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米沢 法泉寺の異変 [雲井龍雄]

6月12日、雲井龍雄「釈大俊を送る」の詩碑がある米沢法泉寺に行ってきた。

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景観の変貌に愕然とした。《米沢三名園のひとつ。京都の天竜寺の名園に擬して築庭された。これは素晴らしい。 かなり広い庭園内は樹木が多く、文殊堂、聖堂、鎮守堂、万年塔などが点在している。誰でも自由に出入りできるが、苔むした石橋を中心に自然がいっぱいの庭園が伸びやかで好ましい。》と言われていた法泉寺。https://4travel.jp/dm_shisetsu/11298086 高校の通学路にあり、心落ち着く景観だった。雲井龍雄に関心を持つようになって、「釈大俊を送る」の詩碑あることを知り、私にはまた特別な場所になっていた。(雲井龍雄の)清廉にして反骨の生涯から生まれた詩魂の結晶としての詩篇の数々 は、明治以来多くの心ある青年を鼓舞してやみませんでした。摂政宮当時の御進講役杉浦重剛の薫陶下、昭和天皇もそのおひとりかもしれません。杉浦による音 声が残る”生きては当(まさ)に雄図四海を蓋ふべし”で始まる「釈大俊師を送る」は、杉浦が摂政宮の前で吟じた詩としても知られ、昭和11年法泉寺にその詩碑が建立されています。》(「置賜の詩吟」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2018-12-26

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それがこうなっていた。どうしたのか。

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 《妖精は、自然霊であり、植物を育てる働きをします。人間の活動は、自然を征服し、人工物を作ることがメインになりますので、どうしても、妖精的なるものと反発しあう関係にあります。 その調和を図った姿が、神社などに残されています。鎮守の森を残して、ここだけは人は守り続けるとの約束。》妖精とは緑を守る力。 妖精が消えれば、人の住むところにも勢いはなくなります。・・・妖精が近くにいるかいないかは、これから重大な意味を持つようになるでしょう。「未来を作る力は今の上にはない(マドモアゼル・愛 )」https://www.youtube.com/watch?v=VctRXs9Ha5g

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未来を作る力は今の上の人や上の組織にはありません。これまでの時代を作ってきて、それで力を得たり、儲けてきた人や組織には、大変申し訳ありませんが、これからの未来を作る力はないと思います。 政府をはじめ、大企業や大組織の上は、自分を優秀だと思い込んでいますので、当然、これからの未来も自分らの考える形で捉えているかもしれません。いえ、自分だけ良い思いをしたら、あとはどうなっても知らない、、、というのが本音かもしれないほど、私たちの世界は行き詰まっています。 間違いの分かれ道は、妖精の存在を知るとわかりやすいと思います。妖精は、自然霊であり、植物を育てる働きをします。人間の活動は、自然を征服し、人工物を作ることがメインになりますので、どうしても、妖精的なるものと反発しあう関係にあります。 その調和を図った姿が、神社などに残されています。鎮守の森を残して、ここだけは人は守り続けるとの約束。言わば妖精のアパートを保証することで、人間の活動を許してもらいたい、、、というような形だったでしょうか。 しかし、そんなことはとっくの昔に人は忘れ、発展という名のもとに様々な開発の中で、自然は奪われていきました。自然の中にコンクリートをいかに大量に流し込むかが、重要なことで、大企業は政府と一体となってコンクリートに代表されるもので今に至るまで開発を進めています。ついには、神宮の森もコンクリートで埋め尽くすところまで行き、彼らに妖精の存在など見えていないことがわかります。 妖精が消えれば、人の住むところにも勢いはなくなります。自然霊の助けなく人が個々で発展すると思うことが誤解なのです。 発展から取り残された東北には、今なを美しい自然と調和した人の営みが見て取れます。東北の河川を見ると、なぜこんなに美しいのか、、、、それは、護岸の名目で大量のコンクリートが河川を埋めていないためです。とにかく東北の川は美しいのです。 政府の意地悪が、むしろ妖精の地を残したという皮肉ですが、今となっては、可能性は東北のあるようにすら見えます。大谷選手を生んだように、きっと人間の底力も東北は私たちを上回っている可能性が高いです。 もちろん、一概に論じられるような内容ではありませんが、妖精が近くにいるかいないかは、これから重大な意味を持つようになるでしょう。 開発、利益、発展、、、この脳に侵された今の上に、これからの未来を作る力がないことだけははっきりとわかります。 #東北の河川は美しい#東北の森は豊か#コンクリート経済の終焉

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