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ハイジアパーク、優先交渉権者に奥山氏 [議会]

山新ハイジア11.21.jpg20日の全員協議会で、ハイジアパーク譲渡に関する件の報告と、赤湯の旧市民会館跡に建設予定の新温浴施設整備計画概要の提示があった。

ハイジアパーク譲渡について商工観光課長、(株)Ken Okuyama DESIGN様(以下KOD)を今後お話を進めてゆくお相手として決定をいたしました。・・・昨年度から関心を持っていただいている方々、さらにはお問い合わせいただいた方々、合わせて10の事業者の方々に募集要項をお渡しした経過があります。9月28日の現地説明会の参加は2事業者。うち一つの事業者は、説明会の後、自分のところでは難しいとのことで辞退とのことだった。募集期間は10月30日までで、お申込みいただいた事業者は1社、(株)Ken Okuyama DESIGN様でございました。審査会は副市長をトップに10名で構成しているが、11月4日に第一回審査会を開催して、ご提案いただいた事業内容の確認を行いました。11月6日には第2回審査会を開催、KOD様からお越しいただいてプレゼンテーションを行っていただいた。そのプレゼンテーションの後に審査会を開催、審査会としてKOD様を優先交渉権者に決定した。その後審査結果を市長に報告して、南陽市としてKOD様を優先交渉権者に決定して、本日通知を行う予定になってございます。なお、KOD様の方からは、今後様々検討する時間、精査する時間をいただきたい、一定の猶予期間の確保をお願いしたいとのお話がございますので、今後話し合いがうまく進んだとしても、当初想定していたスケジュール、基本協定の12月およびそれ以降の日程についても後ろにずれ込む可能性があることも報告させていただきます。なお、これから様々なお話合いをすることになりますので、提案あった事業計画の内容等については、現段階では非公開の取り扱いとさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。今後、進捗状況等報告させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。》

以下、この件についての質疑。

〇内容については非公開ということなので、その内容を聞いた時の市長と副市長の印象は?→市長《まずはKOD様からご応募いただいたことは大変嬉しく思ったところでございます。そしてまた内容につきましても、今後の営業の継続性をしっかり考えられた、やはり第三セクターでは思いつかないやり方である、という風に感じ入ったところでございました。》副市長《プロポーザルの説明、審査全て立会いさせていただきました。印象としては市長の通りなんですが、やはりコロナ禍という厳しい環境の中でこういった提案、もしくは協議ができるかということが私としてはちょっと不安だったのでしたが、結構積極的な投資ということで捉えさせていただいたところです。》
〇3月いっぱいで第三セクターやめますという市長の考えだが、猶予期間というのはどのぐらいなのか?→課長《2,3ヶ月程度で、目安としては2月の末までという話をいただいています。》
〇プレゼンテーションの中身についてはいつ公表なるのか?→課長《現時点では非公開の取り扱いだが、今後、たとえば基本協定とかの時点では、ある程度わかったことについて公開できる部分もあると思うので、それについては公表させていただいていく。》

全員協議会前の情報では、奥山氏側に「名前を出すのを控えてほしい」との意向があったようで、最終決断についてのためらいが大きいのではと心配もしたのだが、この日の全員協議会、冒頭の市長挨拶で(株)Ken Okuyama DESIGNの名前が出たことでまずは「よかった」と思えた。その内容についてはまだわからないが、市長の《第三セクターでは思いつかないやり方》との発言から、奥山氏独自の発想が盛り込まれたプランであることが期待できそう。ただコロナ騒ぎで先行きが見えない中、結構な投資額(5億?)ともなるはずのこの事業、果たして最終決断にまで至るかどうかはまだまだ心配。あくまで公的施設として「最終的セーフティネットの拠点」として考えられないかという、当初の私なりの考えもあるがハイジア問題、「誘客」発想はムリhttps://oshosina2.blog.ss-blog.jp/2020-07-20-2、ハイジアパークが息を吹き返し、眠ったままでいた持ち味を思いっきり発揮してくれるようになることを切に願う。


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めい

白岩市長のFBから。

      * * * * *

白岩 孝夫
10時間前 ·
【ハイジアの優先交渉権者決定など】
本日、南陽市議会第4回臨時会、その後議員全員協議会が開催され、その際に報告したことについてお知らせします。
ハイジアパーク南陽の譲渡先プロポーザル方式公募について、1件の応募があり、応募者のプレゼンテーションを受け審査した結果、本日、株式会社KEN OKUYAMA DESIGN(ケン オクヤマ デザイン)様を優先交渉権者と決定しました。ご応募に感謝致します。これから交渉が始まりますが、投資額が大きく期間的な猶予がほしいとのご希望に応じ、予定よりも交渉期間を長くすることとしましたので、結論は2月又は3月になろうかと思われます。今後、誠心誠意、お話し合いをさせていただきたいと思います。
次に、新温浴施設の整備計画概要を議会にお示ししました。既存の公衆浴場は耐震性能が低く、改修しても長期間の使用が難しいこと、利用者の減少により赤字となっており管理コストの低減を図る必要があることなどから、あずま湯、とわの湯、老人いこいの家、温泉事務所の4施設を旧市民会館跡地に統合整備する計画です。これにより総面積が7割程度に圧縮されますが、浴槽の大きさはあずま湯やとわの湯のおよそ倍の大きさとなります。新温浴施設の入湯料は一回券は300円ですが、毎日お入りになる高齢の方の負担を軽減するため、2ヶ月間の65歳以上市民パスを設け、一回当たり133円で入れるよう考えています。また従来から課題だった駐車場不足、バリアフリー対応も解決できます。
詳しくは市報等でも随時お知らせして参ります。

by めい (2020-11-21 06:05) 

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