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戦略なき(流されるままの)日本の為政者たち [現状把握]

田中宇国際ニュース解説。サウジがウラン濃縮のイランごっこ要約:【2023年10月6日】サウジアラビアが、イスラエルとの国交正常化に踏み切る条件の一つとして、自前でウラン濃縮して核燃料を作って新設の原子力発電所で使うことを、仲裁役の米国に対して出している。サウジがウラン濃縮の「イランごっこ」を演じていくと、ウラン濃縮を核兵器開発と直結させて濡れ衣をかけて制裁してきた米国のイラン政策が大間違いだったことが露呈する。ウラン濃縮の茶番劇は、イエメン戦争を解決してくれるイランへの、サウジからの返礼だろう。》

それに比して、戦略なき(流されるままの)日本の為政者たち。

米国は不可逆に覇権喪失しており、サウジだけでなく世界的に、米国との安保条約はすでに無価値だ。MbSやプーチンや習近平やエルドアンやモディやルラといった非米側の為政者たちは最近、外交的な動きを自由闊達に、諧謔味あふれる作法で展開している。日欧など米国側の為政者が、米国に支配され、自滅的でくだらない動きをやらされているのと対照的だ。世界はもっと非米化した方が良い。》

サウジはこれから原発を作る。その原発も、米国でなく中国やロシアに発注される。イランの原発建設も中露両方に発注されており、サウジも多分そうなる。米国側には、ろくな原発製造国がなくなった。フランスも日本も落ち目だ。 /日本では、福島からの排水を非難する人も多いが、中露なども同じ条件で原発から排水している。日本人自身が日本を落ち目にしていく。(こう書くと、とってつけたように、中露の排水もダメですと書いたメールが来る。私にダメだと言っても無意味です。メール要りません)》

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