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一般質問⑵ 愛郷心② 神社の意義 [議会]

次のような壇上答弁があった。

市長《「愛郷心」とは、生まれ故郷を愛する心と理解しております。なお、市では令和5年4月に「南陽市教育、学術及び文化の振興に関する施策の大綱」を策定し、「たくましい心と身体を鍛え、愛郷心を育む環境づくり」を、大綱が目指す四つの方向性の一つとして掲げております。その趣旨に沿って、南陽市みらい議会や南陽高校市役所部の活動の充実を図り、教育委員会が掲げている地域総合型教育の推進を支えてまいりたいと考えております。》

教育長《南陽市教育委員会では、「地域総合型教育」を中核とした第6次南陽市教育振興計画を策定し、実践しております。「地域総合型教育」は、地域の教育機関や団体、あるいは、個人の持つ教育機能を連携・連動・一体化を図り成果を高めていく手法と理論を兼ね備えた実践型の教育です。/子どもたちは、多くの市民の方々との「かかわり」の中で、社会性や規範意識等を身につけ、地域の一員としての自覚を高めながら成長を遂げています。同時に、子どもたちの学びが地域の中に組み込まれることで、歯車が動き出し、そこで生活する人々の繋がりが増したり、各種団体の学び・活動が充実したり、地域の活性化や文化の継承・充実等まちづくりの起点の一つになっております。/このように地域総合型教育の充実は、生涯にわたる学びの中で、子どもたち、ひいては市民の愛郷心の醸成に繋がるものと捉えております。》

再質問で、「”愛郷心”ということで何を思うか。行政の観点からではなく個人的なレベルでお答えいただきたい」と市長と教育長に訊ねた。さらにそのあと、愛郷心の拠り処(物実)としての神社の意義についてただしました。市長からはいい答弁をいただきました。

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一般質問⑴ 愛郷心① [議会]

今回の一般質問、なかなかテーマが定まらなくて、これまでになく難産だった。『激安ニッポン』を読んでの異和感から出発したことは先に書いていた。→「12月議会一般質問 ”愛郷心”」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-11-24  ”愛郷心”までたどり着いたがその先が見えなかった。どうなるだろうと思いながら、とにかく前日までに書き上げたのが↓ の原稿。その先は当日朝、ご先祖様に教えてもらった。それが再質問につながる。相変わらずのゆきあたりばったりだが、言うべくして言わねばならないことを言った内容になった。言わされている気がする。あらためて書く。

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「世界の中心が米国から非米国側に移ったとき、人類は幸福になる」(田中宇) [イハトビラキ]

今朝アップした「田中宇氏、世界デビュー!」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-12-05の記事中に紹介あったモスクワHSE大学シンポジウムでの田中氏発言をDeepleで翻訳しました。田中氏の基本となる考え方がよくわかります。「世界の中心が米国から非米国側に移ったとき、人類は幸福になる」という締めの言葉にイハトビラキを思いました。

日本からのもうひとりの招待者及川幸久氏のモスクワ報告も楽しみです。→「及川幸久【X NEWS】Youtube永久バンにつき今後はXで発信!」https://twitter.com/oikawa_yukihisa/media

【追記 12.7】【緊急配信2】及川幸久×石田和靖緊急対談 ”ロシア帰国報告” 日本も孤立化?! 日露関係修復は不可能なのか?!https://www.youtube.com/watch?v=G3TuOSqj2L4


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田中宇氏、世界デビュー! [田中宇]

驚きました。

世界の分析や露政府の戦略の提案を行ってきた大学の一つに「HSE大学」(国立研究大学経済高等学院)がある。HSEはウクライナ開戦後、何度も分析書・提案書をまとめて政府に提出・公開してきた。/HSEは、さる11月30日と12月1日に、世界の多極化や非米側のあり方に関する5回目の国際会議を開いた。議題は「新たな現実下での世界多数派: 地域研究の視点から」。/私流に言い換えると「多極型世界における非米側の各地域の状況」。・・・私はこの会議に呼ばれて出席し、米国の隠れ多極主義の傾向について英語で7分間話した。・・・ロシア人を中心に、非米諸国の研究者や外交官が参加した。米国側諸国からの発表者は、日本からの私と及川幸久さんの2人だけだった。・・・米国側から日本人が2人参加したのは、HSE大学のガリーナ・タキガワ教授の尽力によるものだ。タキガワ教授とご主人の瀧川敬司・東京貿易ロシア法人代表が日本からの会議参加者を探したが、日本の学術界やマスコミなど権威筋の人々は世界やロシアに対する見方が頓珍漢でダメで、私のような肩書なしの市井人に声がかかった。》

