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女大関 若緑、山形新聞に紹介 [宮内よもやま歴史絵巻]


今朝の山形新聞に「女大関・若緑」が大きくクローズアップされて再々登場です(「女大関 若緑」が山形新聞に紹介されましたhttps://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-01-27 / 歴史絵巻新作披露大売出しhttps://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-06-22)。地方巡業ですが、公式に大相撲の土俵に上がった唯一の女性ということで関心を惹くことになったようです。そのことについて私もコメントを求められたのですが、「あくまで例外的なことであって、大相撲は大相撲の伝統を大事にすべき」と答えていました。それでも、こうして「例外例」として注目され語り伝えられていくことは、若緑を生んだ地元としてありがたいことです。

はじめてここで若緑を取り上げた時(https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-09-10-1)、《「宮内の歴史の一資料として」とNさんから昨年渡された。》と書きましたが、その本遠藤泰夫著『女大関 若緑』(朝日新聞出版サービス 2004)をNさんに渡されたのが、女相撲の勧進元天童市高擶(たかだま)のSさん(Nさんの高校同級生)。6月の山形新聞記事を見てわざわざかけつけていただきました。そのあと貴重な資料も数々お送りいただいています。そのSさんから著者(若緑の次男)の遠藤泰夫さんにつながって、遠藤さんからも手紙をいただきました。若緑の姪御さんなど遠藤さんの縁戚の方も地元にはいます。その方々とも会ってみたいと思っています。これまでの「宮内よもやま絵巻」の中でいちばん反響があるようです。一番目につく粡町中心十字路に掲示しています。

毎年11月に公民館の銀杏サロンにに「宮内よもやま歴史絵巻」の縮小版を展示しています。(https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-11-05)今年は「女大関・若緑」を特集しようかと思ってゾクゾクしはじめてています。

女大関・若緑が機縁となった早坂暁脚本のテレビドラマや、瀬々敬久監督の映画(「菊とギロチン」)もあります。若緑が住んだ愛媛県北條町(現松山市)は早坂暁さんの出身地なのです。早坂さんは「夢千代日記」はじめ多くの名作を残していますが、渥美清のほんとうの「心友」でした(秋野太作著『私が愛した渥美清』(付 早坂暁氏訃報https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-12-17)。

また、映画「菊とギロチン」は、東北芸工大講師の栗原康氏が小説化しています(菊とギロチン ーやるならいましかねえ、いつだっていましかねえ。』)栗原氏の『現代暴力論』を読んでアマゾンレビューしたことがありました(https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2015-08-28)。寅さんがらみで書いていました。その栗原氏、白井聡氏と大学のゼミで一緒だったといま知りました(ウイキペディア)。白井氏についてはつい先日名前が上がったばかりです(mespesadoさん講義(127)戦後日本俯瞰文https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-09-01-2)。

そんなこんなで次々リンクしていきます。11月の「よもやま歴史絵巻展/特集・女大関 若緑」、ご期待ください。

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