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テキサス州、連邦政府による貨幣独占終焉に向けて大きな一歩 [現状把握]


《大雑把に言えば、金と銀を一般市民が日常的に取引できるようにすることで、金と銀を裏付けとするデジタル通貨は、広範な効果をもたらす可能性を生み出すことになる。憲法上の貨幣の専門家であるウィリアム・グリーン教授は、ミーゼス研究所の論文の中で、複数の州の人々が連邦準備銀行券の代わりに金を実際に使い始めると、連邦準備銀行を事実上無効化し、連邦政府による貨幣の独占を終わらせると述べています。/  時が経つにつれ、その州の住民が連邦準備銀行券と銀貨や金貨の両方を使うようになると、連邦準備銀行券よりも金貨の方が価値を保つという事実が、「逆グレシャムの法則」効果をもたらし、良いお金(金貨や銀貨)が悪いお金(連邦準備銀行券)を駆逐することになる。/   "このようなことが起こると、州の国庫に真の富が流れ込み、州外から銀行業務が流入し、他の州の人々が健全な貨幣で銀行業務を行うことを望むようになり、最終的には、あらゆる取引に連邦準備銀行券を使用することに反発するようになる "という一連の出来事が起こり始めることがあります。

金と銀に裏打ちされたデジタル通貨を作ることは、連邦準備制度を廃止するプロセスにおいて、もう一歩踏み出すことになる。連邦準備制度の機能を州や地方レベルで無意味なものにすることによって、その足下を引きずり出し、通貨制度に競争を導入することによって連邦準備制度の独占を弱めるための舞台を用意する。》

この記事、In Deepで知りました。→「連邦準備制度の終わり」に向かうアメリカ:テキサス州議会で、「実物の金(ゴールド)に100%裏打ちされた通貨」を作成する法案が可決されるhttps://indeep.jp/100-percent-gold-backed-currencies/In Deep氏、最後をこう締めています。今のアメリカでは、絶望的なことも、やや希望的なことも同時に進行しているというようなことのようです。》

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「債務上限の茶番劇と米国が破産を宣言すべき理由」(ダグ・ケイシー) [現状把握]

ニセモノの金融資産よりも本物の富、実際の工学にもっと集中しなければならないだろう。もちろん、合理的な人たちはこう反論するでしょう: "債務不履行になれば、大惨事になる "ということです。私の答えは、アメリカ政府の紙の負債がすべてなくなったからといって、世界の本当の富がなくなるわけではない、ということです。農場、工場、技術、そして労働者のスキルは、依然として存在し続けるでしょう。》

この問題の解決策は、商品貨幣に戻ることです。貨幣はもう一度、単なる交換媒体であり、価値の貯蔵物であるべきだ。》《商品貨幣を使うことは、それ自体、アメリカ政府を大きく縮小することになる。アメリカ国家は巨大化し、寄生虫と化している。平均的なアメリカ人にとって、ロシアや中国、イラン、あるいはそれらすべてを合わせたものより、はるかに大きな危険な存在です。健全な貨幣と小さな政府に戻れば、より快適で、豊かで、安全な世界になるでしょう。》

西洋文明の崩壊から利益を得る方法はあるのだろうか?それは、小惑星が地球に衝突して利益を得ることができるかという質問と同じくらい深刻な問題です。できることは、可能な限り身を守ることだ。》

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「毎度おなじみの金融恐慌」(藤原直哉) [現状把握]

藤原直哉氏のニコニコ動画「毎度おなじみの金融恐慌」https://www.nicovideo.jp/watch/sm42164606

納得です。じたばたしなくていい。目の前の暮らしをしっかり守りながら、じっくり世の変わり目を体験してゆく。ある意味、ありがたい時代です。

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「米国と中国とでどちらが危険か」(植草一秀) [現状把握]

米国と中国を比較して、どちらの国がより危険な存在であるのかを考える必要がある。中国が突然、日本に戦争を仕掛けてくることがあるのか。
むしろ、警戒するべきは、米国が意図的に緊張関係を高めて、何らかの軍事衝突を人為的に引き起こすことではないのか。
私たちは「米国の手口」について、より深い勉強が必要であるし、「米国の手口」に関してより強い警戒感を持つべきである。
》

副島隆彦氏はこう書いていました。《欧米のディープ・ステイトがイギリスとアメリカの政府を操って、そして、ウクライナのゼレンスキー大統領を操って、ロシアとの間で代理戦争をやらせています。西側(ザ・ウエスト、the West)対ロシアの戦争です。この西側と呼ばれる欧米白人勢を操っているのがディープ・ステイト=カバールの王族、大貴族と超富裕層の人々です。彼らは、この世(人間の世界)は、神ではなく悪魔(ディアボロー、diavolo)によって支配されているのだ、と考えています。彼らは悪魔崇拝者たちです。こういうことも私は本に書いています。/日本は戦争の放棄を定めた平和憲法を堅持し、米国に核兵器を持ち込まないように、「出ていってください」とはっきりと言える国でなければなりません。今、ロシアと中国を中心に、インド、ブラジル、中東諸国も入って、欧米白人がつくった“きれい事”の世界体制をもうやめてくれ、という流れが生まれています。これが真実です。》「2057」 ある集まりでの私(副島隆彦)の講演の内容を掲載する(第1回・全2回) 2023年5月1日http://www.snsi.jp/tops/boyaki/2385

