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人口流入に備えよ! [現状把握]

今朝読んだ田中宇氏の人類の7割が感染し2年以上続くウイルス危機」ワクチンなどの予防策が出てこない限り、ウイルス危機はこれから2年続く》一方昨日読んだ地球最期のニュースと資料 In Deep」には《[完璧なウイルス]新型コロナは「3種類の感染受容方法」を持ち、増殖するための酵素を「8種類利用できる」おそらく史上最強のウイルスであることが判明。これにより治療薬の開発は不可能である可能性が高まる》とある。この記事を読むと「治療薬開発の不可能性」について納得させられる。「新型コロナウイルス SARS-Cov-2 の特徴」ということ、以下の6点にまとめられている。

・多様な感染受容ルートを持つために感染性が極めて強い(少量のウイルスでも感染できる)
・細胞内の複数の酵素(プロテアーゼ)を利用して増殖できる
・つまり、ごく少量のウイルスでも死滅せずに発症する可能性がある(検査で陰性と出ても発症する可能性も)
・それなのに、発症率と症状は低く、誰が感染しているかわかりにくい
致死率が低い(感染者が生きている限り、ウイルスは死滅しないので社会全体のウイルスの絶対量が増えていく
・発症期間が極めて長い(ウイルスの外部への放出期間が長い

 田中氏のいう今起きている金融危機は、危機の序の口にすぎない》は、まちがいない。世界は激変の時を迎えている。「ふるひにかけてよをきよめる」、その世の中に突入した。まさかこういう形でくるとは思ってもいなかった。心してくぐりぬけねばならない。

首都圏に住む長女と中部圏に住む次女が帰っている。長女が昨日3.11に無事女児を出産した。長女には大槌町役場で亡くなった短大時代の友人がいる。夏休みに遊びに行って海辺で家族みんなとバーベキューしたという思い出をもつ。その友人の思いが昨日の出産になった様な気がしてならない。午前1時31分だった。長女も、そしておそらくその娘も3.11を背負って生きてゆくことになるだろう。その長女と、1年前出産した先輩として応援にかけつけた次女、数日前口を揃えて「戻りたくない」と言った。山形県今のところ感染者ゼロ、それだけが理由ではない。何よりも、都会よりこっちの方が人間関係が安心なのだ。金を拠り所にして生きているのではない。いざとなったら助け合えばいい。食卓に並ぶ半分ぐらいがもらいものだったりする。ーーこういう形がこれから本流になりそうな気がする。これが「本来日本」なのだ。
昨日、小学校で「鍾秀奨学基金管理運営委員会及び創立150周年記念事業準備委員会」があった。一通り議事が終わったところで、遠藤栄吉市議が「今の宮内の人口推移を考えると宮内はおそらく将来なくなってしまう。そのことを頭に置いて考えねばならない。」と力説した。それに対して「今の宮内小学校の児童数300人はちょうど明治20年(1887)のレベル。宮内はそこから飛躍的に発展して2000名の児童数にもなった。今まさに宮内は胎動の時、構想次第でこれから宮内は大きな発展期を迎えようとしている。」と私の持論を持ち出した。2年ぐらい前にこれを言い出した時、宮内発展の原動力「製糸業」にあたるものとして、「AI関連」を思っていた。シンギュラリティという言葉に出会っていたことによる。その波に乗れ!ということだった。しかし、それはそれでいいのだが、全くちがう波が押し寄せてきた。娘の「戻りたくない」の実感は、都会人の「田舎に行きたい」の思いにそっくりあてはまる。遠藤市議の人口減少論に真っ向から反論した。「これから宮内には都会からの人口流入が起こる。それに備えた将来構想を!」
https://oshosina.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_e75/oshosina/E4BABAE58FA3E38081E58590E7ABA5E695B0E68EA8E7A7BB.jpg
そうした話の中で、宮内の船山油店の高さが赤湯烏帽子山八幡宮の高さ、最上川水系の氾濫があっても宮内はかなり大丈夫、ということも語られた。3.11のときだったか、赤湯の酒店の酒はかなり棚から落ちたのに宮内の酒店は大丈夫だった。地盤もしっかりしているのだ。「宮内はそんなヤワな場所ではない。いよいよこれからが宮内本来の力発揮の時、そう予言する!」と見栄を切った。そのとき頭には下の図が浮かんでいた。(宮内熊野大社の位置の不思議https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2006-04-16
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この議論の中で、「仕事がない」との声があったが、ベーシックインカムの導入は、今の流れから必然。それにしても、「緊縮脳」からの脱出は喫緊の課題です。
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人類の7割が感染し2年以上続くウイルス危機

