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いま「第三次世界大戦」の真っ只中(In Deep メルマガ ) [コロナ危機]

InDeepのメルマガ2月11日号を読んで考えさせられています。「子どもたちにワクチンを打たせたくない。マスク禍から早く解放させたい。今そのために何ができるか?」という目の前の状況があります。ただその一方で、もう丸2年になるコロナ騒ぎというこの状況の背景が何で、今後いったいどういう方向に進もうとしているのか、このことをしっかり見極めながら、今何をなすべきことをやっていくことの重要性を痛感しています。消耗戦で労力を無駄に使いたくない、いま自分がなすべきことは何か? そんな時、岡靖洋さんという方のIn Deepの記事はありがたい。
コロナ騒ぎ問題の根底をたどれば、1972年のローマクラブ由来の「”人口増加をどうするか”という人類的課題」に行き着きます。その必然としての「人口削減計画」(→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-02-11)。それを是とするか非とするか。中村篤史医師によると、ある「見える人」(霊能者?)に、「なぜ、神様はこういう現状を黙って見ているのでしょう?」と問うたところ、その人は「神様のやっていることなので、なるようにしかならない。」という答えだったそうです。死ぬということを大ごとに考えられても困る。」という死生観あってのことです(→https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2022-02-14。ジタバタしてもしょうがない、というのも一つの道です。中村医師は「そうだよなぁ。結局なるようにしかならないよなぁ」と思いつつ、それで万事済ませられてはたまらない。そんなの、今を生きている意味がないじゃない」と思い直しておられます。そしてそれからも日々直面する患者を救うために働いておられると思います。「見える人」には「見える人」なりの、中村医師には中村医師なりの、私には私の、直面させられている課題があるわけで、それを果たしていくのが今を生きている意味」なのだと思います。
InDeepの課題に戻ります。「人口削減計画」に基づく「第三次世界大戦」の真っ只中に今在る、とも言える。「今が「第三次世界大戦」として、誰が誰に仕掛けた戦争か?」というということです。とりあえずの答えとしては現在の「戦争」の相手が、AI なのか人間の「誰か」なのかはわかりません。》ということなのですが、この計画はAIを駆使して極めて綿密、用意周到に組み立てられている、というのがInDeepの認識です。その結果、最近書いているような「 AI 」というものが、今の世界の状況に仮に関係しているのだとすれば、アーヴィング・ジャニスさんが分析したこの「集団的浅慮」は、「検討する要素のひとつとなっていても不思議ではない」ように思います。これが、世界の人類全体が陥りやすい心理学的傾向だとすれば、全世界を「集団的浅慮による欠陥のある決定」に巻き込むことができる。何より現実に「欠陥のある決定」が世界を覆い尽くしています。パンデミックが始まって以来、正しい政策は見たことも聞いたこともない。ワクチンに対して拒否はせずとも政府が「真剣に検討」した国を見たことがない。そして、政策決定者だけが間違っているならともかく、国民が総意で「集団的浅慮による欠陥のある決定」を支持している。ここに絶望感があります。
ここから抜け出すにはどうするか。第二次大戦中に、日本国民が「集団的浅慮」から抜け出せたのは、戦争に負けた後でした。》《(今が「第三次世界大戦」として)対費用も対効果もあまりにも完璧であり、それでもなお、当局も国民も、「集団的浅慮からはそう簡単には抜け出さない」はずです。第二次世界大戦での戦後のような状態が来るまでは、終わるようには見えません。
私も、今の状況は大東亜戦争の最中とおんなじという認識です。昭和20年8月15日、諸々の迷妄から解き放たれる時が来た。今もそのような時が来ると信じたい。その瞬間をその後にどう生かすか。それを今、必死で考えねばならない、と思っているところです。そう思う背景には、かつて感動して読んだ長谷川三千子氏の『神やぶれたまわず』があります。→長谷川三千子著「神やぶれたまはず」を読む」https://oshosina.blog.ss-blog.jp/2014-01-04 その時書いたものです↓。
人間にとっての歴史は、人間の意識に発してそれが現実に形になった結果を中心に記述される歴史と共に、必ずしも現実の結果として実現することのなかった内面の歴史についての記述があってもいい。桶谷秀昭氏はそれが「精神史」の方法なのだという。そうした「精神史」からすれば、日本人にとって、昭和20年8月15日のあの一瞬ほど重大な「精神史」的体験はない。《昭和20年8月のある一瞬――ほんの一瞬――日本国民全員の命と天皇陛下の命とは、あひ並んでホロコースト(供犠)のたきぎの上に横たはっていたのである。この瞬間こそまさに、「神人対晤」(三島由紀夫『英霊の聲』)の至高の瞬間であった。・・・大東亜戦争敗北の瞬間において、われわれは本当の意味で、われわれの神を得たのである。》その意味するところ、「イエスの死」に通ずる。すなわち、《「イエスの死の意味」とは、(単にイエスが起こしてみせた数々の「奇蹟」とは違って)まさにキリストが自らの命を差し出すことによって、神と人との直結する関係を作り出した、ということであった。》キリスト教は、この一回限りの事件に「超越的」意味を付与することで「神学」を生み出した。とすると、われわれはあの一瞬の出来事に如何なる意味を与えることで「神学」を打ち樹てることができるのか。「あの瞬間」からどのような「超越的原理」を抽き出すことができるのだろうか。》
*   *   *   *   *

