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一般質問、再質問以降「ハイジア問題」等 [議会]

以前の一般質問は時間制限なしで再質問、再々質問までだったが、今は50分制限で一問一答式。50分になると思いっきり大きくブザーが鳴って驚かされた。以前の形だと、当局答弁と関わりなく延々と用意した再質問、再々質問原稿を読む議員があったということで、遠藤栄吉議長時代に今の形にしたという。前日3人の質問を聞いた限りでは、今の方式の利点はよく解らない。ただただ時間を長引かせるために、どうかなと思うような質問を重ねてしまう弊を感じた。私は登壇原稿は用意したが、あとは答弁次第の行き当たりばったり、だから自分でも何を言い出すかわからない。そんなわけで、「とんでもないこと言い出すかもしれないのでご容赦を」と質問冒頭に断った。いずれ議会中継録画で見れるようになると思うが、NCVの録画で酔いつつ見た記憶も合わせて辿ってみる。
市長には用意された答弁書以上の市長の肉声を聞きたかったのだが、それは叶わず、言おうか言うまいか迷っていた新春懇談会での市長とのやりとりをぶつけることになってしまって、あとはなるようになる感覚。「2期目になったんだからもう『身の丈』は卒業してほしい、これからの南陽市をどうするかという構想力こそが大事、とあのとき言ったが、半月後のインタビューでまたやっぱり『身の丈』を言ってるのをネットで知ってがっかりした。振り返れば、あれが市議選出馬を考え出すきっかけになったのかもしれない。」「公民館問題に取り組む中で、内部に入っての発言でなければなんともならないと思い出し、そのあとコロナ騒ぎの中でいったんあきらめたが、小学校で、宮内の人口減少を主張する遠藤栄吉議員との議論で出馬に至った」経緯を語った。この辺は余計なことに違いないと脱線を反省しつつ、「南陽市の将来を考える上で、ハイジア問題は格好の材料。今朝の新聞に奥山清行氏がハイジアに関心を示しておられることが大きく出たが、その翌日にはヤマザワの進会長会社のスタッフ(当初山沢進氏ご自身が来られたと聞いていたが、質問後、氏が代表を務める「青田健康ランド」のスタッフであったことが判明→議事録修正)もハイジアに来られたと聞く。ハイジアは今や注目の的。」山沢進会長(90)はヤマザワの取締役を退任後、ホテル・宿泊施設や健康ランド・マッサージ店の経営などを目的とする新会社「青田健康ランド」を設立、山形市の「臥龍温泉保養センター」を手に入れている。《山沢氏は今年5月の株主総会でヤマザワの取締役を退き、名誉会長に就いた。関係者によると、当初は山形大医学部の重粒子線がん治療施設導入を受け、患者や家族らが宿泊するための温泉付きビジネスホテル建設を検討していたという。数億円の事業資金は全て個人で用意した。》山沢進氏には、宮内商工会青年部の広報委員長としてインタビューしたことがある。宮内商工会青年部の機関紙「ふれあい」縮刷版に、昭和58(1983)年4月のヤマザワ宮内店出店臨時号があった。
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ふれあい s58.4.30.jpg◎ヤマザワ社長山沢進氏に聞く
 開店直後のヤマザワ宮内店前で、山沢社長に直撃インタビューをこことみた。以下はインタビュー要旨である。
 『この度の出店は、小商圏時代に対応した出店です。物が豊かになった今、お客との密着を図った商いのやり方こそが重要な時代になっています。従って安さの追求よりも中以上の品質の商品を提供し、お客との人間関係を重視していくよう心がけております。
 増床の問題については、今後しばらく様子を見てからと考えておりますが、地元の皆さんからテナントの要望があれば積極的に応じたいと思います。
 若い小売業者の皆さんに申し上げられることは、店の奥に引っ込んでいてお客を待っていてはだめで、表でどんどんお客とのふれあいの機会をつくることが重要であり、また、若手小売業者同士のつきあいも、本音がぶっつけあえる少人数のグループであることが望ましいと思います。
 宮内をよりよい地域にするために、これからのおつきあい、よろしくお願い申し上げます。』
 5年程前、山沢社長がわれわれ商工会青年部のために、山銀の2階で講演されたことがある。その時のキラキラした輝きを、このたび感じることはできなかった。われわれへの語りかけのうちに、社長自身の若かった頃を懐かしんでいるように思ったのは気のせいだろうか。「君たちにもできることはたくさんある」と語ってくれたのが印象的であった。
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山銀2階の講演の時「売上げ250億を目指す」と言われた記憶があるが、今や1143億円(2018)というhttps://finance.logmi.jp/280991山沢会長にもいろんな浮き沈みがあったと聞く。それを乗り越え大きく育てた(株)ヤマザワから身を退き、いま夢の向かう先がハイジアにあるとしたら、これまたすごいことだ。青山氏、山沢氏、ともに会していただいて、シェルター南陽でハイジアをめぐってのシンポジウムの開催を提案した。
地方創生臨時交付金.jpgさて、奥山氏、山沢氏がどう考えておられるかはともかく、ハイジアを市民にとってのセーフティネットの一大拠点にするというのが私の考え。市長は民間への移譲しか頭にないように思えたのだが、私が訴えたのは、ハイジアに今こそ国の金が使えるということ。「地方創生臨時交付金事例集」から拾ってみると、たとえば 26.子ども食堂臨時代替事業 87.公衆浴場応援事業 94.健康支援事業 109.公共施設等の管理維持体制持続化事業 等々。この86pのりっぱな事例集からもうかがえるように、コロナ危機に対応すべく、国は金を用意してプランが出てくるのを待っている。市長が「各課からプランを上げてほしい」と言った。市の職員みんな、それに応えよ。これまで、今ほど行政が市民に寄り添って本気でなんとかしようという姿勢を示したことがあったか。今の事態をモグラ叩きで切り抜けようとするか、それともみんなで知恵を出し合って、単なる「ニーズ」に沿うのではなく、みんなの「ウォンツ」を発見、掘り起こして将来に向けて構想デザインすることができるか、そのいずれかで南陽の未来は決定的に違ってくる、市長はじめ、行政当局みなさん方のがんばりに期待する、と締めくくったつもりでした。

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