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「ウクライナはあと数週間で完全に崩壊・・・」(米国防総省長官の元顧問) [ロシア]

 田中宇氏は「ウクライナ戦争をやめたくてもやめられない米国側」で、米国やNATOは、ロシアと直接交戦できない。したら核戦争になりかねない。米NATO(米国側)は、直接ロシアと交戦するのでなく、ウクライナを軍事支援し続けるだけだが、それだと露軍を打ち負かせず、戦争が長引く。ロシアとウクライナをうながして停戦・和解交渉させる道もあるが、ゼレンスキーのウクライナは、ロシアが占領地(ウクライナ東部2州とクリミア)をウクライナに返還しない限り交渉しないと言っている。占領地の住民の大半はロシア系であり、ロシアは同胞の安全を守るため返還に応じられない(返還したらゼレンスキー傘下の極右勢力がロシア系住民を売国奴とみなして殺害する)。ゼレンスキーはプーチンらロシア高官たちを戦犯として国連などで裁くことも要求しており、プーチンらに着せられた罪状は濡れ衣ばかりなので、当然ながら露側は拒否している。/ 和解交渉はない。停戦できないから延々と戦争が続く。》と書きました(1/31)。ちなみに日本については、《米国覇権が衰退したら、豪州やNZも中国と対立したいとは思わず、中国の経済圏に入っていく。アングロサクソンの世界支配は終わる。日本の自民党政権は、豪NZよりも現実的なので、米中両属が良いとすでに考えている。中国は習近平が独裁化を達成したので今年初めからコロナ愚策を全放棄して経済の高度成長を再開したが、日本もこれに同期してコロナ愚策を放棄し、春から国民へのマスク着用の奨励を解除する。この同期は、日本が経済面の対中従属を強めていることを示している。》外れていないと思えます。そんな中、地球の記録が、アメリカ国防総省長官の元顧問を務めていた、ダグラス・マクレガー退役陸軍大佐のインタビューを紹介しています。1月24日に「ウクライナ国家の完全な崩壊へ?」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2023-01-24元米海兵隊の情報将校であるスコット・リッター氏の発言を転載したところでした。大勢は決しているのだと思います。あれほどウクライナで騒いでいたNHKも、このところは「ルフィー」やらなんやらでもちきり、どんな意図があるのでしょうか。
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アメリカ国防総省長官の元顧問が「ウクライナはあと数週間で完全に崩壊し、ロシア軍はモルドバに進軍する」とインタビューで発言

投稿日:

https://earthreview.net/colonel-douglas-mcgregor-said-so/


warnews247.gr

「終焉は間近だ」

ロシアの特別軍事作戦は、一般的な報道ではさほど変化が出ていないように見えますが、実際にはかなり大きく進んでいるようです。

また、ロシアは、ウクライナへの無人機やミサイルなどによる空襲を淡々と続けているようでして、以前は見られなかった「ウクライナ全土での空襲警報」が頻繁に発せられるようになりました。

2月3日も、ウクライナ全土で空襲警報が発令されていました。

2023年2月3日のウクライナの空襲警報。赤が警報発令州で、全土です

nofia.net

なお、非常に多くのウクライナ人たちが国から出ていったようで、もともとの人口が 3750万人のウクライナですが、現在、ウクライナ国内に留まっているのは、1800万人から 2200万人の間程度だと推測されています。

最近の RT の報道によると、毎日 8000人以上のウクライナ人が、ロシアのパスポートを申請しているそうで、これまでに、ロシアの市民権を獲得したウクライナ人は、140万人に上るそうです。

いずれにしても、ウクライナはどんどん人口を減らしており、軍事的な人的なリソースにも影響が出る規模になっているようです。

そんな中、2月1日、退役したアメリカ軍の陸軍大佐であり、国防総省長官の元顧問を務めていた、ダグラス・マクレガー (Douglas Macgregor)という方が、インタビューに答えており、

