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mespesadoさん講義(96)見当違いの大西つねきと稲田朋美 [mespesado理論]

①れいわ新撰組の大西つねき問題。「mespesadoさん講義(94)2題」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-07-18-2 の②のつづきです。猿都瑠さん紹介(582)の「7/17大西つねき会見全文」を読みました。なるほどと読み進んだのですが、最後にきて「岸信介・安倍総理・昭和天皇」批判、ここで引いてしまいました。大西さんはその前でこの世に正しいも正しくないもないと思います。全ては主観です。正しさはそれぞれの心の中に持っておけばいいですが、それ持ち出して振り回せば、他の正しさとの戦いになります。》と言っています。大西さんは自分の思い込みを振り回して「他の正しさとの戦い」に挑もうとしています。最後の結びは案の定、かなり面白い戦いができるんではないかと思いますが、そうでなくても、私は何らかの方法で衆議院に挑戦したいと思いますので、お力をお貸しいただける方、是非よろしくお願いします。》私から見れば見当違いもいいところです。②で問題にされる稲田朋美衆院議員と全く逆ということで好対照です。

*   *   *   *   *

577:mespesado :2020/07/19 (Sun) 08:02:12
 しつこいようだけど、大西つねきさんの考え方とれいわ支持者の態度についての再論。まずは後者から↓

池戸万作@mansaku_ikedo
> 「命の選別」が極力起きないよう、医療に対してお金を出し、医療供給
> 能力を高めることは当然である。それでも、医療供給能力が足らない場
> 合は、どうしても誰かが命の選別の判断をしなければいけない状況にな
> る。それを政治が判断すべきか、現場の医者や当事者、親族が判断する
> べきかが論点である。

> ただ残念ながら、こうしたリアルな現実を踏まえた議論は「タブー」だ
> ったようである。ここまで政治が踏み込んでは行けなかった。結果、政
> 治でガイドラインが制定されない以上、こうした究極時の命の選別は、
> 医者などの当事者によって委ねられることになる。否が応でも、誰かが
> 判断しなければならない。
 ↓ ↓ ↓
キングカズマ@c1GwVu6gcsH3pVg
> 結局は「命の選別」をするって前提の議論なんだから、「命の選別」を
> しないことを党の基本理念に掲げるれいわからすればそれ自体が背理な
> んですよ。
> 「命の選別」をしなければいけない状況になりうるのが現実!って当然
> のように仰るが、そうは考えていないのがれいわ新選組というだけじゃ
> ないですか。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> はい、だからそこは議論してはならない部分なのかもしれません。ただ
> 議論せずに、実際にそうした場面が訪れた場合は、現行では医者や当事
> 者の本人、親族が判断することになります。
 ↓ ↓ ↓
キングカズマ@c1GwVu6gcsH3pVg
> そもそも、れいわの考え方では「命の選別」しない、させないわけです
> から、論理的に「命の選別」をしなければならない場面は医師にも家族
> にもありえないことになると思います。どのような場合であっても「命
> の選別」をしない、させない立場であると私は解釈してます。
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 例えば、コロナ禍で人工呼吸器が足りなくなった場合は、先着順という
> ことで、宜しいでしょうか?これもまた「先着順」で、命の選別を行っ
> ているとも捉えられます。
 ↓ ↓ ↓
森田 成一@bardiel999
> まだ言うとんか。だから政治はそうならないように最善を尽くすのが役
> 目でしょ。ましてやMMT論者が何を言わんかだ。何かにかこつけて政治の
> 命の選別を認めると、ファショに繋がる因ともなり得るので、政治が命
> の選別を口にするのはタブーなんですよ。君らは本当に歴史から学ばな
> いんだな。
 ↓ ↓ ↓
れい■太郎@yamamotoreiwa
極限状態で「選別」を現場に委ねるのは政治の責任放棄だと思うよ。
 ↓ ↓ ↓
キングカズマ@c1GwVu6gcsH3pVg
> れいわは「命の選別」はしない、させないと反論してるではないでしょ
> うか?
> つまり、「医療のリソースが枯渇したらどうするんだ?」という問いに
> 対して、大西さんは「事前に政治が選別の基準を設けておくべきだ」と
> 発言してるのに対して、
> れいわは「事前にそうならないような万全の対策を取るんだ」
 ↓ ↓ ↓
池戸万作@mansaku_ikedo
> 万全の対策を取るんだは大西つねきさんも同様です。大西つねきさんは、
> そこから一歩踏み込んで、それでも足りなかった場合を言っているので
> す。ここに踏み込むことは、タブーだったのかもしれません。

