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新・mespesadoさん講義(163)「一なるもの」 [mespesado理論]

mespesadoさんの大事な記事、見逃していました。

《今より精神性が高かったのではないかと言われている縄文時代には、別に「天皇」など居なかったのに、何万年も安定して続いたのは、実は彼らは「一なるもの」を中心に据えた思想を持っていたからではないか、と密かに思っています。》縄文以来の人類の精神史の中に「天皇」が位置付けられようとしています。それはまた、「東洋」vs「西洋」を止揚する可能性につながります。井筒俊彦の世界です(「ニセだらけの現実世界→リアルな宗教的世界」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-03-07)。折しも昨日の記事を書いて、参政党を「霊性」レベルで考え始めたところです。今後の展開、ゾクゾクしながら待ってます。(「mespesadoさん講義(4)井筒俊彦ワールドへ」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2019-12-14

suyapさん、大きな転換を図るムーブメントは、必ず賛否両論喧々諤々を伴うものです。それを逐一否定・追放していると、ムーブメントは縮み、やがて消えてしまいます。今までの日本の弱小ムーブメントはそのパターンの繰り返しだった。それを乗り越えるパワーを吸い上げられるか、これからが見ものです。》全くその通りです。

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2 名前:mespesado 2022/06/29 (Wed) 16:35:52
 別スレで書いた記事ですが、埋もれてしまったようなので、新しく立ったメインスレに転記させていただきます。なお、ここで触れた「一なるもの」というスピリチュアル的な概念については、この記事のあとで、より唯物的に解説します。
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 ちょっと本格的に論を展開するので、長文になりますが、お付き合いください。

> DSという闇の組織の動きに連動するように危機感を煽ってて、
> その回避行動が今度の参議院選挙で参政党を勝たせようという主張に終
> 始してて

 そうじゃないんですね。参政党だけが有権者にDSの存在を堂々と発言しているというのは確かですが、参政党への支持は、このDSへの回避行動のためではない。これははぐらめいさんも主張されていますが、DSへの対抗とか回避という段階は超越していて、「その先」を見越してるんですね(下の方で「國體」と「一なるもの」の話を展開しますので、それを参照してください)。ただし「その先」を正しく見越すためには、当然にDSの存在については正しく認識しておかなければ始まらないから、DSの存在を訴えるのはその途中のプロセスとして必要なわけです。

> 日本の政治状況はGHQ体制だった頃のアメリカや岸信介などのアジア支配
> の抑制や抑圧、
> つまりは韓国由来の宗教が色濃く厚かましくも日本人万歳!や日本人の
> 尊厳などと言いながら、
> 実際は日本社会の様々な統治機構に寄生虫のように入り込んだ結果が今
> の日本社会の実情なので

 韓国だけでなく、北朝鮮もですね。彼らが日本の支配層に入り込み、昭和の「右翼の宣伝カー」ががなっていた時代のウヨクってほとんどが北朝鮮とつながっていると言われてましたね。統一教会も北朝鮮系で、これがウヨク=カルトという昭和のイメージを作っていたことは確かですね。その頃は、インテリはサヨクなのがアタリマエ。今でこそ悪名高い日教組(大学の教員は言わずもがな)も、教育者という「インテリ」はサヨクがデフォな時代なので、当時としては当たり前の情景でした。当時は学校の先生と自衛隊って犬猿の仲でしたからね。また、GHQ史観が浸透し過ぎて、GHQによって禁書にされた歴史を暴露すると、「歴史修正主義だ」とサヨクに捏造歴史呼ばわりされていました。「日本は中国や韓国を侵略した悪者」という史観は当時のデフォでした。

> が、実際は米ソ冷戦構造そのままの価値基準でしか俺を批判出来ないと
> いうのは、なんともお粗末。
> ネトウヨというのは冷戦以前の戦前戦後の様々な陰謀で生き残り、
> 昭和の亡霊のようなある一定の人達が、お金持ちとして米にも韓国朝鮮
> にも中国にも、
> 見境なく日本を実験場のように支配する草刈り場のように考えてるかの
> ようだ。

