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「橋下という人間の悪質(あくしつ)さ」(副島隆彦) [日本の独立]

日本国民がこの男の、弁術(べんじゅつ)爽(さわ)やかに、コロリと騙されて、話に引き込まれて、洗脳されたら、日本の国は、どこまででも、悲惨な道を歩まされる。》

今から急いで日本の政治改革のための勢力を結集して、自民党、公明党の与党の今の体制をひき釣り下ろして、新しい政治をつくらなければいけない。それは世界政治の動き(ウクライナ戦争もある。アメリカの金融崩れも起きる。アメリカ国内の大分裂も起きている)と、世界各国のそれぞれ政治の変動に連なるものである。》

日本は、その中の落ちこぼれであり、日本の野党勢力など、バラバラ状態で、見るも無残な、ヒヨコちゃんたちの集まりになっている。立憲民主も国民民主も、一回、解体、解党 しなければ済まない。たとえどんなに無力でお金がなくて、ヒヨコのような集団になり果てているとしても、そこから新しい国民の力が生まれてくるのである。そのとき、維新の会(党)をどういうふうに処遇するかで、日本国民自身が、考え込んでいる。/ 私は、維新の会(党)は危険な集団だ、とはっきりと判断している。小沢一郎と泉房穂の考えは一致していて、「自民党に投票しない人たちは、みんなで野党の統一候補を決めることで、それぞれの選挙区で、投票してくれるだろう。そうしたら日本政治を変えられる」という大きな戦略で今は動いている。これは正しい考えだ。》しかし橋下徹と、吉村洋文(ひろふみ、1975年生。48歳)大阪府知事と、前の党首の松井一郎たちは、本当にワルたちであるから、ここと一緒に動こうとする甘い考えは捨てた方がいい。必ず騙される。今の党首(代表)馬場伸幸(1965生。高卒、朴訥=ぼくとつ=)を、見ていても、橋下が遠隔操作で、操(あやつ)っていることが如実に見て取れる。》

何とか国を立て直さなければいけない。そのためには、民衆を代表する、優れた指導者が出現しなければいけない。それをまわりから支えなければいけない。だから、貧乏人(貧困層)の国民を本気で大事にしようとする、泉房穂に、私は期待している。》

今の日本の支配階級(ルーリング・クラス ruling class )は、橋下のようなファシスト(国家を下から破壊するために動く不満分子の糾合)のガラの悪いのも含めて、大きくはアメリカ、ヨーロッパの超財界人層(ちょうざいかいじんそう)によって、上から操(あやつ)られている手駒、手下(ヘンチマン henchman )に過ぎない。CIAやローマ・カトリック教会の手先たちだ。/ 日本国民の本当の利益を裏切って、英米支配層の、気色の悪いやつらに奉仕している人間たちにすぎない。》

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[3563]泉房穂(いずみふさほ)が、橋下徹と遣(や)り合った討論のことで。
投稿者:副島隆彦
投稿日:2023-07-18 21:57:52  

副島隆彦です。今日は、2023年7月18日です。

日本の国内政治のことで、ちょっと気になったことを書く。
この4月まで明石市長で、地方政治で業績を上げた、私も次の野党の政治指導者として期待してる、泉房穂(いずみ・ふさほ)氏の本が出た記念のエベント(講談社主催)があった。そこに、あの橋下徹(はしもととおる)氏が招かれた。トークショー(討論会)が、先日、7月15日に東京の池袋のエベントevent ・ホールであった。その記事を一本、載せる。

 これは、『政治はケンカだ! 明石市長の12年』(講談社、5月1日刊 )の発刊発売記念の催し物である。ここには、朝日新聞政治部記者あがりの鮫島浩(さめじまひろし)氏(53歳)も司会者として壇上にいた。

 私は、討論の内容を、参加した人から詳しく聞いた。「安倍政権と岸田政権は、どちらがマシか」から始まったそうだ。私、副島隆彦は、今日は、この文章では、政策論議や、日本の政党の再編問題(これを政局=せいきょく=ともいう)については書かない。

 私がカチンときたのは、橋下が、以下のスポニチの記事にあるとおりのことを、泉房穂に向かって、冒頭から言ったことだ。事前の打ち合わせも無かったそうだ。記事をまず読んでください。

(転載貼り付けはじめ)

●「橋下氏 ギャラ90分100万円!? 元明石市長が著書発売記念イベントで暴露」
2023年7月16日 スポニチ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/07/16/kiji/20230716s00041000074000c.html