↑れいわ支持者と思しき「キングカズマ」「森田成一」両氏の態度について。
上記のやり取りでわかるように、彼らの極度に「ドグマチック」な考え方の特徴が非常によく表れていますね。何か、ポリコレ的に問題となる事象があったとき、「そもそもそうならないようにする方法を考えるべきだ」というのはよい。これは私の考え方でも全くそのとおりだと思います。ところが、誰かが、それも特に今まで「身内」だと思っていた人が、その事象について、たとえ「もしそうなったら」という前提であっても、ポリコレに抵触するかのような話をしたとたん、その話題を持ち出した人を猛烈に攻撃する。「タブー」というのは、そういう「原理主義者」にとっての、まさにそういう話題のことを指すのでしょう。
 たとえ、政治団体でも、このタブーを持つようになったら、途端に息苦しくなる。ただし何らかの社会的に許されないということになっている「行動」を取った場合に議員を辞めさせたり除籍したりすることは普通にあり、これはよいと思いますが、「考え方」が違うだけで排除しようとする…、これはサヨク的団体に特に強く見られる特徴です。つまりれいわは、その党首が左右でいえば中道に行こうとしているのに支持者の方がサヨクの呪縛に囚われていたために、それに引きずられてしまったという例であり、じゃあ何で支持者がそんなんだったか、と言えば、それは内面的に言えば、「類は友を呼ぶ」から。つまり党首が表面的には「中道的」なことを言っていても、内面で「ルサンチマン」のホンネを持っているからそれが支持者に伝わるのです。そもそも自民党政治を倒すといいながら、別に思想的には右でも左でもよいはずなのに、サヨク系の野党と組もうとする時点で「ホンネが出ている」んですね。「消費税減税を飲まなきゃ共闘しない」と条件を付けてたって、もし相手が条件を飲めば共闘するつもりだったんでしょう?同じじゃないですか。結局は原理主義に陥りやすいサヨク系組織の限界ですね。これじゃあ、微妙な問題について、支持者にとって耐えがたい内容にも立ち入った議論をしながら、急には無理でも中長期的な解決に向けて、一歩でも前進する、という現実的な戦術が一切取れなくなります。
 次は大西つねきさんについてですが、長くなったので分けます。
                              (続く)

578:mespesado :2020/07/19 (Sun) 08:51:57
>>577
(まずは訂正から。下から2行目の「現実的な先述」は「現実的な戦術」の誤りです)
 さて、次は大西つねきさん。実はこの問題を「織原然」さんという人がツイッターで分析していましたので該当部分を引用しておきます↓

https://twitter.com/orihara_zen/status/1284130962981285889

 本当は全部読んでいただければよいのですが、なにせ長いので、ポイントとなる部分を更に抜き出しておきます↓

> 彼はまず、信用創造の説明、として「又貸しモデル」という嘘の説明を
> します。

> はっきり申し上げてこの思想のままれいわ新選組に入った、ということ
> はMMTの貨幣発行の方法を金融的な「又貸しモデルにすり替えようとした」
> という疑惑すらあるのが実情です。

> 10:34からは「こんな借金を増やし続けるシステムが持続可能なわけがな
> い、いずれ破綻する!」を連呼し続けています。

> 「皆さんは気づいたでしょうか?信用創造で発行されたお金の仕組みに?
> それはすべてのお金が誰かの借金だということです。」
> 特にこれは明確に違います。というか明らかに捏造です。
> 貨幣は「借金をしても破綻しない政府の借金であり、国民の借金ではあ
> りません」。

> すでに気付いている人もいると思うのですが、今回問題になった「大西
> つねき」さんの「高齢者負担のリソース不足に伴う命の選別をよしとす
> る意見」は、つまり以上のような「MMTによるリソース創出」を完全に無
> 視し、「返さなくていい政府の負債」を「借金は貨幣のプールに『国民
> が返さねばならない』」という嘘で塗り固めたが故に出た発言です。

> 最終的にこの動画別の回では、大西つねきさんは「だから、負債によら
> ない貨幣=国債廃止貨幣=「公共貨幣(政府紙幣)に切り替えましょう」
> といっているのです。

