「ドル崩壊しそうでしない」(田中宇) [イハトビラキ]
田中宇の国際ニュース解説会員版。◆ドル崩壊しそうでしないのはなぜ?
副島氏は「ドル崩壊は近い」。それに対して田中氏は「時間がかかるかもしれない」。なぜなら、「こんどはそう簡単に英国に欺されない」とマトモ陣営(多極化勢力)が考えているから。田中氏の深読みが腑におちた。闘いは根源的。イハトビラキたるゆえん。
要約:《【2023年7月13日】米中枢の多極化勢力がヘッジファンドなどを動かせば、すぐにドル崩壊を誘発できる。習近平でも誘発できる。しかし米国も習近平も動かない。これは意図的っぽい。もし今ドル崩壊が始まって米国の金融システムが全崩壊したらどうなるか。英国などが「米覇権根幹の金融システムが壊れたのだから仕方がない」と言い訳しつつ米国から離れ、中露への敵視をやめてすり寄り、多極型の新世界秩序の一員として協力すると言いつつ内側から壊しにかかる・・・ 》
以下、ダイジェスト。
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