In Deep メルマガ 第181号
2021年2月11日

みなさま、こんにちは。

岡です。

ヨーロッパ各国で、コロナ制限やワクチンパスポートなどが廃止されていまして、
スウェーデンなどは、「コロナ検査自体を中止する」と発表しています。
https://bit.ly/3Bln0Rl

検査をやめるのはいいことなんですが、
なんだか、どの国も「何もなかったかのように」終わらそうとしているのが、
どうにも気になります。

コロナ規制を終わらせれば、「元に戻る」というようなニュアンスの。

しかし実際には、「事後処理」のほうがはるかに大変なわけで、
コロナ対策が引き起こしていると見られる、どうすることもできない影響は、
コロナそのものよりはるかに深刻で、長い間続いていくものだと思っています。

先日、ブログ記事で、
ブラジルの子どもの間に深刻な識字能力不足が拡大していることを書きました。

 [記事] ブラジルの6歳と7歳の読み書きのできない子どもの数が
 パンデミックの2年間で100万人増加し、「4割が識字できない」状態に
 https://indeep.jp/face-masks-virtually-killed-children/

これが仮に、マスクや、ロックダウン等での人との交流不足によるものなら、
それは脳の気質的な機能不全、成長不全と関係している可能性があり、
今後必死で読み書きを教えたとしても、
その後も子どもたちの学習能力は不安定なままだと思われます。

そして、先ほど出てきましたスウェーデンでは、
パンデミック後に、「世界最大のうつ病罹患率の国」となったことが、
(実際には韓国のほうが上のようです)
OECD のデータで判明したりしています。

以下の記事で取りあげています。

 [記事] パンデミック中に世界各国で「うつ病」が急激に増加。
 最も増加したのはメキシコとスウェーデン
 https://bit.ly/3BbTwFA

成人におけるうつ病あるいはその症状を持つ人の率だけを書きますと、
以下のようになっていました。

 (うつ病有病率の変化)
 ・スウェーデン パンデミック前 11%  →  2021年 30%
 ・メキシコ   パンデミック前 3%  →  2021年 28%
 ・オーストラリア  パンデミック前 10%  →  2021年 28%
 ・アメリカ   パンデミック前 7%  →  2021年 25%
 ・日本     パンデミック前 10%  →  2021年 17%


スウェーデンで 3倍、メキシコは 9倍、
オーストラリアとアメリカで 3倍などとなっています。

ちなみに、推定値では、
韓国の2021年の成人のうつ病罹患率は 37%だとされているとありました。

上のブログ記事では書かなかったですけど、
ロックダウンもマスクも採用しなかったスウェーデンで上昇が激しいことを見て、

「ワクチンも少し関係あるのかな」

とは思いました。

以下の記事などいくつか記させていただいた、

「ヒトヘルペスウイルス6型の再活性化とうつ病の関係」

を思い出すのです。

 [記事] うつ病……帯状疱疹……
 https://bit.ly/3BdZ95X

それでも、ロックダウンをおこなっていた国でのうつ病増加の最大の原因は、
やはり「人の交流を断ち切ったこと」が大きいとは思います。

2020年9月の以下の記事で、
米ハーバード大学の精神医学研究者の

「社会的つながりが、うつ病からの最も強力な保護因子だとして特定した」

という記事を取り上げています。

 [記事] うつ病を予防する最も強力な因子は「人とのつながり」であることを
 アメリカの研究者たちが最新のデータ解析技術を使用して突き止める
 https://bit.ly/3GHaay2