 このあと、織原さんは大西つねきさんのいう「国債は反対。政府紙幣推奨」という考え方は問題だ、と主張し、れいわに大西さんを送り込んだのは、政府紙幣賛成派の計略で、それを後押ししたのが松尾匡さんや「日本経済復活の会」ではないか、などと主張しているのですが、そこは飛躍し過ぎでとても付いていけませんwそもそも政府紙幣は問題だ、という彼の言う理由にも疑問符が付きますし。
 さて、それはともかくとして、大西さんが「又貸しモデル」、つまり銀行は預金者の預ける現金の範囲内でオカネを借り手に貸す、というモデルで盛んに動画で説明しているのは知っていましたが、これは視聴者にわかりやすいように使っている唯の方便だと思っていました。そして国債という方法で国がオカネを調達するのは金利分を余計に返さなければならない、というのも、「金利を付けると金持ちへの配分がより増えるから」問題だ、と説明していたので、「別に金利分も含めて国債発行で賄えばいいはずだけど、大西さんは金持ち優遇も批判してるから反対なんだな」としか思わず、納得していたんですが、実はそうではなかった、と。
 ここで大事なポイントは、基本的に大西つねきさんの根本的な考え方が、「借金は完済しなければならない」という思想に貫かれていて、それは「貨幣のリソースが限られている」というのが全くの幻想であることは反緊縮界隈では常識になっているし大西さんも同様だけれども、大西さんの頭の中では、この「リソースの有限性」に対する問題意識が、「貨幣のリソース」から「現実の資源のリソース」へと形を変えて生き残り、彼にとっては、そもそも「リソースの有限性」は「克服すべきもの」ではなく、「仕方のない、受け入れるべきもの」である、という彼の根本哲学があった!
 こういう考え方があるからこそ

> 今回問題になった「大西つねき」さんの「高齢者負担のリソース不足に
> 伴う命の選別をよしとする意見」

が出てきた、という結論になるわけです!
 まあ、大西さんの考え方の内面を探る考察ではありますが、同じ反緊縮派(に表面的には見える)な考え方でありながら、実は根本の思想が異なるために、今回のポリコレ的な話題に対して微妙な異論が出て来ることになったのだな、ということで、やっと大西さんの発言の真の趣旨がわかった、と腑に落ちたところです。
                            (おしまい)

580:mespesado :2020/07/19 (Sun) 10:31:29
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12611707950.html
「国民殺し」のレッテルを貼るべき自民党緊縮派一覧

> 7月14日の自民党政調全体会議では、「財政規律」を骨太の方針に明
> 記すべきという自民党議員が少なくありませんでした。
>  というわけで、同会議において財政規律を主張した自民党議員が誰だ
> ったのか、ご紹介いたしましょう。有権者として、我々日本国民、全員
> が知るべきです。

> 衆議院議員
>  稲田 朋美 (福井1区)
>  石﨑 徹 (新潟1区)
>  井林 辰憲 (静岡2区)
>  大岡 敏孝 (滋賀1区)
>  岡下 昌平 (大阪17区)
>  宗清 皇一 (大阪13区)
> 参議院議員
>  滝波 宏文 (福井)
>  松川 るい (大阪)

>  なぜか、福井と大阪が多く、石崎と滝波は元財務官僚です。
>  さあ、彼ら、彼女らの選挙区の有権者、そして諸団体の皆さん。ご自
> 身でできることをやって下さい。できれば> 徒党を組み、数をそろえ、
> 地元の選挙事務所に圧力をかけ、
> 「この期に及んで緊縮を主張する○○には、絶対に投票しないし、落選
> 運動をする」
>  との声を届けて下さい。

↑このリストの筆頭に挙げられているのが稲田朋美!
 その稲田朋美のツイートがこれ↓
https://twitter.com/dento_to_souzo/status/1284485715175198721

稲田朋美@dento_to_souzo
> 今年の骨太から財政健全化の方針が削除された。
> しかし、コロナ禍でも社会保障改革は必要。
> 次世代の責任の視点に立つこと、経済と財政の改革を一体で進めていく
> ことを主張し、修文された。
> 私は緊縮派ではないが、理念なきバラマキには反対。
財政再建の旗を下ろさず、次世代のための改革を進めたい。

 これに対するリプを見ると非難囂囂。財政再建を主張していることそれ自体を緊縮というのですよ、というお説教のような、選挙で落とそう的な批判のオンパレードです。
 だが、見方を変えれば、そんな初等的な事実も知らないで発言しているということが、財政問題について深い理解が無く、にわか仕込みの知識で発言していることの証拠。つまりは単なるポジショントークなんですね。
 これこそ、堺のおっさんも常々言っているように、「世論の方向が変わればコロッと意見を変える」タイプの政治家でしょう。
 それよりも、今の日本の最大の問題は、「貨幣の誤解による緊縮財政」「中国の脅威がこれほど差し迫っているのに国防を妨害する多数媚中派議員の存在」です。この点、稲田朋美は、前者の問題には役に立たない(むしろ見かけ上は有害)けれど、こと後者の問題については、まあ「口先だけ」かもしれないにせよ、国防について十分理解があり、にわか仕込みではありません。だから稲田朋美が緊縮派だからと言って、それだけの理由で「落選運動」するということは、後者の重要問題で国防に力を入れるべきとする勢力を逆に削ぐことになる。
 だから、ここは「落選させるぞ」じゃなくて、いかに経済が深刻かを陳情する作戦で、これ以上緊縮的な政策を進めるのを躊躇させる方向に持っていくのがベストでしょう。

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