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新・mespesadoさん講義(27)頭脳・感覚の全解放によって中国に相対せよ! [mespesado理論]

「中国とどう関わるか」は、今後の日本にとっての根本課題と考えます。

《中国人がいくら悪いことをしたと言ったって、高が知れている。アメリカの政府高官や議員(政治家)たちをお金で買収したとか、ハニートラップを仕掛けたとかだ。/中国人の悪人像の象徴であるフー・マンチューみたいなハゲでデブの大男の東洋人が裏から指令をしていたとか、エブスタイン島を動かしていたという話は出ない。今の中国共産党を超える以上の、強い力というのは無い。独裁体制が公然と表に出ている分だけ中国は正直だ。裏に隠れた蔭の集団などいない。ただし、プーチンや習近平たちでも恐れる世界ディープ・ステイトのネットワークはあるようである。》(副島隆彦『裏切られたトランプ革命』p148) 《中国の開発力は、すでに日本を超えている。中国が作れて、日本が作れないものの方が多くなっている。》田中宇「★米国側が自滅する米中分離」) 日本は卑劣で熾烈な二位潰しを食らった三十年だったが、中国は米国の単細胞なやり口に手練手管と14億馬力をフルに全開して華麗に抜き去り、それでも手綱を緩めず内陸の貧乏人達を豊かにすべく角栄顔負けの大陸改造論に邁進している訳で、二位潰しと金融詐欺しかできない米国などアウトオブ眼中なのである。 》ポスト英米時代) 中国には一億人の早慶レベルと一千万人の東大レベルがいて、彼らが日夜凌ぎを削っている訳で、鬼畜米英ラエルの難攻不落と思われた権力ピラミッドの構成員の頭脳を質と量で遥かに凌ぐ権力闘争が繰り広げられている訳で、彼らの前ではタルムードもサンヘドリンもシオニズムのシオニストも馬鹿の戯言にしか映らず、三角チョコのようなバベルの塔をすっぽり包むような虫網を作って襲いかかっている訳で、我々が連中の巨大な力に恐れおののいているのとは大違いで、人工知能を使いこなすのも偽ユダヤではなく中国である。/従って、ゲイツの毒ワクチンによる人口削減計画は中国の人海戦術の前に頓挫する。》 ポスト米英時代) 《「中国、つ(強)えー」、「中国は、これからは、もう黙らない。打たれっぱなしではない」「中国が、世界に向かって、自分の方が、アメリカよりも、もう、上だ。自分の方が、もう強い。世界中の多くの国々が、中国の言うことを聞く」と、宣言している。》(「世界の最先端で何が起きているか(アラスカ米中会談)」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2021-03-31

一昨年、長白山(白頭山)に登ってきました。→「白頭山(長白山)行」https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2019-12-31。中国の底知れぬエネルギーを体感してきました。上の文章、いずれも体でわかります。では、頭をどう整理すればいいのか。今回のmespesadoさん発言はそこに応えてくれます。今の中国は、経済力も軍事力も日本を圧倒しています。つまり中国が本気を出せば、日本など赤子の手を捻るようなもの。それなのに手を出していない理由は、国際的に「日本を侵略する大義名分が無い」ことと「日本を侵略するデメリットの方が大きい」というだけの、非常に危うい理由によるような気がします。ですから、前者は、もし日本が欧米諸国と一緒になって中国に批判的な行動を取れば、「日本を侵略する大義名分」ができてしまうし、それから後者のデメリットとは、日本の技術が欲しいことなので、もしこのまま日本が緊縮財政によって技術を失ってしまえば、中国にとって、日本を存在させておく必要性も無くなってしまう。これらが実現してしまうことこそが、日本の真の軍事的な危機だと思うのです。》日本の危うい立場が見えてきます。だからといって縮こまってしまうのではない。ではどうしたらよいかというと、表向きは「友好」を前面に出し、舞台裏で対外軍事力を増強する、という、まあ軍事外交の原点に立つことと、日本の技術について、流出を防ぐ、などという消極的な行為を重視するんじゃなくて、日本古来からの「匠の精神(=飯山さんが言っていたような、乳酸菌培養はなぜか日本人にしかうまくいかない、というアレ)」を維持したまま技術革新の最先端に立つこと。》日本人ならなんなくできてしまう豆乳ヨーグルトが中国人にはできないという。身近に中国からの嫁さんがいますが、なんともいえない感覚のズレ、決して交わるとは思えない。中国がいかに力をつけようとも、その微妙な感覚のズレによって日本は中国に対して存在意義を失わない。それにつけても緊縮財政をやめて積極財政に転換すること》によって日本人の頭脳・感覚の全解放を果たさねばなりません。

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207:mespesado :2021/04/07 (Wed) 08:06:00
 亀さんの最新エントリーである↓
政治と政治家を糺す会 02
http://toneri2672.blog.fc2.com/blog-entry-1871.html

