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豪雨(2) [日記、雑感]

《29日8時2分に、土砂災害警戒情報が解除されました。ついては、発令しておりました全ての避難指示と避難準備を8時30分に解除しました。》【大雨による防災情報】)南陽市においては、25・26水害後の対策が効を奏して被害は最小限に食い止められた。人的被害も聞いてはいない。全県的にも死者はない。けが人も避難中転倒骨折の90代老人(酒田)のみか。土砂崩れがないのがよかった。

全国報道のおかげで心配された遠方の方々とも話す機会があった。そのおひとりが飯山市の元議長上村力さん。何年ぶりだろうか。90歳とのことだが元気なお声に変わりなかった。飯山市は昨年10月の19号台風で千曲川支流の皿川堤防が決壊、大きな被害に遭われたご体験あってのことだった。飯山高等学校自然科学部によるレポートがあった。→長野県飯山市における2019 年台風19 号水害について

一昨年西日本豪雨に襲われた岡山からも電話があった。当時の真備町を取材した記事の中にこうあった。《岡山県議会議長を勤める高橋戒隆氏は、河川工事が遅れた背景には、予算の縮小もあると指摘した。真備町で育った高橋氏は長年、洪水対策の重要性を訴えてきた。ロイターの取材に対し「自分が国を動かせなかったという無力感がある。住民の方々に対して申し訳ない。何とか間に合ったら、こんなことになっていなかったのに」と声を詰まらせた。》焦点:岡山・真備町襲った洪水、現実となった住民の長年の懸念)

被害があってはじめて動く。南陽市は25・26年連続水害後、80億に及ぶ事業費で吉野川改修に取り組んだ。ちょうど市長交代の端境期で当時の遠藤栄吉議長が必死で駆けずり回った。その経緯は本人から何度も聞いている。あらためて、いい仕事をしてくれたと思う。
今回はなんとか乗り切ったが安心はしておれない。椚塚の吉野川堤防はあと1mぐらいで溢水だったと聞いた。前回は上流で溢れたので助かったと言っていた地域だ。覚悟を決めて天を見守っていた。あとひと勢いあれば危なかった。

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