トークショーで激しく応酬する泉房穂氏(右)と橋下徹氏

 兵庫県明石市の元市長、泉房穂氏(59)が7月15日、都内で著書「政治はケンカだ! 明石市長の12年」(講談社)発売記念のトークショーを行い、ゲストに迎えた元大阪市長の橋下徹氏(54)に“公開説教(こうかいせっきょう)”された。
 事の発端は、7月14日の泉氏のツイッターの投稿。「前半の1時間半限定、対談動画は橋下事務所で再利用を条件に100万円と聞いています」と、橋下氏のギャラを暴露。自身については「お金は気にしないと言っていたら、“3時間フル参加で5万円”と(主催者から)連絡がありました」とつぶやいた。

 これが、橋下氏の逆鱗(げきりん)に触れた。冒頭 「僕は社会常識と人間性って重要だと思う。泉さんはひどい。報酬を公にするのはダメですよ」と非難。「民間人(みんかんじん)の報酬をべらべらしゃべるのは社会常識に反する」とまくし立てた。先制パンチを浴びた泉氏は「今日は政策論争をやりたい。よろしくどうぞ」と 反論せず。2人はその後、安倍、岸田両政権の評価や野党の今後などについて激論を交わした。

(転載貼り付けおわり)

副島隆彦です。この記事から分かることは、橋下は、講談社から90分間の登壇で、100万円をもらった。それに対して、相手の泉房穂は、本人が「お金のことは気にしない(いくらでもいい)」と言ったのだろう、5万円だった。このことを泉房穂 本人が、前日にトゥイッターで書いた。このことに橋下が不快で、始めから泉に文句を言って、「民間人の報酬をベラベラしゃべるのは社会常識に反する」と言った。

 ここで私、副島隆彦は、橋下という人間の悪質(あくしつ)さを改めて、強く感じた。このとき泉は、「政策論争をやりたい」と受け流した。

 橋下徹は、16年前から政治家(大阪市長と、府知事)をやっていたから、政治家の経験を積んでいるから、百戦錬磨で何でも分かっている。こいつは自分のことを「今は、芸能人だ」と戦略的に防御する態度で押しまくっている。そして始めの方で、「自分は政界復帰する気はない」と言い切った。

 ところが、橋下徹は、今も有力な国民政治家なのだ。ただ、公職(こうしょく。みんなの代表)にないだけだ。そして、今も必ず週刊誌等が「橋下は政界復帰するのではないか」と書く。

 私は、こいつは、本当にタチの悪い人間だと腹の底から知っている。だから騙されない。もし橋下が、今後、政治情勢が煮詰まって、政治家(国会議員)になることがあるとしても、こいつは、カエルのツラにしょんべんでケロケロ笑いながら、「そのときは、そのときですよ。事情が変わったんだから」と居直るだろう。周りを煙(けむ)に巻いて、一言も反省なんかしない。こいつは腹の底からこういう男だ。

 私は、15年前に「橋下徹の出現は、日本版ムッソリーニだ(つまり笹川良一だよ)」と予言した人間である。 2008年1月に、急激に、大阪府知事選挙に当選(このとき38歳)して、登場したときから、このことを予測して、その出現の危険性を、私なりに分析して主張した。私の本にも書いた。今もこの考えに変わりはない。橋下徹は、本当に危険な人間だ。




 日本維新の会(党)は、実質的に、今も橋下徹が党首である。そのことを本人も維新の会(党)も徹底的に否定するだろうが、私は信じない。

 橋下徹の 根本的な悪質さは、「今は、政治家ではなくて、民間人(芸能人)ですから、私は、何をしゃべっても、私の自由だ。私は公職に無いから、私は何でも言っていい。個人の言論の自由だから、責任を追及されることはない」という、ずる賢さの極みの、謀略政治出来る天才だ。一般人(民間人)と政治家(公人、こうじん)を、上手く使い分けて、変わり身の術で、人々を欺(あざむ)く。

 日本国民がこの男の、弁術(べんじゅつ)爽(さわ)やかに、コロリと騙されて、話に引き込まれて、洗脳されたら、日本の国は、どこまででも、悲惨な道を歩まされる。

 私は、この橋下徹から5年前に名誉棄損(あるいは営業妨害)で訴えられている。その裁判の経過については、そのうち公表する。こいつは、自分にとって気に入らない人間を、次から次に訴えて、これまでにおそらく100人ぐらいを訴えて、相手を委縮させる効果を狙う。 私も場合も、出版社と込み(共同被告)として、訴えた。

