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ワクチン政策について(一般質問②) [議会]

XXBワクチンチラシ.jpg一般質問② 本市のワクチン政策について質した。

再質問は、感染症という病気そのものとワクチンによる副反応の根本的違いから始めた。感染症という病気そのものは、罹った人にはそれなりの内的な理由があって病気になっているが、ワクチンの副反応というのは、全く健康な人に突然襲ってくる。メリット、デメリットについて、単純に結果のみを秤にかけて判断できるものではない、と。厚労省への新型コロナワクチン接種後死亡報告が2000人を超え、補償認定対象も210名に達している。(今朝、東北有志医師の会がその数字を載せたチラシを発行していたのを見つけた。)そうこうしているうち南陽市はHPVワクチン接種に力を入れ出した。新型コロナワクチンについてはこれまでいろんな角度から述べてきたが、ワクチンそのものについて問題にすべきと考えての今回の質問だった。

そもそも日本脳炎やジフテリアの予防接種が必要なのか。《現在、日本脳炎を発症する患者数は年間10名以下で、ほとんどが60歳以上の高齢者です。ワクチン接種によって患者数は激減した、と説明されますが、違います。大きな要因は農薬の普及により、田んぼのかが減ったことです。日本脳炎を発症する患者が減ったのは、生活環境の変化、栄養状態の改善のためなのです。・・・近年では、日本脳炎による死者は届出上はもう出ていないのです。》母里啓子『もうワクチンはやめなさい』その日本脳炎の予防接種、南陽市では昨年延べ1118人が接種しています(1期、2期)。また、《ジフテリアがどういう病気か知っている人は、ほとんどいないでしょう。当然です。もう今の日本には、ジフテリアを発症する人はいなくなってしまったからです。現在の日本には届出上、患者が出ていません。2001年に1人、疑わしい患者が出たきりです。》同上)そのジフテリアの予防接種、破傷風と混合ですが、昨年202人接種でした。市長は「ワクチンのおかげで病気が減った」と言うので、インドの例を出した。

(インドは、子宮頸がんワクチンの最も多い国でした。それでも2005年までに50%減少しました。その後、アメリカの非政府組織「保健分野における適正技術導入プログラム」(PATH)によるHPVワクチンの実証プロジェクトが行われたのですが、7人の女児死亡等があり、定期接種は頓挫しました。しかしその後もPATHはワクチンメーカーからワクチンの無料提供を受けてワクチン接種プロジェクトを続けました。インド連邦議会の委員会はこのプロジェクトに対して「状況を商業的に利用するために巧みに練り上げられた計画」との見解を示し、「この予防接種プロジェクトにおける子どもの安全と権利は非常に傷つけられ、侵害された」と結論づけました。「(PATHの)唯一の目的は、HPVワクチン製造企業の商業的利益を促進することだった。PATHがHPVワクチンを国の定期予防接種プログラムに入れることに成功していたならば、HPVワクチン製造企業は莫大な利益を得ていたであろう。・・・このPATHの行為は、これらの女児や青少年の人権に対する明らかな侵害であり、明白な児童虐待の事例である。」と記しています。その後、インドの科学者はこのプロジェクトについて、「ワクチンが子宮頸がんの予防に成功するかどうかを見極めることはできない」とし、子宮頸がん発生率の低下は「衛生状態が改善されたこと、供給される水がより清潔になったこと、栄養状態が改善されたこと・・・」等によるのであり、その方面を強化することの方が「ワクチン接種という不確実な介入を全人口に強いるよりもはるかに生産的」と結論づけたのでした。さらにワクチンの根本的な安全性について疑問を投げかけます。ワクチンには最高の安全性が期待されて当然なのです。健康な16歳の少女が子宮頸がんで死亡する直接的なリスクはゼロである。しかし、そんな少女が、子宮頸がんをまだ一例も予防していないワクチンで死亡したり重篤な障害を負ったりするという、稀ではあっても現実のリスクに直面するとしたら………この国で集団予防接種を行うことについて懸念を抱く真摯な理由がそこにはある。》こうしてインド政府は2013年に「実証プロジェクト」を中止します。実はこのプロジェクトに資金提供していたのはビル&メリンダ・ゲイツ財団でした。2017年、インド政府はゲイツ財団等外部団体からの資金提供を阻止します。しかしせめぎ合いは今も続いているようです。以上、『子宮頸がんワクチン問題』から)

インドでは、子宮頸がん発症の減少はワクチンのせいではなく、「衛生状態が改善されたこと、供給される水がより清潔になったこと、栄養状態が改善されたこと・・・」等によると結論づけ、ワクチン接種は「商業的に利用するために巧みに練り上げられた計画」との見解をもって、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの資金提供を阻止したのだ。

《薬は病気になった人しか使わないけれども、ワクチンは健康な人が対象。その意味で無限のカネの種。それを言っちゃあおしまいだよ、ということで言うんだけれども、世の中そういうところで動いているということも現実ということも考えていただきたい。新型コロナによって、大変な思いをした多くの人がいる一方で、ファイザー社、モデルナ社はじめ大きな収益を上げた人もいる。南陽市で予防接種(新型コロナワクチン以外)に使った金額66,202,089円。その金額がどこにどう使われたかも探ってみたい。》ということで質問を終えたのですが、市長の発言、そのまま文字起こししておきます。《ワクチンはですね、お医者さんにとっては非常に望ましくないといいますか、利益を追求するお医者さんにとっては望ましくないものです。なぜかというと、病気が撲滅されていくからです。永久に儲けるためにはずっと病気が発生していなければいけないのを、さきほどおっしゃった病例(日本脳炎・ジフテリア)のように、撲滅されてしまえば自分の診療報酬には繋がらない。その点は逆であります。それから、(予防接種で)儲ける人がいっぱいいることについては、いつどこで誰がいくら儲けたのかということがなければ風評の域を出ないものと考えております。》それに対する《南陽市で予防接種に使った金額66,202,089円。その金額がどこにどう使われたかも探ってみたい。》でした。

以下、登壇での用意した原稿と、市長答弁。

テキストの画像のようです

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