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ハイジア問題、「誘客」発想はムリ [議会]

ハイジア問題 山新2.7.19.jpg昨日の山形新聞山形ニュース解説「ハイジアパーク存続 奥山氏が関心」。《奥山氏の意思表示後、ほかの具体的な動きはない。だが、関係者によると、奥山氏側は「7月中にも最終判断したい」との意向を持っていたという。代表を務める「KEN OKUYAMA DESIGN」内のプロジェクトチームによる検討が滞らないよう、小まめな情報発信は欠かせない。公平性を保ちながら、奥山氏側の「つなぎ止め」は最低条件となる。》プロジェクトチームの動き、私も気になっているところです。

その前にこうあります。《奥山氏の方針を受け、「愛するハイジアパークを何とかしてくれるはず」「私どもがやるよりは比べものにならないぐらい良い物になる」などと、譲渡を模索していた人は次々と手を下ろした。文化施設を計画していた経済人は「奥山さんにやっていただきたい」と、期待を口にする。》ハイジア 一般質問議会報.jpg

一方16日に全戸配布された「議会だより」の私のハイジア関連の一般質問要約に、《今後経済的困窮者の増大も予想されるが、市は最終的セーフティネットを用意しなければならない。コロナ対策の国の金を引き出しながら、「おとな食堂」的な最終的セーフティネットの拠点とするよう考えてはどうか。ハイジアを「採算性」の足かせから解放し、株式会社ではなくNPOとして考えることで、市民にとってのいろんな可能性が見えてくる。》奥山氏はハイジアパークをビジネス第一義に考えておられると思うが、私はあくまで公的施設として、「最終的セーフティネットの拠点」として考えられないかの提案。ただ、奥山氏の知恵も生かしたい。それゆえのシンポジウム提案だった。この考えは今も変わらない。


ちなみにコロナ禍の中の観光の現況 ↓ この状況で外からのお客様をあてにしたビジネスなど全く不透明。むしろ市民の利用を第一義に考えるべき。

*   *   *   *   *

121:奥田 正行 :2020/07/19 (Sun) 17:36:01
7月17日、観光庁は、主要旅行業者47社の旅行取扱状況速報を発表。
これに関する公式サイト、関連記事を紹介します。

旅行総取扱額95億7340万円は、前年同月比2.4%(97.6%減)。
海外旅行総取扱額13億5850万円は、前年同月比1.0%(99.0%減)。
外国人旅行(日本の旅行会社によるインバウンド向け旅行取扱)総取扱額3920万円は、
前年同月比0.2%(99.8%減)。
国内旅行総取扱額81億7560万円は、前年同月比3.4%(96.6%減)。

政府が7月22日から「Go To トラベルキャンペーン」を前倒し実施するのは、旅行業者、
観光業者救済のためとのことですが、武漢ウイルス感染が収束しない状況においては、
筋が悪い話と考えます。

公式サイト:主要旅行業者の旅行取扱状況速報 (令和2年5月分)
国土交通省>観光庁 2020.07.17
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001354444.pdf

>新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止の影響等により、総取扱額は
>海外旅行、外国人旅行、国内旅行各部門で前年同月と比べ大幅に減少した。
>※旅行会社からの聞き取り

>【海外旅行】総取扱額は対前年同月比 1.0%となった。
>【外国人旅行】総取扱額は対前年同月比 0.2%となった。
>【国内旅行】総取扱額は対前年同月比 3.4%となった。

>1.総取扱額
>(区分) /(取扱額)/(前年同月取扱額)/(前年同月比)
>海外旅行 1,358,505千円 /130,192,514千円/1.0%
>外国人旅行※39,240千円/18,853,382千円/0.2%
>国内旅行 8,175,611千円/242,416,565千円/3.4%
>合 計9,573,356千円/391,462,461千円/2.4%
>※日本の旅行会社によるインバウンド向けの旅行取扱いを指します。

2.旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況
(略)

記事:国内大手旅行47社の総取扱額98%減、5月は前月より悪化、
国内パッケージツアーは99%減 ー2020年5月(速報)
トラベルボイス 2020.07.18
https://www.travelvoice.jp/20200718-146675

>観光庁が発表した主要旅行業者47社の旅行取扱状況(速報)によると、2020年5月の
>総取扱額は、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期や中止の影響を受け、
>前年同月比97.6%減の95億7340万円となり、前月の減少率95.5%よりもさらに悪化した。
>内訳は、国内旅行が同96.6%減の81億7560万円、海外旅行が同99%減の13億5850万円、
>外国人旅行が同99.8%減の3920万円と、いずれも90%以上のマイナスとなった。

>旅行商品ブランド(パッケージツアー:募集型企画旅行)については、国内旅行の取扱
>額が同99%減の8億4700万円、取扱人数が同99%減の2万8723人。海外旅行の取扱額は
>わずか1462万円で、取扱人数はゼロ。外国人旅行は、取扱額も取扱人数もほぼゼロと
>壊滅的な結果となった。

>大手旅行会社の取扱額を見ると、JTB(10社)が同96.4%減の51億327万円、
>KNT-CTホールディングス(13社)が同98.7%減の6億6346万円、日本旅行が同98.2%減の
>7億9933万円となり、それぞれ前月よりも悪化。日本旅行、阪急交通社(3社)、
>ジャルパックなどは海外旅行の取扱額がゼロとなった。・・・

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