2022年12月7日の王室式典でのパッチャラキッティヤパー王女。倒れられた1週間前です。prachachat.net
王女の昏睡を受けて、タイ政府最高顧問がバクディ博士と接触
タイの王女であるパッチャラキッティヤパー王女が、犬の訓練中に突然倒れられたのは、昨年 12月14日のことでした。
そのまま王女は昏睡状態に陥り、1月前半の報道では、3週間以上、昏睡状態のままであることがタイ王室から発表されていましたが、その後の動静はまったく報じられていません。つまり、回復したという報道はありません。
当初、王女は「マイコプラズマ感染による炎症で倒れた」と発表されていしまたが、倒れた際の王女は、
「競技会の準備のために犬を訓練中」
でした。
また、冒頭の写真にありますように、倒れる 1週間前には、タイ王室の式典に登場していました。
昏睡状態に陥るほどの重症マイコプラズマ感染なら、倒れる前にそんな行動ができるとはちょっと思いにくくはあります。マイコプラズマ感染の一般的な症状は以下の厚生労働省の資料などにあります。
(「マイコプラズマ肺炎に関するQ&A」より)
Q どのような症状が出ますか?
A 発熱や全身倦怠感、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。咳は少し遅れて始まることもあります。咳は熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。 (厚生労働省)
そのようなこともあり、基本的に細菌感染症という説を信じる人はいなかったですが、倒れて昏睡に至った理由として浮上したのが、「王女は数日前にファイザーワクチンのブースター接種を受けていた」ということでした。ただし、その接種があったかどうかの王室からの正式な発表はなく、これも憶測の範囲の話ではあります。
もし仮にそういう可能性があるとするならば、それはタイ国王も怒り心頭だろうなあとは思っていました。
このパッチャラキッティヤパー王女は、現タイ国王が最初に授かった子どもであり、また報道ベースでは以下のように大変に優秀な王女でした。
(「タイ王女が3週間以上、意識不明」という報道)
> …米屈指の名門校として知られるコーネル大学で修士号と博士号を取得。弁護士免許も所有する秀才として知られているパッチャラキッティヤパー王女。
>
> 大学卒業後は、オーストリア、スロベニア、スロバキアのタイ大使や、司法長官事務所、王立保安司令部、国連犯罪防止刑事司法委員会のタイ大使を歴任するなど、外交官として王室を支えていた。(spur.hpplus.jp)
最愛のご子女であり最も頼りになる存在だった王女が亡くなった理由が、あくまで仮に、ですが「ブースター接種だった」とすれば、タイ国王の怒りの矛先がどこに向かうかはおおむねわかります。
それで、先日から、
「タイ王室が、ファイザー社との契約の完全な無効化と、免責の剥奪を検討している」
というようなことが、いくつかで伝えられています。
それを最初に読んだ時には、まあ情報として何となく不確かですので、こちらの記事に短くふれたのですが、その後、少し注意深く動画などを見てみますと、
「スチャリット・バクディ博士が出てるやん」
ということを知ったのです。
このスチャリット・バクディ博士は、以下の記事で書きましたけれど、2021年初めに欧州医薬品庁(EMA)に、「コロナワクチンの認可を取り消すことを求める要請書」を提出した方で、私が、最初の頃、コロナワクチンの作用について知る上で、大変に重要な知見を与えてくださった方です。
以下の記事に要請書全文を訳してあります。
[記事] 医師と科学者たちが欧州医薬品局に提出した「遺伝子ワクチンの承認停止要請の請願書」の内容に見る「本当の危険性」。その書簡の全文
In Deep 2021年3月13日
このころは、日本では、まだ基本的にはコロナワクチン接種が始まっていない時でした。
この「ワクチン承認停止要請の請願書」を提出したスチャリット・バクディ博士は、ドイツ・マインツ大学の教授で、医療微生物学衛生研究所の元所長である、間違いなく「世界でトップクラスのウイルス学者」です。
スチャリット・バクディ博士
Sucharit Bhakdi
そして、それと共に、このバクディ博士は、
「タイ人」
なのです。
米国で生まれていますが、ご両親はタイの外交官でした。
そして、今回のタイの王女の昏睡状態を受けて、バクディ博士は、
