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新・mespesadoさん講義(155)参政党の問題点②ブロックチェーンの是非 [mespesado理論]

mespesadoさんに早速ブロックチェーンについての意見をいただきました。《ブロックチェーンでは、・・・すべての参加者の取引データをすべての参加者が記録として持つことになります。すると、当然「政府」も「すべての国民」の「すべての取引データ」を保持することになります。》政府発行のデジタル通貨の枠内ではたしかにそういうことです。しかし、松田氏はこう言っています。《われわれは現在、お金を尺度としてしか理解していませんが、お金とは本来、情報機能であり、そうであれば、国だけが発行するのではなく、協働型コモンズの中でお互いが価値を認めれば、そこだけで使える新しい通貨が存在してもよい》『これで日本は大丈夫』58p)。このことこそが肝腎な点です。

日本をこう変える.jpg5月5日、山形市での松田学氏とのタウンミーティングに参加した。そうなるとは思っていなかったのだが、懇親会まで参加する流れになり松田氏と隣り合わせることができた。こう書いている。松田氏とはいろいろ話すことができた。youtubeでの「聴き上手」のイメージ優先だったが、主張すべき柱あっての聴き上手であることがよくわかった。その一端を理解しただけだが、松田先生のその「柱」は感覚的にかなりぴったりだ。》https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-08会場で求めて松田氏にサインしていただいた『日本をこう変える』を読みだして、松田氏の”ただものでなさ”に驚いた。私にとって手元に置くべき教科書的価値を持つ本と認識した。そこから引く。《ユーザーの論理で社会の仕組みを動かすことができるようにする技術がブロックチェーンです。・・・ユーザー目線で国民生活に関するあらゆる仕組みを、縦割りの制度に対して地域社会で横串を通しながら組み替えていくうえで、このブロックチェーンがその技術的な基盤を提供することになるはずです。/ブロックチェーンで社会がユーザー側の論理の仕組みに変わると、そこには従来にない利便性や付加価値が生まれます。私が提唱している「松田プラン」のポイントは、これをバックにして人々が使おうと思うようになる新しいマネーをつくろうということです。》(『日本をこう変える』204p)

そういえばかつて、「置賜市」を構想しつつ地域通貨の可能性について考えたことがあった。→「置賜地域の合併ビジョン私案 補説 地域通貨とベーシックインカム」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2008-02-29   その根底にあった思いは、「DS」 支配からどうやって脱け出すかだった。(当時は「Deep State」の言葉はなくて、私の中では「ユダヤ」あるいは「イルミナティ」だった。太田龍氏が健在だった。https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2007-08-12https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2019-07-14当然地域通貨もブロックチェーンの射程内だ。DS支配の及ばぬところに参政党の立ち位置は在る、そう思える。

(亀さん紹介のリンク先、重要情報盛り沢山です。)

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959:亀さん:2022/06/13 (Mon) 07:32:21
https://bbs6.fc2.com//bbs/img/_409100/409098/full/409098_1655073141.jpg   
最初に、他スレ(新しい時代へ)におけるmespesadoさんの天文学に関する一連の解説、お見事の一言に尽きます。小生のような浅学菲才の身にとって、感心するばかりであり、改めて、mespesadoさんは経済関係だけではなく、天文学にも相当強いということが分かりました。
https://grnba.bbs.fc2.com/reply/17332230/741-754/

さて、>>958で「冷静に読み解いて考えて欲しい内容です」というnoteの紹介、有り難うございました。以下、一読して思ったこと・・・

■グローバリスト
岩渕政史氏は、参政党で懸念している点として、(1)デジタル政府通貨の推進勢力であること、および (2)改憲勢力であるという二点を取り上げており、それに対してのmespesadoさんの評価は的確であり、放知技の読者であれば納得できることでしょう。

殊に(1)で同意できたのは、「(松田学氏が)政府を陰で操るDSの力を過小評価している」という指摘で、全く以て仰せの通りです。

一方で、松田氏の謂うDS、あるいは世間ではロスチャイルド陰謀説だの、ジョージ・ソロスやビル・ゲイツだのといった、記事や動画が滅多矢鱈に多いのですが、このように表層に出ている組織や人物はパシリに過ぎず、良くて番頭と云ったところですね。