なお、この記事では、
国際医療福祉大学大学院の和田秀樹教授という方がプレジデントに寄稿した
文書をご紹介しています。以下のようなタイトルの記事でした。

 コロナ死よりはるかに多い「外出自粛死」「経済自粛死」の恐怖 
 「集団的浅慮」が自殺者を量産する (PRESIDENT)
 https://bit.ly/3JloMow

和田教授は、このような「孤立化した社会の状態」を招いたことに対して、
アーヴィング・ジャニスさんというアメリカの実験心理学者による

「集団的浅慮」

という思考パターンを述べていました。

今思いますと、この「集団的浅慮」というのが、
その後の「ワクチン展開」にも見事に現れていました。

集団的浅慮に陥った社会の人々の行動パターンは、
アーヴィング・ジャニスさんによれば、以下のようになるのだそうです。
抜粋です。

(集団的浅慮に陥った社会の人々の行動パターン)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ・集団は完全に正しいと信じるようになる

 ・集団の意見に反対する情報は無視する

 ・ほかの集団はすべて愚かであり、自分たちの敵だと思う

 ・集団内での異論は歓迎されない

 ・異論があっても主張しなくなる

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここまでです。

戦前の映画監督の伊丹万作さんの書かれていたことも思い出します。

 (伊丹万作「戦争責任者の問題」) 
 > たとえば、最も手近な服装の問題にしても、
 > ゲートルを巻かなければ門から一歩も出られないようなこっけいなことにしてしまったのは、
 > 政府でも官庁でもなく、むしろ国民自身だったのである。
 >
 > たまに外出するとき、普通のあり合わせの帽子をかぶって出ると、
 > たちまち国賊を見つけたような憎悪の眼を光らせたのは、
 > だれでもない、親愛なる同胞諸君であったことを私は忘れない。
 https://bit.ly/3BcBQcX

作家の山本七平さんが繰り返し述べていたことも、
アーヴィング・ジャニスさんのいう「集団的浅慮」と同類のものです。

以下は、1973年の『ある異常体験者の偏見』で、
山本七平さんが、当時の「南京大虐殺についての報道」について、
マスコミとそれを受け止める日本の国民に疑問を呈していた部分からの抜粋です。

 (山本七平「ある異常体験者の偏見」より)
 > そして、それが世の常識となる。
 > するともうどうにもならない。
 > 動かすことも、ゆるがすこともできなくなる。
 >
 > すると人びとはその不動の常識によりかかっていた方が楽だから、
 > そこで思考を停止し、他に規定された判断をそのまま自分の判断とし、
 > そしてその常識なるものに反対するものは自分の方から排除してしまう。
 > ひどい時には村八分にしてしまう。
 >
 > 従って事実を知っている者はみな沈黙する。

あるいは、1975年の『私の中の日本軍』で、
世論が「常に一方の方向に進む」ことを見続けて、
以下のように書いています。

 (山本七平「私の中の日本軍」より)
 > いつもながら同じことがくりかえされる
 > ……専門家のデータは無視され、
 > 何やらわけのわからぬ全く無根拠の一方的強弁にすべての人が唱和していくという……。
 > なぜそうなるのであろう。不思議である。

山本七平さんや伊丹万作さんたちは、

「日本人に特有の気質」

というような概念として書かれていましたが、これらのことが、
アメリカ人であるアーヴィング・ジャニスさんのという「集団的浅慮」と
ほぼ同じ概念であることを知りますと、

「人類全体に共通する心理的傾向」

なのだと知ります。

アーヴィング・ジャニスさんがこの言葉を用いたのが、
1950年代だったことを考えますと、

「ずいぶん昔から、人間社会に起きることとして知られていた」

ことのようです。

Wikipedia の「集団的浅慮」 (項目名は「集団思考」)を見ますと、
集団的浅慮の結果として、

「欠陥のある決定の兆候」

というものが並べられていましたが、それを読みますと、
コロナ対策と称して、日本を含めた各国政府がおこなっていたことが
(それが悪意や陰謀でないのだとすれば)

「集団的浅慮の結果としての欠陥のある決定に陥っていた」

ことがわかります。

アーヴィング・ジャニスさんが分析した「欠陥のある決定の兆候」とは
以下のようなものだと書かれています。

 (欠陥のある決定の兆候)

