症に対しての強制力を強めるということ、そんな感じですよね。そういうことかなって思っているんですけれども、ちょっとまだ私もそこまで議論が、国会の中で議論が足りないので、よく理解できていないところがあるんですけれども、少なくとも今回のコロナに関して言えば、そのワクチンの効果がどこまであったのか。これ何度か私も国会の中でちょっと質しましたけれども、なかなか明確な答えがありませんでした。要はワクチンのいわゆる感染予防効果、発症予防効果、重症化予防効果、そしてまた、あとは副反応の影響ですね、その辺の分析はこれ、しっかりと、あのー、政府からデータを出させてゆく。そういう中で新たな感染症に対してどう対処していくかについて決めてゆかなくちゃあならないのかなと思っています。まぁ、少なくとも今感染分類がようやく変わって、ワクチンの接種も自由になって、ただ一方で高齢者を中心に、比較的なんていうのかな、あのー、?の方向にはなっていくと思うんですけれども、その辺をどのように分析してゆくかというのは、まあ大きな課題じゃないのかなとは思います。パンデミック条約って私もよくわかっていないんですけれども、芳賀さんともこの間話しをして、少し勉強していこうかなと思っていますが、まあ、そうですねー、いずれにしても今の実態の情報公開をきちっと求めてゆくところから始めていかなければならないのかなと思っています。》
私:《あのー、私は、ワクチンはこれやばい、という立場から、ずっとワクチン打たない方がいいよと、最初から言ってきたんですけれども、どうもWHOのパンデミック条約が通ってしまうと、強制力をもって、それに緊急事態条項を絡めて国民に全部強制されてしまうんではないかという、そういった危惧があるんで、私なりにこれまで言ってきたことからすると、非常に危険な状態になっているんではないか、そういうところで原口さん自身もご自分で病気になられて非常に痛切に感じて取り組んでおられるので、芳賀さっんとも一緒になって取り組んで欲しいと要望します。よろしくお願いします。》
舟山:《ありがとうございました。いま、緊急事態条項に絡めてのお話だったんで、一点だけ緊急事態条項について申し上げたいのは、これ、基本的なコンセプトが、緊急事態条項って、まあナチスの再来だとかですね、自由がなくなるって言われるんですけれども、なぜ緊急事態条項が必要かというところが全く逆で、どういう状況においても、やっぱりどうしても侵してはいけない権利、まさに、緊急事態ってみんなどうしても正気を失っちゃいがちなわけですよね。ああしなきゃあ、こうしなきゃあ、まさに正気を失うわけですよ。その正気を失いがちなところに、やっぱりどうしても権力が暴走しがち、その時に権力の行使を簡単にするんじゃあなくて、権力の行使の統制、これやっちゃあいけない、ここからここまでは侵しちゃあいけないっていう、権力を縛るために緊急事態条項をつくっていかなくちゃあいけない。それが私たちの基本の考え方なんですね。それはコロナの時の反省です。ほんとうに営業停止が必要だったのか。ほんとうに外出自粛が必要だったのか。自粛が余儀なくされたせいで、いろんなところに歪みがきていると思います。人によっては心のバランスを崩したりとか、まあ会社が潰れたりとか、そこのところが、いくら緊急事態、その手続きもあいまいですよね。突然学校休校が言い渡された。どういう手続きしたんですか。国会関与したんですか。何にもなかったんですよね。そこの緊急事態、そういう時にどうしてもやりたがる、そこにちょっと待って、ちゃんと手続きを踏んでからやるということを決めること、それが緊急事態条項なんだと、自民党は知りませんよ、それが私たちが考えるところです、ということだけぜひご理解いただければと思いますし、先ほど申し上げました通り、ぜひ国民民主党のHPの憲法のところ(https://new-kokumin.jp/policies/constitution)をご覧いただいてご意見いただければと思います。よろしくお願いします。》
* * * * *
国民民主党、緊急事態条項をすんなり受け入れる考えのようです。「自民党は知りませんよ」と言いながらの全く善意の解釈で。