2005年ごろから多極化を論じてきた私は、ずっと妄想屋扱いされてきた(今も?)。/だが日本など米国側が無視しているうちに、すでに世界は多極化し、ロシアでは権威筋が国を挙げて多極型世界について考察・立案している。米国側がいつまで無視するのかわからないが、多極型世界はどんどん確定していく。私でなく米国側全体が妄想屋になっている。私は至福を感じている。》

配布されたHSE大学の冊子の論文について紹介されます。以下のダイジェストは今回紹介部分の結論ともいえる箇所。私の前回アップ記事との通底を思いました。→「石城山行④ 天行居とユダヤ」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-12-03

《2.6.1 ・世界には多様な文化や文明がある。世界は本来一枚岩でなく多様なものだ。多様性を反映した方針をとる非米側(世界多数派)は、人類の自然なあり方に沿っている。対照的に米国側は、一枚岩の体制や、他者を拒否するブロック政策をとり続けている。/2.6.4 ・イデオロギーという概念そのものが、欧米文明の産物だ。欧米は20世紀から、イデオロギーやその他の分野で世界を席巻支配してきたが、これは世界のあり方を歪曲してきた。・・・2.10 ・世界多数派(非米側)は反欧米の考え方でない。あらゆる覇権やグローバル化の概念・モデルから人々を解放する考え方である。米国だけでなく、中国の覇権もダメだと。・・・★米国が言っていた「文明の衝突」と正反対の「文明の協調」をめざす非米側。

まだ続きます。楽しみです。

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石城山行④ 天行居とユダヤ [神道天行居]

「フリーメーソン」という言葉とともに、いわゆる「ユダヤ陰謀論」について意識するようになったのは昭和60年代はじめだった。神道天行居修斎会無言潔斎中の熊野秀彦先生講話による。先輩から『神々の陰謀―闇の結社・フリーメーソンの世界支配戦略』(赤間剛)を見せてもらったが、それには反フリーメーソン団体の代表的存在として、神道天行居があげられていた。
戦前から戦後、東北帝國大文学部を中心に仙台が天行居の一大拠点だった。ユダヤ問題の古典的名著「猶太と世界戦争」(昭和18年)を書いた「愛宕北山」は、奥津彦重東北帝大教授(独文学/1895-1988)のペンネーム。
奥津先生は参玄社版「友清歓真全集 第二巻 天行林」(昭和48年)の帯に「日本民族の魂の原点に迫り 古神道霊学体系の太陽を明らかにした待望の名著!」としてこう記しておられる。《若き日に、何ものかに促される思いがして端座し、或ることを体験して以来、世の常の霊覚者ないし霊術者の前に出て、彼等の所業を直視すると、多くの場合、その真似ーあえてその堂奥までもとは言わぬがーをすることができた。しかし、これによって大きな禍誤を犯さず、魔境ないし地獄にさらわれることのなかったかに見えるのは、幸運というほかはない。今にして思えば危険極まりない道を歩いたのである。その後幸いにして友清先生の御著書に接し、救われたの感がまことに深い。とは言え、ついに肉体的には、先生の前に正坐して、高教を承る機会を失したが、その理由は、今なおこの侏儒の身には不明である。おそらくは、生得の不精のためか、或いは身の卑小の故に、へだたりが余りに大きかったからであろうと察せられる。しかし、今、先生の御全集を前にして机辺に坐するとき、身をもって果たしえなかったことが、ここに実現されたとの感の切なるものがある。/平伏して、御全集全巻完了の日を待望し奉る。》
この全集には詳細な注解がつくが、その中心となったのが奥津先生の後進小野浩明治大学教授(1907-1997)。小野先生は一時期、天行居宗主の座にあった。また奥津先生は、『ユダヤは日本に何をしたか -我が愛する子や孫へ語り継ぎたい-』(原題『攘夷の流れ』)の著者渡部悌治先生(1912-?)の岳父。太田龍氏によって渡部悌治私家版『攘夷の流れ』を知り、隠棲されていた酒田のお宅を訪ねたことがある。その後「新しい歴史教科書」運動の中で、高梨勝さんとの縁で、鶴岡の荘内神社で2度御講話いただいた。渡部悌治先生に「(ユダヤの問題に取り組む中で)危険を感じたことはありませんでしたか?」とお尋ねした時の答えは、「地を這う思いで生きてゆくこと。そうすれば健康で過ごせるものです」だった。私にとっての金言としていつも心に留めている。実はこの言葉、今回の山上修法の中で強く意識された。とりわけ大地を踏みしめ踏みしめ歩みを進める右旋行進において。