 1. 代替案を充分に精査しない
 2. 目標を充分に精査しない
 3. 採用しようとしている選択肢の危険性を検討しない
 4. いったん否定された代替案は再検討しない
 5. 情報をよく探さない
 6. 手元にある情報の取捨選択に偏向がある
 7. 非常事態に対応する計画を策定できない

 https://bit.ly/3LBDklQ

60年、70年ほど前に心理学者によって確立されていた、
「人間集団が陥りやすい心理的傾向」
が、今回のパンデミックでは、最大の被害と共に展開されていたようです。


しかし一方で、ここに「陰謀的思考」を加えますと、
数十年前に確立されている上に、これは「学問」ですので、
文献、論文などのデータ化できる資料が残っているものとなるはずです。

「入力できるデータ」

です。

最近書いているような「 AI 」というものが、
今の世界の状況に仮に関係しているのだとすれば、
アーヴィング・ジャニスさんが分析したこの「集団的浅慮」は、

「検討する要素のひとつとなっていても不思議ではない」

ように思います。

これが、世界の人類全体が陥りやすい心理学的傾向だとすれば、
全世界を「集団的浅慮による欠陥のある決定」に巻き込むことができる。

何より現実に「欠陥のある決定」が世界を覆い尽くしています。

パンデミックが始まって以来、正しい政策は見たことも聞いたこともない。

ワクチンに対して拒否はせずとも政府が「真剣に検討」した国を見たことがない。

そして、政策決定者だけが間違っているならともかく、
国民が総意で「集団的浅慮による欠陥のある決定」を支持している。

ここに絶望感があります。

第二次大戦中に、日本国民が「集団的浅慮」から抜け出せたのは、
戦争に負けた後でした。

そして、伊丹万作さんに言わせれば、
あるいは、山本七平さんに言わせれば、戦後は今度はまったく転換して、

「戦争中の軍部と軍人を非難していれば、それでいい」

という集団の心理が拡大し、
今度はそこに反するような合理性が入る余地がなくなる。

このような、「集団社会心理の過ち」が繰り返しが行われてきたというのが、
現代史なのだと最近は認識します。

ですので、日本で仮にコロナ規制が終わったとしても、
コロナが5類に下げられたとしても、

「人間としての中枢が変化しなければ、また同じことになる」

と思います。

今度はそれがコロナではないだけです。

しかし、現状としては、
現実として、子どもたちの脳機能の発達の阻害レベルや、
十代の若者たちの認知能力低下レベルは、取り返すことができない可能性もあり、
世界全体で見ても、第二次世界大戦どころではない「人的な被害」が、
現状ですでに出ていると思います。

単なる「歴史上の過ち」とするにはあまりにも大きい。

その一方で、「本当に単なる過ちの積み重ねだったのか」ということもあります。

子どもたちの認知能力、学習能力の著しい低下や、
そして、ワクチンによる多くの人たちの不可逆的な身体の健康の損傷が、
本当に単なる過ちの積み重ねだったのかというのは難しいです。

この第三次世界大戦の構図の現実は今もよくわかりません。

大国と大国の生物戦なのかもしれないですし、
あるいは、AI が人類に仕掛ける上で、

「最もコストパフォーマンスが良い戦争」

がこの方法だったのかしれないですし、
それはわかりません。

わかりませんが、現状で、アフリカの一部の国を除けば、
被害を受けていない国がないわけで、今後の見通しも暗いはずです。

人類社会のほぼ全体が被害を受けている。

コロナ以前にすでに主要国はほぼすべてが、
過去最低級の出産率を更新し続けていた中で、
コロナでさらに下がり、今後はワクチンで劇的に下がるはずです。

子どもさえも今後いなくなっていく。

2020年の段階で、マスクもロックダウンも、
どちらも相当、長い悪影響を残すだろうとは思っていましたが、
最近の子どもの知能低下の数々の報道にしても、
海外のメンタルヘルスの極端な悪化の報道にしても、

「思っていたより早く悪影響が拡大している」

ことがわかります。

仮に「何か」が人類に戦争を仕掛けているのなら、
こんなに迅速に効果が出る戦争はないです。

対費用も対効果もあまりにも完璧であり、
それでもなお、当局も国民も、

「集団的浅慮からはそう簡単には抜け出さない」

はずです。

第二次世界大戦での戦後のような状態が来るまでは、
終わるようには見えません。

以前、2011年に中国が国連の生物兵器委員会へ提出した公式書類について、
アメリカの FOX ニュースが報じていたものをご紹介したことがあります。
昨年 7月の記事です。

