「粡町通りを花で飾ろう」、2年ぶり [宮内]
県内サクランボに霜害 10~11日の低温が影響し全域で発生
10~11日にかけて低温となった影響で霜が降り、サクランボの雌しべが凍って枯死する霜害が県内全域で発生したことが13日、県の調査で分かった。開花を控えたこの時季は最も被害に遭いやすく、枯死率が8割に上る園地もあった。県やJAは同日、主産地を回って被害状況を確認するとともに、今後の結実対策の徹底を呼び掛けた。
地域気象観測システム(アメダス)によると、10~11日の最低気温は山形で氷点下1度、東根で同3.5度だった。県の被害調査では、主力品種「佐藤錦」の枯死率は2~6割程度、より生育の早い県奨励品種「紅秀峰」は4~8割程度となっている。
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霜害、朝日特産「ふじ」や庄内の柿にも 県、着果管理の徹底呼び掛け
気温が低い日が続いた影響で県内では霜害が広がり、これまで確認されたサクランボに加え、リンゴなどの果樹にも及んでいることが16日、県などの調査で分かった。朝日町では特産の「ふじ」の被害が多数確認されており、生産者は危機感を強めている。サクランボと同様に、今後の対策が結実に向けて大切になることから、県は管理の徹底を呼び掛けている。
県によると、被害が確認されているのはサクランボやリンゴ、庄内の柿。リンゴはサクランボと同じで、つぼみに霜が当たると雌しべが凍って枯死し、実を付けなくなる。「ふじ」の満開期は平年だと5月上旬だが、今季は気温が高かった影響で生育が早まっており、霜害に遭いやすくなっているという。 ・・・・・・・
県置賜総合支庁農業技術普及課によると、置賜地方でも一部地域で「ふじ」の雌しべが枯死する霜害が確認されている。
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