で紹介されてるFreeman氏の動画↓
https://youtu.be/EzFnRuNBcLQ
【日本】公明党・山口那津男「一帯一路の理念に賛同し協力しあいたい」

を見て思ったのだけれど、対中国の外交と防衛について、山口那津男、鳩山由紀夫、福田康夫の媚中派ぶりは確かに有害なのだけれど、これに対するFreeman氏の指摘である「どうして日本は対中制裁に加わらないのか」という点ではちょっとした疑問を感じています。

 というのは、今の中国は、経済力も軍事力も日本を圧倒しています。つまり中国が本気を出せば、日本など赤子の手を捻るようなもの。それなのに手を出していない理由は、国際的に「日本を侵略する大義名分が無い」ことと「日本を侵略するデメリットの方が大きい」というだけの、非常に危うい理由によるような気がします。ですから、前者は、もし日本が欧米諸国と一緒になって中国に批判的な行動を取れば、「日本を侵略する大義名分」ができてしまうし、それから後者のデメリットとは、日本の技術が欲しいことなので、もしこのまま日本が緊縮財政によって技術を失ってしまえば、中国にとって、日本を存在させておく必要性も無くなってしまう。これらが実現してしまうことこそが、日本の真の軍事的な危機だと思うのです。
 ではどうしたらよいかというと、表向きは「友好」を前面に出し、舞台裏で対外軍事力を増強する、という、まあ軍事外交の原点に立つことと、日本の技術について、流出を防ぐ、などという消極的な行為を重視するんじゃなくて、日本古来からの「匠の精神(=飯山さんが言っていたような、乳酸菌培養はなぜか日本人にしかうまくいかない、というアレ)」を維持したまま技術革新の最先端に立つこと。これは中国に日本を必要とさせることにも、最先端の国防技術の開発にも繋がります。そして、これらを実行するためには緊縮財政をやめて積極財政に転換することが必須ですが、それは正しい貨幣観を持つ、というたった一つの気付きがあれば十分です。そしてもう一つ大切なのは、「司令塔の立場にある人が賢くなること」。そもそも政府が正しい貨幣観を持たないのは、司令塔がアホだからです。そして、司令塔を構成するブレインが、みな「秀才型」であって、「天才型」、というか、自分の頭でモノを考える能力を持つことの重要性に気付いていないこと。日本のAIの水準は意外にも世界最先端のレベルにあるというし、学術分野でもノーベル賞の常連だし、岡潔も輩出しているし、頭脳という資源そのものは十分過ぎるほどあるのに、なぜその賢さが政治に反映しないのか?
 戦前はそうでもなかったことを考えると、敗戦と同時に「民主主義」をまるごと「輸入」したことが原因かもしれませんね。これと日本人の「おしん根性」も密接に絡んでいるような気もするけれど、戦前は戦前で、無理やり「明治維新」によって体制を変更したことの弊害も最近は注目されていて、まだよくわからないけれど、こういった根深い体質こそが真の問題点であり、単に政治家集団から媚中派を排除すれば解決するという単純な話ではないことだけは間違いないでしょう。

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めい

◎まさかの逆転、日本の技術はなぜ中国に抜かれたのか
3/29(月) 6:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/657fcb7fe11e45fd26ed7b359b1cd7e2fc330753?page=1
(花園 祐:上海在住ジャーナリスト)

 2012年頃のことです。筆者は、日本と中国の製造業における技術格差について、周りの人によく次のようなことを口にしていました。「日本と中国の技術格差は2000年頃が100:1だとすると、今は10:1程度にまで縮まっている。今後、この差はさらに縮まっていくだろう」
 そうした考えから、日系企業関係者に会うと「今なら日系企業が保有する技術や特許には中国企業の買い手がつくはず。それらはまとめて売却し、そのお金で新規事業に投資した方がいい」と勧めていました。
 あれから約10年が経った現在、当時は買い手がついたであろう日系企業の特許や技術を買いたいと思う中国企業は、もうないでしょう。  また日本と中国の技術格差も、10:1どころではなく、現場労働者の能力から先端産業技術まで今や中国の方が日本を上回っているのではないかと筆者はみています。
 一体なぜ日本と中国の技術力は逆転してしまったのか。その背景と原因を考えてみたいと思います。