「ロシアが勝ち続けており、ウクライナ軍はほぼ崩壊している」

と述べていました。

実際のところどうなるのかはわからないですけれど、かなりの数のアメリカの軍事専門家が、すでにウクライナ軍は危機的な状況にあり、完全な崩壊はかなり近いとする人たちが多いようです。

マクレガー大佐は、(完全な崩壊まで)「あと数週間程度だろう」と述べていて、次にロシア軍は、「モルドバに進行する」可能性にもふれていました。

戦線が拡大していくと見ているようです。

マクレガー大佐のインタビューを紹介していた海外の記事をご紹介します。


米国防総省長官の元顧問であるダグラス・マクレガー大佐は、インタビューで、世界レベルでの戦争の発展に影響を与えるウクライナでの戦争に関する重要な情報を提供した

O συνταγματάρχης Douglas MacGregor, πρώην σύμβουλος του επικεφαλής του Πενταγώνου, σε συνέντευξή του, έδωσε σημαντικές πληροφορίες για τον πόλεμο της Ουκρανίας, ο οποίος επηρεάζει τις εξελίξεις σε παγκόσμιο επίπεδο
warnews247.gr 2023/02/03

インタビューに答えるダグラス・マクレガー大佐

国防総省長官の元顧問であるダグラス・マクレガー大佐は、ウクライナ軍はじきに終わりを迎え、機能しなくなると宣言した。

また、マクレガー大佐は、次のウクライナになるのはモルドバであり、おそらく戦争はモルドバに移行することになることをロシアの外務大臣セルゲイ・ラブロフがほのめかしたとした。

マクレガー氏は、以下のように述べた。

ウクライナ軍は今、目の前で崩壊している。

彼らは機能できる時間軸の限界にあり、最終ラウンドで戦争資料の収集を行っているだけとなっている。

ウクライナは銃を突きつけて人々を軍隊に押し込み、これまでに少なくとも 40万人の死傷者を出している。

3,750万人のウクライナの人口のうち、現在もウクライナ国内に残っているのは、おそらく 1,800万から 2,200万人の間だと見られる。

1,000万人のウクライナ人が難民となっており、400万人から 500万人が、ロシアの支配下にある地域に住んでいる。この人々は、もちろん元々ロシア人だ。また、ウクライナ人のうちの 200万人程度が、 EU などの海外で働いている。

そのため、ウクライナの人口は以前とは異なり、戦争による 40万人の死傷者は、現在の 1,800万から 2,200万人の人口規模にとっては非常に大きな負担となっている。そして、負傷者のほとんどは、回復して戦場に戻ることはない。

ロシアは 1日に 6万発のミサイルを発射できるが、ウクライナはかろうじて 6,500発のミサイルを撃ち返すことができる。つまり、馬鹿馬鹿しいほど相手になっていない。

   私たち(アメリカ)は、ウクライナの人々に戦車を提供することを約束したが、それは状況を何も変えない。

別のインタビューで、マクレガー大佐は次のように強調している。

ロシアが勝っている。ウクライナは崩壊している。

今後数週間程度のうちに、ロシアは残っているウクライナ軍を解体し、ゼレンスキー大統領と彼の取り巻きがポーランドかどこかに逃げなかった場合、最終的に彼らを追い詰めることになるだろう。

ロシア軍は非常に組織的だ。彼らは連続的に移動しているが、複数の軸で、同時に移動することは決してしない。

言い換えれば、電撃作戦のような戦争は見られることはない。

いくつかの空間軸で見られるのは、私が「巨大なミート・グラインダー (big meat grinders)」と呼んでいる状態の徹底した破壊だ。

彼らはウクライナ軍が完全に崩壊するまで、ウクライナのすべてを組織的に破壊するだろう。

現時点では交渉する理由もない。

もちろん、このようなことはロシア軍の当初の目標ではなかった。これは、ゼレンスキー氏が交渉を拒否した後、途中でロシアが変更したのだ。


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