 昭和のウヨクは、第二次大戦の記憶が薄れるにしたがってフェードアウトし、その後はサヨク的史観がアタリマエになっていました。ところが東西冷戦で日本が西側に組み込まれると、ロシア(当時はソ連ですね)や中国や北朝鮮は自由主義の敵である共産国家であるということから、その観点による思想集団として「保守勢力」が力を持ち始め、昭和から続くサヨクは、今度は彼らのことを新たなウヨクとして認定するようになり、この新たな「保守勢力」は歴史の真相を暴いてサヨク史観や、それに乗っかって日本を非難する韓国のウソも暴く、という形で対抗して来たんですね。しかし残念ながら日本の政治や企業の根っこを韓国や北朝鮮が支配していて、しかもDSがこの体制をバックアップしているので、日本の保守勢力はこの朝鮮半島や中国に日本の中核を占領された状態に対して手が出せず、言論だけで威勢のいいことを主張する「口だけウヨク」になり果ててしまったわけですね。ただし、「口だけ」であっても、それまでの朝鮮半島や中国によって捏造されていたサヨク史観は、数々の資料による反論が奏功して、GHQ史観に支えられていたような「自虐サヨク」は、急速にその勢力を失うことになりました。これに対し、今残っているサヨクは「反戦」「護憲」「脱原発」のような「人道に反する政策に反対する勢力」が生き残っている、という構図になっているわけです。ですから、今のウヨク、つまり「口先ウヨク」の悲願は、中国や朝鮮半島の裏支配から日本を取り戻すことであり、そのために自力だけではムリだから米国の力を借りようとして「親米ウヨク」が主体となり、一方のサヨクは人道に反することを日本に強要しているのはGHQから進駐軍として今も日本を軍事的に支配している米国だ、ということで、その米国に対抗するために中国やロシアを味方に付けようとする「反米サヨク」が主流になってきた。つまり、外患としては、中韓北露米とあるのだが、日本一人じゃ対抗できないから、誰かを味方に付けようとしてこの中のどこかと組もうとする。ところが組もうとするからには悪人であっては心が安定しないので、組もうとする国の肩を持とうとしてしまう。それがウヨクの親米であり、サヨクの親中だったと思うのです。しかし、真実はバレてくるので自分を騙してまで肩を持つことを続けるのは難しいから、親米・反米・親中・反中は、ウヨクとサヨクの中でも入り乱れてくるわけですね。これが今の状態だと思います。そこで、従来の定義ではわけわからないから、親米勢力を「政治的ウヨク」、親中勢力を「政治的サヨク」とよび、もともとの資本主義と社会主義の対立が経済的な制度の違いであったことから資本主義で尊重される富裕層を優先する立場を「経済的ウヨク」、逆に富裕層に虐げられる貧しい庶民を優先する立場を「経済的サヨク」と呼ぶようになってきたのですね。私が見る限りでは、DNAさんは政治的にはわりとノンポリで、「経済的サヨク」に属するんじゃないかと思いますが、違いますかね?
 で、実はウヨクとサヨクを分ける分類方法には「政治的な立場」と「経済的な立場」だけでなく、実はもう一つあると思うんですね。それが「思想的立場」の違い。つまり「皇室あるいは國體を重んじ、個人より所属する民族や家族の結びつきを重んじる立場」の「思想的ウヨク」と「個人の尊厳や人権を何よりも重んじ、それを抑圧する勢力は、たとえ国家権力であっても許さない立場」の「思想的サヨク」という分類です。私が見るに、DNAさんは「思想的サヨク」そのものではないけれど、逆の「思想的ウヨク」をカルト扱いするほど嫌っているような気がしますね。自民党と聞くだけで毛嫌いする人はほとんどこの「アンチ思想的ウヨク」だと思います。
 さて、参政党ですが、彼らは明らかに「思想的ウヨク」の範疇に属すと思います。彼らを蛇蝎のごとく嫌っているのはほとんど間違いなく「アンチ思想的ウヨク」の人達であり、中にはもちろん「思想的サヨク」な人もいます。で、この参政党は、政治的には中韓による支配も米国による支配も嫌いなので政治的にはウヨクでもサヨクでもない、というか、ウヨクでもありサヨクでもあるように見えます。では経済的にはどうか、というと、これまた中立であると思うんですね。別に金持ちの味方をする発言も貧しい庶民の味方をする発言もしてませんから。これに対してれいわ新選組はかなり「経済的サヨク」に近いと思います。政治的にもサヨクに近いが、思想的観点でも極力中立であろうと意図的に活動しているように見えます。
 ですから、DNAさんがれいわを応援し、参政党を嫌うのは、このような分類からすれば至極当然だし、それを貫けばよいと思います。一方の私は、DNAさんに「思想的ウヨク」認定されているようですが、実は「思想的ウヨク」が重んじる「國體」そのものを大事だとは思ってません。もちろん、今のような外患を防がなければならない状況下では、國體を尊重しておいた方が、自国が外国によって分裂させられて支配されるのを防ぐ効果があるので外交上効果はあると思いますが、それは「本筋」ではないと思うんです。では何が本筋かというと、「國體」において「天皇」のかわりにスピリチュアルの言う「一なるもの」を据えたような思想というのは、実は人間の本質に実は大変適っており、今はまだ天皇を「一なるもの」の位置にかわりに据えているのは、人類の認識が「一なるもの」を素直に認識できるレベルに至っていないので、仕方なく現実の人間を据えているだけで、今より精神性が高かったのではないかと言われている縄文時代には、別に「天皇」など居なかったのに、何万年も安定して続いたのは、実は彼らは「一なるもの」を中心に据えた思想を持っていたからではないか、と密かに思っています。そういうわけで、この「本筋」が理解できない唯物的な人の中には、天皇」を中心に据えた「國體」なんて、戦前の全体主義を想起させる最悪のカルトにしか思えない人がいても仕方ないと思います。ですからそういう人を私は非難しません。ですが、逆に「本筋」の「一なるもの」について、人類がまだ理解できる域に達していないから、仕方なくその妥協の産物として「天皇」を中心とする「國體」を次善策として支持している側からすると、「國體」を支持していることをもって、やれカルトだ~などと非難されたって、その非難に同調できるわけがないこともおわかりになると思うんですが、無理ですかね。
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3 名前:suyap 2022/06/29 (Wed) 22:42:59
堺のおっさん、新メインスレの立ち上げありがとうございました!