 [記事] …中国軍の生物兵器開発の公式資料に思うその現実感
 https://bit.ly/3GI504A

今から 10年以上前に、中国は、「合成生物学」という概念を述べており、

 ・病原体の遺伝子の配列決定と組換え
 ・特定の感受性を持つ人種グループを対象とした遺伝子兵器
 ・病原体を薬剤耐性にすること
 ・ヒトのRNAに干渉すること
 ・生物兵器が、遺伝子治療として標的集団に導入される可能性

などを、国連に「警告」していたのでした。

今回のパンデミックの最初の部分が、
どのようなものだったかは今でも明らかでない部分はありますが、
少なくとも、中国政府自身は「国連に警告していた」ということがあります。

「どこかの国がそういうことをするかもしれない」

と。

つまり、その10年前の時点で、これらの合成生物学は、
「理論的な体系がすでに、少なくともその基本はできていた」
ことになります。

論文があり資料や文献が存在するものとして。

ということは、これらのことも機械に「入力できるデータ」です。

あるいは「機械が集められる情報」です。

さきほどのジャニスさんの心理学にしても、
このような、合成生物学による生物兵器の展開の具体的な方法にしても、
どちらも、

「機械的な入力ができるもの」

です。

それだけではなく、この世にはあらゆる学問があり、
経済学、地政学、栄養学、倫理学、発達医学……あらゆる学問があります。

文書化、データ化されている限り、
機械はそれらの知識と見識をすべて取り入れることができる。

一般的には機械は、結論として「ファジーな答え」は出さないでしょうし、
何より、「集団的浅慮」に陥る心理的傾向を持っていません。

的確に「最高の効果」を導くのが機械だと思います。

繰り返しになるかもしれないですが、
現在の「戦争」の相手が、AI なのか人間の「誰か」なのかはわかりません。

まあただ、どうも世界の混乱と混沌を見ていますと、
少なくとも、欧米社会は「何らかのカオスに陥っている」可能性はあり得そうです。

結局、思いますのは、絶望的な響きとなるかもしれないですが、

「始まったばかりなのだろうな」

と。

ヨーロッパ各国のように、コロナ規制を撤廃したり、
ウェーデンのようにカウントをやめる、ということにより、

「誰がどのくらい亡くなって、何が起きているのかわかりにくくなる」

ということはあるにしても、
現実として、今後もワクチンの影響も含めた死や、
HHVの再活性化を含めた死、
メンタルヘルスのさらなる悪化による死や衰弱、
などは増加していくわけですが、

「何が起きているのか実態がわからない」

という中で、今年は進んでいくのですかね。



《ワクチンmRNAの寿命》

話はかわりますが、mRNAコロナワクチンというものは、
その mRNA が体内でスパイクタンパク質を作るわけですが、

「その寿命」

についてはよくわかっていませんでした。

ワクチンの mRNA は配列を組み換えられていまして、
生産されるスパイクタンパク質は大変に強化されているのですが、
普通の mRNA というのは、短時間で消えてしまうものです。

これについて、マサチューセッツ工科大学のステファニー・セネフ博士は、
メルコラ博士との対談で以下のように述べていました。

 > 通常、体内の酵素はその RNA を分解してしまいます。
  本来の体内の RNA は非常に壊れやすいのですが、
  PEG(ポリエチレングリコール)を入れてそれを頑丈にしています。

また、配列を変えることにより、
生産されるスパイクタンパク質を頑丈にしています。

このあたりは、以下の記事に対談を載せています。

 [記事] 遺伝子コロナワクチンのさまざまな害についての
 「完全に科学的な側面から見たメカニズム」を、
 アメリカの三人の医学者と科学者が語ったその内容
 https://bit.ly/3BfWskg

この「体内で mRNA が長い時間遊離している」
ということ自体があまりいい状態ではないと思いますが、しかし、
どのくらい mRNA が分解されないで残るのかということはわかりませんでした。

最近、米スタンフォード大学の研究者たちが、この研究を行い、

「 mRNA が体内で数ヶ月間残っている」

ことを突き止めました。

正確には、8週間と書かれてありますが、これは「研究期間の時間枠」であり、

「少なくとも 8週間」

ということで、それ以上の可能性が高いです。

以下に論文があります。

 「ヒトSARS-CoV-2感染およびワクチン接種における免疫刷り込み、
 変異体認識の幅、および胚中心応答」
 https://bit.ly/3rJF6tf

内容はとても難しいのですけれど、
冒頭の「ハイライト」には以下のようにあります。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「ハイライト」

