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どこから手をつけるか⑴ [議会]

22年ぶりに市議に返り咲いて4年目に入った。6月定例会が終わり、議会だより編集も一段落したところで、ここ1ヶ月のバタバタを整理しておかねばと思った。

世界の議会選挙投票率.jpgそれにしても今の日本、いったいどこから手をつければいいのかを思って、先日見つけた「世界の議会選挙の投票率」の表を思い出した。日本の数字は、2017年衆院選のデータ。(2021年衆院選55.93% 2022年参院選52.05%)ここにかえって「可能性」言い換えれば「伸びしろ」を見る。そのためにできることは、まだまだ未開拓のまま残されている。まずは「どうせダメ」の無力感からぬけ出ること。その意味で小沢さんの動きに注目したい。


国民が感じていることを代弁し、そのやり方が国民に納得できるものではないのならば、はっきりとわかりやすく訴え、国民の共感を得る。小沢の発言には、しばらく野党に見られなかったそれがある。そして国民と野党が怒るととんでもないことになるというすごみが加わる。》http://www.asyura2.com/23/senkyo290/msg/769.html

政策連合基本理念.jpg6月14日、「平和と暮らしを破壊する軍拡・原発・増税まっしぐら 岸田悪政にNO!NO!NO! ーそうだ、選挙に行こう!政策連合大集会ー」に参加してきた。植草一秀氏が中心になってのよびかけだった。四谷区民ホールの一階席、ほぼ満席だった。

政策連合 鳩山由紀夫.jpg最初に立ったのが鳩山由紀夫氏「世界平和のために日本がなすべきこと」。《岸田首相がG7で「今日のウクライナは明日の東アジア」と言ったがほんとうにそうなのか。・・・きわめてナンセンス。・・・軍備費を増大してアメリカからの武器輸入につなげている。その煽りに乗ってはならない。一方ウクライナの問題。プーチン大統領は領土拡大という帝国主義的野心をもってウクライナに攻め込んだのではない。・・・自分達がやっているのは正しくて、相手がやるのは悪いと責めるのはいかがなものか。・・・約束を破ったのは誰か。・・・大事なことは早く戦争を終結に向けさせること。・・・ゼレンスキー大統領は一歩も引き下がる様子を見せない。・・・バイデン大統領からトランプ大統領に代わったり、今脚光を浴び始めているR・ケネディJr.さっbがもし大統領になったら、すぐに手を引くとは思います。しかしそう簡単ではない。・・・東アジアにこういう状況が起きるとは思わない。「台湾有事」というのは作り話に近い。・・・軍事力を高める方向には、ちょっと待てよ。・・・にもかかわらず、国会では敵基地攻撃論が認められ、防衛費の増額はやむを得ないという方向。野党も、増税してまでやるべきではないというところにとどまっている。・・・そうではなくて、防衛費増大そのものが日本を戦争の方向にもっていくことを深刻に考えねばならない。・・・敵基地攻撃の能力を持つということは、相手に対する威嚇とみられても仕方がない。憲法9条にも違反する。・・・抑止力のパラドックスに陥りかねない。・・・台湾の金門島の人たちは中国を脅威とは思っていない。・・・台湾有事を煽っているのはアメリカであり、日本の右寄りの方々。・・・そういう方々に同調する政府であると非常に怖い。・・・4年前、習近平主席にたずねたことがある。「一帯一路」は友愛の精神で進めてほしい。友愛とは「論語」の仁と恕であると思うがどうか、と。習主席は「その通り」と答えた。「己の欲せざることを相手に施すことなかれ」の気持ちで「一帯一路」進めている、と。・・・台湾が望まないことを中国はやらない。・・・ただ、アメリカや日本の挑発的行為があると非常に危険。・・・台湾で決して戦争を起こさせてはならない。そのために全力を尽くすべき。・・・南西諸島へのミサイル配備はやめさせるべき。・・・外交努力こそ今求められるのであって、決して軍事力を高めることが平和をつくることには決してならない。・・・最後に、国際関係のあるべき姿は、それぞれの国々が自己の尊厳を大事にすると同時に、他の国々の尊厳も大事にすること。価値観の異なる国々を敵視するのではなく、理解協調協力してゆくこと。それが友愛の精神であり、そういう国に日本を成長させてゆくこと。それが台湾有事を未然に防ぐことになる。・・・共に戦ってまいりましょう。》淡々とした語り口の中に強い決意が感じられた。(つづく)


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