>>2
mespesadoさんの脳内論理に私のアタマはちっともついていけないのですが、創価学会や統一教会の成り立ちや半島との関係、日本国内に張り巡らされた半島北・南それぞれの利権+人脈、これらは今も昔も、一言で「右」や「左」でカテゴライズするのは、それこそ、この仕掛けを日本国内に作った「ヤツラ」の思う壺だと考えます。

そう、半島関係でいえば、「学会」「教会」を作って日本国内に蔓延らせた大元の勢力

中国関係でいえば、中華民国⇒中国共産党の成立にセッセと援助、ケシカケた大元の勢力

ロシア関係でいえば、大金持ちで豊かだったロシア帝国の崩壊を画策し、二度の革命を仕込み(一度目は日露戦争という形で日本も協力ね)、共産主義というイデオロギーを蔓延させた大元の勢力

共産主義でいえば、ドイツの改宗ユダヤ人牧師を父に持ってたマルクス君が、ドイツ貴族の血を引く嫁をめとってロンドンに落ち延び、ぼんぼこ子供ができて嫁の実家の仕送りや金持ちエンゲルス君の援助を得ながら、浮世離れ暮らしの中で書いた資本論、そこでなぜか「宗教は麻薬だ!」と言うまでに「育った」のはなぜか?彼のスポンサーの大元の勢力

ロンドンといえばシティ、シティといえば、アレですよ・・・大元の勢力のたまり場!?!だった?!?

長くなるのでコレくらいにしておきますが、右も左も上も下も関係なく、わやくちゃがどんどん極まりつつあるこの世界を悪くしていってる元凶は何なのか?それを自分の情報収集力、情報処理能力、アタマを駆使しながら、考え、極め続ける人が増えることによってしか、この状態は良い方向には向かわないと信じています。

アメリカは、9.11~ティーパーティ運動~トランプの出現と2021年初頭の大きな挫折を経て、上記の「気づき」に達した人々は、すでに3~4割にはなっていると考えられます。一筋縄ではいかないQムーブメント(コッチ側とアッチ側が入り乱れている)ですが、それでもQムーブメントによって気づいた人も大勢いることは確かです。

翻って日本では、「気づいた人」はまだ1割以下じゃないかな。ここ放知技でも参政党についての議論が続いていますが、大きな転換を図るムーブメントは、必ず賛否両論喧々諤々を伴うものです。それを逐一否定・追放していると、ムーブメントは縮み、やがて消えてしまいます。今までの日本の弱小ムーブメントはそのパターンの繰り返しだった。それを乗り越えるパワーを吸い上げられるか、これからが見ものです


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