 私が、こう書くことで、橋下が、再び訴えてくることも有り得る。やってみろよ。この男は、大阪のいちばんドギタナイ地区と、キタナイ業種(業界)の顧問弁護士をしてきた男だ。

 大きな意味で、東京の人間たちが橋下を嫌って、東京進出をさせなかった理由が、このへんにある。 石原慎太郎と、新党をつくったり、ケンカ別れしたりしながら、くだらない日本政治の引きずりまわしを、これまでに散々やった。被害者は私たち日本国民だ。ハッキリ書くが、私は、日本の民衆(国民)は、少しバカだから、こいつらにすぐ騙される。私は、腹の底から、このことが分かる。

 橋下は、芸能プロダクションの「タイタン」に所属していて、いわゆる芸能人値段でテレビに出ている。だから、芸能プロダクションが交渉して当然のように出演料が100万円になったのだ。このことに私、副島隆彦が文句をつけてもどうにもならない。「こんなに大きなお金を、有名人たちは、毎回、毎回、もらっているんだー。有名人というのはスゴイなー」と貧乏人(お庶民)のひがみ根性で、言うことに意味はない。こんなことは今の人は皆、知っている。

 有名人とパンピー(庶民大衆)の違いを前提として、今の世の中は厳然(げんぜん)と成り立っている。この実質的な収入差別の問題は、あまり議論しても意味(生産性)がないことになっている。しみったれたテレビ出演料とかのお金の話をすると、芸能人、俳優、スポーツ選手(あがり)たちの、年収何億円の高収入の話にすぐなるので、人々は黙ることになっている。

「他人の職業を羨(うらや)むことは、人間としてやってはいけないことだ(自分の職業に打ち込みなさい)」と福沢諭吉(ふくざわゆきち)先生が昔、書いていた。それはそうだだ。だが、今の日本の芸能人どもは、制度としての身分差別(士農工商)がなくなった大衆社会だから、かつての平安時代の貴族や、戦前まであった華族(かぞく。元大名や公家たち)が消えた後の、現代における貴族様たちだ。本当は、参議院というのは貴族院(きぞくいん。House of Peers )のことだ。それが今は、宗教団体の利益代表や、芸能人たちがたくさん当選している。

 だから自分は、「公人(public personageパブリック・パーソネッジ)ではない。選挙で選ばれた、皆の代表)ではない。だから、民間人(一般人)である(芸能人の)報酬をべらべらしゃべるのは社会常識に反する。泉さん、あなたはこの社会常識に欠けるよ」と、まくしたてたと、上の記事に書いてある。

 私、副島隆彦は、そんなことはないと思う。泉房穂が、「自分が貰うのは5万円だ」と正直にトゥイッターで書いたのは、私は正しい行動だと思う。まさしく泉房穂の登場が、貧困層の国民の代表でもある、という強い意思で、自然に書いたことである。だから私はこの泉の態度は素晴らしいと思う。

 これこそ、まさしく民衆(みんしゅう)主義者( ポピュリスト、populist  アメリカの長い政治で生まれた )である。日本では、ポピュリストと言うと、必ず頭ごなしに、大衆煽動(せんどう)家 と訳すことになっている。アメリカ政治思想の研究者である私、副島隆彦は、アメリカ政治の大きな太い流れを全部知っている。

 泉房穂は、まさしく日本のポピュリスト(民衆主義者)である。アメリカの政治の中で、優れた真の民衆主義者たちが、次々と登場し、そして暗殺されてきたことか。このことを、私は自分のアメリカ研究の本にも書いてきた。ウイリアム・ジェニングズ・ブライアンやチャールズ・リンドバーグたちだ。

 だから橋下ごときの、姑息で、猪口才(ちょこざい)な、「目くらまし」の「7変化(へんげ)」の カメレオン人間の手口なんかには乗せられない。橋下のような、生まれながらの本物の、ファシスト(国家社会主義者)で、幼いころからの苦難の人生で、歪んだ精神をしている男は、自分に不都合な真実がバレそうになると、ビリビリと即座に反応する。頭がいいといえば確かに頭がいい。橋下は、口からペラペラと何とでも、その場の雰囲気をひっくり返すだけの力を持っている。

 今から30年ぐらい前は、私もたまにテレビに、若手の評論家として出させられたことが何十回かある。だから、このときの経験で分かる。私のような若い評論家や大学教授たちは、いわゆる「文化人枠(わく)」であって、出演料は5万円だった。こ