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徳友会交流会 [徳田虎雄]

徳友会.jpg昨夜、山形国際ホテルでの徳友会交流会に行ってきました。3年ぶりの開催。私にとってはもっとしばらくぶり。今回は、山形徳洲会病院開院時から8年間事務部長として在任した石川一郎さんが、社団法人徳洲会の本部長という事務方トップに就任してはじめての山形講演ということで、是非とも行かねばならない。昨日の記事は石川さんに読んでもらいたくて出かける時間ぎりぎりまでかかってアップした。→「『虎雄とともに』を読む」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-12-01

m_E3808CE79C9FE5AE9FE38292E6B182E38281E381A6E3808D.jpg講演は150周年記念式典でも披露された「生命だけは平等だー徳洲会グループの軌跡」の上映と、徳田語録の紹介だった。徳田語録は『真実を求めて 生か死か?』に拠った。山形の事務部長に石川さんが来るということになった時、誰だったか石川さんを「ミスター徳洲会と言われる男」と教えてくれたが、石川さんが徳田さんを語ると、たしかに徳田さんが目の前に現れる。徳田さんと石川さんはいちばん深いところでしっかり同調しているのだろう。「無私の感覚」と言ってもいい共通感覚。

石川さんの来賓挨拶。

もうひとつ、この歌は必ず聴かねばと思っていたら、案の定菅原会長がリクエスト、最初に歌ってもらった三浦洸一の「踊り子」をアップしておきます。必聴オススメです。

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『虎雄とともに』を読む [本]

虎雄とともに.jpg松下隆一著『徳田秀子が支えた医療革命 虎雄とともに』(PHP 2023.9)。徳洲会グループ創立50周年記念式典でいろいろいただいた中の一冊だ。

「おわりに」に《やはりひとかどの人の人生というものは、あげつらうものではなく、真摯に辿るべきだと実感する。昨今のSNSにはびこるような、否定や批判をして溜飲を下げるという惨めな人間ではなく、勇気や思いやりを持って前進する人間として描き、語り伝えることが大事なのだと、今回の仕事では考えさせられた。》(208p)と書いた著者は、秀子夫人に真摯に虚心に向き合うことで、夫人を通しての徳田虎雄像を描き出した。「繊細さと機転と機微」の節に《総じて考えてみると、虎雄は繊細ゆえに機微というものがよくわかっていたのではないか。》(176p)一見豪胆さの裏にある繊細さをだれよりも体験、実感していたのが秀子夫人だった。

ちょうど昨日届いた徳洲新聞1417号は記念式典特集で東上震一理事長の「直言」を読んでうれしかった。実はこの式典は、前日の午後3時頃に、当初の立食形式から着座形式へと大幅な変更を行いました。式の運行がどうにも気になっていた私が、事前に会場を見ておこうと、武蔵野徳洲会病院の巡回指導後に、ホテルを訪問して急遽、変更命令を下したのです。ご高齢の方が多い参加者に、2時間にわたる立食スタイルを強いることが、本当に皆様をもてなし、感謝を伝えることが本意の式になり得るのか、気になったからでした。ホテル側は突然の変更にもかかわらず、60脚の円卓と約800人分の椅子を用意してくれました。》実は私自身、立食パーティを予想して行ったら指定のテーブルに案内されて驚いたのだった。東上理事長はさらに言う、何事も段取り8分、仕事2分」と、徳田虎雄・名誉理事長がいつも口にしていた言葉が、苦く胸をよぎりました。「徳田先生は数人の会合でも、誰がどこに座るかまで指示する非常に細かい気配りの人で、あらゆることに目を通し、全てのことに了解を求める人でした」と、安富祖久明・最高顧問は、私が今回の運営上の不満を口にした時に、そう返してくれました。》気持ちの入ったいいお祝いと強く感じてきたのだが、そうした配慮があったのだ。あらためて「繊細さと機転と機微」徳田精神の復権、浸透を思う。

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