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「これから二年にわたる通貨戦争が始まる」(マドモアゼル・愛) [現状把握]

マドモアゼル・愛さんが、「これから二年にわたる通貨戦争が始まる」ということで、現状と今後をすっきり説明してくれています。→https://ameblo.jp/mademoiselle-ai/entry-12734871615.html
追伸として《岸田総理はサハリン2から撤退しないと明言しました。岸田さん、本当はよくわかっています。》と書き添えていますが、私は、マドモアゼル・愛さんがボロクソに言う安倍元総理も「本当はよくわかっている」と思えます。岸田総理と安倍元総理が連携しているのは、危機に臨む国家の中枢として当然です。
日刊ゲンダイの「<プーチンをつけ上がらせ、狂乱円安を招いた大罪>安倍晋三元首相 このまま野放しでいいのか(日刊ゲンダイ)http://www.asyura2.com/22/senkyo286/msg/135.html 」という安倍元総理への批判記事を読みました。
平野貞夫氏のコメントが入っています。27日書いた「ロシア(露中)主導の新世界秩序作り」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-03-27-2 のコメント欄に平野貞夫氏も、「安倍氏に確固たる政治理念があり、本気で東アジア共同体の構築を考えていたのであれば、行き過ぎと言われたプーチンへの接近も理解できなくはない。しかし、彼はそういった理念もなかった上、ロシアの歴史にも無知だった。つまり、何もなかったわけで、それをプーチンに見透かされ、手玉に取られた。ロシア外交うんぬんというより、政治家になるべき人物ではなかったのです」と、安倍元総理に対してボロクソのような日刊ゲンダイの取り上げ方だが、私にはそうは思えない。覚醒後の世界に向けた安倍氏なりの判断があるにちがいない。平野氏の言葉の前段、「本気で東アジア共同体の構築を考えていたのであれば、行き過ぎと言われたプーチンへの接近も理解できなくはない」を重く受け止める。》と書きました。阿修羅板のコメント欄にも書いておきました。→2022年4月01日 04:15:32
https://oshosina.c.blog.ss-blog.jp/_images/blog/_e75/oshosina/E98086E38195E59CB0E59BB3-9b3dd.jpg
5年前、「『東アジア動乱』(武貞秀士)を読む」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-10-11に、ユーラシア大陸側から見れば、日本列島は太平洋のフタの位置に在ることから説き起こし、《東アジアに動乱の兆しあり。/しかし、そのまま傍観していてはいけない。対立と紛争を防止するための鍵は日本が握っている。》(235p)で締めくくるこの書は、東方経済フォーラムにおけるプーチン提案の地政学的背景を納得させてくれるとともに、このフォーラムへの安倍内閣の積極的関与におおいに期待と希望を抱かせてくれる。》と書いていました。
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2022-03-31 15:35:32

これから二年にわたる通貨戦争が始まる

これから二年にわたる通貨戦争が始まろうとしています。というかすでに始まっています。この通貨戦争の行方は大方決まっているように思います。

ヨーロッパ通貨、アメリカ通貨の敗北であり、ルーブルはじめブリックス通貨の勝ちに終わると思います。日本のメディアを妄信している人にとっては、私が何を言っているかわからないと鼻で笑うことでしょう、

そう、物事はわからない人いはわからないように進んでいくのが現代的なやり方です。ワクチンにしても、あれはダメだという人にはダメだというしっかりした根拠があり、ぐずっていっているわけではありません。一方、ワクチンが必要だと信じる人にしても、あれがあれば助かるのだというしっかりした根拠があるわけです。どちらの言い分もまったく自由でいいのですが、受け取る結果は大きく違ってきます。

今起きている通貨戦争もそうです。これまでの金融力、通貨力に重きを置く人にしてみれば、ロシア経済や金融の規模がまるで小国並みであることはよくわかっていますので、何をおろかな、、、と思うわけです。しかし、通貨の発行量の異常な大きさ、さらに金融派生商品の行き詰まりを知っている人にしてみれば、これまでの金融の規模など関係ない視点から見ている

そこにロシアが現物を武器にした通貨戦争を仕掛けて来た点を重視していますので、見方がまったく異なるわけです。一方から見ればバカなロシアが何をしているのか、、、と見え、一方の人からは、もうドルもユーロも終わりに見える。少なくともルーブルに負けることが見えている。

資源の背景を持つ通貨と何の背景もないジャブジャブ通貨の先行きがどうなるか、どちらが勝つのか、わかる人にははっきりわかる。

現在のヨーロッパの腰砕け状態を見ても、それはうなづける。ではすぐにでも勝敗は決するのか、、、というとそれも違います。おそらく二年はかかると思う。 二年の内に、負けていく人の観測はだんだんとトーンダウンし、いつしか消えていくでしょう。その間に、どのように資産防衛するかは、信じる方法によるでしょうから、二年後には雲泥の差が出てしまう。

ソ連が崩壊し出したころ、まじめにルーブルを一所大切に保持していた特権階級や真面目な人たちが大勢いました。そして最後までルーブルを信じ切っていた人は悲劇のドン族に落ち込みます。ソ連が崩壊するはずがない、、、大国がつぶれるわけがない、、、

そして通貨の価値は一憶分の一程度に最終的になったのではなかったでしょうか。日本だって戦後に同様のことが起きています。そうした通貨の悲惨な歴史をメディアはあえて避ける傾向があります。税金がなくなった国のような情報も絶対に流したりしません。メディアが通貨発行権を持っている勢力と一体であることが良くわかると思います。

判断を間違えると正反対の運命に至るのが現代であり、これからです。ロシアの言う金本位制など真っ赤なウソだという論調があり、私は驚きました。通貨制度を感情論で語ることは危険です。ロシアはそうすると言っており、実際にそのように動いてきています。中央銀行が発行する紙幣の業が積み上がり、もうにっちもさっちもいかない状況に来ているところにもってきて、現物をバックに持つ紙幣に勝てるとは私には思えません。一時暴落し、ほぼ価値のなくなったルーブルは、かなりのところまで戻してきています。ほぼゼロで手にいれたら、莫大な儲けを得た人もいるはず。ロシアは金融でも勝ったわけです。

日本円がどうなるのかですが、こちらも不換紙幣であり、実際は紙切れです。しかし日本には対外債務がありませんので、円の価値が落ちることはあってもそれはドルを支えるための犠牲になった場合のみです。そうした方針を日本政府が追求すれば円も危険ですが、私は岸田氏はよくわかっていて、どうにもならない古い勢力を引き連れて、全員を墓場に運ぶ、そんな政治運営をしているように見えます。

日本の本当の力ある部分を温存する政策なのではないかと勝手に期待しています。しかし、岸田氏のリーダーシップですべてがうまくいくのではなく、あくまでお掃除としての役割でしょう。損な役回りに徹していて、偉いと思います。

その後の日本の円の行方はどうなるかまだ誰にもわからないのですが、私には実は確信があります。対外債務のない円は、金に裏付けされなくても、背景に優秀な日本人の幾多の頭脳と潜在的高度な労働力があるため、この通貨は不変だと思えます。とはいえ、波乱は避けられないのですが二年で通貨戦争に決着が出ると思います。その時に、円は勝利者になっているはずです。

追伸 

先ほど、岸田総理はサハリン2から撤退しないと明言しました。岸田さん、本当はよくわかっています。


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