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舟山やすえ氏・はが道也氏国政報告会① 新産業創出 [舟山やすえ]

舟山・はが国政報告会.jpg11月1日2時シェルター小ホールで「舟山やすえ氏・はが道也氏国政報告会」。休憩なしで2時間以上の会だったが、中身の詰まったいい会だった。やすえ議員は、今日朝生放送の日曜討論を終えてすぐ新幹線に飛び乗っての参加。日曜討論は見逃してしまったのだが、昼のニュースでやすえちゃんの発言を聴いた。「経済対策はカンフル剤だけではダメ。根本的に新産業創出を考えねばならない」の趣旨、さすがいい感覚!とうれしくなった。会が始まって質疑の時間も十分あるということだったので、その具体案を聞いてみたいと思った。

《宮内小学校の児童数は現在327名。これは明治20年ごろと同じ。宮内はその頃から製糸業と共に発展し、私の頃は1500名、疎開の子供がいた時は2000名を超えたこともある。宮内は今明治20年と同じ、これから人口増加に向かうと言って市議になったが、その手立てはなかなか見えない。そういう中での今日の日曜討論は良かった。去年の4月、宮内での舟山議員と芳賀さんの講演会で、芳賀さんが「舟山さんを総理大臣に」と言ったのを聞いて我が意を得たと思った。今やすえちゃんが内閣総理大臣だったらどんな新産業を創出するか、そのビジョンの一端を聞かせてほしい。》それを受けて司会の高橋一郎市議すかさず「舟山康江内閣総理大臣!」と指名。そしてやすえちゃんの答弁。

《ありがとうございます。お答えいたします。やはりですね、私はコロナって、ほんとに未曾有の感染症で先も見えない厳しい状況を私たちに突きつけたと思いますけれども、ある意味でいろんなことを気づかせてくれた気がするんです。それはやっぱりひとつには、いろんなマスク問題から端を発して、もう安いからって全部海外に依存したものがやはり危険だった、リスクが大きかった。国内にかえってくるということ。ここでやっぱり外に任せたものが国内にかえってくるということと、もうひとつ、東京の一極集中のリスクも明らかになったということと、もうひとつですね、これは抜きにして考えられないのは、温暖化対策、いわゆる温室効果ガスの排出を削減すると。まあいろんな意見がありますけれども、こんなものないという人もありますけれども、これはどう叫ぼうと世界の流れでしょうがないんですよ。ヨーロッパはしたたかに、いわゆるカーボンゼロ、カーボンニュートラルの社会を目指して、そこをしたたかに利用しながら、いろんなルールを作っているんですよね。そういうなかでやっぱり、温暖化防止という観点からも私は地方分散というものをもっと進めていかねばならないと思うんです。そういう中でひとつは、さっき言ったエネルギー関連産業を地域にもっていく、と。やはり分散化型社会ですから、集中型エネルギーから分散型エネルギーになると、地域のいわゆるバイオマスだったり、これはまだいろんな規制があって難しいかもしれませんけれども、地熱発電なんてのもポテンシャルが非常に大きいですし、そういったところで新しい産業を起こして人を呼び込むということ。で、農業も、さっき言ったように単なる規模拡大ではなくて、やっぱりできるだけ多くの人に携わってもらうことによって、人が生活できる集落がもう一回復活する、ということになるんかなと思うんですね。エネルギーとやっぱり温暖化対策、そして農業の振興という中で、地域に産業を起こして人を呼び込む。さっきの木材の利用もそうです。付け加えてあとは、やっぱりね、今世界でこんな厳しい状況の中でもそこそこGDPが伸びている国というのは、教育にものすごく投資している国ですよね。やっぱり、教育投資、子供たちへの投資。科学技術にしてもそうですよ、日本なんて他の国に対して科学技術に対する予算もどんどん減って、技術力で負けている。資源がない国の中で、やっぱり技術、教育への投資というものをしっかりやっていくことによって、分散化型の社会が生まれてくるんじゃないかなと。もし私が総理だったらこんな所信表明演説をしたいな、と思います。》

ものすごい早口で3分ぐらいでこの内容。温暖化対策と教育重視ぐらいしか頭に残らなかったのだが、テープを起こしてみて初めてわかったことが多い。

その他、学術会議の問題も出たし、竹中平蔵さんが唱え出したベーシックインカムについても。そして最後には私が地区長会長の時に会計をやってくれたEくん、あとで語ると私が書いたものを読んでくれた上でのことだったのだが、「国がこんなに国債発行して大丈夫なんですか?」。それに対する二人の答弁、あらためてテープを起こしてみたい。

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