■ 家電はほぼ全滅、工作機械も黄信号  
最初に、現在日本が国際市場において置かれている立場を主要な製造産業ごとにみていきましょう。
 まず、かつては自動車産業と並んで花形だった家電産業は、完全に中国系に敗北してしまいました。東芝をはじめ既に多くの家電メーカーは家電事業を中国企業に売却しており、パソコン事業も大半が中国系の資本に収まっています。
 携帯電話に至っては、ソニーがまだ頑張ってはいるものの、国際市場における販売台数では中国系に遠く及ばず、国際競争力はまったくかなわない状況です。
 一方、デジカメはキヤノン、ニコン、ソニーの日系御三家がいまだ圧倒的な国際競争力を維持してはいます。しかし、スマートフォン搭載カメラに押され、カメラ市場自体が縮小しているのが現状です。競争力があるとはいえ、その先行きは厳しいと言わざるを得ません。
 日本の製造業を陰で支えてきた産業用ロボットをはじめとする工作機械産業については、現状はまだ日本が優位に立っているように見えます。しかし現在、この分野は中国が国を挙げて強化に取り組んでおり、技術力もここ数年で目覚ましく高まってきています。今のペースが続くようであれば、この分野でも遅かれ早かれ日本は中国に追い抜かれる可能性が高いでしょう。

■ 頼りは自動車、素材系産業だが・・・  
 逆に日本が中国に対していまだに強い優位性を持っている産業としては、日本のお家芸ともいうべき自動車と、化学品原材料をはじめとする素材系産業が挙げられます。
 特に地道な基礎開発と品質管理がものを言う素材系産業分野は、中国系企業が明らかに苦手としていている分野です。中国政府がどうテコ入れしても、あと10年は確実に日本の後塵を拝し続けることになるだろうと筆者は見ています。
 一方、自動車産業は、今後の電気自動車(EV)化の進展によっては劇的な技術革新が起こり、既存技術が一気に陳腐化する恐れがあります。特にEVのコアともいえる電池技術に関してはすでに中国がリードしています。日本の自動車産業がこのまま今の優位を保てると断言することは決してできません。

■ 産業育成における官僚の差  
では、なぜ日中の技術力格差が急速に縮まり、一部分野においては逆転を許してしまったのか。様々な原因がありますが、その中から筆者が特に大きかったと感じる2つの原因を挙げてみたいと思います。
 1つは産業育成の差。もう1つは日本の改善主義の弊害です。
 産業育成の差から説明すると、これはある意味“官僚の差”であると言い換えられるかもしれません。中国の官僚は理系出身者が多く、ITを含む各産業の構造や技術について一定の知識を備えた人物が少なくありません。そうした背景からか、中国政府の産業支援策や優先強化対象とする技術の選定などはどれも理に適っており、筆者もしばしば感心させられます。
 逆に日本では、産業支援策というと、ひたすら中小企業の支援に力を注ぎ込みます。先端技術や特定分野に対する強化指導方針なども見えづらく、そうした方面の研究開発について政府は大手民間企業に丸投げしているようにも見えます。そもそもパソコンにもろくに触ったことがない人がIT担当大臣になるなど、政治家の技術への理解の程度、関心が低すぎることも問題でしょう。

■ 新規事業の投資に躊躇する日本企業
 次は、改善主義の弊害についてです。
 筆者が見る限り、日本の製造業系企業は、既存技術の改善は得意とするものの、新規技術を企画してゼロから立ち上げることは苦手としているようです。技術者と話していても、既存工程の改善はこれでもかというくらい熱心に行いますが、普段あまり取り扱わない製品や、新規技術の取り込みとなると途端にやる気をなくす人が多いように感じられます。
 大手メーカーの間では、2000年代中盤に「選択と集中」が流行ってから、競争力のある既存事業に投資を集中する一方、新規事業への投資は控える傾向がありました。その結果、製造業の経営は短期的に持ち直したものの、国際競争力は低下していくことになりました。逆に中国はこの間、ドローンやEV、AI、5Gといった新技術や産業への投資を活発に行ってきました。
 日系企業の改善主義が決して悪いというわけではありません。しかし改善を重視するあまり、新規分野の開拓や投資が疎かになったことは否めません。こうした新規技術分野への挑戦意識の差が、今日の日中の技術格差の大きな要因になっているように思われます。

■ 日本はどの分野の技術を強くしていくべきか
 最後に、日本は今後どの分野の技術を高めるべきかについて少し付け加えたいと思います。
 大前提として、日本は国家としてどの分野を強化すべきかを、きちんと最新技術に精通した専門家を招いて審議する必要があります。これまでは、技術に疎い政治家が、環境や再生エネルギーなど耳障りの良い分野の技術ばかりを支援対象に選び、市場の混乱を招いてきました。単純に「世界で稼げる技術」を支援対象とすべきでしょう。
 その上で、中国が力を入れている分野を避けることも1つの手ではないかと思います。広い分野で下手に張り合うよりは、中国がノーマークで盲点となっている部分をピンポイントで攻め、日本がその分野を押さえる戦略の方がより現実的であるように思います。
 それだけに育成分野の選定は非常に重要となってきます。日本が今後どんな技術で稼いでいくか、官民を問わず活発な議論が行われることを期待しています。
花園 祐
by めい (2021-04-12 16:40) 

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