経済クラブというサイトが行っている、販売促進ページでも以下のように書いてありました。
https://keizaiclub.com/contents/lp/2020kyoko/
__________
世界には、国家よりもさらに上位に存在している秘密勢力があり、世界経済をコントロールしています。

陰謀論の世界では、ロスチャイルドやロックフェラーといったユダヤ金融資本が世界の支配者だと言われていますが、彼らよりもさらに上位の存在です。(ユダヤ金融資本は、“彼ら”の部下です)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ともあれ、黒い貴族によるNWO(ニューワールドオーダー)というシナリオは、予定通りに着々と進んでいること、我々は覚悟しておくべきかと思います。

それから、(2)改憲勢力についての行で日米合同委員会が登場していますが、矢部宏治氏の『日本はなぜ、「戦争ができる国」になったのか』を思い出すのだし、岩渕氏も同書を熱心に通読したのでしょう。ご参考までに、拙稿「運命の週末」でも具体的な↑組織図↑を引用しています。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1344.html

また、日米地位協定についても、我が国の憲法の上位に位置するというのも仰せの通り。だから、以下のような岩渕氏の言葉になったのも至極当然です。
__________
植民地のまま、憲法改正なんかしてしまったら、当然のごとく宗主国のコントロール下で宗主国に都合のいい憲法にされてしまうのは、至極当たり前の話なのです。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

■ナショナリスト
このように、黒い貴族によるNWO計画は着々と進んでいますが、これに気づいた人たちも徐々にですが増えています。そうした流れの中で、意を強くしたのは馬渕睦夫氏の動画でした。
【LIVE 5/28 16:00〜】『ひとりがたり馬渕睦夫 #63』
https://www.youtube.com/watch?v=XmSYcApYvOo

特に、アメリカの退役軍人(General・Admiral)の公開書簡には心強いものがあります。
https://img1.wsimg.com/blobby/go/fb7c7bd8-097d-4e2f-8f12-3442d151b57d/downloads/2021%20Open%20Letter%20from%20Retired%20Generals%20and%20Adm.pdf?ver=1620740665549

また、「むすび大学」の小名木善行氏あるいは武田邦彦氏が、「ヨーロッパよりも文化では日本が千年先を行っている」と、時々言及しているのを我々は思い出すべきです。

亀さん@人生は冥土までの暇潰し

960:mespesado :2022/06/13 (Mon) 09:43:23
>>959
 亀さん、ご意見どうもありがとうございました。
 ところで、この私が紹介した記事について、はぐらめいさんもご自身のブログで紹介して頂いたのですが、そこにこうありました↓
https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-06-13

> 武田教授は、松田氏の話に言及し、松田氏の言っていることは難しくて
> よくわからないが、松田氏は素晴らしい人柄なので、その松田氏が推進
> する政策についても素晴らしいものに違いない、という趣旨のことを述
> べました。/まさに、松田氏の推進するデジタル政府通貨を、とにかく
> 疑問などもたずに、推進するべしと、洗脳が仕掛けられた瞬間です。》
> 私も武田先生と同じです。「ブロックチェーン革命」というのが「松田
> プラン」の肝心なところなのですが、そこがまだ飲み込めていません。

 さて、ここでブロックチェーンという最新のデジタル技術の用語が出てきました。これについてわかりやすく解説したサイトがあるので紹介しておきます↓
【保存版】超わかりやすいブロックチェーンの基礎知識
https://www.softbank.jp/biz/blog/business/articles/201804/blockchain-basic/

> ブロックチェーンの定義

> ブロックチェーンとは「参加者の中に不正を働く者や正常に動作しない
> 者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しな
> い、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組み」である。
【中略】
> ブロックチェーンの特徴
> ブロックチェーンの特徴は、主に以下の4点に絞ることができる。
> ・ 改ざんが非常に困難
> ・システムダウンが起きない
> ・取引の記録を消すことができない
> ・自律分散システム