・ワクチン接種は、SARS-CoV-2 感染よりも変異型 RBD(受容体結合ドメイン:スパイクたんぱく質の中で、人体の細胞の表面に最初に触れる部分) のより広範な IgG (免疫グロブリンG:血液や細胞外液に含まれる主な種類の抗体で、体組織への感染を制御することができる。IgGは、ウイルス、細菌、真菌などの多くの種類の病原体と結合することで、体を感染から保護する)結合をもたらす

・最初の抗原曝露からの刷り込みは、ウイルス変異体に対する IgG 応答を変化させる

・mRNAワクチン接種者のリンパ節の組織学は、豊富な GC (胚中心:免疫応答の際に脾臓やリンパ節などの免疫組織に形成される微小な構造)を示している

・ワクチンスパイク抗原と mRNA は、リンパ節 GC (胚中心)で数週間持続する

━━━━━━━━━━━━━━━━━━

なぜ、こんなことを知りたいかというと、接種した場合もそうですけれど、
今でもなお、読者様から、

「シェディングで苦しんでいる」

とおっしゃられる方がいらっしゃいまして、
特に治療や接客をされるような人々では、
いまだに伝播は続いているようで、
三回目の接種が拡大する中で、目安があるといいのかなと。

まあ、そのシェディングの伝播が、スパイクタンパク質だけであるのか、
mRNA も含むのかは未だに曖昧ではあるのですが(おそらくは両方)、
どちらであっても、

「(相手の)体内に mRNA がある限りはスパイクタンパク質は作られ続ける」
わけですので、その「期間」ですね。

一般の mRNA が数日とかそういう期間で分解されてしまうのに対して、
「数ヶ月体内に存在する」
ことがわかったということになります。

ですので、水ワクチン問題はここでは置いておいて、
通常にスパイクタンパク質を生産する mRNA が含まれているワクチンの場合、

「最低でも 2ヵ月から 3ヵ月はスパイクタンパク質の生産が持続する」

ことになります。

もちろんもっと長く残るのかもしれないですし、
それは今後の研究次第だと思われます。

ですので、直後のいわゆる副反応というように言われているものとは関係なく、
「少なくとも 3ヵ月くらいは常にスパイクタンパク質からの直接の副作用、後遺症のリスクがある」
ということになるのかもしれません。

そして、この数ヶ月という単位にわたり、
ワクチン接種時と同じ mRNA が常に体内に残存していると考えますと、
どうもこう、
逆転写の可能性が高くなる」逆転写:DNA は DNA自身の複製によって合成され、遺伝情報は DNA から RNA への転写によって一方向にのみなされると考えられていた(セントラルドグマ)が、逆転写酵素(reverse transcriptase)の発見により遺伝情報は RNA から DNA へも伝達されうることが明らかとなっている)

コロナの逆転写、すなわち、 RNA がヒトDNA に統合されることについては、
以下の記事で、米マサチューセッツ工科大学の論文をご紹介しています。

 [記事] マサチューセッツ工科大学の研究者たちが
 「新型コロナウイルスの RNA がヒトDNA に統合される」ことを完全に突き止める
 https://bit.ly/3HNaoF2

ここでご紹介した記事の冒頭は以下のようなものでした。

 (米国科学アカデミー紀要に掲載された論文ょ紹介した記事より)
 > マサチューセッツ工科大学、アメリカ国立がん研究所、
 > そして、ホワイトヘッド生物医学研究所の研究者たちが、
 > SARS-CoV-2 遺伝子がヒト宿主 DNA に統合することができるという、
 > これまで論争の的となっていた主張を裏付けるさらなる証拠を発見した。

とありまして、そして記事の締めは、

 > 今回の研究結果は、ファイザー社とモデルナ社の両社による
 > mRNA ベースの新型コロナワクチンに大きな影響を及ぼすはずだ。

となっていましたが、これはつまり、
「ワクチン mRNA もヒトの DNA に結合する可能性が出てきた」
ということをあらわしています。

この記事は、昨年 5月の記事なんですが、その中で私は、

 > 日本でもすでに「 300万人」が接種されている。

と書いています。
まだそういう時期だったんですね。ほんの 9ヵ月くらい前ですよ。


今は「もうすぐ 1億人」です。

いずれにしましても、これだけの人数の人々が接種していて、
もちろん何度か記していますように、濃度にはロットにより差がありますが、
たとえば、5分の1とか 6分の1のロットに、
十分な濃度の完全な mRNA が含まれているとしても数千万人です。

