SSブログ

狂気の沙汰 [コロナ危機]

10万人あたり陽性者数 修正グラフ 市報.jpg

5/1発行の市報「なんよう」に「ワクチン接種済者の新規陽性者数は、未接種者に比べて少なくなっています」として掲載された、年齢層別10万人あたりの新規陽性者数のについて、「市報掲載「ワクチン接種済者の新規陽性者数表」の問題点」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-05-08-1 の記事を書きました。ところが、市報掲載の出典データに、故意とも考えられる間違いがあることが判明、その後は修正されたデータが発表されています。( 「厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃。」https://note.com/hiroyukimorita/n/nb8167213232a

それによると、ワクチン未接種者の10万人あたり陽性者数は、修正前に比べて大幅に減少しています。なぜそうなったのか。修正後データには小さく注釈がついています。

画像

接種不明者.jpgつまり、2〜3割あった「接種歴不明」の陽性者数がそっくり「未接種」の陽性者数に加えられていたのです。このことについては、次のような見方がありました。http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/224.htmlここで気をつけなければいけないのは、修正後、「接種歴不明」に分類されていた件数がデータに含まれなくなったということです。接種したかどうか覚えていない人はいないので、「接種歴不明」は1回以上接種したけれど、接種日を覚えていないという人たちです。つまり、2回、3回接種者は、ここの示してある棒グラフよりもはるかに多いということです。未接種者のほうが陽性者数が少ないのは明らかです。》そして、こう付け加えています。《それがバレると困るので、厚労省は「接種歴不明」という分類を故意に設けて、ゴマカシをしたということです。》

国がワクチンの効果を示すデータを修正! 一体なぜ?【大石が深掘り解説】https://www.youtube.com/watch?v=TI0AmG-N7f4

コロナ交付金.jpgさらに加えて、出典不明ですが、左の記事があって驚きました。

コロナ交付金 3回目接種率応じ配分/政府は新型コロナコロナウイルス対策の自治体向け地方創生臨時交付金の配分に、ワクチンの3回目接種者の割合(接種率)を反映させる仕組みを導入した。接種率が高い自治体は、コロナなどの影響を受けた事業者らが経済活動を再開しやすい環境が整っていると判断し、手厚く配分。ウクライナからの避難民の受け入れ人数も考慮に入れる。》

ワクチン接種のためにはもうなりふり構っていられない、もう狂気の沙汰です。ワクチンのロット管理のために、6万円以上するタブレットが無償で全国の医院に配られています。》との情報もありました。https://note.com/nakamuraclinic/n/n5c74ee6cb593その一方で、大量廃棄も問題になっています。→「余るモデルナ、止まらぬ廃棄 融通できず悩む自治体」 
https://www.sankei.com/article/20220514-MVVCVLRYYBLIHKRXTOCW7V4HGM/)さらに加えて、
使用されないまま有効期限が切れた新型コロナワクチンの廃棄をめぐり、後藤厚生労働大臣は、自治体の業務負担などを考慮し、現時点では、廃棄されたワクチンの量を調査する考えはないことを明らかにしました。》「後藤厚労相“ワクチン廃棄量 調査せず 自治体の業務負担考慮”」(NHK 2022/5/17)http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/226.html

コロナ予算.jpg


新型コロナも、ロシアvsウクライナも、みんなそろそろ正気に還らねばなりません。

*   *   *   *   *

厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃。

森田 洋之

こんにちは、医師&医療経済ジャーナリストの森田です。

今回は衝撃のレポートをお伝えいたします。

タイトル通り、

厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした

という内容です。

まずは手っ取り早く、キモのグラフからご紹介します。

データ修正前はこのように、きれいにワクチン接種による感染予防効果が確認出来ていました。

画像

ワクチンを打てば打つほど、感染者は減っていますね。

これを見れば、

「ワクチンは打っておいたほうが良さそう!」

と言う感想になるのは当たり前です。

そして国も、こうしたデータを元にコロナワクチンは

「感染(発症)予防に効果あり」

と新聞広告を出していましたし、報道各社もそのように報道していました。

忽那先生もこちらの記事で、この厚労省のデータを元に「ある程度感染を防ぐ」とされています。

画像

熊谷千葉県知事もこうしたデータを元に、こんなツイートをされています。

熊谷俊人(千葉県知事)
@kumagai_chiba
国の統計で未接種と比べ、接種済の方が陽性になる割合が低いことが示されています。未接種者と接種者では感染対策意識に差があるので割り引く必要がありますが、県の高齢者施設の調査でも、3回目接種済の高齢者の方が感染割合が低く、行動に差が無い層であることを考えると予防効果は実証されています
Image

 

ということなのですが…なんと!このデータが「インチキ」だったと、厚労省が正式に公表したのです。

 

厚労省は毎週、ワクチンに関するデータを公開するのですが、さる5月11日の発表から重大なデータ修正。

で、その結果がこちら。画像

出典:第83回(令和4年5月11日) 新型コロナウイルス感染症対策 アドバイザリーボード
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000937646.pdf

拡大してみましょう。

画像

データ修正のあと、突如として水色の「未接種(の陽性者数)」が半分以下になっています。

そして、「未接種(の陽性者)」が半分以下になったせいで、「2回接種(の陽性者)よりも少なくなってしまいました。

これはつまり、2回接種した人のほうが、未接種の人より、人口10万人あたりの陽性者数が多い、ということ。

え?

