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新・mespesadoさん講義(156)参政党の問題点③「極めて真っ当な常識人」 [mespesado理論]

《はぐらめいさんも実際にご本人に会った印象のとおり、確かに極めて真っ当な常識人で一本筋の通った国士であろうとは思いますが、どうも上に挙げたように不可解な謎が多すぎる。そこがスッキリしないと、これ以上松田さんや参政党について深入りできないな、というのが今の正直な気持ちです。》

mespesadoさんのこの気持ち、理解できます。松田氏はまさに「真っ当な常識人」なのだと思います。「真っ当な常識人」とは、「だれにでも合わせることのできる人」です。「だれにでも合わせることのできる人」とは、「その人の立場で理解できる人」です。

松田氏には大蔵省官僚としての体験と衆議院議員としての体験があります。「松田プラン」については財務官僚も「それならできる」と言ってくれる、と言われました。この松田氏の感覚が参政党を下支えしていると、その時思いました。れいわ新選組とは根っこにおいてちがうのです。

私は参政党をれいわと同じレベルの「現状打破」の政党と思って、私の周りの多くが関わりだしている参政党のタウンミーティングに参加しました。松田氏の話を聴き本を読んで、明確なプラン、ビジョンあっての政党なんだと考えを改めました。その言われることがいちいち私の感覚に合っていてこう書きました。松田先生のその「柱」は感覚的にかなりぴったりだ。会場で求めた『日本をこう変える 世界を導く 課題解決型国家 の創り方、読み始めたらリフキンの『限界費用ゼロ社会』が出てきてうれしかった。リフキンの「共有型経済」について《そこでは人々は、特定の価値に対する共感、共鳴で結びつくことになります。一人ひとりが大事だと思う多種多様な価値をみんなで支えあっていく社会です。》(8p)そのまま「魂の共同体」だ。→「『限界費用ゼロ社会』(4) ホモ・エンパテクス Homo empathecus」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2016-02-20》(出るべくして出た政党か」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-08

DSとどう繋がりどう違うのかは、とりあえずはどうでもいいことなのです。われわれ本来日本人の感覚に合っているからこその今の勢いと思えます。それをコントロールしようというDSの動きもあるのかもしれませんが、勝手にやってくれればいい、われわれはひたすらわれわれの感覚を掘り下げることと思っています。ほんとうにありがたいことに、その原点の体験をわれわれは持っています。昭和20年8月15日正午のあの一瞬です。→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-17-5

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964 名前:mespesado 2022/06/14 (Tue) 13:54:26
 さて、ブロックチェーンというのは、経済施策の中でも技術的な部分であり、松田さんの経済政策の本筋は、その「松田プラン」というものにあると思っています↓
国の借金をお金に変える政府暗号通貨「松田プラン」とは
https://mymo-ibank.com/money/3439

 要は、政府の「財政赤字」、つまり国債発行残高を「縮小」させるために、まずは日銀が購入して塩漬けにしてしまえば何も問題は無い。しかし、積極財政の「出口戦略」として日銀の国債残高を減らさないと、金融市場で金利が上がる懸念がある。これは、日銀の国債を借り換えによって新しい国債に借り換えても解決しない。そこで、政府がデジタル通貨を発行して、これで発行済みの国債に「置き換え」てやればよい。そうすれば国債残高という政府の借金も減らすことができる。
 …ということのようです。ただ、何となくこの記事全体を読んで「???」という気持ちが拭えません。松田さんは多くの正しい貨幣論を持った識者と何度もトークを行って、松田氏自身も正しい貨幣論を持っているハズです。それなのに、国債残高を政府の借金と呼び、政府のバランスシートなどと、高橋洋一みたいなことを言っていて、いったいどういうつもりでこの文章を書いているのかよくわからなくなってきます。そして、上記の政府通貨論も、要するに国債を発行した後にそれを政府発行のデジタル通貨に置き換える、と言っている。それなら、国債を借金だというのだから、国債など最初から発行せずに、いきなり政府がデジタル通貨を発行すればいいんじゃないの?と思ってしまいます。というか、「デジタル通貨」のところを普通の「政府通貨」にしてしまえば、これは昔から何人かの識者が既に主張していることです。でも、それだと「国際金融資本に暗殺される」から政府通貨は発行できない、とよく言われていますが、それならデジタル通貨なら発行しても許されるのか?媒体が違うだけで実質は同じなんだから、なぜデジタル通貨なら大丈夫なのか、その説明がありません。
 ただ、はぐらめいさんも実際にご本人に会った印象のとおり、確かに極めて真っ当な常識人で一本筋の通った国士であろうとは思いますが、どうも上に挙げたように不可解な謎が多すぎる。そこがスッキリしないと、これ以上松田さんや参政党について深入りできないな、というのが今の正直な気持ちです。
 ただ、一言言っておきたいのは、参政党に非常に批判的な一部の識者であるリチャード・コシミズ氏やブログ「泣いて生まれてきたけれど」の中の人や >>958 でリンクを貼ったブログの中の人の場合、その動機が参政党が保守系の政党であり、「日本人であることを大切にする」という考えが根幹にあることがまず気に入らず、そのために、せっかく反ワ○チ○なのに、この点で気に入らないからということで参政党の粗を探して批判する、というのは本末転倒であり、そういう批判とも一線を引いていたいと思います。

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