「タイ政府の最高顧問から招聘を受けて会談した」
ことを述べており、そして、その場で、政府の最高顧問たちに対して、
「コロナワクチンに関してのプレゼンテーションをおこなった」
と言っていました。
バクディ博士が、欧州医薬品局に提出したワクチン承認停止要請の請願書は、全体は、先ほどの記事をご参照いただきたいと思いますが、おおむね、以下のようなことが書かれており、「そのためにリスクが高い」として、現時点(2021年初め)で人に実際に使用するべきものではないとしていました。
パクディ博士の承認停止要請の請願書の概要
・筋肉注射されたワクチンは、身体内の血液等の循環から出ることがなく、細胞に取り込まれ、小さな血管などに広がる可能性があること。
・ワクチンによるスパイクタンパク質の生産により、免疫細胞が自分の細胞を攻撃する可能性があること(自己免疫疾患などにつながる可能性)。
・そのようなことにより、内皮損傷が全身の部位で起こり、大量出血や出血性脳卒中、あるいは血栓症が多発する可能性と、脳、脊髄、心臓などを含む全身の虚血性病変につながる可能性があること。
どれもこれも今となれば全部その通りなんですが、この要請が欧州医薬品庁に受け入れられることはありませんでした。
そして、今回、バクディ博士は、タイ政府の最高顧問たちに、これらのことを話したと見られます。
このことを、タイ政府がタイ王室に正確に伝えたかどうかはわからないですが、倒れたタイ王女は(日本同様に女性の王位についての議論があるとはいえ)、普通に考えれば、次のタイ国王の第一候補であったはずです。
これが王室に伝わった場合、タイ王室の困惑と共に何よりもタイ国王の怒りがどれだけのものかというようなことも伺えます。
何しろ、
「タイ王室がだまされていた」
という前代未聞の辱めを受けたことになるからです。
なお、バクディ博士がタイ政府の最高顧問たちに語ったのは、ワクチンのことだけではなく、タイ政府に、「コロナのパンデミック全体が茶番だということも伝えた」と述べています。
今後のタイの動きがどうなるかはわからないですけれど、タイ国王の怒りがそう簡単に消えるということもなさそうですし、昏睡状態の女王の生命に何かあった場合、かなり強固な対応を示してくる可能性があります。
タイというのは、「ヨーロッパの植民地化から逃れられた唯一の国」という誇り高い国です。
教科書的には、一度もヨーロッパに植民地化されなかった国は、リベリア、タイ、韓国、北朝鮮、日本の5カ国となっていますが、日本や韓国の大戦後の政治的経済的そして社会的な状況を見てみれば、この中で、完全にそれを逃れられたのはタイだけです。
以下の記事で少しふれています。
[記事] 悪魔の最終勝利を阻止する存在は… : 満身創痍でボロボロなれど、数百年間の「ヨーロッパ・ハザード」から生き残った日本、そして他のほんの数カ国は何のために地球に存在し続けるのか In Deep 2017年5月19日
そのタイ、というよりタイ王室が「欧米に騙された」という現実はかなりのことです。
今年 2023年を通して、政府とタイ王室がどのような対応を取るのかが注目されるところです。
これを報じていたアメリカのカトリック系サイトの記事をご紹介させていただきます。
世界的権威の微生物学者は、タイがファイザー社との契約をキャンセルする可能性があると主張した
Top microbiologist alleges Thailand may cancel Pfizer contract after suspected vax injury to princess
lifesitenews.com 2023/02/03
著名なタイ系ドイツ人の微生物学者スチャリット バクディ博士が、2つの爆発的な主張を行った。
これらの主張が真実であれば、世界の医療および政治体制に重大な問題を引き起こす可能性のある爆弾の暴露に相当する可能性がある。
スイスの銀行家であるパスカル・ナジャディ氏との最近のインタビューで、バクディ博士は、2022年後半にコロナワクチンの 3回目の接種を受けた受けた後、44歳のパッチャラキッティヤパー王女が昏睡状態となった理由が心臓発作であった事実をタイの王室は隠していると語り、しかし、今後タイ政府がファイザー/ビオンテックとの数百万ドルの契約を無効にする可能性が高いと述べた。
バクディ博士はインタビューで以下のように述べている。
「安全性の薬理学的研究が一度も行われませんでした。...ファイザー/バイオンテックは、数十億ドルをタイに返済しなければならないでしょう」