その mRNA は、最低で数ヶ月分解されない。

このような試行が繰り返されていれば、「偶然」にしても何にしても、
「逆転写が起こらないと考えるほうがおかしい」
とは思います。

DNA に ワクチン mRNA (組換え遺伝子)が統合されち人たちが、
すでにたくさんいると私は思っています。

そういう人たちがどういうようなことになるのかということについては、
以前は、長く副作用や後遺症が続くのだろうな程度に思っていたのですが、

「それだけではないのでは?」

というようにかなり前から思っているのですが、
このあたりは難しすぎて考えは止まったままです。

もともと自然のコロナ(自然のコロナといっても自然由来ではないですが)は、
先ほどのマサチューセッツ工科大学の研究では、
「レトロトランスポゾンと呼ばれる遺伝的特徴が見い出されている」

のですが、レトロトランスポゾンとは、レトロトランスポゾン:自分自身を RNA に複写した後、逆転写酵素によって DNA に複写し返されることで移動、つまり「転移」する。因子のコピー数が急速に増加するため、ゲノムサイズが大幅に増大する。遺伝子近傍もしくは遺伝子内への DNA 配列挿入がされることで突然変異が起こりうる。その上、レトロトランスポゾンにより引き起こされる突然変異は、挿入部位での配列が複製機構による転移の際に保持されるので、比較的に安定である )

「自分自身を RNA に複写した後、逆転写酵素によって DNA に複写し返されることで転移する」
という概念であり、もともとコロナは逆転写しやすいもののようなんです。

しかし、このあたりは本当に難しい概念で、
曖昧にいろいろと考えることはできても、私には具体的には難しいです。

そういえば、最近、英ケンブリッジ大学とチェコの大学の共同研究で、
「コロナワクチンには、隠れた遺伝子と不要な遺伝子が存在する可能性がある」

ということが論文で発表されていました。

以下にあります。

 「DNA / RNAワクチンには隠された遺伝子が存在するのか?」
 https://bit.ly/3rGlhmo

紹介していた、タイランド・メディカルニュースは以下です。
 https://bit.ly/3uGzWjq

これはさらにとても難しいのですけれど、
不純物が入っているとか、そういうことではなく、本当に複雑な話で、
オープンリーディングフレームという「タンパクに翻訳可能な遺伝子配列」と、
スパイクタンパク質の配列(?)に重複(?)しているだかの部分があり、
それらは、
「望ましくないタンパク質を作り出す可能性がある」

ものなのだそうです。

いやまあ、ほとんど理解していないのですが(苦笑)。

以前、日本人科学者の荒川央さんの note 記事を
以下の記事でご紹介したことがありました。

 [記事] 戦時下に、日本人の専門家のワクチン遺伝子配列の分析を読んで知る
 「スパイクタンパク質の産生を止める術がない」こと。そして未知のタンパク…
 https://indeep.jp/brakeless-rna-vaccine/

そこに以下のような部分がありました。

 (荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より)
 >開始コドンのメチオニンから終末端付近の翻訳停止シグナルまで
 >1295アミノ酸のオープンリーディングフレームが取れます。
 >
 >終始コドンは通常1/20の割合でできますので、
 >偶然ではこのように長いタンパクの読み枠は取れません。
 >
 >これは本当に偶然の産物なのでしょうか。
 >
 >ではこのタンパクは何なのでしょうか?
 >遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。
 >
 >今の所機能は不明です。無害かもしれませんし有害かもしれません。
 >
 >完全長のRNAワクチンがゲノムに取り込まれる人の割合が実際にどれくらいになるのか。
 >それは現時点では分かりません。
 >
 >その中にはこの未知のタンパクを生産している人も出てくるかもしれません。
 >これも壮大な人体実験になります。
https://bit.ly/3GIV2Qo

配列からは、ファイザー社ワクチンの配列は、
「未知のタンパクを作り出す可能性」
が見出されるようであり、
そして、先ほどの英ケンブリッジ大学の研究論文は、
ファイザー社ワクチンとモデルナ社ワクチンが、
荒川央さんが見出したのとは、おそらく異なる観点から、
「望ましくないタンパク質を作り出す」
という可能性に言及しているものでした。