2020年3月11日   田中 宇

ドイツの大衆紙ビルトによると、メルケル首相は3月10日に独議会の非公開の委員会で「ドイツ国民の60-70%が新型コロナウイルスに感染するだろう」との予測を述べた。ビルトによると、ドイツのシュパーン保健相も、もし今後もずっとワクチンなどの予防策が出てこない場合、メルケルの「国民の60-70%が感染」が正しい予測になると認めた。メルケルがこの予測を述べたとき、委員会の出席者の全員が息をのんで言葉が出てこず、しばし沈黙が続いたという。 (60 bis 70 Prozent in Deutschland werden sich infizieren) (Angela Merkel estimates that 60% to 70% of the German population will contract the coronavirus

これはドイツだけの話でない。世界的に、人類の60-70%が新型ウイルスに感染するという予測になる。メルケルが最初に指摘したことでもない。2月末には英国政府の保健省が、最悪のシナリオとして「英国民の80%が新型ウイルスに感染し、50万人が死ぬ」と予測する報告書を作成し、わざわざマスコミにリークしている。2月末には米ハーバード大学の研究者(Marc Lipsitch)も「人類の40-70%が新型ウイルスに感染し、感染者のうち発症した人の1%が死ぬ」とする予測を発表し、米マスコミで報じられている。 (Coronavirus could kill half a million Britons and infect 80% of UK population, government documents indicate) (Coronavirus may infect up to 70% of world's population, expert warns

これらの米英独での予測を総合すると、ワクチンなど予防策が出てこない限り、人類の40-80%が新型ウイルスに感染する。人類の60-20%は感染しないことになる。どんな人が感染しないのか詳述されていないが、大人より免疫力が強い子供たちでないかと推測される。感染しても、80%は無発症か、ごく軽症のまま終わる。無発症や軽症の人からも他人に感染するが、無発症者は体内のウイルスの量が少ないので感染力が非常に弱いと考えられている。感染者のうち残りの20%(人類の12%前後)が中程度から重篤に発症する。中程度以上の発症者の25%、つまり人類の3%前後、感染者の5%前後は入院が必要になり、入院者の10%(人類の0.3%)が死亡すると、米国病院協会 (AHA)の非公式予測の報告書に書いている。致死率は人類の0.3%、感染者全体の0.5%ほどになる。 (Leaked Covid-19 Documents: Hospitals Prep For 96 Million Infections & 480K Deaths

ドイツでは、メルケルの予測とは別に、ベルリンのウイルス専門家クリスチャン・ドロステン(Christian Drosten)も同様の予測をしており、ドロステンは「ドイツ国民の60-70%が感染するまでに2年以上かかる」と予測しているという(原典が見つからず孫引きのみ)。彼はまた「ドイツでのウイルス発症の増加のピークは今年の6-8月になる」とも予測している。ワクチンができない限り人類の70%が感染するという見方は、専門家の多くにとってそれほど意外なものでないだろう。 (Merkel Expects 60-70% Of Germans To Be Infected With Coronavirus) (Virologe Christian Drosten zu Coronavirus: "Maximum der Fälle von Juni bis August"

私の近所にいる小さな個人病院の開業医も、今年2月初めの時点ですでに「人類の多くが感染するするだろう。早めに感染して体内に抗体を作ってしまった方が良い。再感染があり得るとのことだが、感染した方が抗体ができるので良いことに変わりはない」とか「新型ウイルスの遺伝子には自然界にない塩基配列の部分があり、自然にできたのでなく実験室で作られたものだろう」と言っていた。彼は私の記事の読者でない。 (Why I Want To Be Infected With The COVID-19 Coronavirus And You Should Too) (Coronavirus Contains "HIV Insertions", Stoking Fears Over Artificially Created Bioweapon

人類の60%以上が感染するまでウイルス危機が続き、ワクチンなどの予防策が出てこない限り、ウイルス危機はこれから2年続くことになる。その間、国際的な人の移動が制限され、サービス業や飲食、エンタメ、観光、学校、議会、交通など、多くの産業や社会機能が制限され、世界経済に大打撃を与える。グローバリゼーションが劇的に終わる。金融危機が大幅に進行し、米国覇権体制が終わる。今起きている金融危機は、危機の序の口にすぎない。分析せねばならないことが無数にあるが、今回はここまでで配信する。

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ワクチンなど予防策が出てこない限り、人類の40-80%が新型ウイルスに感染する。人類の60-20%は感染しないことになる。どんな人が感染しないのか詳述されていないが、大人より免疫力が強い子供たちでないかと推測される。感染しても、80%は無発症か、ごく軽症のまま終わる。》

子どもたちはおおむね大丈夫、ではわれわれはどうするか。「免疫力」の如何が分かれ目です。→「免疫力」強化のためにhttps://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-03-04

 


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