 の金額は、今も変わらないだろう。それに対して、100万円というのが、一流有名人の値段だ。いわゆる芸能人たちは1番組30万円ぐらいだろう。2流、3流の芸能人、漫才師(お笑い)になると、テレビに出して貰いたいから、2、3万円か、タダみたいな人たちもいる。
  ここに仲介(介在)する、芸能プロダクションというのが存在して、その真実の真実は、暴力団が背景にいる人たちの世界だ。まさしく橋下徹が、その甘いマスク(顔つき)で、世の中を誑(たら)し込んでいる、その裏側の真実の姿だ。恐ろしい世界だ。そこは、健全な国民や、まじめなリベラル派(自民党政治が嫌い)の人々は、とても近寄れない世界である。たしかに近寄らない方がいい。

 いわゆる、それらアンダーグラウンド(暴力団の世界かつナマの現実政治)を少しでも垣間見て、恐ろしい目に遭った人々は、二度と近寄ることをしない。
若い女たちでも、調子に乗って、自分の性の解放ぐらいに思って、変なパーティーに連れてゆかれて、実質、集団強姦されて、ひどい目に遭ったら、二度と近寄らないだろう。

 橋下徹というのは、そういう大阪という土地柄の、地底(じぞこ)の穢(きたな)いところから這(は)い上がってきた男だ。やしきたかじんたち の応援団と、笹川財団(米国では、ザ・ユーエス・ジャパン・ファウンデーション)の力 を背景にして計画的に押し上げられた男だ。

 戦前は、英、米帝国を敵に回して、威勢のいい民族主義者を気取ったのに、敗戦したあとは、卑屈に生き延びて、変節して、反共右翼(はんきょううよく)として、アメリカの下僕、手先になりきって、反共の防波堤(ぼうはてい。bullwork against Communism ブルワーク・アゲインスト・コミュニズム) )の尖兵(せんぺい)になった者たちだ。だから、統一教会(世界反共同盟)のメンバー(構成員)たちだ。橋下徹よ、こう書いたことで、もう一回、私を訴えるか。やってみろ。

 このような次第で、私は、上掲したスポニチの記事に強く反応した。だから、私が言いたいのは、「泉房穂氏と、鮫島浩氏は、こんな恐ろしい男に騙されないようにしてください。このままでは、言っては何だが、あなたたち程度では、橋下にダマされる。自分たちでは、逆に、橋下を取り込んで、反自公の政治勢力に維新(橋下)を巻き込もうとしている」のだろうが。

  あなたたちよりは、私の方が年齢からいっても、自民党政治の裏側の恐ろしさや、泥臭い生の政治のところをチラチラと目撃して、イヤな目に遭いながら、政治知識人としての自分の仕事を築いてきた。泉房穂が、簡単に橋下徹に騙される、とは思はないけれども、「やっぱり、こいつには、十分、気をつけてください」と申し上げるしかない。

 泉房穂よ、あなたは、これからの日本政治の改革勢力の大事な人なのだから、私は、老婆心から遠くの方から心配しながら、見ている。イザとなったら私も駆けつける。このトークショーの前日の7月14日には、岩手県の盛岡市で「岩手県民集会」があった。そこは実質的には小沢一郎を応援する人たちが結集した会だ。

 主催者は、岩手県知事の達増拓也(たっそたくや)で、この男は、なかなかしっかりしている。「希望郷、いわて、その先へ」 「岩手県から日本の政治を変えよう」が標語(スローガン)だったはずだ。詳しくは分からない。


 この集会に泉房穂が呼ばれて演説している。今から急いで日本の政治改革のための勢力を結集して、自民党、公明党の与党の今の体制をひき釣り下ろして、新しい政治をつくらなければいけない。それは世界政治の動き(ウクライナ戦争もある。アメリカの金融崩れも起きる。アメリカ国内の大分裂も起きている)と、世界各国のそれぞれ政治の変動に連なるものである。個別、いろいろな国で起きている、最新の急激な情勢変化は、ここでは書かない。

 確かに日本は、その中の落ちこぼれであり、日本の野党勢力など、バラバラ状態で、見るも無残な、ヒヨコちゃんたちの集まりになっている。立憲民主も国民民主も、一回、解体、解党 しなければ済まない。たとえどんなに無力でお金がなくて、ヒヨコのような集団になり果てているとしても、そこから新しい国民の力が生まれてくるのである。そのとき、維新の会(党)をどういうふうに処遇するかで、日本国民自身が、考え込んでいる。