なんかこう、これらのワクチンには、
それが、過ちなのか意図的なのかはともかく、
「奇妙なタンパク質を人の体内に作り出そうとする」
という性質があるようなんですね。

それがどんな影響となるかはわかりようがないですが、
時間の経過と共に、
「何か妙なこと」
が社会全体で露見してくるかもしれません。

それが病気の出現なのか、
そうではない他の何かの変化なのかわからないですが、
まだまだ不穏な出来事は続くような気がします。



そういえば、話はかわりますけれど、以前、11月26日のメルマガ 170号で、
シュタイナー系の方が書かれたと思われるイタリアの小冊子について、
少しふれたことがあります。

そこでご紹介させていただいたのは、ドイツの自然研究者である
トーマス・メイヤーという方の著作に関する記事で、
以下のような始まりでした。

イタリアのサイトより
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「接種が魂と精神に及ぼす影響」
 https://bit.ly/3DTYuY9

精神科学界の多くの人々もまたコロナウイルスの予防接種を受け続けている。

彼らは自分自身の身体的な健康へのリスクを評価はしたのかもしれないが、
自らの精神的な結果までは考慮しなかったと思われる。

当初、ワクチン接種の精神性への影響は何も知られていなかった。

しかし、ドイツの自然研究者であるトーマス・メイヤー氏の最近の著書
『コロナウイルスに対する接種への、精神的な観点からの、魂、精神、死後の世界への影響』
に示されているように、ワクチンが精神性に影響する懸念の原因があり、
メイヤー氏は明らかにその研究報告に、
ワクチン接種の効果を、魂と精神への影響だけでなく、
「死後の人生についても影響を与える」
としている。

この著作のために、メイヤー氏は多くのセラピストたちと
50人以上の透視能力者たちの経験を集めた。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ここまでです。

それで、ここで紹介されている冊子そのものについては、
イタリア語であることなども含めて、読んではいなかったのですが、
以下のようなタイトルの冊子でした。

 Inoculazioni contro il Coronavirus dal punto di spirituale,
 loro effetti su anima, spirito e vita dopo la morte
 (精神的な観点からのコロナウイルスに対する接種、  死後の魂、精神、人生への影響)

そうしましたら、先日、読者様からメールをいただきまして、
この著作について、日本語に翻訳して、
紹介して下さっているブログ記事があることを教えていただきました。

シュタイナー関係ということもあり、難解ではありますが、
冊子の翻訳を含めて、日本語で丁寧に説明して下さっているものであり、
リンク先だけでも、ご紹介させていただこうと思いました。

以下の3記事です。

 ・コロナ・ワクチン - 霊的観点から 1
 https://bit.ly/3HEMdsk

 ・コロナ・ワクチン - 霊的観点から 2
 https://bit.ly/3rxSgsY

 ・コロナ・ワクチン - 霊的観点から 3
 https://bit.ly/3rxktA7

また無用に長くなりそうですので、
いったんこのあたりまでとさせていただきます。



今回も何だか統一性がないものとなってしまいました。



そういえば、先日、家の近くにある小さなモツ焼き屋さんの扉に、
「ワクチン接種証明提示お願いします」
と書かれていて、
「俺はここにも入れなくなっちゃったのかよ」と苦笑しました。

以前たまに行っていたお店で、
テーブル4つだけの小さなモツ焼き屋さんです。

しかし苦笑すると共に「店主は自分で首締めてないか?」とも思いました。

なんだか周囲の居酒屋さんの多くは、もうモチベーションがなくなっているのか、
蔓延なんとかが出て、すぐに時短ではなく、店を閉めていました。


たくさんの店がずっと閉まったままです。

これだと、もう常連さんとかも離れていくと思い、
社会がどうなろうと、元のようになるのは難しそうです。

駅の近くにあった1階から3階まで女性が接待する飲み屋さんだったビルは、
全階が空になって、入居者募集の紙が貼られていました。

「あれらの店、全部やめたのか」と驚きましたが、
今の状況で新しい店が入るとも思えず、ビルのオーナーさんも大変そうです。

日常の破壊は続いています。

元に戻ることがあるかというと、疑問に感じます。

皆様も健康にお過ごし下さい。

何か有益な情報等ありましたら、号外等でお知らせさせていただきます。

失礼いたします。


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岡 靖洋

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