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安藤礼二『井筒俊彦 起源の哲学』 [小田仁二郎]

『井筒俊彦 起源の哲学』.jpg安藤礼二『井筒俊彦 起源の哲学』に小田仁二郎への言及があった。

『触手』冒頭の引用の後、井筒による小田文学評価の視点、《視覚をはじめとするありとあらゆる身体感覚が一つに混交し、描写はミクロからマクロまで、過去と現在という時間の隔たりを完全に無化してしまうように、自在に往還する。井筒俊彦が文学表現の極として考えていたのは、そのような世界である。井筒が求めた、表現の根源にして、意味の根源でもある。》

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