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『流れる雲よ』をめぐる議論 [議会]

3月議会最終日、最後が私への問責決議ですが、その前にも私が絡んでの紛糾が2件ありました。
最初が令和4年度一般会計予算案についてでした。実は11日の予算委員会で議論になり、私と高橋一郎議員と板垣致江子議員3人が起立採決で立たなかったのでした。
5流れる雲よ.jpg年毎開催の”非核平和の夕べ”への「非核平和都市推進市民会議補助金 580万円」をめぐる問題です。高橋一郎議員が、もし5年前上演された『流れる雲よ』の再演だとしたら、”非核平和の夕べ”にはふさわしくないと指摘したのです。市としてはこれからの決定ということですが、その候補に『流れる雲よ』が入っていることについて否定を避ける市長答弁だったことから、私もその議論に入ることになってしまったのでした。
5年前私は、当時地区長会長の宛職で南陽市青少年育成市民会議から実行委員として参加し、『流れる雲よ』を宣伝する立場でした。6,000円ぐらいの劇を1,000円で観れるということで、ブログにも取り上げました。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-08-24  私も観た。さらっと感想を書いていた。→https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2017-09-02君が代と海ゆかばのきれいなソプラノが心に残った。ただ、話に聞いていたような涙は出なかった。むしろ複雑な思いで見終えたというのが正直なところだ。その複雑さを解きほぐしたいと思った。・・・見終えてハンカチがぐしゃぐしゃになったと語る聴き手から伝わるいかがわしさは何なのだろう。あのいかがわしさを明確にしたいと思った。教育現場にそのまま滑り込ませてはならないいかがわしさ、そんな気がする。》と書いていた。
あれから5年、コロナ騒ぎにロシア・ウクライナ問題。今あの劇を子どもたちに見せることは何を意味するか。それを思うと命がけで反対せねばならないと思った。予算委員会では、『流れる雲よ』を候補に入れないと断言できるかどうかを問うたつもりだったが、それに対する答弁は委員長によって封じられた。やむをえず「保留」のつもりで起立採決に立たなかった。そして最終日本会議、委員長報告に対する質問という形であらためて問うた。《『流れる雲よ』の宣伝に「命があることで果せる大義もある」とあった。この言葉自体否定するものではない。しかし今の世の中を見れば、その「大義」は、ワクチン接種や一方的なロシア弾劾になりかねない。そのことを考えるとこの劇の上演には反対せざるを得ない。当局はどう考えているのか委員長から確かめていただきたい。》総務課長答弁《現段階では何も決まっていない。》その答弁を得て私は起立採決で「賛成」の意を表明した。かりに『流れる雲よ』が上演候補として上がってくることがあれば、その時議論すればいい。

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