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AIとは無縁なコトバの世界 [現状把握]

「【重要】今を生きる心構え30ヶ条」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-04-16-3の24から30は、人工知能(AI)の最先端GTP4が出してくれた答えです。至極もっともで見事な答えに思えます。「知の組み合わせ」に限れば、人間はAIには到底叶いません。AIに負けないようにするには、人間固有の「情」と「意」に基づく「創造的知」で勝負せねばなりません。その分野は私たちの営む日々の暮らしそのものです。そこでは《より自給自足的で、相互の結びつきが強く、外部からの操作やコントロールに影響されにくい社会》(30ヶ条の締めくくりの言葉)です。激動の中にあっても、足元の基本は変わりません。そういう今こそ、しっかり足元を固めることが大事と考えます。そこからすれば、AIは頭の先っちょにすぎません。
チャットGPTについて、副島隆彦氏の発言がありました。このchatGPT というのは、インチキの、食わせ者の理論だ、と、断言する。公務員や、2流のコンサル屋が、適当に、あちこちから、文章を泥棒して来て、それを繋(つな)ぎ合わせて、まるで、自分が書いたような、立派そうなテキストを、作るのには、役に立つだろう。/真に、クリエイティヴ (とは、神しか出来ない、という意味。西洋では、クリエイションcreation は、神だけがする。人間がする、モノづくりの、技(わざ)は、すべて「作る」だ)の 文章を書く者たちは、こんな、怪しい、機械は使わない。要するに、頭の先っちょの「知」のレベルでの文章作りには役立つかもしれないが、自分の書く文章には「情」もあり「意」もある。「血」が流れている文章だ。そういう文章を書く者にとって、チャットGPTは無縁の機械である、ということです。全く共感同意です。
吉本隆明は、自著『言語にとって美とは何か』についてこう言っています。《こんど読みかえしてみて、無意識だったがじぶんはじぶんがそのときおもっていたよりも、ずっと重要なことをやったなと感じて、すこし興奮しながら旧稿を読みおえた。いまおなじことをやれと言われれば、ちがうやり方をするだろうし、すこしは成熟しているだろうが、旧稿のこころがおどるような発見の手ごたえは、なかなか獲得できないとおもう。読者に知識といっしょにそのこころおどりが提供できたら、なによりだと思っている。》『定本 言語にとって美とはなにか1これについて、若松英輔氏が言う。《「こころおどり」とは、魂の実感でもあるだろう。彼(吉本)にとって思想を包含するもっとも創造的な意味における文学は、「こころおどり」によって人間が交わる場だった。言葉によって開かれた場所で人は、他者と交わり、そのことによって自己を知ることができる。》「魂の実感」としての「こころおどり」。若松氏の言葉を受けてこう書いた。「こころおどり」があればこそ、吉本の文章を、若松氏の文章を読む。井筒俊彦を読む心にも通ずる。・・・こう書きつつ、たしかに私の魂はおどっている。》(「最も深い「吉本隆明論」(若松英輔さん)」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-08-23
副島氏発言の後に、若松英輔氏直近のいい文章(4/16日経記事)を転載しておきます。ここにもAIとは無縁な世界があります。
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「ゴールドなら安全」、そういう感覚も無効になる [現状把握]

昨日青山学院大学陸上部の原監督が、財産保全のためのクレディ・スイス証券がまったくゼロになってしまったことを、苦渋を噛みしめながらも、諦めきったのか淡々と語っているのをテレビで見ました。→「クレディ・スイス債は高いリスクを抱えていたと指摘 原晋監督は保有債権が紙くずに」https://news.nifty.com/article/item/neta/12113-2289125/ こういう目に遭っている多くの人が今すでに在ることを思いました。
In Deepの最新記事「最初は徐々に、次に突然すべてが崩壊する」https://indeep.jp/then-suddenly-the-everything-collapse/。その元記事の結論は金GOLD保有の推奨なのですが、それに対してIn Deep氏は《ゴールドでもっていたとしても、いずれは通貨に換えなければ役に立たない。まさか金塊を持って買い物に行き、金貨で支払いをするわけにもいくまい。》元日銀マンが教える預金封鎖』と言います。もっともです。「ゴールドなら安全」、そういう感覚そのものが時代遅れ(無効)になろうとしているのです。
『カバール解体大作戦』の最後のところに、トランプ大統領が登場するときに流されるという Lee Greenwood- God Bless the U.S.A. lyricsの歌詞の一部が紹介されていました。《もし明日、一生働いて得たものをすべて失い/子供と妻だけで、もう一度たり直さなければならなくなっても/僕は今日この国に生きている、という幸運に感謝するだろう/星条旗はまだ自由の象徴であり、誰も自由を奪うことはできないからだ・・・》。とりあえずここで言う「国」は、まずは「地域」ということで、身近なところから。
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IMFが発表した世界通貨「ユニバーサル・モネタリーユニット」について [現状把握]