「私たちが休暇でタイに戻ることを決めたとき…今年 1月ですが…タイの活動家たちは、『あなたがタイに来たとき、タイ政府の最高当局が接触してくるかもしれません』と言っていました。そして、このことが実際に起きました」
「私は、3年ぶりに国の政府の最高顧問とも話す機会がありました。とても、とても印象的な出来事でした。私は彼らに、この COVID-19 のアジェンダ全体が偽物であり、なぜそれが偽物なのかを説明しました」
「私は、新型コロナウイルスの予防接種が詐欺に基づいているというエビデンスを彼らの前に提示することができました。…そこで私と一緒にいたのは、ほんの僅かの人数の人たちでしたが、彼らはすべてを知りました」
76歳のバクディ氏は、50年以上にわたって医療分野で長く輝かしいキャリアを築いており、ヨーロッパのいくつかの著名な大学で教鞭を執り、免疫学、細菌学、ウイルス学などに関する何百もの論文を書いてきた。
過去 3年間、彼は、アンソニー・ファウチ博士などによって推進された主流の COVID の物語に反対する主要な主張者の 1人だった。
FOX ニュースのローラ・イングラハム氏との 2020年のインタビューで、バクディ氏は、コロナウイルスの拡散を防ぐためとしての社会的距離とマスク着用は「科学によって裏付けられていない」と述べている。
バクディ氏は、銀行家ナジャディ氏とのインタビューで、ファイザーワクチンの危険性について、タイ政府の顧問たちに簡単なプレゼンテーションを行ったと述べた。
バクディ博士のプレゼンテーションが終わったとき、タイ政府の顧問たちは「部屋で飛び上がった」という。そして、
「タイがこの契約を無効と宣言する世界で最初の国になるようにする」
とバクディ氏に言った。
バクディ氏は、そのような一連の行動は、ファイザー社が「タイ政府に数十億ドルを返済しなければならないことを意味し、それによってタイ政府は、障害を負った人や亡くなった人たちに補償する」ことを意味すると主張した。
タイは近年、国民へのワクチン接種をさまざまな製薬会社に依存してきた。
タイのサイアム・ビオサイエンス社は、2021年にワクチンを製造するために英国アストラゼネカ社と契約を結んでいる。サイアム社はそれ以来、利益が 50倍に増加したと報告されている。
中国のシノバックのワクチンとモデルナのワクチンもタイでは使用されている。現在までに、ファイザーは 3,000万回分以上をタイに届けた。
バクディ博士が言うように、タイがファイザーとの契約を無効にした場合、タイがファイザー以外のワクチンを使用し続けるか、既存の COVID 契約をすべてキャンセルするかはわからない。
パッチャラキッティヤパー王女に関して、バクディ博士は、「王女は過去に深刻な病気になったことは一度もないが、倒れて現在昏睡状態にある」と述べた。そして、タイ当局と大学によって下された細菌感染症によるものという診断はとてもばかげていると述べた。
パッチャラキッティヤパー王女は国王の 3人の子供の 1人だが、王位の後継者はまだ決まっていない。米国のコーネル大学を卒業した王女は、スロベニア、スロバキア、オーストリアでタイの大使を務めてきた。
彼女は犬の競技会の準備のために犬を散歩させているときに心臓の問題を経験した後、12月14日に入院した。彼女の病気の原因が予防接種であるという噂はすぐにオンラインで広がったが、彼女のワクチン接種状況が公開されたことがあるかどうかは明らかではない。
タイ王室が 1月に発表した声明では、彼女の心臓、肺、腎臓をサポートするために医療機器が使用されていたことが明らかになった。
バクディ博士は、バンコク大学の教授が王室と連絡を取ることができ、彼は「おそらく王女は犠牲者として苦しんでいるという事実を彼らに警告していると語った。世界中の非常に多くの人々が苦しんでいることを」と言う。
王女について「心臓病です」と彼は断言した。「彼女の心臓は機能しませんでした…そして心臓が機能しなくなったために、彼女の脳は酸素を得られず、現在も 6週間以上集中治療室にいます。非常に深刻です」
王女の健康についてのバクディ博士の主張は、以前にタイ王室に関する本を書いたロイターの元記者であるアンドリュー・マクレガー・マーシャル氏によっても支持されている。
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