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新・mespesadoさん講義(180)「浅い思考」と「深い思考」 [mespesado理論]

三橋貴明氏は言う、《なぜ、抜本的改革が間違っているのか。理由は、人間の脳が「社会全体」の複雑な構成要素、関係等を全て把握できるほど、容量がないためです。・・・だから、やめときなさい。過去から続いてきたものは、とりあえずは「マシ」という理由で続いている。ならば、どうにもならない部分だけメンテナンス(保守)する方が、グレートリセットよりもはるかにマシだろ。/ というのが、エドモンド・バーク以来の「保守主義」だと思うのですよ。》私も「保守主義」者のつもりでいます。mespesadoさんは、「西洋人の思考パターンvs聖人とよばれる人」の対比に視点をずらして何が浅い思考で何が本質を見抜いた思考かを見抜く眼力を養うことが一番大切なんじゃないかな》という結論。「浅い思考vs深い思考」、状況に合わせて変転極まりないのが「浅い思考」、いつまでも色褪せないのが「深い思考」。「ほんたうのほんたう」を求める深い思考。→「新・mespesadoさん講義(109)「真理」への道」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-12-29

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940 名前:mespesado 2022/09/15 (Thu) 07:59:09
我々は化石燃料を食べている
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12764381571.html

↑今回の三橋さんのエントリー。タイトルではわからないが、内容は、中野剛志さんの新書から、
>  なぜ、抜本的改革が間違っているのか。理由は、人間の脳が「社会全
> 体」の複雑な構成要素、関係等を全て把握できるほど、容量がないため
> です。

という保守 vs リベラルにおけるリベラルの頭で考えたポリコレ志向の欠点を解説している。まさにそのとおりなのだが、「抜本的改革」が悪いというより、エリートと呼ばれ自称している人間の思考の浅さが問題のような気がする。西洋人は、なまじ「合理主義」の極致のような自然科学で「一見」大成功を収めたものだから、エリートであればあるほど、思考マンセーなところがあって、社会主義という理念を検証もせずにいきなり現実の国家として強引に実現したりするところがあり、今日ではポリコレ万能主義を世界に押しつけているし、どうも西洋人の思考パターンに問題があるとしか思えないところがある。これに対し、昔から聖人とよばれる人たちは、精神の「抜本的改革」を解くのだが、こちらはあまり間違いが起きていないような気がする。要は、何が浅い思考で何が本質を見抜いた思考かを見抜く眼力を養うことが一番大切なんじゃないかな、というのがこのエントリーを読んでの私の感想です。

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