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豪雨(3) [日記、雑感]

書きかけてだいぶ経ってしまったが「豪雨(2)」につづく。

吉野川、織機川は大丈夫だったが、その一方で注目させられたのが大量に流れ落ちる沢水にどう対処するかということだった。山の保水能力低下の影響もある。道路が激流になるのを目の当たりにすればだれでも恐ろしい。なんとかしてほしいと思う。このたびそれを3箇所で見た。豪雨当日の久保地区については「豪雨(1)」でふれた。豪雨翌日29日の朝、丸山橋周辺と菖蒲沢で見てきた。

◎丸山橋周辺

朝 丸山橋.jpg朝 丸山橋から.jpg
なんとか収まりかけた29日朝、電話もらった菖蒲沢の前に吉野川の様子を見るため丸山橋に行った。濁流ではあるが、前日に比べれば流れはだいぶ落ち着いていた。6時45分頃だったがもう重機が動いていた。道路には土砂が散乱している。この道路の先に畑があるのだろう、若手農家のT君だった。近くのSさんも出ておられた。まだ沢からの水が流れていた。道路の先に埋め立て中の場所があり、それで特にひどいという。道路から水路に流れ落ちる場所は崩れかかっていた。これまで市にお願いしているが改善されないままだということだった。道路が土砂で埋まってしまうが、民家への実害がないので後回しになるのだろう。↓ 車の後輪辺、濡れているところまで水が上がったとのこと。

朝 丸山橋周辺2.jpg朝 丸山橋周辺.jpg丸山橋寒河江宅.jpg

◎菖蒲沢

朝 菖蒲沢1.jpg前日電話をもらった菖蒲沢。道路が激流になっていた26年水害時の写真を見せてもらったことがあるが、今年も同様だったのだろう。ちょうど7時ぐらい、宮沢城址の先の鍋石に通ずる道路と本道の合流地点にMoさん、しゃがみこんで水路の様子を覗きながら「ここらの道路は15cmぐらいの高さで流れていた」。電話をくれたMuさんと連れ立って宮沢城址の方向に上ってみる。まだ水がけっこう流れている。けっこう深い沢一帯の水が流れ込んでいるのがわかる。田んぼにも土砂は入っているが稲が倒れるほどではなかった。住宅内にも土砂がたまっている。26年の後、住宅に近い南側斜面の崩れが心配されたが、今回は無事だった。

朝 菖蒲沢3.jpg朝 菖蒲沢2.jpg

朝 菖蒲沢4.jpg本道に戻る。Muさん、側溝から50mぐらい先を流れる宮沢川への取水口を指して「道路を横断する水路をもっと広くするだけでかなり宮沢川に落とし込めると思う。」

吉野石膏須藤別邸「水園(すいえん)」まで行ってみた。26年水害で見事な庭がめちゃめちゃになっていたが、昨年あたりに整備されていたのを今年の春確認していた。佐佐木信綱歌碑の汚れ具合に激しい雨の様子が残っていたが、目立つ被害はない。


宮沢川と水園.jpg水園.jpg佐佐木信綱歌碑 水園.jpg

須藤永次夫妻、恒雄夫妻が大事にしてきた「水園」、その名称は、熱海「水園」に引き継がれている。→キュレーションホテル第2号 熱海 須藤水園

キュレーションホテル第2号 熱海 須藤水苑

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