「がんばろう!商店街」総括 [宮内]
9日、遅れ遅れになっていた粡町商店街の令和5年度総会を開くことができた。激しい議論もあって、「若い頃の宮内商工会青年部時代を思い出した」との声もあった。私は「獅子の会」を思い出していた。机を叩いての言い合いなど日常茶飯だったのだ。壁をぶち破って前進するには「言い合い」が必要なのだ。忖度しあって丸くおさめようという空気の支配下に安住しては、新しいものは始まらない。そういう意味で、そのきっかけをつくってくれたO氏に感謝。粡町商店街が確実に新たな世代に引き継がれてゆくことを実感できたいい総会だった。


まだまだ言わねばならないこともありそうだが、以下は総会資料に載せた「経過と総括」。
* * * * *
◎経過と総括
〈経過〉
・2020年10月頃より、「Go To 商店街」採択を目指して、粡町商店街、いちょう商店会、新町商店会有志が会合を重ね、「熊野門前にぎわい復活プロジェクト 」案を提出。新町商店会は参加辞退、いちょう商店会は参加資格条件満たせぬため、粡町商店街単独での挑戦。ただし、いちょう商店会は賛助参加。申請するも採択ならず。しかし、新型コロナが勢いを増したことで「Go To 商店街」事業延期。(3商店会参加の場合、最大1,540万円の事業が可能だった。)
・2022年秋、「Go To 商店街」が「がんばろう!商店街」として再開との情報を受け、再挑戦。
・2022年12月4日、事業名「卯年ご縁年「幸せをよぶうさぎ」降臨祭」で 採択決定。
〈総括〉
・総じて国の予算消化事業への協力が第一義であり、本来の「商店街活性化」という目的は背景に引っ込まざるを得なかった。
・正式採択から申請書類提出までの期間が短く、十分な検討、周知が図れなかった。
・にもかかわらず、事業実施後、やむをえなかった事業内容の変更についての融通が効かなかった。
・結果として、利用可能上限220万円のうち、164,904円を残す結果となった。(よもやま歴史絵巻ミニ版・のぼり変更分70,840円、地元産品49,880円、コロナ対策費12,562円、道路占有料2,550円、事務費29,064円等認められず)
・制作したのぼり等の使用は、今回イベント限りの使用しか認められず、すべて廃棄ということに理不尽さを思わざるを得なかった。(今回製作したものを備品としてはならない)
・予算化された金を消化することが第一義で、今後の商店街活動の活性化への配慮はまったくなかった。
・中小企業庁直轄でなく、広告社が介在しての事業で、国の商店街育成の意思を感じることができなかった。(「Go To商店街」募集のPR動画とは全く違う)
・並でない事務量の膨大さ、煩雑さだった。専従事務員が必要だった。
・マスコミがほとんど乗ってこないのは意外だった。(準備風景のNCV取材のみ)
・この事業に取り組み始めた2020年当時、参拝客が増えだした熊野門前を中心にした賑わいづくりへのきっかけづくりを狙っての挑戦だったが、今回の事業そのものは不発に終わった。
※今後につながる点
・スタンプラリーは抽選会のみが目的化され、本来の「絵巻めぐり」の影は薄かったが、空くじなしで賞品提供できたことが好評だった。
〈経過〉
・2020年10月頃より、「Go To 商店街」採択を目指して、粡町商店街、いちょう商店会、新町商店会有志が会合を重ね、「熊野門前にぎわい復活プロジェクト 」案を提出。新町商店会は参加辞退、いちょう商店会は参加資格条件満たせぬため、粡町商店街単独での挑戦。ただし、いちょう商店会は賛助参加。申請するも採択ならず。しかし、新型コロナが勢いを増したことで「Go To 商店街」事業延期。(3商店会参加の場合、最大1,540万円の事業が可能だった。)
・2022年秋、「Go To 商店街」が「がんばろう!商店街」として再開との情報を受け、再挑戦。
・2022年12月4日、事業名「卯年ご縁年「幸せをよぶうさぎ」降臨祭」で 採択決定。


・正式採択から申請書類提出までの期間が短く、十分な検討、周知が図れなかった。
・にもかかわらず、事業実施後、やむをえなかった事業内容の変更についての融通が効かなかった。
・結果として、利用可能上限220万円のうち、164,904円を残す結果となった。(よもやま歴史絵巻ミニ版・のぼり変更分70,840円、地元産品49,880円、コロナ対策費12,562円、道路占有料2,550円、事務費29,064円等認められず)
・制作したのぼり等の使用は、今回イベント限りの使用しか認められず、すべて廃棄ということに理不尽さを思わざるを得なかった。(今回製作したものを備品としてはならない)
・予算化された金を消化することが第一義で、今後の商店街活動の活性化への配慮はまったくなかった。
・中小企業庁直轄でなく、広告社が介在しての事業で、国の商店街育成の意思を感じることができなかった。(「Go To商店街」募集のPR動画とは全く違う)
・並でない事務量の膨大さ、煩雑さだった。専従事務員が必要だった。
・マスコミがほとんど乗ってこないのは意外だった。(準備風景のNCV取材のみ)
・この事業に取り組み始めた2020年当時、参拝客が増えだした熊野門前を中心にした賑わいづくりへのきっかけづくりを狙っての挑戦だったが、今回の事業そのものは不発に終わった。
※今後につながる点
・スタンプラリーは抽選会のみが目的化され、本来の「絵巻めぐり」の影は薄かったが、空くじなしで賞品提供できたことが好評だった。
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