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「ミチクサ先生」(伊集院静) [本]

福山小夜364.jpg新聞小説はそんなに読む方ではないのだが、日経の「ミチクサ先生」はいつの間にかすっかり嵌ってしまっていた。昨日最終回だったのでメモしておきたくなった。

ずっと遠くにあった夏目漱石という人が生き返った。こうしてこの小説ができたんだ、というのがリアルタイムのように納得できた。小説世界とは別次元の夏目漱石の実像が私の中で定着した。挿絵も、最初の頃は「なんだかなあ」という感じだったのだが、とびきり美しく描かれた鏡子夫人登場から輝きだした。評判がよかったのだろう。女性の絵が多くなった。挿絵も楽しみになっていた。

作者が渾身の力を込めたと思われる回があった。この回が描きたくて書き始めたのではなかったかと、私には思われた。日経デジタル版からコピーさせていただきます ↓

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新・mespesadoさん講義(50)安倍総理再々登板? [mespesado理論]

ベーシックインカムに惹かれるのは、「オカネ感覚」からの解放が実現できるからです。「お宝鑑定団」は好きな番組ですが、オカネに換算してはじめてモノの価値に納得するという、まさに現代人が嵌ってしまった本末転倒を象徴する番組です。ベーシックインカムはモノ自体の価値に立ち帰らせてくれるのです。
ナショナリズムとグローバリズムの行ったり来たり、では今の日本はどこにあるのか。深田萌絵さんの立ち位置なども思いあわせつつ、放知技板、飯山師生前の懐かしくも重要な議論を発掘しました。→「いま日本はどういう方向に向かいつつあるか」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-02-07 安倍総理再々登板を期待しなければならないのでしょうか。
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