 私は、維新の会(党)は危険な集団だ、とはっきりと判断している。小沢一郎と泉房穂の考えは一致していて、「自民党に投票しない人たちは、みんなで野党の統一候補を決めることで、それぞれの選挙区で、投票してくれるだろう。そうしたら日本政治を変えられる」という大きな戦略で今は動いている。これは正しい考えだ。

  しかし、橋下徹と、吉村洋文(ひろふみ、1975年生。48歳)大阪府知事と、前の党首の松井一郎たちは、本当にワルたちであるから、ここと一緒に動こうとする甘い考えは捨てた方がいい。必ず騙される。今の党首(代表)馬場伸幸(1965生。高卒、朴訥=ぼくとつ=)を、見ていても、橋下が遠隔操作で、操(あやつ)っていることが如実に見て取れる。

 今の日本国民の多くは本当に、貧乏だ。そして野党の政治家たちも、権力に近くないので、おカネが回ってこないので、本当に貧乏だ。貧乏だ、貧乏だ、と自虐的に喚(わめ)くことは、みっともないことだが、そんなことは言っていられない。ヘンな気取りを、もう、止(や)めなけれないぐらいに、貧乏だ。

 マレーシアやインドネシアからも、大量に来ている旅行者 や、いかにも貧乏そうなヨーロッパの下層白人たちの旅行者と、ちょっと口をきくと「日本は物価(買うもの、食事)が本当に安い」と言う。1日10ドル(1380円)で、十分に食事をとれる。本当に日本は貧しい国になったのだ。1億2000万人の国民のうちの、下の6000万人は、おそらく年収300万円以下で、手取り20万円ぐらいで生きている人がたくさんいる。その子どもたちと、老人たちがいる。 

 何とか国を立て直さなければいけない。そのためには、民衆を代表する、優れた指導者が出現しなければいけない。それをまわりから支えなければいけない。だから、貧乏人(貧困層)の国民を本気で大事にしようとする、泉房穂に、私は期待している。 

 この貧乏人主義の立場から、私はハッキリと書く。泉房穂が5万円しか貰(もら)えなくて、橋下徹が100万円というのは、やはりおかしい。対等なトークショーにならない。やはり、このことに文句を言わなければいけない。「(自分は、始めから芸能人値段だから)民間人なのだから、社会常識に照らして、そのギャラ(報酬)のことをバラシてはない」と、橋下が言うのは、やはり、自分が、民間人と準公人(じゅんこうじん。 今は政治家ではないが、実質的には政治家。選挙応援も、ガンガンして回る)を、巧妙に使い分ける、その大策略がバレることへの防御策でもある。私は、そのことに勘(かん)付く。

 「テレビでギャラのことを口にするなよ」と、まるでビートたけしが言うようなことを橋下徹が言うからと言って、それに騙されてはいけない。泉房穂よ、もっともっと本当のことを書け。そして、もっともっと本当のことを、国民に向かって、言い続けろ。それを日本国民、民衆は、腹の底から待ち望んでいる。あんなやつらに遠慮なんかする必要はない。

 最後に書くが。今の日本の支配階級(ルーリング・クラス ruling class )は、橋下のようなファシスト(国家を下から破壊するために動く不満分子の糾合)のガラの悪いのも含めて、大きくはアメリカ、ヨーロッパの超財界人層(ちょうざいかいじんそう)によって、上から操(あやつ)られている手駒、手下(ヘンチマン henchman )に過ぎない。CIAやローマ・カトリック教会の手先たちだ。

 日本国民の本当の利益を裏切って、英米支配層の、気色の悪いやつらに奉仕している人間たちにすぎない。ちっとも偉くない人間たちだ。だから日本国民から本当の尊敬と敬意を得ることはない。橋下徹は、この程度の男だ。自分の主観(しゅかん)では、相当に自分では優れた言論を披露している積(つも)りなのだろうが。
ムッソリーニが、最後に、世界政治の大きな力で、ミラノで公開処刑され、逆さ刷りにされた歴史事実を、橋下徹よ、よく考えろ。お前の真の親分の笹川良一(ささがわりょういち)が、何をやって来た男か、考えろ。
一体、誰が、誰たちが、お前たちが敬愛した安倍晋三を殺したのか。その世界政治の大きさ、ということを、よーく考えろ。何か、「安倍政権の方が、今の岸田政権よりも、ずっと優れていた」だ。この、狂った反共政治宗教団体の統一教会( Moonies  ムーニー)の片割れどもめが!