気になります。

田中宇氏《国連IMFは最近、国際的なデジタル通貨(世界通貨ユニット。ユニコイン、Ü)の発行計画を発表した。世界の諸政府と中銀群と民間金融機関の集合体であるDCMAが発行し、既存の諸通貨との交換性を持つという。この手の話は浮かんでは消えてきた観もあるが、実際にドル基軸が崩壊したらこういうものが必要になるともいえる。》

野崎晃市氏 《国際通貨基金が、ユニコインと称するデジタル通貨の一種を発表し、ドルに代わる新たな世界通貨とする計画という。デジタル通貨だから、実態があるわけではないが、イメージにユニコーンの絵が描かれており、まさに「獣の印」である。中国やロシアを中心とするBRICSは、BRICSコインと呼ばれる、また別のデジタル通貨発行を計画しているようだ。ドル体制の崩壊が近づいているようだが、次は米国で最大の投資機関JPモルガンが、金の空売りで危ないという。JPモルガンの倒産により、ドル崩壊が引き起こされ、CBDC中央銀行デジタル通貨体制に移行する可能性がある。》


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【重要】今を生きる心構え30ヶ条 [現状把握]

グレートリセット対処法.jpg阿修羅板(カルト45)、ポスト米英時代さんの発言に惹かれた。

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目玉、アルゼッカー、グロバリのリセットに対抗する方法30。気に入ったのは運動、現金、菜園、要は人間的な生活を送って迎撃する事である。
http://www.asyura2.com/23/cult45/msg/315.html
投稿者 ポスト米英時代 日時 2023 年 4 月 15 日 21:35:34
銀河系も太陽系も宇宙に生かされている。
人間は他の動植物と共に地球に生かされている。
普通に生きて普通に死んでいけばよく、連中の悪巧みは、必ずとは言わないが、地球にとって余計な事でしかないから失敗すると信じて、各自がやるべき事をやって普通に過ごし、ハラハラドキドキせずに連中の自滅を待つ事である。  

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コメント欄には《便利、効率はジジイが使う魔法の言葉 多少不便でも安定性、永続性のある物や暮らしを見つめ直す時ですね 失われた人間らしい生活もその中に;次々新しい物を買わせないと回らない経済とか変、消費者の選択肢の多様性も本当の豊かさの指標になるべきジャワイノ》。そう思う。

元記事を探し当てた。→「グレートリセットに対抗する方法 HOW TO RESIST THE GREAT RESET」
https://alzhacker.com/to-resist-the-great-reset/ 心に留め置くべきことばかりだ。ChatGPTに答えさせた【おまけ】(24〜30)もいい。

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多極化の不可逆性を決定づける文書漏洩(田中宇) [現状把握]

田中宇の国際ニュース解説https://tanakanews.com/会員版、「単独覇権とともに崩れゆく米諜報界 」。その要旨、《欧日など米同盟諸国はこれまで米諜報界の多極主義的な傾向に見てみぬふりをしてきた。米覇権の崩壊が加速しているのに、同盟諸国はいまだに見てみぬふりだ。米諜報界の多極派は、見てみぬふりの同盟諸国を困らせてやろうと最近、米国が同盟諸国をスパイしていることを示す国防総省の機密文書の束を意図的に漏洩させ、騒動を作り出している。》

以下、ダイジェスト。

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経済学の限界 [現状把握]

「財務省の最も重要な仕事は、国家の経済が破綻しないよう、財政規律を維持すること」とする財務省イデオロギー に対して、 緩和策が大規模すぎた反動で、出口の際に財務の悪化だけでなく市場の混乱が懸念」の現実に直面させられている日銀。そのせめぎ合い(迷い)の中から誕生した植田新日銀総裁。リーマンショックを乗り切ることができたのは「大規模な緩和策」あってのこと。しかし、その限界に達しつつあるのが今。ウクライナのおかげで中露中心の代替策が急成長、それゆえ明確になった米欧日の「限界」。のらりくらりでいいから、何食わぬ顔で代替策に重心を移してゆけばいい。

協同組合と農業経済.jpg経済学がもつ最大の限界は、それが前提とする人間像が現実とは違うことにある。経済学は、自身の目先の金銭的利益追求のみを考える「今だけ、金だけ、自分だけ」=「3だけ主義」の利己的な人間像を前提としているが、人間の行動原理は利他的な側面も含めて、もっと深く、広い。「3だけ主義」を「合理的」だと強く信じている者が多い。このことこそが経済学の限界と言ってもよかろう。》(鈴木宣弘『協同組合と農業経済 共生システムの経済理論』

世界は経済学の限界を超えたところで動いている。だれもがそのことに気づきつつある。

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