謹賀新年 [日記、雑感]
昨日は2時から大祓式、そして直会。十分なソーシャルディスタンスなので会話が聞き取りにくいのがつらい。一旦家に戻って午前0時からの元旦祈祷に備えます。
夏の風鈴で若い人を惹きつけた熊野大社、今年の冬、風ぐるまがいっぱい飾ってありました。テーマは「風花」、風ぐるまは職員の手づくりとのこと。”コロナを吹き飛ばせ”の意?
今年の除夜の鐘は職員がひとりで撞きました。一人ずつのこれまでの除夜の鐘と違ってだいぶ速いテンポでした。参拝者も例年の半分以下。若い人がほとんどで、町の人の多くは控えた感じです。篝火もなく食べものの店も全部自粛ということで、初飴の店もなかった。なんともさびしい年明けの様子でした。
1時15分ぐらいの境内です。↓
拝殿東の提灯に灯が入っていました。「宥明上人顕彰」の一張がありました。雪解けとともに金山の龍口神社があった場所に、宥明上人と長南年恵刀自の顕彰社建設が遠来飛騨の匠によって始まります。→「宮内の歴史」ということで、語りたかったこと(1)龍口神社https://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-10-18
帰途、宝積坊の電気が煌々と点いているのに気づいて大日如来様を参拝したくなりました。熊野大社参拝の折は用意したお賽銭はすべて空にして帰るのですが、初飴の店がなかったこともあって、この日は残っていたこともあります。熊野大社にあったものが明治の廃仏毀釈の折宝積坊に移されたという石の仏像です。丈1.5mぐらいでしょうか。なんとなく、大きな石像があるとだけ思っていたのでしたが、あらためて拝すると、実にいいお顔の仏さまでした。
暮れの「第三の道」の気づきがあったせいもあり、伸びやかな気持ちになれた初詣でした。
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