 私が以上のことを書くと、すぐに極端言論(過激派の思想)として体制と大勢(たいせい)から排除される。このようにして私の40年間が過ぎた。それでも、私は「この世の大きな枠組みの中の真実」を暴き立てて、日本国民に教え続けることを死ぬまで、やめない。   副島隆彦拝

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めい

小沢が目論む「2025年衆参ダブル選で政権交代」の可否 そこにはいくつも条件がある(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/215.html
投稿者 赤かぶ 日時 2023 年 7 月 20 日 01:10:55

   * * * * *

「時事のインタビューにも〈政権交代可能な議会制民主主義をつくらなければいけない〉と答えていましたが、それは小沢氏の長年の持論です。加えて81歳、残りの政治家人生を考えれば次期衆院選は3度目のラストチャンス。もう一度、政権交代を果たさなければ、死んでも死にきれないとの思いを強めているのは間違いありません」

 そう語るのは先月、小沢をインタビューしたジャーナリストの鈴木哲夫氏だ。こう続けた。

「長期政権は必ず腐敗する。社会のあちこちに政権党を中心とした利権構造ができる。腐敗の利権構造の打破には、政権交代で権力を代えるしかない。そうすればパッと雲散霧消するというのが、小沢氏の一貫した考えです。その時々の政治状況で受け手の反応は変わっても、彼の主張は数十年間ブレていない。政権交代可能な2大政党じゃなく、2つの政治勢力でもいい。政権が代わる緊張感がないと権力は国民の声を聞かなくなるから、政権交代可能な政治状況をつくるべきだとの理念も不変です」

・・・・・・・

「小沢氏は15日夜、元大阪市長の橋下徹弁護士とABEMAの番組に出演。橋下氏が候補者一本化のため、野党間の予備選実施を主張すると、小沢氏は『大賛成』と同調しました。維新の生みの親の橋下氏は今なお党への影響力は強い。このように維新と相通ずる部分は少なくないはずで一本化に向けた合意点を模索すべきです。維新だって仮に野党第1党になっても政権を奪わなければ何もできません。自らの主張を実現するには政権を取らなければいけないし、政権を取るには選挙に勝つ必要があるというのが、小沢氏の一貫した考えであり、今の野党は一つにならなければ選挙に勝てません。勝てる選挙になれば必ず馬場代表も一本化に乗ってくる。それが永田町のリアリズム。あとは立憲がいかに勝ち戦にできるかどうかです」

「維新と国民民主党は自公与党に付いていく政党。維新が強いままだと、政権交代は実現しにくい。立憲は両党との差異を明確に打ち出すべき」と言うのは、政治ジャーナリストの角谷浩一氏だ。こう続けた。

「維新の支持率上昇は主に『自民は嫌だけど、他に入れるところがないから』という消極的な理由です。立憲は自民とも維新とも違う政党であることをハッキリさせ、積極的な支持を目指すべきです。批判の強いマイナンバー制度を巡っても、現行の健康保険証を廃止してマイナ保険証に一本化する改正法に維新と国民民主は賛成した。この違いをもっと強調してもいい。なのに、立憲は民主党政権時代のトラウマを引きずり、批判を恐れる体質がある。常に何かをやる前におじけづき、何をしたいのか、何ならできるのか分からない政党との印象を与えています。執行部が『野党共闘』への批判を過剰に恐れているのは信念がない証拠でしょう。それこそ、ブレずに批判に耐えてきた小沢氏の政治姿勢を見習うべきです」

 政権交代には立・国両党の支援団体「連合」との関係見直しも急務だ。

「今の連合は人も票もカネも出さないのに、文句だけは一人前。参院に組織内候補はいても、衆院の選挙は連合の力だけでは勝てません。だから、立憲は共産に協力を求めているのに、連合の横やりは大きなお世話。政権交代は保守からリベラルまで幅広い支持を得なければ実現しません。野党支援の組織内で『右だ、左だ』と有権者を色分けするのは実現を遠ざけるだけです。立憲は連合の言うことを聞けば政権が取れるのか。袂を分かつ覚悟で連合抜きでも勝てる政党へと脱皮をはかるしかない。そうすれば、他の野党もおのずと共闘に追随してきますよ」(角谷浩一氏=前出)

by めい (2023-07-20 05:26) 

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