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mespesadoさん講義(140)「機を見てすかさず攻めよ」 [mespesado理論]

昨日の決算委員会で、最初に財政全般について質しました。

歳入総額16,050百万円 歳出総額15,091百万円 差引969百万円。20数年前の議員の時の感覚だと「節約してよくがんばった」という評価になる。1990年代はじめ、バブルの勢いそのままに南陽市もハイジアをはじめ結城豊太郎記念館や夕鶴の里など次々建設、そしてバブルがはじけ、抱えてしまった借金をこれからどうするのか、それが議会のいちばんの心配だった。成長率比較グラフ.jpgしかし後ろばっかり向いているうちに日本はどんどん世界から遅れをとった。民間の設備投資もかつてほどでなくなり、金利が下がってもカネの借り手がいない。余ったカネは将来を心配して内部に溜め込む。だから世の中にカネがまわらない。どうすればいいのか。「こういう時代は、官が積極的に金を使わなければ、社会はどんどん停滞する一方だ。カネが残ったことをよろこんでる時代ではない。官が先頭に立ってどんどんカネを使わなければ日本はどんどん落ち込む一方だ。頭の切り替えが必要。」市長「どういうところにカネを使うか高岡議員も考えてください」私「一般質問で提起した南陽市文化センター問題がまさにそれ」、わかってください。

「借金とは返さねばならないもの」という道徳意識に絡めとられた「緊縮脳」。少しずつときほぐしていかねばなりません。

*   *   *   *   *

883:はぐらめい :2020/09/15 (Tue) 20:21:16
>>872 mespesadoさん

幹事長・政調会長候補に舟山康江議員の名前が出てきて驚きました。
そして「なるほど」と思いました。大丈夫できる人です。

新国民民主党への参加は一昨日知りました。
無所属でこれまでよくがんばってきたと思います。
数時間前にfacebookで報告していました。→https://www.facebook.com/yasue.funayama

とり急ぎ、mespesadoさん講義(138)新国民民主党の女性陣に注目!
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-09-15-1
を書いてきたところです。

885:はぐらめい :2020/09/15 (Tue) 20:47:44
>>883
舟山議員には、mespesadoさんの講演資料やDVDも渡しています。
「反緊縮」について直にも語ったことがありますが、まだまだでした。
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2019-12-21-1

頭のいい人ですし、人の気持ちもわかってバランスを大事にする人です。
だんだんわかってくれると思います。

887:mespesado :2020/09/15 (Tue) 22:30:07
>>885
 舟山さんが反緊縮に対する理解が無いという件について。
 これは、日本のスピリッツを深く理解する「まほろば会」の主催者の方も同じく反緊縮への理解が無い、という話と通じる話だと思います。
 実は、国民民主党について次のような情報が流れてきました↓
https://twitter.com/psj95708651/status/1305803860590567424

ark SJ バラ朴勝俊 Anti-Austerity 財政破綻論反対、反原発、いずれはベーカム!@psj95708651
> 国民民主党の設立大会、「赤字国債は、必ず返さないといけません」
> 言ってますね。知識が更新されてませんね。

> 天神なな@永田町恐怖チャンネルカタツムリ@9nanachin9
>> 国民民主党の設立大会。
>> 初っ端の質問でこの回答。
>> 大丈夫ですか?
>> https://twitter.com/i/status/1305794341240070144

 非常に残念なことですが、あの、財務OBなのに珍しく反緊縮な玉木さんが党首なのにもかかわらず、ですよ。
 これに対して、逆に野党で反緊縮の女性議員って誰がいるでしょうか?
 バリバリ左翼の石垣のりこ議員くらいしか思い浮かびませんよね。ちなみに >>865 で紹介したれいわ新選組の立候補予定者の太田かずみさんですら、「税金の使い道」みたいな言葉遣いをしていて、山本太郎さんが応援演説で再三「税金が財源ではない」と口を酸っぱくして発言しているのを理解していないw。
 つまり、反緊縮という「正しい貨幣の仕組み」が、あまりにも見かけ上我々の道徳観に反しているので、道徳的にまともな人であればあるほど、貨幣の真実からは離れて行ってしまう。逆に一見常識に反する貨幣の真実を理解した人というのは、もともと世間に広まっている道徳が気に入らない、という何らかの経験をした人たちで、その「道徳」なるものに対して「復讐心」に燃えていて、何とかこの「道徳」を否定できるものは無いかとあれこれ探していたところ、貨幣の正しい仕組みというものが、まさに通常の道徳と正反対だった、ということを発見し、「これだ!これで行こう!」ということになった人たちだと思うのです。そもそもれいわ新選組代表の山本太郎氏だって、前々回の参議院選挙では原発事故があったので反原発をネタに立候補して当選できたけれど、6年後の前回の参院選では反原発は賞味期限切れで、自分の再選が危ない、と危機感を持っていて、何かこれに代わるネタは無いかな、と考えていたところに反緊縮という恰好のネタがあったから、これに乗っかった、というのが真相だと思うのです。つまり、反緊縮を堂々と主張する野党の人というのは、こんな風に「動機が不純」な人が多いと思うんですね。これに対して与党の安藤さんや西田さんは動機が不純ということはないけれど、一匹狼で他の議員との協調性ということをあまり重視しない人たちですよね。だから逆に党内で派閥を作るところまで至らず、党内で権力を持つのは難しいわけです。
 まあ、こういった事情で反緊縮を広めるのは大変難しいですが、平常時に正しい貨幣の仕組みを伝えようとしたって関心を持たれないのはそういうわけで仕方がない。しかしコロナで経済が非常事態になってきている今、何か経済に関する財源の話が出てきたところで、すかさずそれに関連する重要な話として貨幣の正しい仕組みの話を滑り込ませる…。高度なテクニックが要ると思いますが、普段は忍の一字で、機を見てすかさず攻める。この心構えを忘れないようにしたいものです。

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