> ブロックチェーンは、4章「ブロックチェーンの仕組み」で説明する「ハ
> ッシュ」や「電子署名」という暗号技術を用いることで、データの改ざ
> んを容易に検出できる仕組みを持っている。 また、ブロックチェーンで
> は不特定多数の参加者が取引を行うが、多数の参加者(全参加者とは限
> らない)が全員の取引履歴のコピーを記録しているため、一部のコンピ
> ュータがダウンしても、残りの多数の参加者が記録を保持し続けるため、
> システム全体がダウンすることはない。この取引履歴のコピーは削除も
> できないため、一度記録された取引の記録は消えずに証拠として残り続
> ける。

 つまり、簡単に言えば、ブロックチェーンの仕組みを使えば、データを中央の管理者のところに置いておくのではなく、個々の参加者が全参加者の取引履歴すべてを自分のコンピュータに保存しているので、誰かがデータを改竄しようと思っても、他のすべての参加者が改竄前のデータを持っているので改竄がバレてしまうので不正ができない、ということのようです。
 さて、この技術があれば、DSによる支配を防げると思いますか?いやいや、そんなことは無いと思うのです。そもそもブロックチェーンの上で述べた特徴は「参加者」による「不正」ができない、というだけであって、正式な取引を防ぐことはできません。ですから、通貨がすべてデジタル通貨に置き換えられたとしましょう。この場合、政府もブロックチェーンの参加者となり、全国民と通貨の取引を行うことになります。なぜなら「納税」という制度があるからです。で、ブロックチェーンでは、上に述べられているように、すべての参加者の取引データをすべての参加者が記録として持つことになります。すると、当然「政府」も「すべての国民」の「すべての取引データ」を保持することになります。すると、政府は個人の経済活動をすべて把握することになり、この情報と、これとは別の、例えばワ○チ○接種ステータスの情報を組み合わせて、不正ではなく「合法的に」個々の国民から「特別な徴収」を行うことが可能になる。これは今のような「現金経済」では考えられないことです。現金では政府の見ていない所で誰が誰と取引をしたのかを知ることはできません。ところがブロックチェーンでは、せっかくの、参加者の不正を防ぐための仕組みである「全員の取引履歴を全員が持つ」という、まさにその特徴を用いることによって、政府はすべての国民が、いつ誰とどんな取引をしたかが「ガラス張り」で分かってしまうのです。
 結局、ブロックチェーンといえども、政府を更に支配する勢力により「合法的」に行われる国民の経済支配はかえってやりやすくなってしまう、ということですね。そういうわけで、やはり最新のブロックチェーンを用いた通貨システムである松田プランというのは、支配層にとって都合のよいシステムでしかないのではないか、と私は思います。

961:亀さん:2022/06/13 (Mon) 12:22:59
https://bbs6.fc2.com//bbs/img/_409100/409098/full/409098_1655090579.jpg    mespesadoさん、>>960を読んで思ったことは、mespesadoさんは論理型、小生は直感型だということです(笑)。そのあたりは、別板で展開の天文学についての解説からも十分に窺えるのだし、ブロックチェーンについても同様な思いを持ちました。

> 最新のブロックチェーンを用いた通貨システムである松田プランというのは、
> 支配層にとって都合のよいシステムでしかない

小生は直感的にブロックチェーンというものについて、疑問に思ったことを三年前の拙稿「米中の新冷戦?」で書いています。
__________
また、同番組を通じて中国のブロックチェーン開発を見ているうち、青州で起きたある出来事を思い出した。帰路は青州から堺のおっさんと一緒に、中国の特急席を予約したのだが、その時にパスポートの呈示を求められたのには驚いたものだ。中国では、人々の行動を隅々まで監視しているのがよく分かった瞬間だったし、咄嗟にジョージ・オーウェルの『1984年』を思い出したほどである。だから、ブロックチェーンが近未来の人間社会にもたらすものは、バラ色の世界というよりは寧ろ、以下の↑一米国人のコメント↑に近いイメージを小生は持つ。
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1668.html
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
だから、松田氏が松田プランなるもので、ブロックチェーンを推進しようとしていることを知り、「何だかなぁ・・・」と思っていましたが、mespesadoさんの投稿で腑に落ちました。多謝!

亀さん@人生は冥土までの暇潰し

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