金平茂紀氏平和講演会 [現状把握]
「南陽市九条の会」「平和憲法を守る高畠町連絡会」「戦争をさせない・9条壊すな！川西町民の会」の3団体で構成する「憲法9条を守り、平和とくらしを守る東置賜地区連絡会」主催の金平茂紀氏講演会に行ってきました。会場は高畠町まほら。500人近く入ったと思います。金平さんも「こんなに多いとは思わなかった」と驚いていました。山形県では今年4回目だそうです。山形県とは井上ひさしさんとの縁でつながりが深いとのことでした。演題は「新しい戦前の中にいる私たち」。質疑の時間が30分程度用意されていたものの、質問者（あるいは意見表明者）が多く、時間切れでしたので、私は手を上げずじまいでしたが、講演を聴きながら「どう質問しようか」をずっと考えていました。まとめておきます。
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「新しい戦前」という言葉に共感します。私がそれを感じたのは、2021年、ワクチン接種が始まった時でした。当時ワクチン接種後の死亡報告が300人もあったのに、そのことをマスコミは一切報じないままにワクチン接種が進められていく。それがわれわれ世代が学校の戦後教育で「馬鹿げた時代」として教えられた戦前と重なったのでした。（「東京・天理行（4）会見内容③自己紹介（前）」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-06-29-1）いずれワクチンのおかしさにみんな気づくはずと思っていた（「世界中が「しまった」と思い始めている」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-07-05-1）のに、もう七回目の接種です。同調圧力の怖ろしさは、マスク生活がその象徴です。そして2022年2月にウクライナの紛争が始まりました。冷静に世界を見れば半数以上の国々がロシアが悪いとは見ていないのに、日本中「ロシア悪い、プーチン悪い」の一辺倒です。その挙句国会あげてのゼレンスキー演説に対するスタンディングオベーションに寒気がしました。（「一般質問（1）前置き」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-08-1）まさに大政翼賛会です。
昨年同じ会が主催した平和講演会の講師孫崎享氏はこう語っておられます。《安倍元首相は2022年2月27日（日）のフジ「日曜報道THE PRIME」で次の発言を行った。（筆者によるテープ起こし）「プーチンの意図はNATOの拡大、それがウクライナに拡大するという事は絶対に許さない。東部二州の論理でいえば、かつてボスニア・ヘルツェゴビナやコソボが分離・独立した際には西側が擁護したではないか。その西側の論理をプーチンが使おうとしているのではないかと思う」。・・・「米ロ関係を語る時に（プーチンは）基本的に米国に不信感をもっているんですね。NATOを拡大しないことになっているのにどんどん拡大しているんですね。・・・プーチンとしては領土的野心と言うことではなくて、ロシアの防衛、安全の確保という観点から行動を起こしていることと思います。・・・彼がどう思っているかを正確に把握する必要があるんだろうと思います。」（コメンテーター：NATOが約束を守っていないんじゃあないかというニュアンスの発言があったんですか。）「それは何度か二人だけの時にはありました」。》（孫崎享『同盟は家臣ではない 日本独自の安全保障について』2023.8 76-7p）その安倍元首相が7月8日に暗殺されます。その後は暗殺そのものの真相解明は不問に付され、犯人は手製銃による山上容疑者、動機は統一教会ということで矛先はひたすら統一教会に向けられ現在に至っています。
新型コロナ以来、まさに金平さんおっしゃる通りのショックドクトリンによる言論封殺が蔓延していることに危機感をおぼえます。ワクチン接種問題、ウクライナ問題、安倍元首相暗殺問題、私なりにそれらの問題から「新しい戦前」を切実に感じているのですが、どう思われますか。多岐に渡ってしまったので、安倍元首相のプーチン理解についてどう思われるかについてお聞かせください。
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そんなことを考えていたのでした。なんとか聞けばよかったと今あらためて思っているところです。ちなみにプーチンについて語りながら映像を示されたのですが遠くなのでよく見えませんでした。後で確かめようとカメラの望遠で収めて家に帰って見たら、プーチンさんが印刷されたトイレットペーパーのの写真でした。
「新しい戦前」ということは共感しても、異和感の多い内容でしたが、坂本龍一さんのメロディーの紹介は良かった。沖縄民謡にアレンジされた動画を見つけました。→うないぐみ＋坂本龍一「弥勒世果報 (みるくゆがふ) - undercooled」https://www.youtube.com/watch?v=OQNTcoayZ3E
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