ワクチン接種者のほうがコロナに感染しやすいってこと?

微妙な差ですが、このグラフからはそういうことが読み取れます。

しかし衝撃ですね。

これまで国は、ワクチン接種を国民に対して強く推奨しています。
子どもに至ってはコロナでの重症・死亡例がほとんどないにもかかわらず(つまり子どもにとってはインフルエンザ以下の疾患)…、政府は子どもたちにまで声高に「接種をご検討ください」
と言っているのです。

それなのに、

ワクチンを2回接種しても現時点では未接種者とほぼ変わらないか、高齢者は感染しやすくなってるかも…

というデータが今回正式に出てしまったのです。

実はこのような傾向はイギリスやスウェーデンなど、国がしっかりした統計を公表している国ではすでに見られていた傾向でした。

でも日本の厚労省は公式発表では前述の通り、「ワクチン接種者」はやはり感染しにくい、と言っていたのですね。
本当かな?と思いつつも、まあ、今回のコロナは国ごとに感染者数も死者数もまちまちなので、そういうこともあるかな、と思っていました、そんななかSNSを中心に、

発生届の接種歴「未記入」が怪しい…
データに不備がありそうだ…

と話題が盛り上がりまして、その結果今回、

厚労省がデータの間違いを正式に発表

ということになったのです。


どんな間違いだったのかと言うと…
今回発表のデータの下の方の注釈欄に、小さ〜くこう書いてあるんですね。

画像

簡単に言うと、

医師から提出される検査陽性者一人ひとりの「新型コロナウイルス感染症、発生届」には、ワクチン接種歴を書く欄があるのですが、全ての発生届のうち2〜3割は「未記入」だったそうです。その「未記入」の例を全て「未接種」に分類していたというのです。

僕も新型コロナの診療に携わっております(高齢者施設のクラスター対応もしました)ので、現場の医師の気持は良く分かります。

正直なところ

コロナ陽性が判明した患者さんに対しては「これからの治療」に全精力を傾けるので、その人がワクチン接種してたかどうかはそこまで重要ではない

のです。

もちろん、国の統計という意味ではワクチン接種歴は重要かもしれませんが、現場感覚としては2〜3割が「未記入」というのは「そんなところかな」という感じです。緊迫した現場で、そこまで余裕のある医師はそう多くはないのでしょう。

ただ、医師が「未記入」で提出した患者さんははあくまでも「未記入」であってその患者さんが「未接種」だったということではありません。8割の国民がワクチン接種をしているのですから、「未記入」の中にはワクチンを接種されていた方もかなりの割合で含まれていたであろうことは容易に想像がつきます。
これをそのまま「未接種(の陽性者)」のグラフにぽんと上乗せして計上してしまうと言うのは…はっきり言ってありえないですね。

ということで、2〜3割の「未記入」がそのまま「未接種(の陽性者)」に計上されていたのが、こちらのグラフで、

画像

データの「ウソ」がバレそうになって公式に修正した後のグラフがこちら、

画像

というわけです。

…国民は、「ワクチンは有効」というデータを見せられ続け、それでワクチンを打った人も多かったでしょう。

でも、そのデータが「ウソでした」…なんて

ゴメンでは済まされない!

ですよね。

ここは多くの国民が怒っていいところ(怒るべきところ)だと思います。

本当に呆れてものが言えません…。

もうモノが言えないのでここで終わりにします(T_T)

 

以上、「厚労省が公式データ修正→「ワクチン有効」は嘘でした…の衝撃」でした。

 

(補足)

なお、今回提示したグラフは40歳−64歳までの年代ものでした。その他の年代では、こうなります。

画像

若い世代では「2回接種」の方が「未接種」より陽性者が少しだけ減っていますね。ただ、40代以降ではそれが逆転しています。
元の資料には10歳ごとのデータが載っていて、各年代ごとにその結果はまちまちですが、まあ、一言でおおまかに言ってしまえば、未接種と2回接種者では人口あたりの陽性者数はほぼ変わらない(若い世代ではワクチンの有効性が保たれてるけど、高齢になるに従ってその効果が薄れ逆転してきてしまっている)というところでしょうか。

また、3回目の効果については各年代、さすがに「3回接種」の人たちの中での検査陽性者は少ないようですが、年代によってはそれさえ逆転していることもあります。

以下は、65−69歳の4月25−5月1日まで(現在得られる最新のデータ)ですが、10万人あたりで未接種で検査陽性になった人より3回接種したのに陽性になった人の方が多くなってしまっています。画像

やはり、イギリス・スウェーデンと同じく日本でもワクチンの効果は減弱してきているのでしょうね。

もちろん、接種してすぐの時期(昨年の夏〜秋くらい)は効果が高かったのかもしれません。ただ、その時期のデータも全て「ウソ」だったわけですから、それすら検証のしようがない…というのが本当のところです。


nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 2

めい

◆この問題、報道2社も陪席する5月20日の全員協議会で指摘しておきました。
◆今朝、動画を見ました。上記事中に追記しておきました。→国がワクチンの効果を示すデータを修正! 一体なぜ?【大石が深掘り解説】https://www.youtube.com/watch?v=TI0AmG-N7f4

by めい (2022-05-23 05:14) 

めい

https://twitter.com/You3_JP/status/1547965149427822592?s=20&t=e0GyAjgvHxpVZCcwMz-Y_A

厚労省ワクチンデータ問題。音声データが公開されました。


by めい (2022-07-16 04:57) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。